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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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8歳

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★4  変身が唐突に感じましたが…。 投稿日:2008/06/13
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子12歳、女の子8歳
こまじょちゃんとあなぼっこ
こまじょちゃんとあなぼっこ 作: 越水江利子
絵: 山田花菜

出版社: ポプラ社
話自体はリズミカルで、小学校低学年くらいのメルヘンなことが大好きな女の子が喜びそうな内容になっています。
1話完結で、字や絵も大きいので、低年齢で文字が読めれば読みやすい児童書だと思います。

ただ、なにぶんメルヘン世界の出来事なので、出てくるキャラクターが特異的で「そういうもん」と思って、読まないと理解しにくい面もあります。
今回はいたずら好きの「あなぼっこ」というやつが登場します。
このあなぼっこ最初は泥んこの子どもだったのに、水に濡れたら宝石の妖精「コハク」に変身してしまうのです。
このシーンがちょっと、大人の私には唐突に感じましたが、8歳の娘には、面白かったそうです。
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★5  おじいちゃんの頭におへそがある〜。 投稿日:2008/06/13
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子12歳、女の子8歳
いいから いいから2
いいから いいから2 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
表紙のおじいさんの頭についているのは「毛」ですよね?
下の子は「おじいちゃんの頭におへそがある〜。気持ち悪い〜」と、最初、この絵本にいい印象を持ちませんでした。
でも、面白いから聞いてよ。と、子どもたちに聞かせたら、大ウケでした。やっぱり、長谷川さんの作品は面白いです。最初からなかなかインパクトのある表紙絵ですよね。

主人公のおじいさん。呑気というか、受け身というか、心が広いんですね。
私は全く霊感のない人なんですが、この絵本、特に霊感の強い人に読んであげたいな、と思います。
これを読んだら、幽霊とかもあまり怖くなくなるんじゃないでしょうか?(霊感がひどい人、考えが甘い!と、思われましたらごめんなさい)

子どもたちがお気に入りのシーンは最後のほうで「ぼく」がトイレに行こうとしたら、自宅のトイレにちゃっかり旅館の幽霊さんがいて、「ぼく」がびっくりするところでした。
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★5  もう さみしくないね。 投稿日:2008/06/11
ちょし★さん 30代・ママ・熊本県  男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳
ともだちや
ともだちや 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
小学校2年生の息子が、校内の童話発表会(最初から最後まで丸暗記して皆の前で発表する行事)用の絵本に選びました。
全部暗記できるか不安でしたが、子供ってすごいですね。すぐに覚えてしまいました。

「もりいちばんのさみしがりやって誰のことだったんだろうね?」と聞いてくるので「きつねかな?おおかみかな?」と二人でアレコレ考えました。結局「ふたりともじゃない?」という答えに落ち着きましたけど。

「ともだちいりませんか〜 さみしいひとはいませんか〜」と商売するキツネが、本当は一番さみしくて 友だちが欲しかったんでしょう。
それを「ちょっぴりオトナな」おおかみくんが見抜いて「友達になってあげた」ようにもとれますが・・・、ま、多分オオカミ自身もお友だちが欲しかったんでしょうね。

二人とも、出会えて良かった良かった。

くまさんにも 一緒にいちごを「おいしいおいしい」って食べてくれるお友達、みつかるといいですね。
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★4  文字のレタリングもこだわりを感じました。 投稿日:2008/06/10
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子12歳、女の子8歳
これはのみのぴこ
これはのみのぴこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: サンリード
とても谷川さんらしい絵本でした。言葉にリズムのある「言葉遊び」の内容です。
絵本の中の文字のレタリングも、和田誠さんのイラストも文章にあっていて、よかったです。
学校の読み聞かせでこれをやったらウケるかな。と思って、ひそかに練習中です。

ただ、のみのピコからかかわっていく流れに少々無理を感じたのは、私だけでしょうか?
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★5  1年間をふりかえります。 投稿日:2008/06/09
まなみさん 30代・ママ・静岡県  女の子10歳、男の子8歳
ぐりとぐらの1ねんかん
ぐりとぐらの1ねんかん 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
小学校での読み聞かせで、毎年最後に読んでいます。
今年も一年いろんなことがあったね。
と、一年を振り返り。
最後には「みんなもよいとしをむかえてくださいね。」
と締めて、読み聞かせを終わりにしています。

どの月も読んでいて心地いいです。
私が一番好きなのは、7月です。
いつも読み聞かせするのが冬なので、
夏がなつかしくなります。
「トマトはおいしい」というところでは、
トマトが食べたくなります。
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★5  きをつけて!裏までしっかり読みましょう。 投稿日:2008/06/10
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子12歳、女の子8歳
ぼくとおとうさんのテッド
ぼくとおとうさんのテッド 作・絵: トニー・ディテルリッジ
訳: 安藤哲也

出版社: 文溪堂
待ってました!やっと我が家に「ぼくとおとうさん…」がやってきました!!安藤パパ、サインありがとうございます!
子どもたちと、とっても得した気分で読ませていただきました。

ストーリーの展開はだいたい読めていましたが、トニー・ディテルリッジの「テッド」がいいですよね〜。かわいいモンスターみたいな…。
下の子は、とにかくお父さんの態度が子どもに対して、ひどいと言って、ちょっと怒っていました。
ところで、裏表紙に書かれている「きをつけて!」のくだりは、原作で描かれていたものなのでしょうか?それとも安藤パパの注意書き?
読み聞かせの後は、この後書を最後にきっちり読んで、終わりにしたいですね。
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★5  ああ!友のいる幸せ! 投稿日:2008/06/10
ひだまりピッピさん 40代・せんせい・広島県  男の子3歳
クマと仙人
クマと仙人 作: J・ヨーマン
絵: クェンティン・ブレイク
訳: 渡辺 茂男 渡辺 鉄太

出版社: のら書店
森の中で ひとりぼっちの孤独な仙人がいました

森の中に ひとりぼっちののんびり屋の熊がいました。

ある日仙人が家の入り口にかけた「弟子募集」の看板にひかれ
熊がやってくるのです。

次々事件を引き起こす 熊
やっかいばらいをしたくなってくる 仙人

でもね、 でもね、

孤独な仙人には 熊がいなくちゃならない 大切な友達になるんです。


思春期の入り口が近づいてきて
ちょっと「孤独」の味がわかってきた こどもたちに
このお話しの結末は どんなに救いになるでしょう!

仙人のように 意地っ張りさんにも
くまのように のんびり屋さんにも
友達って必要ですもんね!
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★4  読み聞かせでも会話が弾みそう! 投稿日:2008/06/10
そうなんださん 30代・ママ・徳島県  女の子11歳、女の子8歳
あかいまるなーに?
あかいまるなーに? 作・絵: せな けいこ
出版社: 鈴木出版
2年生の読み聞かせにちょうどよい絵本はないかな?と探していたら、ありました、ありました。

2年生くらいになると、昔話に詳しい子どもなら、ほとんどタイトルを言い当ててくれるでしょうね。その反面、昔話をよく知らない子どももいることでしょう。図書室で昔話を借りて自分で読むのも良いし、家の人に話してもらっても良いですね。

せなけいこさんの絵本は、見るとホッとする優しい絵です。「難しいことは書いていないよ。」といったイメージです。
「幼稚園で良く読んでもらった絵だね。」と懐かしく感じる子どもがほとんどでしょうから、低学年の読み聞かせにはバッチリでしょう。

楽しい時間が持てそうです。
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★5  詩って、面白いって思います! 投稿日:2008/06/10
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子12歳、女の子8歳
ことばあそびうた
ことばあそびうた 作: 谷川 俊太郎
絵: 瀬川 康男

出版社: 福音館書店
ご存じの方も多いと思いますが、この本に載っている「いるか」という詩は「光村図書」扱いの国語の教科書で、まどみちおさんの詩の少し後でもに、2年生が初めて(授業の進み方にもよるので、言い切ってはいけないかもしれませんが)「詩」を習う授業で使われています。

なので、子どもたちにとって「ことばあそびうた」を知らなくても、「いるか」という詩は、馴染みのある作品ではないでしょうか?

この、短い詩の中にたくさんの遊び心があって、リズム感も良く、早口言葉で覚えたら、さぞ楽しいだろうなと、感じる谷川さんの「いるか」が、私は大好きです。
他に掲載作品で、「かっぱ」や「だって」「十ぴきのねずみ」など、面白い作品がたくさん載っているので、「いるか」を習った後で、ぜひこの本を手にして読んでみてほしいと思います。
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★5  今頃、この絵本に出会いました。 投稿日:2008/06/09
そうなんださん 30代・ママ・徳島県  女の子11歳、女の子8歳
半日村
半日村 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
恥ずかしながら、この年になって初めてこのお話を知りました。
「モチモチの木」と同じ作者の絵本であることは、表紙を見れば一目瞭然ですが、図書館でも見たこと無かったのです。
「モチモチの木」は、教科書にも載っているようですが・・・。

これは、たくさんの子ども達に読んで欲しい絵本です。3年生くらいからは、読み聞かせに使うつもりです。知り合いの2年生のお子さんが、切り絵が怖くて読みたがらなかったらしいので・・・。(滝平さん、申し訳ありません。)

お日さまが半日しか当たらない「半日村」。誰もがあきらめていたのに、ある日子どもが一人、山を削って湖を埋め始めたのです。

大人なら誰でも、「そんな馬鹿な・・・!!」と思うでしょう。
でも!! 純粋な子どもの情熱が、村人達の心を動かしていくのです。その情熱は、子どもの子どもの世代まで受け継がれ・・・。
そしてとうとう!! 朝日が半日村に差し込んで、一日村になったのです。

この話を聞いている間、子ども二人はじっと聞いていました。
大事な何かを感じ取ってくれたことでしょう。
切り絵も美しく、大人になっても楽しめる名作だ!と感じました。
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★5  そらまめくんがとてもかわいく感じます。 投稿日:2008/06/06
れんげKさん 30代・ママ・石川県  男の子7歳、男の子7歳
そらまめくんとめだかのこ
そらまめくんとめだかのこ 作・絵: なかや みわ
出版社: 福音館書店
そらまめくんが、微妙なところで迷っているところが何ともかわいいです。
遊びたい・・・でも、ベッドはぬらしたくない・・・
という心の葛藤が聞こえてきそうなところが、かわいくて、私は大好きです。

子ども達は、そらまめくんが大好きなので、絵本の話の中に入り込んで、一緒に、「う〜ん」という感じで絵を見つめていました。
そして、めだかのこを小川に帰すために、自分のベッドに水を入れたときは、「おぉ!」といった感じの表情でした。

子どもも私も、楽しく、嬉しくなる絵本でした。
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★5  楽しくて、面白い話でした。 投稿日:2008/06/06
れんげKさん 30代・ママ・石川県  男の子7歳、男の子7歳
せんたくかあちゃん
せんたくかあちゃん 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
子ども達に読んだ絵本です。
最初、ざわついていた子ども達が、すっと静かになって、聞き入ってくれました。
・・・というか、話の中に入り込んだといいますか・・・。
「えー!?」とか、「うわー」とかいう声が漏れていました。

読んでいる私も、楽しくなる反応でした。
最後がしっかりと締められているので、読み終わりもすっきりしています。

子どもも私も楽しめた絵本でした。
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★5  数年前を思い出して、涙。 投稿日:2008/06/05
そうなんださん 30代・ママ・徳島県  女の子10歳、女の子8歳
ねえだっこして
ねえだっこして 作: 竹下 文子
絵: 田中 清代

出版社: 金の星社
お母さんのお膝の上が恋しくて・・・「抱っこして欲しい」
お兄さん・お姉さんになってしまった子ども達は、みんなが思うことでしょう。その気持ちを、かわいい猫が見事に代弁してくれてます。

数年前は、うちの長女も小さなおねえさんでした。わがままな次女に私の膝の上を占領されて、どんなに寂しい思いをしてきたことだろうと、今さらですが心苦しくなります。

あの頃は、自分もいっぱいいっぱいで、いつも「あとでね」の繰り返し。それからというもの、長女は甘え下手になりました。

今は長女も5年生。妹も3年生になり、二人で仲良くベタベタ甘えてくるようになりました。私も、少し心に余裕ができたのか?甘えを受け止められるようになりました。

今一番忙しくて、心の余裕のない若いお母さん達に是非、読んで聞かせてあげたい絵本です。かわいい猫が、優しく気づかせてくれるでしょう。
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★4  ふふふ・・・と笑えて勉強になる。 投稿日:2008/06/04
そうなんださん 30代・ママ・徳島県  女の子10歳、女の子8歳
ローベルおじさんのどうぶつものがたり
ローベルおじさんのどうぶつものがたり 作: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 文化出版局
アーノルド・ローベルの絵本は、親子でいろいろ読みました。それはそれは、たくさんの種類がありますよ。この前も図書館に行っては、目を見張ってアーノルド・ローベルの絵本を探す次女。そして、「あった!!」と喜んで持ってきてくれました。すると、以前読んだことのあるこの絵本でした。

見開き2ページで終わる小さなお話が20も入っているんです。それぞれは5分くらいで読み終わります。お話を読み終わると、ローベルおじさんからのコメントが1文。格言みたいなもので、これが親子で楽しめるポイントなんです。うんうん・・うなづいてしまいます。

左側のイラストは、どれもユーモアたっぷりで、動物好きな子ども達も見入ってしまいますよ。大人っぽくもあり、高学年の子どもの方が、コメントも併せて楽しめると思います。

今度の読み聞かせでは、どれか1つを選んで子ども達に読んであげたいと思います。
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★3  黄色い粒 投稿日:2008/06/04
ぜんママさん 30代・ママ・広島県  男の子10歳、女の子8歳
あまい とうもろこしと カタイ トウモロコシ
あまい とうもろこしと カタイ トウモロコシ 作・絵: 佐武絵里子
出版社: 福音館書店
子ども達が大好きなとうもろこしについてだったので、
借りてみました。
カタイトウモロコシの変身に、
娘「やっぱり〜。知っている。ポップコーン大好き」と
驚きはありませんでしたが、
普段食べているとうもろこしと種類が違う事にびっくりしていました。
ポップコーンを家で作った事を思い出しながら、
娘「だんだん増えていくんだよね。おもしろいよね。」と
また作りたくなったそうです。
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★5  二年間、ずっと欲しかったこの絵本!! 投稿日:2008/06/03
そうなんださん 30代・ママ・徳島県  女の子10歳、女の子8歳
オカネ・モッチャが見つけたしあわせ
オカネ・モッチャが見つけたしあわせ 作: マドンナ
絵: ルイ・パイシュ
訳: 井上 荒野

出版社: ホーム社
ついに我が家にこの絵本がやってきました。二年前に、実家の近くの図書館で偶然みつけたこの絵本。一度読んだら、忘れられない魅力がありました。

あのマドンナさんが書いたお話です。読んだ後で知ったので、それはそれはびっくりしましたよ!!
声を出して読むと、30分はかかる長〜いお話ではありますが、内容が素晴らしいんです。お金持ちの話は、みんな興味がありますし、名前が「オカネモッチャ」ですから、センスも良い!!この辺りは、翻訳の力でもあるのでしょうか?

最近は「お金さえあれば手に入らないものはな〜い!!」・「自分さえ良ければそれで良いんだ!!」と言ったご時世ですから、こんな話で心を引き締めるのは良いことだと思います。お話の途中で出てくる「6つの事実」は、大人にもビビッと来ます。

マドンナさん自身が何でも手に入る境遇になったことで、本当の幸せが何なのか?と日々考えた結果、このお話にたどり着いたということなのでしょうか?

この素敵なお話を是非、高学年の子ども達に読んであげたいのですが、とっても長いのでなかなか実現いたしません。
本の紹介はしてみたいと考えています。
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★5  むし歯促進委員会? 投稿日:2008/06/04
ちょし★さん 30代・ママ・熊本県  男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳
かこさとし からだの本 (3) むしばミュータンスのぼうけん
かこさとし からだの本 (3) むしばミュータンスのぼうけん 作・絵: かこ さとし
出版社: 童心社
小学2年生の教室での読み聞かせに使用しました。
「今日は何の日でしょう?」「6月4日〜」
「そう、今日はねぇ むし歯の日です。だから、むし歯の本をよみまーす。」と始めました。ちょうどいい日に読み聞かせできて良かったです。

「おれは つよい、すごい、こわい」と終始いばっているミュータンスに、子供達は「歯医者にいけば やっつけられる!おまえなんかこわくなーい!」と大ブーイング。
思った以上に ミュータンスへの反抗心(?)をむき出しにしていました。

よくある「はみがきしましょう」といった内容のものと違い、虫歯菌が「どんどん甘いものをたべてくれー」と 虫歯の促進・推奨を訴える内容なのが、興味をひいたようです。

よほどミュータンスが憎たらしかったのか、「この本をこっそり何回も読んでくれ」というミュータンスの言葉に、「おれ、その本買ってきて やぶるっ!!」と憤慨している男の子もいました(笑)。
悪い虫歯菌がむし歯促進運動をする事で、かえって「歯をきれいにしてやる!」という気持ちになったようで、結果的には大成功。
面白いですね。これもいわゆる逆転の発想でしょうか?すごいです、かこさん。
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★5  手作りの美味しさが、みんなを救う!! 投稿日:2008/06/03
そうなんださん 30代・ママ・徳島県  女の子10歳、女の子8歳
おひさまパン
おひさまパン 作・絵: エリサ・クレヴェン
訳: 江國 香織

出版社: 金の星社
昨年の暮れに、図書館で読んだこの絵本。今日は、本やさんで再び読んでみました。

新しい絵本から、この絵本の美しさが良く伝わりました。以前も「読んで良かった!」と感じたのですが、今日は本当に感動しました。

私の次女は、「パン屋さんやケーキ屋さんになりたい!」とよく言っています。私もたまに手作りパンを焼いたり、ホームベーカリーでパンを焼きます。フライパンやオーブンやベーカリーから流れてくる香ばしい香りは、みんなを幸せにします。娘はそんなひとときが大好きなのでしょう。

最近は、部屋で一人、買ってきたご飯を食べる人も増えていると聞きますよね。明かりは灯しているだろうけれど、心の中は少しずつすさんでしまう危険もいっぱいです。
「家族が作った手作りの食事の大事さ」を説いているような気がしました。
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★4  ゆっくりマイペース 投稿日:2008/06/03
ぜんママさん 30代・ママ・広島県  男の子10歳、女の子8歳
森のイスくん
森のイスくん 作・絵: 石井 聖岳
出版社: ゴブリン書房
森の中にイスがあるシーンで、
娘「え〜なんで?」「顔がある!」
息子「髪みたいなのが生えてる」と
不思議なイスの登場に”なぜ?なぜ?”だらけでした。
か・な・り マイペースのイスくんに接してほんわかします。
子ども達はイスくんの表情ばかり見ていました。
普段は「くふふ」しか言わないイスくんですが、
微妙に表情が違い、見ているとなんだか、
いろんな言葉が聞こえてきそうです。
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★5  少し寂しくて、そして優しい!! 投稿日:2008/06/03
そうなんださん 30代・ママ・徳島県  女の子10歳、女の子8歳
ぽんぽん山の月
ぽんぽん山の月 作: あまん きみこ
絵: 渡辺 洋二

出版社: 文研出版
あまんきみこさんの絵本は、どうしてこんなに優しいのでしょう!! またまた心はほっこりです。

月夜の山の上。お母さんウサギを待っている子ウサギ達。待てど暮らせど、帰ってこない。

それをみていた恥ずかしがり屋のやまんば。胸には団子の包みを抱えています。

かわいそうにあの子ウサギ達のお母さんは、先ほど猟師に撃たれてしまいました。それを見ていたやまんばは、胸に抱えた団子の包みを子ウサギ達の近くに置き去りにして立ち去ります。

もう!!優しいやまんばがいたなんて。感動しましたよ。

その姿を見ていたのは、秋の風。心を打たれた風は、子ウサギ達の喜ぶ声を風に乗せて、やまんばに届けてあげるのです。そして、それを全部見ていたのは・・・?

「善い行いは必ず誰かが見ていてくれる」と子ども達に時折話して聞かせています。天国にいるおじいちゃん?ご先祖様たち?神様?・・・もしかして、自分のことを見ている自分なのかも知れないな!

お休み前に読んであげたい絵本です。
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