なぜ、なくならないの
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投稿日:2011/06/23 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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自由になれるのは「死」だけ、、、。ショッキングで重いテーマの話ですが、しっかり読まなければ、と思いました。
どうしてガーナの人たちが奴隷になるのか、と子どもは考えていました。ほんとうに、なぜ人種差別があるのでしょうか。
もっとショックだったのは、いまでも奴隷制度があるということです。なぜ、なくならないのか、、、。
ていねいに描かれた絵から、悲しみが痛いくらい伝わってきました。
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ピクニックイベントに使えそう
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投稿日:2011/06/24 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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読んでいるうちに、わくわくしてくるようなお話。
このリズムの来る返しと、冒険心を煽り立てる内容は、室内で読むよりも屋外で声を張り上げると、聞いている子どもたちもウキウキしてくるようなお話です。
ピクニックのような感覚でクマがりにでかける家族。
歩いていく途中にいろいろな関門があります。
難関を通り抜け、やっとクマにであったら、逃げろ〜!!!
これは完全に遊び歌。
みんなでクマがりにでかけよう。
思わず、子供会のサマーキャンプのイベントを思い出しました。
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人のいとなみ
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投稿日:2011/06/23 |
さふぁいあ。さん 30代・ママ・愛知県 女の子9歳、男の子7歳
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表情のカワイイ分かりやすい絵です。
どうして家が必要なのかを伝えてくれます。
家がなくても困らない?
雨がふったら?、太陽に照りつけられたら?
そこで屋根が必要になります。
では、風がふいたら?
このようにして
最初は運動会のテントのようだったものが
犬小屋のようになり、
戸締りが付き、必要に応じたスペースが作られ、
人のいとなみに合わせて、便利になっていきます。
10歳の娘が妙に感心していました。
8歳の息子は快適な家と同時に家族が増えていくのを楽しそうに見ていました。
”家は暮らすのに便利な道具の集まり”
私もはっとさせられました。
日本ではだれでも家に住んでいて当たり前のように思ってしまうけれど、
震災のあった今だからこそ、ちょっと切なくなりました。
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想像を超える『三匹のぶた』
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投稿日:2011/06/23 |
オレンジショコラさん 30代・ママ・その他 女の子9歳、女の子5歳
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強烈な『どや顔』をした三匹のぶたの兄弟。
誰もが知ってる三匹のこぶたのはずが、『こんな展開あり〜??』と大爆笑の連続です。おまけに…『こういうオチだなんて〜』と、ほのぼのしちゃいました。
普通の(?)三匹のこぶたよりも、はるかに平和的、めでたしめでたしなエンディング。泣きながら訴えるスズメが一番「先見の明」があったのかも知れませんね。
素晴らしいイラストとインパクトのあるお話しを遺して急逝された作者の作品をもっと見てみたいと思いました。
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田んぼと信心
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投稿日:2011/06/22 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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村にとって稲は生活を支えているとても大切なものでした。
そして、稲作こそが日本社会の根底を支えてきた営みでした。
そんなところから、この伝承話も意味深いのでしょうか。
村人たちが病気に倒れて、田植えができません。
そんなときに、ひとりぐらしのおうめばあさんの家を訪れたお坊さん。
お坊さんが村中の田んぼの田植えをしてくれました。
泥だらけのお地蔵さんと、泥のついた絵馬。
稲作を大切にする日本文化の中で、信心と祭りは切り離せないものだと感じました。
この絵本を読みながら、大震災の被災地を思い起こします。
多くの田畑が流され、助かった人々も生活のすべを失ってしまいました。
このお話のように、お地蔵さんがいたら、誰かが生活を支えてくれたら、人々も一つになれるのに…。
軽い思いで読んではいけませんね。
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読み聞かせにピッタリ
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投稿日:2011/06/22 |
はたけびとさん 40代・ママ・香川県 女の子12歳、女の子9歳
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読み聞かせサークルに所属しておりまして、幼稚園、小学校で読み聞かせしてますが、繰り返しの言葉があるお話は、子ども達聞く側もリズムに乗ってお話の世界に入り込めるので、このまくらのせんにんはおすすめだと思いました。
ペープサートにしてもおもしろいかもしれませんね・・・・
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何を学ぶか
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投稿日:2011/06/21 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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自分が揖斐川の上流で生まれたから、自分にとってとても意味深い作品に巡り会えたと感じます。
岐阜の言葉(揖斐地方の)、揖斐川下流の風土、土地の風土、郷土の思想、それぞれが自分にいろいろなものを伝えてくれました。
上流から流されてきた青年。
失明し、記憶を失って「あほろく」と呼ばれるようになります。
とてもかわいそうな存在なのですが、最初は憐れんだ村人も厄介者、蔑むものとして青年の存在を切り捨てていきます。
村という組織のエゴでしょうか。
自分はそこまでの思いはないけれど、都市化されない村組織は閉鎖的であるには違いありません。
その中にはエゴイズムも、どろどろした人間関係もないわけではない。
しかし、そんな村を否定するべきものかというと、そうでは決してない。
村人も自分たちのために一生懸命。
それは自己中心的ではなく、村中心的なエゴなのでした。
大雨が降れば氾濫する川。
その意味もこの絵本で説明しています。
徳川時代の政策に縛られていたのですね。
おばあさんと働くときには、自分の一部を取り戻した「あほろく」でした。
どんな生活をしてきたのでしょうか。
さりげなく書かれる方言の柔らかさをとても懐かしく感じました。
おばあさんが亡くなって、村人は「あほろく」に川だいこの役を与えました。
氾濫の多い地方だけに、話の展開は村人にとっては切実。
「あほろく」にとっては、仲間でいられるための課題だったのです。
それだから一生懸命だった「あほろく」は洪水に流され、必死の思いの村人はその「あほろく」を省みることなく逃げ出します。
人間だれもがそうではないけれど、そうなるかもしれない存在だと感じます。
重い重いテーマでした。
そして、揖斐川の上流を愛した自分にとって、徳山ダムを含め、開発と都市化はこの地方に何をもたらしたのか、考えさせられる話でした。
(そこまで考えると読み聞かせできないので、あくまで物語の悲しさを聴き手と共有することをお薦めします)
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キャベツ畑に迷い込み
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投稿日:2011/06/20 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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月夜のキャベツ畑。なんだか幻想的な感じがします。
乱暴者のおおかみが、キャベツ畑にまよいこみました。おおかみが小さな生き物たちに気持ちをよせていくところが、よかったです。
最初のページのおおかみと、最後、キャベツ畑にいるおおかみの表情が違うところに、しみじみしました。キャベツを並べているおおかみは、どこかほほえましかったです。
繊細な絵とレイアウトが幻想的で、お話にぴったりでした。
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自分の名前は好きですか?
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投稿日:2011/06/20 |
さやかさん 40代・ママ・広島県 女の子12歳、女の子10歳
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新聞の広告欄で見て、すぐに図書館で借りました。
エッセイが有名な女優の室井滋さん。
今回は絵本を書かれたそうです。
名前についてのエピソードを長谷川義史さんが
優しいタッチで描いています。
女の子なのに「しげる」って名前で、男の子に
間違われることもあったという室井さん。
自分の名前が嫌いだったそうですが、お母さんから
名前に込められた願いをききます。
名前にまつわる素敵な絵本です。
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5年生の読み聞かせで読みました
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投稿日:2011/06/18 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子12歳、男の子10歳
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息子たちが小さい頃、好きだった本です。
「意味わかってんのかな〜?どの辺が面白いのかな〜?」と母は息子たちの気持ちを量れなかった記憶があります。
でも、私も何とはなしに好きな本だったので、選んでみました。
まず、「だいこん足」「ケープ」「レーキ」と
子供たちには聞きなれない言葉が出てきます。
普段読むときは、説明や自分の言葉をはさむのはしたくないことですが
今回は説明しないと、楽しむことが無理だと思いました。
はじめのうちは(?_?)(・・? 顔だったみんなも、だんだん落ちが近づいてくると、なるほど〜顔になり、最後には「あ〜あ」と苦笑いでした。
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雨の日に読みたい
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投稿日:2011/06/20 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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てるてる坊主が雨男、という設定が新鮮でおもしろかったです。
あめふりおくんのリュックには、何がはいっているんだろう、と子どもはいろいろ考えていました。
おひさまのような女の子の笑顔がいいですね。
雨の日に読んだら、楽しく過ごせそうです。
朝日が昇る夜明けの場面が、とてもきれいでみごたえがありました。人形のお家も細かくて、かわいいです。丁寧に描かれた絵が楽しかったです。
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見やすかったよ
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投稿日:2011/06/18 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子12歳、男の子10歳
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5年生の息子のクラスの読み聞かせに選びました。
息子はビックブックは「見やすかったよ」と言っていました。
「ともだちや」は、題名にえっ!!!と驚いてしまい、
読まず嫌いの本にしてしまっていました。
でも、読み聞かせのメンバーに紹介してもらって読んでみて
好きになりました。
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読み聞かせにも良いと思います!
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投稿日:2011/06/18 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子12歳、男の子10歳
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5年生の読み聞かせに選んでみました。
まず、仕掛けをめくらずに、「one・two…」とtenまで読み
その後で、もう一度ゆっくり仕掛けを楽しみながら、読んでいきました。モノトーンとカラフルの対比がきれいだったので、そうすることでより仕掛けが生きてくるのではと考えました。
みんな、仕掛けが出てくるたびに歓声を上げて楽しんでくれました。
角度によって見え方も違うので、ページによって多方向から見えるように動かしてみました。
自宅文庫の1冊で、今まで読み聞かせにと考えたことがなかったのですが、こんな絵本もあるんだよと紹介できて、喜んでもらえてよかったと思っています!
息子たちもずいぶん楽しんだので、折れたり破れたりしていました。
今回修復もしてあげられて、良い機会でした。
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長野さんの世界
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投稿日:2011/06/18 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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祭りに友達と出かけて、下駄を買った文六ちゃん。
晩げに下駄をおろすと狐がとりつくと言われ、帰り道によそよそしくなった友達と不安になった文六ちゃん。
それを知った母親の文六ちゃんを包み込むようなやさしさ。
心あたたまる物語で、とても印象強いお話です。
物語が情感たっぷりの内容だけに、絵の描き方ひとつがとても重要なポイントになる物語です。
それは絵の作者の、物語に対するイメージ表現なのでしょう。
で、つい比較してみたくなる性分を抑えきれず、鎌田暢子さんの『きつね』を続けて図書で購入することにしました。
長野ヒデ子さんの作品は、表紙にある狐の絵と、「狐」の漢字に表現されているように思います。
長野さんの絵は、面白さと人間味と、少しあくの強い描き方で自分の世界に引っ張り込んでしまうような感じです。
要するに長野ヒデ子ワールド。
同じ新美南吉さんの「きつね」を描きながら、別の世界の絵の感性かと思います。
ついでながら、同じ文章でありながら鎌田さんの文は、ひらがなが多用されているように思いましたが、長野版の『狐』は漢字表現が多い。
文字のタイプの違いも加えて、少し硬めの物語になっていると思います。
新美さんの話とマッチしているのは鎌田さんの方かも。
長野さんごめんなさい。
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おおかみさんがんばって
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投稿日:2011/06/18 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪10歳
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昔、小さい頃トムとジェリーというアニメがありました。トムが猫でジェリーがねずみです。普通猫の方が強いはずなのですが、なぜかジェリーの方が強いのです。小さいときはジェリーを応援していましたが、大きくなってひどい目にばかりあっているトムを応援するようになりました。
ぶたのたねも、すばやいぶたに逃げられるおおかみの話です。おおかみには物語の表情というかそういうものがあるのですが、逃げるぶた、そして樹になるぶたは全部同じ顔して同じように逃げて、表情がなくて、何か不気味な感じを受けます。おおかみののろさには笑えますが、ぶたは表情がなく怖いです。
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子どもも大人も大笑いこれ好きですぅ
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投稿日:2011/06/18 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪10歳
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よい子への道1が面白かったので2も読んでみました。期待を裏切らず、地球を12度傾けた世界(絵本にはそんなこと書かれていません。私が絵本を読んで幽霊や宇宙人がでてくるので今の地球と違う12度傾いた世界だと思って読んでいます)で、愉快なこどもたちにその他大勢のうじゃうじゃした仲間たちがいて楽しいです。1冊目が気に行って、1冊目が飽きた頃にこの2冊目を買ってあげたら、両方見ながら楽しめると思います。
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清楚で感情豊かな絵本
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投稿日:2011/06/17 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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まつりに友だちと出かけて、げたを買った文六ちゃん。
晩げにげたをおろすときつねがとりつくと言われ、かえりみちによそよそしくなった友だちと不安になった文六ちゃん。
それを知った母親の文六ちゃんをつつみこむようなやさしさ。
心あたたまる物語で、とても印象強いお話です。
物語が情感たっぷりの内容だけに、絵の描き方ひとつがとても重要なポイントになる物語です。
それは絵の作者の、物語に対するイメージ表現なのでしょう。
鎌田さんは文六ちゃんの孤独感、まつりに対する感動が醒めていく様子、母親の無限の愛情をとてもさわやかに描いていて、淡い画調が新美さんの物語を決して誇張せず、その情緒性を包み込むような絵で、読んでいる自分を包み込んでしまいました。
絵本画家の醍醐味だと思います。
読み聞かせしている側の人間を感動させる絵本だと思います。
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切ないお話でした
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投稿日:2011/06/16 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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厳しいばばさまに友達と遊ぶことを許されず一人ぼっちの女の子。
いつも一人ぼっちで寂しく人形とあそぶ女の子の子守唄を、いつも八重桜の根もとに住んでいるいたちが聞いていました。
いたちとともだちになった女の子。
その女の子があっけなく死んでしまいます。
女の子のことをおもいながらいたちが歌う子守唄。
なんとも切ないお話です。
余韻を残して、ぷつりと終わってしまうこのお話。
切ない気持ちの落としどころがなくて、締め付けられるような気持ちがなかなか抜けませんでした。
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わかりあえる友だち
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投稿日:2011/06/14 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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名前や名字で、からかわれてしまうことありますね。その子には全然関係ないのに、、、。
からかっているほうは、軽い気持ちなんでしょうけど、からかわれているほうは本当に悲しいと思います。
ナツコちゃんは、わかりあえる友だちができて本当によかったけれど、なんだかすっきりしませんでした。こんなことで悲しませたくないです。
そぼくなタッチの絵が、静かに深くこころに響いてきました。
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魔法のような数の不思議に出会えます
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投稿日:2011/06/15 |
ふきままさん 30代・ママ・神奈川県 女の子8歳、男の子5歳
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いつか読みたいと思っていた本。算数の昔話ということで、内容は高学年向き。
飢饉なのにお米を分けてくれない王様をこらしめるため、一粒のお米をもらった村娘のラーニが「30日間、前の日の倍の数のお米をもらう」という約束を王様とすると。。。というお話。
子ども達は、たった1粒だったお米が最後の方ではものすごい量になっていくのが、とても不思議で面白かったみたい。。。なんというか、絵本なのに魔法を見てるのような感覚を味わえるお話だと思います。
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