一種の通過儀礼かな
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投稿日:2011/03/09 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪10歳
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ちょっと賢治のセロ弾きのゴーシュに似ている感じがしました。ゴーシュも動物たちの力を借りて、セロがうまくなる話でした。
この主人公の女の子は5年もバレエがうまくならない。たんじょうびにもたなばたさまにも祈ってもうまくならない。でも本当は何か心の中で屈折があって、バレエも少し嫌いになって、上手になる=ジャンプする自信がなかっただけじゃないかな。そんなおり小包でぴんく色のバレエシューズが届きます。ここから少しづつファンタジー領域に近づいていきます。うさぎの靴屋さんでシューズをつくって、うさぎたちと踊る。ファンタジー最高潮!! でもそれは心の中で生まれたファンタジーだと思います。一種の夢のようなファンタジーで通過儀礼をとおして主人公が成長したのだと思います。
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とっきょきょかきょく
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投稿日:2011/03/07 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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3びきのこぶたくんたちをねらうおおかみ。でも、このおおかみがにくめません。きっと、いつも追いかけっこをしているのかな、と思いました。
早口言葉を生かしたお話が、楽しいです。声に出して読みました。こってりとした色とスピード感のある絵も、お話にぴったりです。細かいところまでおもしろいです。
最後のおおかみくんに笑ってしまいました。「わな」は、特許をとれるのでしょうか、、、。ちゃっかりバナナを食べているのも、おかしかったです。
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テスの木がおしえてくれたこと
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投稿日:2011/03/04 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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約175歳だというテスの木が、倒れてしまいました。
テスの木のお葬式をするという設定が心温まる素晴らしいお話です。
いろいろな人が訪れます。
今まで知らなかったこと、木に刻まれた印のこと、いろいろな人と出会いました。
それは発見であり、テスにとって木の素晴らしさ、愛されていたことを知る機会でもありました。
人のお葬式でも、今まで知らなかったことに驚きながら、故人の冥福を祈ります。
人が集まってくれる、いろいろな思い出を語ってくれるということがとても大切なことなのだと思います。
相手にしてくれなかったら寂しいですものね。
それにしてもレイノルズさんの描く絵のなんともあどけなさとぬくもりのあること。
ホッとする一冊です。
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大好きな本です
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投稿日:2011/03/08 |
モーティさん 40代・せんせい・愛知県
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モノクロっぽい素朴な感じの絵ですが、とっても温かい本です。
ラスト数ページは絵だけで展開していくのがなんともいい。
何度でも読み直したくなる本です。同じ著者の作品で”りすとお月様”もお勧めです。
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小学生からキャリア教育
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投稿日:2011/03/03 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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最近は小学校、中学校でもキャリア教育に取り組み始めています。
いろいろな職業の人のお話を聞いたり、職場体験をしたり、地域探検で近隣の商店について調べたり。
いろいろな職業に関心を持たせようという取り組みの中で、この本はとても高レベルの職業紹介本になっています。
30の職業について説明されています。
見開き2ページでの解説なので、ザックリとした仕事探しの入門的な要素が強いのですが、それぞれ実際に働いている人にインタビューして、子どもたちへのアドバイスもそなえているところ、仕事に対しての思いが語られているところが、実は子どもたちにとってとても重要なのです。
おまけにどんな資格が必要かということまで紹介されています。
職業を紹介している誰もが、誇りを持って自分の仕事を紹介しているところが、子どもたちにとってとてもありがたいことだと思います。
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亀の惑星みたいです
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投稿日:2011/03/06 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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浦島太郎の現代版のような、おもしろい絵本でした。
鳥や動物もカメ、樹木も池もカメの王国は、ちょっとシュールで不気味なおかしさがあります。
子どもは、こんぶがめや、ワカメならぬ「わがめ」が気にいっていました。私は、蜂の巣かめと蜂かめに笑ってしまいました。
豊かな想像力を絵に描ける、やぎさんの画力がすばらしいなと思いまます。
子どもは、亀の王国より亀の惑星みたいだね、と言っていました。
すみずみまでじっくり見て、大人から子供まで楽しめる本です。
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あ〜面白かった☆
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投稿日:2011/03/05 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子11歳、男の子10歳
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表紙をみて、「静かなお話かな」と
予想していたので、いい意味で裏切られました♪
読み終えて、あ〜面白かった☆というのが
素直な私の感想です。 文も絵も、なんとも
独特の雰囲気があって、好きです。
読み聞かせでも読んであげたい内容ですが、
ありこが原寸大?と思える小ささなので、
おうちでわが子と読むのが良い本かなと思いました。
大型本なってくれるとうれしいです!
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国旗から広がる世界
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投稿日:2011/03/05 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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はっきりした色で力強さを感じる国旗。見なれた国旗や、初めて見るような国旗までいろいろです。大きく描かれているので、細かい模様まではっきりみえるのがいいです。
子どもは「セイシェル」の国旗を気にいっていました。国旗をきっかけにして、子どもが世界に興味をもてばいいなと思いました
知らない国もたくさんありましたが、それぞれの国の子どもたちみんなが幸せであってほしいな、と思いました。
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洗濯機の裏がお気に入りの場所に
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投稿日:2011/03/03 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳
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前作から4年がたっています。同じシリーズなのに、絵のタッチが大きく違います。うちの下の子まで、「絵が変わってる!?」と、驚いていました。シリーズなのに、ここまでタッチを変えるのはかなり珍しいと思います。
でもまぁ、さらに読みやすく、可愛くなったので、異論はありません。
しいていえば、クリスマスの時期に読んだら、もっと気分が出たのに、季節はずれな時期に読んでしまったのが、惜しいかったな。
クリスマスにちなんだお話は数ありますが、クリスマスツリーにつけられた飾りのお人形との交流を描いた作品はかなり珍しい(レア)ものではないでしょうか?
内容的に、すごくよくまとまっていて、可愛かったし!
前作で登場した『洗濯機の裏』が、すっかり葉も(ハムスター)のお気に入りの場所になっているし…。こういう前後のつながりも面白かったです。
これは機会があったら、クリスマスのシーズンに幼稚園くらいのお子さんたちに読んであげたいな〜。
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宮西ワールド健在なり!!
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投稿日:2011/03/07 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪10歳
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ティラノシリーズでずいぶん泣かされましたが、今回もラストで泣いてしまいました。
宮西先生はずるい、いつも同じような展開でありながら同じ話じゃない。どの本も同じ内容はないだのにラストには泣いてしまう。ずるいずるいぞ宮西先生。
この絵本は、宇宙からきたかっこ悪くて言葉が違って地球人とコミュニケーションがとれないドラフラ星人が主役、私たち地球人はどうしてもかっこうよくて会話がとれる宇宙人を正義の味方と思ってしまいますね。でも本当は・・・・・・人は外見じゃないんだ心なんだと思いますね。この絵本面白かったです。
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はちゃめちゃだけど楽しいBM
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投稿日:2011/03/01 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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図書館にあこがれていた少年時代、BM(移動図書館:ブックモービル)は何よりあこがれの乗りものでした。
なにしろ図書館が出張営業するのですから。
子どもたちやお母さん方や、あまり図書館に来られない人、図書館に来るのには便利の悪い人たちの所へ自分から訪ねていく姿は図書館奉仕の最先端と思っていました。
この絵本はBMを題材にしていますが、本当はこんなじゃないですよ。
それでもこのおっちゃんのはちゃめちゃと乗りあわせた子ども(?)のいい加減さは楽しいし、図書館のサービス精神を充分に伝えてくれていてうれしく思いました。
大草原を走るBMを運転してみたいな。
牛を相手に読み聞かせしてみたいな。
子どもたちや、ご老人達や、地域の方ともっとふれあいたいな。
図書館の理想論のところで見事な絵本でした。
子どもをひっぱりまわして良いのか(?)と思っていた疑問も最後に解決してくれましたしね。
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題名と表紙に心つかまれました。
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投稿日:2011/03/02 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子11歳、男の子10歳
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まず、題名と表紙にガッツと心をつかまれました。
ずっと歌を歌っているかのように読める文でした。
息子たちは絵をよく見ていました。
隠れた野菜さんを教えてくれました。
小さな面白さが心に残る本でした。
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バーチャルリアリティ絵本
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投稿日:2011/03/02 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子10歳
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インスタント絵本で、バーチャルリアリティを味わう、そんな近未来的なお話だなと思いました。
カップの容器からでてきたワニは、怖いけれどどこかユーモラスです。逃げても逃げても追ってくるワニは、ひでくんと遊んでいるようです。
でも、これくらいドキドキハラハラしながら、入り込めることが楽しいんだろうなと思います。
迫力のある絵が、お話にぴったりです。
子どもは、最後の後ろ姿まで見のがさずに見ていました。
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読み聞かせで、うけました!
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投稿日:2011/03/01 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子11歳、男の子10歳
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表紙でビビビッ!と来た絵本でした。
読んでみたらビビビビッ!これは面白い☆
息子たちも好反応♪
読み聞かせでも、中学年から高学年で読んでみたところ
受けました!!!
この絵本がきっかけで、井上荒野さんの小説も読んでみました。
田中清代さんの絵、昭和の香りがたまりません♪
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冬至のころに!
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投稿日:2011/03/01 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子11歳、男の子10歳
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12月に読み聞かせで良い本がないかなあ〜
と探していたら、図書館おすすめ本で飾られていた
この本に出会いました♪
ゆず湯が出てきて、冬至の前にぴったり!と
すごく気に入りました。
お話も楽しく展開していくし、絵は昭和の香りで惹きつけられます。
1年生の読み聞かせでは大うけでした♪
また来年の冬の時期にも、読んであげたいです。
10歳の息子も、読んでから数か月たちますが、
今表紙の写真を見ると
「あっ、これは、
て・ん・ぐ・さ・ん・が・こ・ろ・ん・だ、
とかいう本でしょ?」
とすぐに思い出していたようです。
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たまごが理解できる絵本
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投稿日:2011/02/27 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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原題は、AN EGG IS QUIET。
たまごの様々な、大きさ、色、形、手触り等の紹介が最初に続きます。
これなら他の絵本でも見たことがあるのですが、それからの展開がこの絵本が優れているところ。
「たまごには、成長に必要なすべてのものが
つまっている。卵殻は家。卵黄はたべもので、
卵白はゆりかごだ。
卵殻にはちいさな穴がたくさんあいていて、
空気も行き来する」
見開きに描かれた、ニワトリ、サーモン、バッタがたまごの中で成長する様は、大人が見ても勉強になるものです。
最後は、にぎやかに!という結末で、なかなかのストーリー展開だと思いました。
対象年齢が難しいところですが、読み聞かせというよりは、小学生が自分で読む類の絵本だと思います。
「たねのはなし」とともに読むと良いのではないでしょうか。
学ぶ楽しさを伝えてくれる絵本として、オススメします。
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素晴らしい環境絵本
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投稿日:2011/02/26 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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CO2といえば環境問題で悪玉のように思われているけれど、極めて自分たちの生活に近いところにあって、常に作り出されているものです。
子どもと環境問題を考える上で参考のためにと手に取ったら、とても奥深いので感心してしまいました。
わかっているようで、CO2からこれほど恩恵を受けていたことを知って、目からウロコ。
自分の方が納得してしまいました。
環境のために生活を改めなければいけないということ、CO2と仲良くやっていかなければいけないということを学びました。
CO2を知るための簡単な実験も紹介されているので、お父さんの出番も作ってくれる本です。
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息子たちは細かい部分をよく見ていました
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投稿日:2011/02/28 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子11歳、男の子10歳
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まず、今まで出会ったことのない紙でした。
好きな紙質です☆
読み手の私は、擬態語を読むのが楽しくて、
ノリノリで気持ちよく読みました。
見て聴いている息子たちは、絵の細かい部分までよく見ていました。
面白キャラを見つけたり、村人の手の形にまでチェックを入れたり
していました。
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私だけじゃなかった!
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投稿日:2011/02/27 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子11歳、男の子10歳
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レビューを読ませてもらって、昔大好きだった!という
投稿がたくさんあって「私だけじゃなかったんだ!」と
嬉しくなりました。
図書館でこの表紙に出会って
・・・あれあれあれ・・・この本知ってるぞ
・・・読んでみて・・・やっぱり読んだことある!
何とも好きな本です。
息子たちは無反応でした。。。 が、読み聞かせでは
読んでみたいと思います。
今年はうさぎ年ですしね!
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好きなことにとことん向き合う
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投稿日:2011/02/27 |
ちょびこさん 30代・ママ・北海道 男の子3歳、女の子2歳
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対象年齢層は高めかもしれないですね。
物語ってよりは、伝記風とでも言ったらいいかな。
タイトルもインパクトありますよね。「なんじゃそりゃ?」って。
これは子供のころから石が好きな父の話を娘が語ってる形式なのです。
石の好きな子どもが大人になり、事業をやり、そして大恐慌がおき・・・・・
でも、彼は石を集めることを止めなかった。
大学に行かなくても、石の知識は誰にも負けないくらい。
淡々と静かに語られる口調がこの絵本の雰囲気にぴったり。
このお父さんがうらやましいです。
最後の作者の言葉が「父ほど幸せな人生を送った人を、わたしはほかに知りません」ですから。
対象は小学校中学年くらいからだといいのではないかと思います。
ルビもふってあるけど、内容としてちょっと上の子供たちがいいかな、と個人的には思いました。
読むと、元気になれます。「がんばろう!」って思えます。
他人からどう思われようと、自分のやりたいことをやろう!って自信がわいてくる一冊です。
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