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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

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★5  谷川さんと元永さんの再結成絵本 投稿日:2011/02/26
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
ココロのヒカリ
ココロのヒカリ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
谷川俊太郎さんと元永定正さんが普及の名作『もこもこ』を出してから33年経つのだそうです。
私も久しぶりに元永さんの作品を見たのですが、絵が洗練され(失礼!)、谷川さんの添えた言葉も哲学的。
幼児というよりも育った子どもたちに「心とは何か」を問いかける内容になっています。
『もこもこ』が絵に添えられた言葉で成り立っていたとしたら、『ココロのヒカリ』は谷川さんのメッセージを絵が具現化している絵本だと思います。
迷う子どもたちに訴えかけるメッセージ。
哲学的でありある種宗教的でもあります。
子どもたちは幼いころの『もこもこ』を覚えていないでしょう。
その意味では、この絵本は新鮮に元永さんとの出会いです。
両者を知っている親として、子どもの成長と、自分たちの育児への問いかけのように受け取りました。
声に出してしまうと説教的になるから、そっと共有するにとどめましょう。
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★5  この絵本を読むと、ふっと気づくことがある 投稿日:2011/02/27
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子15歳、女の子10歳
おぼえていろよおおきな木
おぼえていろよおおきな木 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
佐野さんの絵本って、元々哲学的なお話だな〜と、思っていたけど、この絵本は特にそんな感じがしました。
おじいさんと「おおきな木」との見えない友情のようなものも感じました。こういう関係って、実はいろいろなところに転がっているんじゃないでしょうか?
佐野さんの観察眼に「すごいな」と、改めて思いました。

絵も、本のサイズもやや小さめなので、大勢いるところでの読み聞かせにはむかないと思いますが、
出来たら1人読みより、誰かに読んでもらった方が、ずっと伝わってくるものがあるかもしれません。
読めば読むほど味の出てくるお話なので、小学校高学年以上のお子さんたちにぜひ、お薦めしたいです。

明日は下の子の誕生日です。
記念に、といっては少しへんかもしれませんが、この絵本を読みました。
いつも傍にいると(あると)、大切な相手だと気づかないこともあります。失ってから相手を大切だったと気づく前に、
時には、対立したり、ケンカばかりしている相手と、どうしてこんなにぶつかってしまうんだろう。って、考えてみるのもいいかもしれません。
この絵本を読むと、そんな気持ちが出てきます。
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★5  全部言い直していました 投稿日:2011/02/26
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子10歳
さかさのこもりくんとおおもり
さかさのこもりくんとおおもり 作・絵: あきやま ただし
出版社: 教育画劇
 10歳の息子はケラケラ笑い
 11歳の息子は「」付きの、こもりくんとおとうさんの言葉を
全部言い直して楽しんでいました♪
 
 母は読んでいて反応がたくさんあって、
3人で読んでいるという、不思議な感覚を味わいました。

 シリーズの他のものは読んでいないので
全部読んでみようと思います!
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★5  ももの謎が、、、 投稿日:2011/02/25
あんにょんさん 40代・ママ・三重県  女の子15歳、男の子10歳
ももの里
ももの里 作・絵: 毛利まさみち
出版社: リブリオ出版
ももの里、ももたろう、それからのおにがしま、この三冊をセットで読み聞かせをしました。ももたろうはみんな知っていたのですが、後の2冊ははじめてだったので、楽しんで聞いてくれました。こんな風につながりのある本、もっと探してみたくなりました。
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★4  ヒックをどう読めばいいかな? 投稿日:2011/02/25
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子10歳
しゃっくりがいこつ
しゃっくりがいこつ 作: マージェリー・カイラー
絵: S.D. シンドラー
訳: 黒宮 純子

出版社: らんか社
 表情のないはずのがい骨だけど、
ページページで、なぜだか表情が違って見えます♪

 10歳の息子は、初めて見たので受けていました☆
 11歳の息子は、どこかで見たことがあったらしく、
記憶をたどっているようでした。

 読み手としては、ヒックヒックヒックをどう読めばいいかなあと
悩みます。悩みが自分なりに解決できたら、
読み聞かせでも読んでみたいです。
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★5  これはすごい 投稿日:2011/02/24
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
ZOOM
ZOOM 作・絵: イシュトバン・バンニャイ
出版社: 復刊ドットコム
最初の絵が鶏のとさかだと思ったら、果てしなく世界は拡がって行って、あまりの凄さにびっくり。
宇宙から見たら、地球もその中の島もなんて小さいのだろう。
この絵本は、いろいろな世界を切手の中に閉じ込めてしまいました。
ありえな〜いと思いつつ、ディテールにこれほどこだわっているところは、何度見ても飽きません。
反対から見ても、これまた凄い。
ここまで果てしないと、自分の悩みなどちっぽけだと感じてしまいます。
自分自身も充分に堪能した一冊でした。
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★5  またまた市川さんの絵本を紹介します! 投稿日:2011/02/24
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子15歳、女の子10歳
アフリカへいったクマ
アフリカへいったクマ 作・絵: 市川 里美
出版社: 徳間書店
これもいいですね〜。市川さんの作品って、やっぱり好みかも〜。
絵はとても上手だし、お話も優しく、気持ちよく読めます。

うちの下の子がこの絵本を読んで「アフリカって、クマがいないんだ」「アフリカの人って、動物とホントに話せるのかな?」なんて、つぶやいていました。
「おい、おい、ホントに5年生か〜?」と、突っ込みたいのを我慢して、
「アメリカ大陸に入るけど、アフリカ大陸にクマはいないでしょう」といったら、
「なるほど!」(どこに「なるほど」だったの?)と、うなずいていました。

この作品に登場する男の子(メト)も、動物たちも、すごく穏やかで、優しくて、純粋さがあって、いいなぁと思いました。
こんな人たちに出会えるなら、一度アフリカへも行ってみたいですね。
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★4  ソファーから転がり落ちるほど☆ 投稿日:2011/02/23
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子10歳
ふゆめがっしょうだん
ふゆめがっしょうだん 文: 長 新太
写真: 冨成 忠夫 茂木 透

出版社: 福音館書店
 寒さ厳しい北海道に引っ越してきたからか、
今年は冬の本をたくさん手に取りました。
 
 「ふゆめがっしょうだん」も題名は知っていたのですが
読むのは初めてでした。


 読み聞かせのお友達は4年生2年生の息子さんたちに読んだところ
大喜びで、それから何度も読んでとアンコールが続いたそうです。
 パッパッパッパッ
がいたくお気に入りで、ソファーから転がり落ちるほど
笑い転げていたそうです。


 うちの子たちは、それほど大きな反応ではありませんでしたが
1ページ1ページよく見ていました。
 パッパッパッパッ
では、木の芽の顔を言葉に合わせて指で押さえていました。

 雪をかぶった木ばかりですが、ふゆめ探しをしてみたいと
思いました。

 身近なところにも、楽しみ♪が隠れているんだなあと
気づかせてくれる本でした。
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★5  きもかわいい 投稿日:2011/02/24
M.Sさん 30代・ママ・茨城県  女の子10歳、男の子7歳、男の子4歳、女の子1歳
こびとづかん
こびとづかん 作: なばたとしたか
出版社: ロクリン社
学校ではやってるとか。
読んでみると、なるほどおもしろかったです。
本当にその辺にいそうな気がしてきました。
家族みんなで楽しみました。
少し、へんな物音がしたりすると、「こびと?」なんて言ってます。
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★5  紙人形の魅力 投稿日:2011/02/17
レイラさん 40代・ママ・兵庫県  男の子17歳、男の子15歳
紙人形のぼうけん
紙人形のぼうけん 出版社: 岩波書店
小学校4年生のブックトークを担当しました。
テーマは冒険。
主人公が男の子という本が多かったので、
女の子が主人公の今作品もセレクト。
もちろん、紙人形も実演で表紙の絵を真似て必死に頑張って作りました。
ブックトークの後、女子児童数名がとても興味を示してくれて、
嬉しかったです。
さすが、マーガレット・マーヒーさんの作品です。
サリーが退屈していたので、
おばあちゃんは手元にあった白い紙と赤いフェルトペンとはさみを使って、
紙人形を作ってくれました。
それは、5人の女の子が手をつないだ形だったのです。
早速残りの4人の顔や服を書き込もうとしましたが、
風で吹き飛ばされ、後の4人は、あちこち旅しながら、
次々と違う人によって書き加えられていくのです。
描かれることによって、命を吹き込まれる人形たち。
アルファ、キャサベル、エロディー、イカシア、ザマイラ。
次々に誕生する個性的な人形たちとその運命。
一気に読んでしまいます。
そういえば、スーザン・バーレイ『わすれられないおくりもの』にも、
アナグマが残した思い出に、この紙人形細工がありましたね。
何のことはない切り絵ですが、やはり、手をつないでる、というところがいいのですね。
参考になりました。 0人

★5  山本孝さんにしてはディズニータッチ 投稿日:2011/02/19
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
えかきのチャーリーひみつのかべ
えかきのチャーリーひみつのかべ 作: 穂高 順也
絵: 山本 孝

出版社: イースト・プレス
『ぬ〜くぬく』や『えんまとおっかさん』のようなあくの強い絵本の印象が強いのですが、この絵本に関しては大家さんのキャラをのぞけばディズニータッチ。
壁に描いた絵が本当になるというお話の中に、チャーリーがあこがれている花屋の娘似のフローラとの結婚もかない、なんともハッピーなお話でした。
最後にチャーリーも壁の中に入ってしまいましたが、幸せなんでしょうね。
大家さんがまたぞうきんで絵を消そうとしているのが気になります。
大家さんの絵は『ぬ〜くぬく』でも『えんまとおっかさん』でも見かけたような気がするのですが、誰かモデルでもいるのでしょうか。
山本さんの絵は多少暑苦しいのですが、心くすぐってくれます。
参考になりました。 1人

★5  何度も読む本ではないけれど・・・ 投稿日:2011/02/22
みのきっちゃん。さん 40代・ママ・群馬県  女の子15歳、女の子12歳、女の子9歳
うえきばちです
うえきばちです 作: 川端 誠
出版社: BL出版
まだの方は小学校での読み聞かせに、
ぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょう?

私は、怖がらない中学年くらいからをおススメします。
可愛らしい表紙からは想像不可能な展開が…
声の調子を抑え気味にして、
ひと呼吸あけてからページをすすめると、
子どもたちの「!?」という反応がきっと返ってくることでしょう。
『ぎえ〜』『うえ〜』『気もちワルっ』
どんな言葉が聞こえてきても、
褒め言葉だと思えば良いのです(たぶん)。
ラストのオチは、
「おお〜そうきたか〜」の満足そうなニンマリ顔をプレゼントしてくれるはずです(と、思う)。
参考になりました。 3人

★5  うるうるします。 投稿日:2011/02/21
多夢さん 40代・ママ・兵庫県  女の子10歳
トイレの神様
トイレの神様 作: 植村花菜
絵: とりごえ まり

出版社: 講談社
年末の特別番組のドラマになると聞き、
娘に誘われて、一緒に見ました。
紅白歌合戦でも、歌をじっくりと聴きました。

それから、娘に言われて、絵本も買いました。
さすがに小説は、振り仮名がうってないので、
娘には無理!と思い、買いませんでした。


みな、大人なら通って来た道、
誰もが通る道だけど・・・
思春期の時、自立の時は、距離を置いてしまうのはしかたのないこと。

大切な人を失って、はじめて気付くこともある。
でも、それでいい。
気付いた時から、優しくなれる。
感謝出来る人になれる。

主人公も、おばあちゃんとの思い出を大切にしながら、
感謝して、前向きに生きようとしている姿が素敵です。

とりごえまりさんの決して派手でないイラストが、
このおはなしを盛り上げているとおもいます。

ラストの台詞が、本当にうるうるときます。

娘も、何か感じるところがあるのかな。
これから、娘も思春期に入り、自立していくことでしょう。
そして、ふと、またこの絵本を手にとって読んでくれたらいいな。

今、娘の本棚に納まっています。
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★5  教室が静まり返っていました 投稿日:2011/02/23
テンくんさん 40代・ママ・東京都  女の子9歳
ありがとう、フォルカーせんせい
ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 香咲弥須子

出版社: 岩崎書店
4年生の読み聞かせ用の本を探していて図書館で偶然手に取り、私自身が感動したので、試しに自分の子供に読んで聞かせました。クラスの読み聞かせにはちょっと重たいテーマかな、と思いましたが、子供が「この本がいい」と言うのでこれに決めました。最近の読み聞かせでは、教室がざわついて本に集中できない子供達も居たクラスですが、この本を読み始めると、しーんと水を打ったように静まり返っていました。先生も一緒に聞いて下さったのが嬉しかったです。困難に立ち向かう心、他者との違いを認め合う心、想像力を育むことの大切さを教えてくれる本です。また、絵本に出てくる大人達が素晴らしいです。
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★4  いつもは出ないような優しい声になりました 投稿日:2011/02/21
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子10歳
おばあちゃんのたんじょうび
おばあちゃんのたんじょうび 原作: くすのき しげのり
文・絵: いもと ようこ

出版社: 佼成出版社
 10歳の息子に読んでいると、なんだか自然と
いつもは出ないような優しい声になりました。
 普段は声色の使い分けもしないのですが、
なんとなく、ミミーちゃん、ママ、ウルフくん、コンコンくん、
くまのおじいさん、おばあちゃんらしくなっちゃっていました。
 この本の持つ力のようなものを感じました。
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★5  そうそう、こんな感じ♪ 投稿日:2011/02/21
多夢さん 40代・ママ・兵庫県  女の子10歳
ぼくのかえりみち
ぼくのかえりみち 作: ひがし ちから
出版社: BL出版
子どもなら、絶対1度はやったことのある遊びですよね。

そらくんの様々な想像が広がります。

そうそう、横断歩道はこんな感じ。

そらくんの真剣な表情が手に取るようにわかります。

だって、落ちたら死んじゃうものね。

そして、大概途中で、道がなくなってしまう。

さあ、頭を働かせて!

でも、最後の最後・・・どうしても家にたどり着けない。

さて、そらくんは、どうやって家に帰る事が出来たのでしょうか?
なかなかのナイスなラストに、「やったね!」って思わず喜んでいました。

自分も子供の頃、やってたな〜
だから、すっごく共感もてました。

絶対、子どもが共感できる絵本だと思います。

娘は、今でもやってま〜す(^^)
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★4  ・・・ある。・・・ある。 投稿日:2011/02/20
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子10歳
しんとしずかな、ほん
しんとしずかな、ほん 作: デボラ・アンダーウッド
絵: レナータ・リウスカ
訳: 江國 香織

出版社: 光村教育図書
 図書館の新刊本で並んでいたので借りてみました。

 色々な静かさが出てくるので、
・・・ある。 ・・・ある。と腑に落ちるものが
次々と出てきます。

 読む人読む人で、・・・ある。のポイントは違うと思います。

でも、「あ〜〜〜こういう時“しーん”とするよなあ」と
しみじみ感じるページに出会える可能性は大変高い気がします。


 10歳の息子は
  
 
 ぼうつきのあめを なめている しずかさ

 いもうとが ねむっているときの しーっ

を、読み終えた後つぶやいていました。
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★4  じっくり見たい絵でした 投稿日:2011/02/18
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子10歳
くもり ときどきミートボール
くもり ときどきミートボール 作: ジュディ・バレット
絵: ロン・バレット
訳: 青山 南

出版社: ほるぷ出版
 読み聞かせのお友達のおすすめで借りてみました。

 内容的には、読み聞かせでも読んであげたいなと思うものでした。
しかし、小学校のひとクラスでの読み聞かせには、
絵が細かいので不向きだなあと思いました。
 細かく書き込まれているので、少人数でじっくりゆっくり
絵を見ながら楽しみたい本だと感じました。

 息子たちは、「これなんかCМでみたことある気がする…」
と言っていました。
皆さんの声にあったように、映画になっていたのですね。
そのCМを見たのですね。DVDになっていたら、観てみたいです。
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★4  「があがあがあ」 投稿日:2011/02/19
多夢さん 40代・ママ・兵庫県  女の子10歳
あひるのガガーリン
あひるのガガーリン 作: 二宮 由紀子
絵: いちかわ なつこ

出版社: Gakken
「マーガリンじゃないよ。があがあがあ。」
「『ガガーリンいけ』ってなまえにしたらいいのにね。」
「きょうからここのなまえは、『ガガーリンやま』だ。」

遊園地の「あひるいけ」に住んでいるガガーリンは、
いつも「があがあがあ」と文句ばっかり。
そんなとき、があこちゃんという仲間がやってきます。

ひとりでいると、わがままし放題だけど、
仲間が出来ると、そういうわけにもいきませんよね。
それに、があこちゃんのことが気になるみたい。
その姿が、なんだかかわいい。
でも、「でも、でも、おしりのまきげがかっこいいのが
    ぼくだからね。があがあがあ。」
と強がり言ってるガガーリンに、思わず微笑んでしまいました。

文句ばっかりいってたガガーリンだけど、
があこちゃんと一緒になれて、まんざらでもない姿を見て、
良かったね〜っていってあげたい。

これから、遊園地にいくことがあれば、
「があがあがあ」というあひるをみると、
(文句言ってる〜。)と思うかもしれない!
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★2  もっといい句があるのにな 投稿日:2011/02/16
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
せんりゅうのえほん
せんりゅうのえほん 作: 西本 鶏介
絵: 斎藤 隆夫

出版社: 鈴木出版
川柳の持ち味は滑稽味であり、人情味であり、風刺であり、俳句のような約束事にしばられない自由な文芸なのです。
興味があって期待が大きすぎたのか、大人の感覚で教育的な川柳選びになっている気がしました。
子どもたちにとって、川柳が理屈であってはいけません。
まずは子どもたちにとって楽しい川柳でなければ。
探せばいっぱいありますよ。
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