積み重なっていく思い出
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投稿日:2011/01/30 |
京香さん 20代・せんせい・東京都
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4年生の総合の時間に、
環境教育を行う際の導入で読みました。
温暖化が進むと、海面が上昇することなど
環境へ意識を向けさせる点でも良いですが、
それよりも、物語の中心人物の人生の中に流れている
数々の思い出が胸を打ちます。
6年生にも読み聞かせしましたが、とてもよかったです。
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犬だけじゃないよ
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投稿日:2011/01/27 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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ふたごの犬の話ですが、これは決して犬だけの話ではなさそうに思います。
見た目にそっくり、親も間違えてしまうほどのふたごちゃんが自分の周りにもいます。
まして他人から見ると、とても困った問題。
どちらがどちらかわからない。
当人たちも困ってしまうのでしょうが、悪戯心があるとふたごちゃんの楽しみもあるのかも。
犬の場合は、衣服で識別って訳にもいかないから大変。
犬の場合は、ふたごでなくても区別がつきづらいのですからなおのこと。
おしゃれでユーモラスな絵本ですが、私はあれこれと考えてしまいました。
読み聞かせを楽しむ子どもたちの中にもふたごちゃんがいました。
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心にじ〜んと響きました。
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投稿日:2011/01/26 |
トムの庭さん 30代・ママ・青森県 男の子13歳、男の子10歳、女の子7歳、男の子0歳
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主人公のトリシャはLD(発達障害の一種で学習障害)です。
でも、お話しの中ではLDという話は出てきませんが、
これが作者自身の自伝的なお話しだと言うことがわかりました。
トリシャは、学校に行っても字が読めないし書けません。
「私って、みんなとちがうのかな?」「あたまがわるいのかな?」
でも、トリシャは絵がとっても上手です。
ある日おばあちゃんに尋ねます。
「おばあちゃん、わたしって、みんなとちがう?」
「もちろんだよ。みんなとちがうってことは、いちばんすてきなことじゃないか。」
「わたしって、あたま いい?」
「おまえは せかいじゅうで いちばん かしこくて、おりこうで、
かわいらしい子に きまってるじゃないか。」
そういって抱きしめてくれるおばあちゃん。
おじいちゃんは、5歳になった日の儀式に、本にはちみつをたらします。
「はちみつは あま〜い。本もあま〜い。よめばよむほどあまくなる!」
そんな素敵なおじいちゃんやおばあちゃんは、そらのむこう側の世界に行ってしまいました。
ママの仕事で引っ越ししたけど、引っ越しした先でも、やっぱり
字が読めません。書けません。3年生なのに。
みんなにからかわれて、おじいちゃん、おばあちゃんのいたおうちに
もどりたい!トリシャの目に涙があふれます。
学校が大嫌いだったから、ずる休みもします。
そんなトリシャが5年生になったとき、新しくフォルカー先生という先生がやってきました。フォルカー先生は、トリシャの絵が素晴らしいと誉めてくれました。
でも、毎日のようにいじめるエリックから逃れるために階段下に隠れるようになったトリシャ。とうとうエリックに見つかって、引きずり出され、「うすのろもぐら!ばかもぐら!」体を小さく丸めて固まるトリシャ。胸がはりさけそうです。
幸い、フォルカー先生が見つけて助けてくれましたが、そのあと、「どうしてエリックは君をいじめるのかな?」話を聞いて、「きみは、自分をだめな子だとおもっているね。かわいそうに。ひとりぼっちでなやんでいたなんて。」「らくだいしないでここまでこれたなんて、きみは賢くて、それにとっても勇敢だってことじゃないか。きみはかならず読めるようになる。やくそくするよ。」そんな心強いことを言ってくれたフォルカー先生は、トリシャに字を書く特訓をしてくれました。
そうして、トリシャは30年たってフォルカー先生に再会した日、フォルカー先生に言います。
「信じられますか?子供の本を書いているんですよ。先生、本当に、本当に、ありがとうございました。」
フォルカー先生は、トリシャの得意なところをちゃんと見抜いていました。トリシャにあったやりかたでゆっくり教えてくれました。認めてくれる人がいてくれる。それはとっても大切なことです。子供達が自信を持って輝けます。人と違う、わずかな違いでからかったり、いじめたりしがちです。でも、トリシャのばあちゃんが言うように、みんなちがっていいんです。違うって事は、素敵なことなんです。
たくさんの子供達にこの本に出会って欲しいと思いました。
今度、高学年の読み聞かせで読もうと思います。
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「母」目線の絵本です。
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投稿日:2011/01/27 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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俵万智さんが書かれた詩集が、少し前に話題になっていましたよね。あれを購入しようかどうしようか、ネットの本屋さんで検索していて、
俵万智さんが絵本の翻訳なども手掛けていることを知りました。
お子さんがいると色々仕事も違ってくるんですね〜。昔一躍有名になられたころ、彼女がこういう分野のお仕事をされるなんて、夢にも思っていませんでした。
絵本の内容ですが、母性をうたったような作品でした。
可愛いくまの(ぬいぐるみのような)母子がどのページも優しく描かれています。
こういう、絵や字の大きな絵本は得てして「幼児向け」のような感じがしますが、
よく読むと、小さなお子さんを思う母の目線ですべてが語られているので、
私は実は先輩お母さん(作者)が、自分の子育ての時はこんな思いで育てたんですよ〜。みたいな回想を、今現在子育てしている母たちに送っているエールじゃないかって、気がしました。
もちろん、お子さんと一緒に読んで、全然問題ないし、これをお母さんが読んでくれることで、小さなお子さんたちは自分もこのくまの子のように愛されてるんだって、実感できると、思います。
うちの子は「絵が可愛いね」といってました。
読むんであげるなら、1歳くらいから就学時前くらいのお子さんにいかがでしょうか?
特に、下のお子さんが生まれたりして、上のお子さんの情緒が不安定な時など、優しく抱っこしながら読んであげたらいかかでしょう?
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ピーターラビットの続編
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投稿日:2011/01/25 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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マクレガーさんの畑で服を取られてしまってしょんぼりしているピーターが、いとこのベンジャミンバニーに助けてもらって、服を取り返すまでの冒険話です。
とてもノビノビと描かれているのですが、こどもはやはり子ども。
ベンジャミンのお父さんのベンジャミンさんが堂々として窮地に陥った二人を助ける件は、「父は強し」の感があって力強く感じました。
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ピーターラビットの誕生
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投稿日:2011/01/24 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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ピーターラビットはよく知っているけれど、お話を読むのは初めて。
多くの人に愛されているピーターラビットがいたずら小僧だったこと、何にでも興味を示す冒険好きな普通の男の子だったことを知り、微笑ましく思いました。
むしろ、子どもたちの方がよく知っているようです。
4人きょうだいの中で一人腕白小僧のピーターラビットが、お母さんの注意も聞かずマグレーさんの畑に忍び込みマグレーさんに追い回されて怖い思いをします。
イギリスの田園風景が目に浮かぶ物語。
怖い思いをしたピーターラビットは具合を悪くして、他の三人はごちそうを食べました。
当たり前だけど、ドライな感覚ですね。
このピーターラビットのシリーズはポケットサイズで、手軽に持ち歩けるので読み聞かせというよりも、ちょっとした小道具や自分の息抜きに良いと感じています。
おまけですが、我が家のあちこちにピーターラビットの食器類。良く見たら、この絵本の絵をあちこちで見ることができました。
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やっぱり楽しい
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投稿日:2011/01/23 |
リーパンダさん 30代・ママ・宮崎県 男の子10歳、女の子7歳
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子供たちが以前はまっていた「どこどこ?セブン」シリーズ。
新しいものを見かけたので、購入しました。
右と左のページを見比べて
誰がイチバンに見つけるか競うのが我が家のやり方。
久しぶりに熱いバトルになりました。
今回のセブンは色もカラフルだし、
小さなお子さんでも比較的見つけやすいような気がします。
前に買った物から順番にしばらく楽しもうと思います。
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一番好きな絵本になりました
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投稿日:2011/01/25 |
ビンカさん 40代・ママ・群馬県 男の子12歳、男の子9歳
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一人ぼっちの男が、風に飛ばされてきた動物たちと一緒に楽しく暮らしますが、また一人に戻ってしまいます。
最後ページの男の一言がとても前向きで、心が動かされました。
「風と共に去りぬ」のような感じです。
いもとさんの絵はとても可愛くて、ハッピーエンドの楽しいストーリーは私には甘すぎて読むのが恥ずかしいのですが、このお話は私にも読みやすくて、今まで読んだ絵本で一番好きになりました。
4年生のクラスで読み聞かせをしましたが、子ども達よりも先生に受けたかもしれません。
3年生の息子は、「ブタや家が風で飛んでくるなんてあり得ない」の一言でしたが、もう少し成長したらまた読んで欲しいと思います。
手元に置いておきたい1冊です。
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始まりがいっぱい
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投稿日:2011/01/23 |
リーパンダさん 30代・ママ・宮崎県 男の子10歳、女の子7歳
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雑学大好きな息子のために何かいい本は・・と
探していたところ、図書館の方に勧められて読んだ本です。
最初のページから、宇宙の始まり、地球、人類・・
と、興味をそそられていました。
これ1冊読み終える頃には、
どれだけ物知りになっているのかと楽しみです。
学校のはじまりや、単位のはじまりなど
身近なことから知っていくのも良いことだと思いました。
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「それはなんでしょう?」
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投稿日:2011/01/22 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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雪の野原で、チビウサギとデカウサギが遊んでいます。
寒空の中で、工夫して遊ぶ姿。
今の子どもたちにも見習ってほしいな〜と思いました。
それにしても、ほのぼのとしたふたりには癒されます。
ふたりのなぞなぞあそびも面白い。
でも、最終的には、そこに落ち着くのねって思いました。
ふたりの関係が、いつまでも続いてほしいですね。
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これってあり?
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投稿日:2011/01/20 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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怠け者のエメーリャが釣り上げたさかなは願いをかなえてくれる不思議なさかな。
願い事がかなうと知ってエメーリャは好き勝手な願い事をします。
周りにかなりの迷惑をかけながらも、しまいにはお城の主になってしまいます。
お姫様まで思い通りにしてしまいます。
どこかでしっぺ返しが来るだろうことを期待(?)した私を裏切ってハッピーエンド。
ここまで願いがかなってしまと、自分としては悔しい作品です。
また、終わるごとにエメーリャが暖炉の上で横になるのは何かの象徴でしょうか。
スピーリンの絵は素晴らしいのですが、話が話なので皮肉っぽくみてしまいました。
楽しいお話ですが、疑問符がいっぱい。
かくして絶版状態なのでしょうか。
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こういうラストになるとは!
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投稿日:2011/01/19 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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下の子に読みました。
作者のうさぎの絵が可愛かったのと、ラストが素敵だったので、子どもにも味わってほしいな〜と、思って。
実は図書館の「うさぎ年フェア」のコーナーにたまたま会って、借りてきました。この作者の絵本は初めて読みます。
絵のタッチが油絵っぽいです。こういう感じの海外の絵本作家が多いので、この感想を描くまで、海外の創作絵本だと思ってました。
作者が日本人でまずびっくり。
うさぎの姉弟の冒険ものかと思いきや、ラストはファンタジー(?)。
実は作者はこの木が描きたかったのかなぁと、思ってしまいました。
絵もはっきりしているし、活字も大きくて見やすいです。
読んだ感触で、3歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんにお薦めします。
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ハリネズミの出てくる絵本を探して
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投稿日:2011/01/19 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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この絵本は1963年初版です。驚きの古さ!
昔の絵本は裏表紙や中表紙も細かく丁寧な作りになっていることが多いですよね。
この絵本も、木枯らしが吹く季節に地面に落ちていそうなものがいろいろと描かれていて、楽しめました。
個人的にハリネズミ(ヤマアラシ)って、好きなんです。
なんかハリネズミが出てくる絵本で、2,3歳のお子さんにお薦めなのはないかな〜と、図書館で探してきました。
読んであげれば聞けないことはないと思いますが、この絵本は4,5から小学校低学年くらいのお子さんに良さそうな感じでした。
ちなみに、この絵本の邦訳も内田 莉莎子さんです。
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「トラザメ」のたまごが印象的
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投稿日:2011/01/19 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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上の子と下の子と一緒に見ました。
丁寧な説明文と、鮮やかで分かりやすい卵たちのイラスト。
とても勉強になったし、見ていて楽しかったです。
この本に紹介されている卵の中で一番印象的だったのは、「トラザメ」のたまごでした。
物語が苦手なお子さん、図鑑などを見るのが好きなお子さんなどに特にお薦めします。
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必殺せんべいがえし
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投稿日:2011/01/16 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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タイトルから時代劇を想像したのですが、人情味あふれる小さなせんべいやさんが舞台。
おなじみさんに売れるだけのせんべいを作り続けているおじいさんの、せんべいを焼く手さばきに魅了された少年が三日にあけず店前に現れて、せんべいを一枚食べて行きます。
自分もそうだったと、せんべいやのおじいさんが、思い出を語ります。
せんべい焼きの手さばきは先祖代々に引き継がれた技術。
それは剣術にも通ずるところがあったのでしょう。
何代か前の話。
せんべい焼きの手さばきに魅了された少年が、せんべい焼きに取りつかれて修行を始めます。
それを知った父親が少年をいさめますが、少年はせんべい焼きの技を竹刀に置き換えて父親をうちまかせてしまいます。
群れになった友だちも倒してしまいます。
武道とせんべい焼きの通じるところという発想には唸りますが、人生ってこんなものだなあなどと感じました。
自分の好きなことを見つけること、それがせんべい焼きであってもいいじゃないか。
この本はそう言っています。
せんべいの香ばしさと、痛快さがこもったお話。
理屈抜きで楽しいお話です。
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やさしさの連鎖☆
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投稿日:2011/01/15 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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雪がしんしんと降る日、かあさんうさぎがシチューを煮ています。
「どうして そんなに たくさんのシチューを つくるの?」
家族が食べきれないシチューを作るわけとは・・・
やさしさの連鎖・・・というのでしょうか。
かあさんうさぎととうさんうさぎが、こどもだったころ、
ふたりで遠くまで遊びに行った帰り道、
雪に降られ、まいごになったそうです。
そんなとき、しんせつなひつじの老夫婦に、
あつあつのシチューをご馳走になったことがあったそうです。
小さい頃に受けた親切を覚えていて、
今度は、かあさんうさぎが、困ったひとたちを温かくおもてなしをする。
なんて素敵なことでしょう!
寒い寒い冬、心のこもったシチューは、
心も身体温かくしてくれます。
心温まるお話しは、私たちの心もあったかくしてくれました。
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黒ねこ亭の続編!猫のマシュも再登場。
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投稿日:2011/01/15 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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続編のこちらは、前回に比べて頃ねこさんが、まりちゃんの庭での相談役みたいな形でよく登場してくれました。
今回は、まりちゃんが偶然、おばあちゃんから(まりちゃんへ)の手紙を見つけて、そのなぞなぞのような手紙から、庭の中の秘密の贈り物を探す。というのが、メインテーマになっています。
そこへ、転校前に仲が良かったスーちゃんが、夏休みいっぱい遊びに来たり…。
まりちゃんのおばさんでママの妹のハルちゃんが恋人をつれてきたり…。
庭の不思議な仲間や出来事以外にもいろいろ起こります。
いろいろ起こっているのに、物語の膨らみ方やストーリー展開に無理がなく読みやすかったです。
中でも、前作にはあまりいい印象ではなかったぶち猫のマシュが、とても味のあるキャラで再登場します。
また、前回も登場したもぐらの話の続きもあり、読み手にとってはなかなか楽しい作りになっています。
お薦めの年齢は小学校の中学年くらいですが、日常の中のちょっとした不思議が好きなお子さんに特にお薦めしたい、素敵な物語です。
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日常の中にひょこっと現れる不思議
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投稿日:2011/01/15 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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佐竹美保さんの表紙の絵を見て、これは下の子の好みだな。と、図書館で借りてきました。
まりちゃんが、大好きなおばあちゃんから受け継いだお庭は、不思議な出会いがいっぱいあるお庭だったのです。
物語は7つの短いお話から構成されています。
文字は比較的大きく、行間も開いている上、イラストもわりと頻繁に出てくるので、年齢的には、主人公まりちゃんと同じくらい(まりちゃんは小4)お子さんだと、親近感が湧いて読みやすいかと思います。
最初読み始めた時は、すべてに黒猫が登場するのかと思ったら、
この表紙絵の黒猫が登場するのは2話と7話だけで、
あとはその他の庭にやってくる不思議な生き物たちと、まりちゃんとの交流を描いた物語でした。
この作者の作品は初めて読みましたが、物語の世界観がはっきりとしていて、とても読みやすかったです。
うちの子も、「いいね、いいね〜」と言いながら、一気に読み切ってしまいました。
猫や小動物がが好きなお子さん、日常生活にすごく自然にやってくるファンタジーが好きなお子さんに、特にお薦めしたいです。
ちなみに私も下の子も、「もぐらののぞきめがね」に登場するもぐらがよかったです。
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ゆきおんなの存在感
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投稿日:2011/01/14 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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雪国に伝わる怖い伝説。
先に読んだ伊勢秀子さんの『雪女』の印象があまりにも強烈なので、少し物足りなさ感じました。
朝倉さんの描くゆきおんなの怖いところは表情に乏しいところ。
表情が乏しくては、みのきちとのなれそめはなにやら謎めいてきます。
朝倉さんの描くゆきおんなには鋭さがなく、どちらかといえば優しい。
お話が怖いだけに、存在感の薄さは子どもたちを怖がらせるに至らないような気がしました。
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オリジナリティある新感覚の「長ぐつ…」
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投稿日:2011/01/10 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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表紙絵とタイトルを見れば、ほとんどの方が「長ぐつをはいたねこ」をモチーフに作られていると、想像できると思います。そして、まさにその通りの作品でした。
絵本の作り物語の構成は、オリジナリティに溢れていて、面白かったです。王さまやお姫様は登場せず、ひたすら魔物とねこのやり取りの繰り返しでしたが、そこがこの作品では始終見せ場になっていました。
うちのこどもたちが何より気に入ったのは主人公のねこの愛らしさ!!
(私も含め)キュンキュンしてしまいました。
ただ、ねずみに変身した魔物を捕えるときだけ、可愛いはずの顔に少々獲物を狙うどう猛さが見えたのは、私だけ…?
見やすいイラストで、遠目もききます。原作とは異なるストーリー展開が気にならない方には、ぜひ、手にしてもらいたい、楽しい「長ぐつをはいたねこ」でした。
4,5歳児くらいから、小学校高学年まで楽しめると思います。
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