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あなたのからだをだいじにするほん

あなたのからだをだいじにするほん(Gakken)

SNSで話題、発売即重版! 入園・入学準備にもぴったりの一冊。

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10歳

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★5  すご技!刺繍絵本。 投稿日:2010/11/15
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子15歳、女の子10歳
サンタさんありがとう
サンタさんありがとう 作: 長尾 玲子
出版社: 福音館書店
他にも刺繍で描かれた絵本は読んだことがありますが、ここまで手の込んだ作品は少ないと思います。
だって、しんちゃんの手紙の中の文字まで刺繍なんですよ〜。もう、びっくりです。
うちの子が特に「可愛い」といっていたのは、サンタさんがくまさんに言葉の勉強をさせているシーン。
勉強といっても、ジェスチャーゲームみたいな可愛いもので、
まるでダンスでも踊っているみたいでした。

最初から終わりまで子どもと楽しめる絵本だと思います。
これなら低年齢のお子さんからでも紹介できそうです。
ただ、あまり大きな絵本ではないので、大人数の場所での読み聞かせにはお薦めできません。
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★4  ハロウィーンの夜は楽しくて怖いよ 投稿日:2010/11/16
doruさん 40代・その他の方・兵庫県  姪10歳
ハロウィーンのおばけ屋敷
ハロウィーンのおばけ屋敷 作: エリカ・シルバーマン
絵: ジョン・エイジー
訳: 清水 奈緒子

出版社: らんか社
どこぞの牢屋から脱走してきたと思われる男が二人、表紙には割れたガラスにおびえている感じ(ここ微妙)が出ています。ページを開くたびに、モンスターとそのお仲間たちがあらわれて、とうさんオオカミおとこに10ぴきの子どもたちって具合に数が数えられるのです。うちの姪っ子にも寝る前に読んであげてモンスターとそのお仲間たちの数をかぞえさせたら喜んでいました。数字を覚える前の子どもに最適だと思います。
参考になりました。 1人

★5  ふざけているけど、深いです 投稿日:2010/11/15
トムの庭さん 30代・ママ・青森県  男の子13歳、男の子10歳、女の子7歳、男の子2ヶ月
あしたは月よう日
あしたは月よう日 作・絵: 長谷川 集平
出版社: 文研出版
小学校の読み聞かせで、3,4年生に読みました。

あの阪神大震災でたくさんの人が亡くなりましたが、この絵本は、震災で亡くなった方々にささげる絵本です・・・と、前置きしてあります。
普通の日常が、どんなに良かったか・・・。

でも、読み始めると、日曜日、ごろごろしてるお父ちゃんと子供達。
はなくそほじるおとうちゃん。
はなくそをぴんと、飛ばしようおとうちゃん。
タバコふかして、子供達に
「おとうちゃんなんか、おらへんほうがよかったわ。
にちようびやのに どっこもつれてってくれへんし」
なんて言われるおとうちゃん。
こんなお父ちゃん、いるいる・・・。
ふざけていて、かなり笑えるお父ちゃんと子供達のやりとり。
そして
テレビの女の人の歌声に感動して泣くおとうちゃん。
どこかの国の女の人と子供の歌声に乗って、神戸の町を見下ろす僕たち。天使の歌声は、震災で亡くなった人達への賛歌だろうか・・・。

単純に読み聞かせしていて、子供達も大笑いしてくれた作品です。
それでいて、実は結構深い作品です。
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★5  落語にフィット 投稿日:2010/11/14
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
とくべえとおへそ
とくべえとおへそ 作: 桂 文我
絵: 田島 征彦

出版社: 童心社
そうべえシリーズに少し疲れてきたところでしたが、『とくべえとおへそ』は落語を基にしているからか、破天荒なお話ですが違和感なく楽しむことが出来ました。
田島征彦さんも絵に集中できたからか絵にもはりが出てきたように思えました。

天に昇る大ウナギを釣ってしまったために、とくべえさんはカミナリの国へ。
カミナリのごろうさんに助けられるのですが、二人はすでに知った仲。
前作があるのかと思いましたが、そんなことにこだわる間もなくドタバタ喜劇のようなお話にはとても力があります。
人間のへそをハスの葉っぱの水玉に落として地上に返します。
自分のへそが戻ってきたのを喜ぶ人間の声が聞こえてきます。

つぎつぎと息をつかせぬ展開。
そうべえシリーズにはなかった娯楽感があって、大人も楽しめる絵本です。
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★5  愛するものとの別れのしかた 投稿日:2010/11/12
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子14歳
さよならをいえるまで
さよならをいえるまで 作: マーガレット・ワイルド
絵: フレヤ・ブラックウッド
訳: 石崎 洋司

出版社: 岩崎書店
愛犬ジャンピーの突然の死を受け入れなれないハリー。
夢の中のジャンピーを見つめながらジャンピーの死を受けれていくハリー。
目前で死んだのだったら、ハリーにとってはもっと衝撃だったのかも知れない。
それにしても誰にでもおとずれる死を、誰もが受け止めなければならないのです。
さよならをいえるまでにたどったハリーの道はとても美しく感じました。
子どもたちにも、絵本を通して「死」というものを伝える大切さを感じます。
それは、生への愛着と切り離せないのです。
人々への思いやりを培うものでもあります。
この本はさりげなくそんなことを教えてくれました。
参考になりました。 3人

★5  内に秘めた心意気 投稿日:2010/11/12
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県  男の子10歳、男の子8歳
たつのこたろう
たつのこたろう 作: 松谷 みよ子
絵: 朝倉 摂

出版社: 講談社
実は、長男の名前が○太郎なので、あだなが「たろう」。

しかも、男の子といえば「たろう」と思って付けた名前なのに、なんだかよわっちい。

そこで、「たろう」が出てくるおはなしを読んでみることにしました。

この、たつのこたろうは、いつもは遊んでばかりなのに、最後にはお母さんを助け、村をも救ってしまいます。

そうなのです。やはり、たろうは男の子の象徴的な名前であり、強いのです。

私も今頃になって気がつきましたが、心なしか子供も納得したような表情になり、やはり私の命名は最高だったと嬉しくなりました。
参考になりました。 0人

★4  表紙からは想像できない展開 投稿日:2010/11/09
きよぴこさん 30代・ママ・栃木県  男の子11歳、男の子9歳
ぼくがラーメンたべてるとき
ぼくがラーメンたべてるとき 作・絵: 長谷川 義史
出版社: 教育画劇
楽しい本かなと思って手に取ってビックリ。
こんなに重い本だったとは。
僕がラーメン食べてるその同じときに、遠くの国の子は…。
平和な国で暮らしているとそういうことも忘れてしまいますよね。

小さい子には難しいですね。文章は難しくありませんが、テーマを理解できないのではないでしょうか。
小学校高学年以上、むしろ中高生にも読んでもらいたい絵本です。感想文を書いてもらったらどんなふうに書いてくれるかな。

世界平和や子供の人権を考える手段として身近なことから始まるこの本は、とてもわかりやすく気づきも多いですよね。
「ただ読んで終わり」ではなく「考える時間」も必要な本です。必要ならば解説をして、どんなふうに感じたか親子で話すといいのではないでしょうか。


小学校の読み聞かせでも使いました。
正直、読み聞かせはちょっと難しい本だなと感じています。
ある程度の年齢にならないと理解できませんし、それを理解できる年齢だとしても、テーマが重いので読み聞かせをする時間帯や本の組み合わせや読む順番にも配慮する必要があると思います。私が担当する読み聞かせは基本朝なので、朝から重い話で締めくくってしまうのもどうかと思うのです。

何度か大笑いされてしまいました。最後の倒れていたときも…。
本の真意は伝わっていないのは間違いありません(涙)。
繰り返しのパターンが面白かったのでしょうか。どうして面白かったのか聞いてみればよかったな…。
--------------
読み聞かせに使った学年:4・5・6年
子供の反応:★★★☆☆(無言で考える)〜★★★★★(大笑い)までいろいろ
所要時間:3分程度
参考になりました。 5人

★5  不思議の世界のボソボソ話 投稿日:2010/11/10
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
フェリックス・クルーソーのふしぎなえ
フェリックス・クルーソーのふしぎなえ 作: ジョン・エイジー
訳: わたなべ しげお

出版社: 福武書店
不思議な絵を描くフェリックス・クルーソーのお話です。
痛快に面白いというわけではないのですが、ボソボソと語られるところに味わいを感じました。
パリの居並ぶ巨匠の作品を押しのけて大賞を受賞したのは、クルーソーの描いたただのアヒルの絵。
絵の出来栄えよりもカラクリのような絵が選ばれたのです。
クルーソーの描く絵は、描かれたものが飛び出したり育ったり…。
良いこともあれば悪いこともあるものです。
それにしてもお話の最後がきいています。
クルーソーは一体何者だったのでしょうか。
参考になりました。 0人

★5  戦争本の読み聞かせに 投稿日:2010/11/10
あんにょんさん 40代・ママ・三重県  女の子15歳、男の子10歳
すみれ島
すみれ島 作: 今西 祐行
絵: 松永 禎郎

出版社: 偕成社
戦争の勉強をしている四年生のクラスで聞いてもらいました。
戦争の本を選ぶとき、本当は目を背けてはいけないのでしょうが、私はあまり生々しい絵の本を、選ぶことができませんでした。
そんな時に見つけたのがこの本でした。
すみれの香りに包まれて眠る夜、文字なしの故郷の風景のページ、大人ならぐっとくるところ、ちょと子供たちには、理解してもらえなかった気もするのですが、、、。
内容としては悲しいお話ですが、やさしい絵にすくわれます。
これからも読み聞かせ続けていきたい一冊となりました。
参考になりました。 3人

★5  素敵な本に出会えたことに感謝します 投稿日:2010/11/06
こうのすけ33さん 30代・パパ・北海道  男の子3歳
100万回生きたねこ
100万回生きたねこ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
佐野洋子さんにご冥福を心よりお祈り致します。
この本を読んだのは25歳頃だったと思います。今でも読むことがありますが、一生手元に置いておきたいと思います。
確かに子供に読むには難しい本かもしれませんが、何歳でも子供は子供なりにこの本の良さを感じてくれるのではないかと思います。
出会いは必然といいますか、人、本、映画、音楽なんでも同じだと思いますが、出会うべき時期に出会い、心に響くのだと思います。
このような素敵な本に出会えたことに感謝します。
参考になりました。 2人

★5  伝えることが大事 投稿日:2010/11/07
きらきら虫さん 40代・ママ・茨城県  女の子16歳、男の子13歳
いわたくんちのおばあちゃん
いわたくんちのおばあちゃん 作: 天野 夏美
絵: はまの ゆか

出版社: 主婦の友社
3年生の2学期の国語で「ちいちゃんのかげおくり」をやるので、戦争に関したお話会をしてほしい、という依頼が読み聞かせ隊にありました。
私たちには荷が重い!と言いながら、結束するとすごいパワーの我らがメンバー。
準備期間も少ない中、それぞれのおすすめを持ち寄り、先生に見ていただいて、この本に決まりました。(私もこの本を持っていきました)
決定の場にはいなかったので理由は定かではありませんが、実話であること、絵が優しいことはあるかと思います。

3年生のお話会 10/8

戦争当時のおはなし(配給、疎開、空襲などの説明)
「いわたくんちのおばあちゃん」(電子黒板を使った読み聞かせ)
原爆資料館の資料を写真で説明
メンバーの広島出身の友人から聞いた話

子どもたちからも、先生からも「感動した」「良い経験になった」と感想をいただき、ほっとしました。


さて、このお話会の打ち合わせを聞いていた4年生の先生からも戦争の読み聞かせのリクエスト。
4年生は「一つの花」を国語でやるのでとのこと。
通常の朝の読み聞かせの時間でということで、3クラスに3冊をローテーションで読むことに。
「いわたくん・・」のほかに、「おはじきの木」と3年生ではかわいそうすぎるのではと却下された「おとなになれなかった弟たちに・・・」に決定。


私もこの本を一度担当しました。
冒頭は現代の運動会のシーンからはじまるので、子どもたちもリラックスして聞いていました。
回想シーンになり、原爆が落ちるシーンに進むと、徐々に集中の度が強くなりました。
おかあさんと末っ子のきみちゃんの服の切れはしが見つかる部分は、何度読んでも、読み手の私の気持ちが揺らいで、声がふるえてしまいます。読み手の感情を出しては駄目なんですけどね。
最後にモノクロの写真を見せて実話だということを言うと、ためいきのようなこえがもれました。

原爆を扱ってはいますが、絵が優しいので、初めて戦争ものを読むときの入り口には良いと思います。
逆に、絵の雰囲気で物語と思って聞いているので、最後の写真で実話と知った時の感動が強くなるのではないでしょうか。
私自身が最初に読んだときそうでしたから。

戦争をボランティアが読み聞かせすることに賛否あるとは思いますが、伝え続けるためにいろいろなアプローチがあると思います。
教科書、読み聞かせ、ドラマ、体験者のお話など、知るきっかけはなんであれ、関心を持ってもらえらばいいなあと思います。

私も今回の準備でたくさんの戦争ものの本を読むことができました。
参考になりました。 3人

★5  ひきつけられる絵本 投稿日:2010/11/09
紫霞さん 40代・ママ・埼玉県  男の子17歳、女の子14歳、女の子10歳
ないしょのおともだち
ないしょのおともだち 作: ビバリー・ドノフリオ
絵: バーバラ・マクリントック
訳: 福本 友美子

出版社: ほるぷ出版
ずらりと並ぶ絵本をながめる中でタイトルと絵にピタリ!目が止まりました。マリーとネズミ、それぞれの生活が同時進行で描かれていくお話と絵にどんどんひきつけられていきました。マリーになってお話を読むか、ネズミになるか、子供はどっち?親も、親の目線にうなづいたり、ちょっと子供に戻った気分でマリーになってみたり・・・・・
こまかな描写も楽しめるし、とてもしゃれた絵本と感じました。
参考になりました。 0人

★5  タイトルがヒットです 投稿日:2010/11/09
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
やんすけとやんすけとやんすけと
やんすけとやんすけとやんすけと 作・絵: 梶山 俊夫
出版社: 三起商行(ミキハウス)
なんでも増やしてしまう魔法のつぼ。
この発想からいろいろな想像がわいてきてとても楽しいお話です。
きこりのごんさんが助けたキツネにもらった魔法のつぼ。
入れたものがたくさんになって出てくるというつぼです。
ごんさんがおにぎりを入れると、食べきれないほどおにぎりは増えました。
そのおにぎりを食べるために、こどものやんすけがつぼに飛びこんで自分をふや
しました。
出てくるのはみんなやんすけ。
同じ人間がいっぱいいるのでちょっと不気味ですが、このお話は明るいのです。
お母さんがつぼを壊してしまいます。
でも、やんすけとやんすけと…は前向きです。
読んでいて気持ちが良いお話でした。

このお話は日本の昔話からきているそうです。
中国の昔話にも同じようなお話があって、つぼからお父さんが100人も出てきます。
お父さんが100人いたらかなり怖い。
『ひゃくにんのおとうさん』と読み比べてみると、楽しさも倍増すると思います。
参考になりました。 1人

★4  カレーの香る絵本 投稿日:2010/11/08
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
ラージャのカレー
ラージャのカレー 作・絵: 国松エリカ
出版社: 偕成社
カレーの香りは道を歩いていても漂ってきて、とても良い気持ちになります。
この絵本はそんな絵本です。
南の島のラージャが作るカレーは魚を使っても、何を入れても香辛料を使い分けて見事なカレーに変わります。
島中に香りを届けて、空にまで届けて、カミナリまでおこして、スコールになりました。
南国の雰囲気たっぷりの絵本です。
だれもが好きなカレーを題材にしたところで、すでにポイントゲット。
絵本を見た後、きっと作る夕飯はカレー。
子どもと挑戦してみるのも良いかも。
あなどれない絵本だと思いました。
参考になりました。 2人

★4  ほどほどって むずかしいけど。 投稿日:2010/11/08
ひーちゃんさん 40代・ママ・広島県  女の子10歳、男の子6歳
おんがくのまち
おんがくのまち 作・絵: 青山 邦彦
出版社: パロル舎
おとなりこうぼうの素敵な楽器が 本来の音楽の意味を教えてくれる。

理屈も 形にもこだわらなくていい。 演奏するひと きいてるひとが

音楽をもとめる環境って なに?と教えてくれる。

大人も子供も なんとなく なるほどって思うお話です。

一日に 自分で音楽する時間 作りたくなります!
参考になりました。 0人

★5  子どもに怒られちゃいました!(‐‐;) 投稿日:2010/11/08
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子15歳、女の子10歳
天使のいる教室
天使のいる教室 作: 宮川 ひろ
絵: ましま せつこ

出版社: 童心社
題名は、結構前から知っていたのですが、今回初めて読みました。
きっかけは、先日、浦和で行われた宮川ひろ先生の講演会を聞きに行ったので。

講演会にはこの作品に登場する『サトパン先生』も見えていて、最後にお話してくださいました。
今、この作品は韓国で翻訳されて、とても評判を呼んでいる1冊となっている。と、話してくださり、韓国版の(日本には2冊しかない)本を見せてくださいました。

実は、下の子はだいぶ前に学校の児童文庫で、この作品にめぐり合っていて、
今思い返してみると、その頃「すごく素敵な本があったの。天使が出てくるお話で……」と、話してくれてました。
それをすっかり忘れていて、1人で宮川先生の講演会に行ってきたものだから、後で子どもにさんざん怒られました。
宮川先生にも、『サトパン先生』にも会いたかったと!

さて、このお話は小児ガンになってしまったあきこちゃんと、サトパン先生が受持った
1年2組の子どもたちとの触れあいの物語で、
語り手は、サトパン先生のお父さんが作ってくれたという小さな子どもくらいの大きさの(自転車のかごに乗れるくらいの大きさらしい)木の人形『水木哲平』くんです。

とても読みやすく、同世代の子どもたちが読んでも、共感できる内容で、わかりやすく、読みやすい書き方になっています。
最後は悲しい結末が待っていますが、
それでも、読み終わった後に優しい気持ちになれる素敵な物語(実話)です。
ぜひ、たくさんの子どもたちに読んでもらいたい作品です。
参考になりました。 1人

★3  ちょっとマンネリそうべえさん 投稿日:2010/11/06
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
どろんこそうべえ
どろんこそうべえ 作・絵: 田島 征彦
出版社: 童心社
そうべえシリーズは、軽業師のそうべえさんが綱渡りするところから始まる。
登場人物はトリオだったりカルテットだったりするのだが、しっかりとパターン化されている。
いつもどこかへ行く珍道中とドタバタ騒動のパターンも変わらない。
日本人好みの安定感と思うが、どこへ行くかが大きな問題となって来る。
しかし、このシリーズの荒唐無稽な発想にも少し陰りが出てきました。
今回はおけらに誘われて地中にもぐり、ミミズの結婚のためにモグラ退治。
かなり苦しみぬいたような気がします。
発想は意味不明ですが、地中で若返ったり歳をとったり新しいシチュエーションも加わりました。

でも、ちょっと独りよがりに過ぎるように思います。
残念ながらついていけない。
『じごくのそうべえ』の印象が強すぎるのかもしれませんが、あれは上方落語というベースがあってのこと。
もう少し読者寄りに展開してもらえたらと思いました。
参考になりました。 0人

★4  すごいキャラぞろい 投稿日:2010/11/06
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
あずきがゆ ばあさんとトラ
あずきがゆ ばあさんとトラ 作: チョ・ホサン
絵: ユン・ミスク
訳: おおたけ きよみ

出版社: アートン
韓国で有名なお話だそうです。
私はぜんざいお汁粉は好きですが、あずきがゆは食べたことがありません。
それでも、この絵本を見たらあずきがゆを食べたくなりました。
これだけのキャラクターがあずきがゆ一杯でおばあさんを助けるのですから。
それにしても、日本ではお目にかかれないキャラクターが続々出てきました。
たまご、スッポン、うんち、きり、石うす…。
その関連性のなさ(韓国ではなにかつながりがあるのでしょうか?)と、次々現れる助っ人におばあさんはまだ泣いているばかり。
妙な話だけれど、想像できない発想が子どもには魅力なのかもしれません。
韓国の民族性との違いなど考えつつ、やっぱり笑ってしまいました。
参考になりました。 0人

★5  子どもたちから慕われ誇り高き彼としては 投稿日:2010/11/07
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県  男の子12歳
クリスマスにはおひげがいっぱい!?ほんとのサンタさんの話
クリスマスにはおひげがいっぱい!?ほんとのサンタさんの話 作: ロジャー・デュボアザン
絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 今江 祥智 遠藤 育枝

出版社: BL出版
 “ごきげんならいおん”シリーズの絵を担当されているデュボアザンさんの作品です。
 彼の絵は饒舌で、文を読めない子にもストーリーが見えてくると思います。
 とにかく楽しいお話です。
 
 クリスマスも近いと、サンタさんに変装した人々で町が賑わう様になることに腹を立てたサンタさん。 
 彼らの髭を引っぺがし、正体を暴いて歩きます。
 作品紹介の所でも、“ちょっと怒りっぽいサンタさん”と語られていますが、「唯一無二の存在」として、子どもたちから慕われ誇り高き彼としては、これくらい怒ってもらわなくっちゃ子どもたちも納得しないのではと思います。
 この怒りマックスのサンタさんのプライドを優しく包み込み説き伏せる、サンタさんの奥さんの言葉に、子どもたちもな〜るほどと思うことでしょう。

 クリスマス商戦真っ只中の12月に入ったら開いてみてはいかがでしょうか?
参考になりました。 0人

★5  大好きよるくま 投稿日:2010/11/06
ひかりひまわにさん 40代・ママ・長野県  女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳
よるくま クリスマスのまえのよる
よるくま クリスマスのまえのよる 作: 酒井 駒子
出版社: 白泉社
子どもがクリスマスになると持つ疑問。
僕、いい子じゃなかった、おかあさんにおこられちゃった、
こんな僕にサンタさんくるのかな・・・
そんな僕によりそうよるくま。
優しい気持ちになれる、1冊です。

〜何年か前に娘のクリスマスプレゼントとして購入しました。
2009年クリスマス絵本1位ときき、びっくりです〜
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