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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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10歳

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★4  前後両方から読めます! 投稿日:2009/08/30
ラブリーバードさん 40代・ママ・大阪府  女の子11歳、男の子10歳
やまからにげてきた・ゴミをぽいぽい
やまからにげてきた・ゴミをぽいぽい 作・絵: 田島 征三
出版社: 童心社
「やまからにげてきた」は前から読んだときのタイトルです。
どんどん逃げてきた生き物たちには、住む場所を追われる理由があった。人間がゴミ処理場を作って環境を破壊したからだ。
後ろから読むときのタイトルは「ゴミをぽいぽい」。あれもこれも思いつくままに買って、ゴミのように捨てると・・・ごみ収集車がゴミを集め、山にあるゴミ処理場へもっていく。そして山の生き物たちは住む場所を追われる。
原因と結果を二通りの方向から読ませてくれる絵本です。
どちらから読むか選べるのも一つの楽しみです。
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★5  日本の夏! 投稿日:2009/08/31
それいゆ・ぬーぼーさん 40代・ママ・長野県  女の子10歳
お化けの真夏日
お化けの真夏日 作・絵: 川端 誠
出版社: BL出版
すごい笑えた〜!v(≧∀≦)v  とにかくお化けたちの表情がいい!

お化け屋敷に住んでいるたくさんのおばけたち!
ろくろっくびは、スイカを買いに行くが、美人なので八百屋の大将がおまけしてくれたりする。(ろくろっくびにデレデレする大将と、それをにらんでいるおかみさんの表情が最高!)
3つ目入道が「風呂上りのビールは最高!」と言って瓶ビールの栓を開けている。う〜ん、本当に美味しそう!
ながしそうめんをしたり、買ってきたスイカを切ってみんなで食べたり、花火をしたりと「日本の夏」ならではの夏の楽しみかたって本当に最高!
怖いはずのお化けたちなのに、なぜかぜんぜん怖くなく、なんだか全員近所の人たちのように見えるから不思議。
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★5  笑撃的! 投稿日:2009/09/03
ことままごんさん 40代・ママ・広島県  女の子10歳
う・ん・ち
う・ん・ち 作: なかの ひろみ
写真: ふくだ とよふみ

出版社: 福音館書店
いまだに下ネタから卒業できない娘が
5つ星を付けた絵本です。

ページを繰りながら笑うこと笑うこと。
その様子に、見ているこちらが笑ってしまうほどです。

笑いながら絵本にツッコミを入れているんですよ。
「この犬、こっち見んな!って顔しながらウンチしてる!」とか
「サイのうんちってスゴイ!
 前のが地面に付く前に次のがもう空中にある!」とか。

10歳にもなっているので、あとがきも読んで楽しんでいました。
あとがきも作者たちのうんちへの愛情が伝わってきておもしろいです。

下ネタが嫌いな方は眉を顰めるかもしれませんが、
子どもと一緒になって感心しながら大笑いするにはうってつけです。

リアルが好きな方にはぜひお勧めです。
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★5  労働の尊さを生活の中で体得 投稿日:2009/08/28
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県  男の子11歳
にぐるま ひいて
にぐるま ひいて 作: ドナルド・ホール
絵: バーバラ・クーニー
訳: もき かずこ

出版社: ほるぷ出版
 長いこと私の書棚に入れていました。
 作作者のドナルド・ホールさんが、語り継がれた昔話(19世紀初め)を作品にしたそうです。
 1620年、イギリス人が、入植をしたアメリカ北東部ニューイングランド地方が、このお話の舞台です。
 
 先住民との闘争もすみ、入植時から200年ほど先の、生活の安定し始めた頃のお話だそうです。
 
 ある入植者何世かの家族をモデルに、一年の生活スタイルが描かれています。
 家族総出で、作れるものをつくり、換金し、生活に必要なものを得る生活。
 皆、自分のできる範囲で精一杯労働しています。
 家族が一年をかけて生産したものが、荷車に積まれ、父によってポーツマスまで売りに出されます。
 
 家族がお互いの労働をねぎらい、協力している様子の中に信頼関係がうかがえます。
 “働かなければ、得られぬ事”を、こどもたちも生活の中で体得しているのがわかります。

「かえで砂糖」というのを見て、メイプルシロップのままでは売られていなかったのかと驚きました。
 父が買って帰ってきた鍋で、ニューイングランド生まれのスープ、クラムチャウダーが煮られるのでしょうか。
 
秋になると、カナダ国境より紅葉前線が南下し、カエデやブナをはじめ、たくさんの木々が赤、黄、橙になり、現在も観光スポットになっているところですが、この木版に描くという技法の絵で、今よりもっと美しかったであろう紅葉が見事に描かれていて感動しました。

 さて息子は、「エコな生活だな。お父さんは一人で売りに行くのか〜。」と、ついて行きたそうでした。
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★3  石はどこからきた? 投稿日:2009/08/30
ラブリーバードさん 40代・ママ・大阪府  女の子11歳、男の子10歳
石ころ地球のかけら
石ころ地球のかけら 作: 桂雄三
絵: 平野 恵理子

出版社: 福音館書店
小さいころから石が大好きでした。
丸い石、模様の入った石、白い石。
この本は、石はどこからきたか?どうやってできたか絵で教えてくれます。
岩が崩れ、海まで流され、堆積し、地層になり、褶曲し・・・。
マグマが冷えて固まったプレートの動きに押されて、海底にあった岩たちは海の上に持ち上がり高い山になる。
そして、新たな石ころが山から転がり落ち、次の旅が始まる・・・。
石ころのたびは、崩れては運ばれの繰り返しだけど、ひとめぐりするだけでも、どれほど気の遠くなるような時間が必要なんだろう。
読み終わると、石に興味のある子どもは、その手にした石を眺める目が変ってくるでしょう。
6年生理科の地層の学習の時にも使える知識の絵本です。
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★4  21ページのペンギンの表情が最高! 投稿日:2009/08/31
それいゆ・ぬーぼーさん 40代・ママ・長野県  女の子10歳
なつペンギン
なつペンギン 作: 塩野 米松
絵: 村上 康成

出版社: ひかりのくに
まちにやってきたペンギン。
真夏の暑い日中、誰も彼も暑くてたまらない。
ひかげで休むネコを見たり、洗車中のホースの水で涼んだり、そのうちお買い物にでかけるどこかのお母さんの陰に入ってついていくうちにスーパーマーケットに。
鮮魚売り場…わぁ、涼しそう!思わず魚と一緒に並んじゃった♪

なんか「うだるような暑さ」を身を持って表現している、ひょうきんなペンギンの表情が最高です!
できれば「ふゆペンギン」もあればいいのにな〜。
そしたら…フツーかしら!?
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★5  ☆ゆったりと青い海の世界☆ 投稿日:2009/08/30
ラブリーバードさん 40代・ママ・大阪府  女の子11歳、男の子10歳
じんべえざめ
じんべえざめ 作: 新宮 晋
出版社: 文化出版局
新宮晋の絵本では第三作目になる作品。
じんべえざめの雄大さや静けさが、ダイレクトに伝わってきます。
絵の構図にも秘密があるのかな?
斜めアングルから身体全体を描くと、まわりにいる生物との対比でその巨大さが伝わってくるし、見開きいっぱいにからだの一部を大きく描くことでも視界に収まりきらない巨体であることが伝わってくる。
新宮晋の絵本第一作目「いちご」と同様、ミニマムな言葉と詩的な比喩によって、じんべえざめと海の雄大さがきわだってくるアートな絵本です。
読んだ後は、深く深呼吸したくなりますよ♪
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★4  あたたかい布団が恋しい〜♪ 投稿日:2009/08/31
それいゆ・ぬーぼーさん 40代・ママ・長野県  女の子10歳
ふわふわふとん
ふわふわふとん 作・絵: カズコ・G・ストーン
出版社: 福音館書店
晩秋。もうすぐ冬はそこまで来ている。
やなぎむらの虫たちも、このままでは寒くてたまらないとあたたかい布団を探しに出かけました。
すると霜柱に突き上げられてこまっていたはさみむしのチョッキリさんに「ががいものたねならふわふわして暖かそうだよ」と教えてもらいました。
やなぎむらの虫たちは雪の降る中、ががいものたねを見つけ、持って帰ろうとしますが、大きくて運びにくい…。

画面いっぱいに秋の枯れた草の中で凍える虫たちと、ががいものたねを協力して運ぶ彼らの懸命な様子に、思わず「ガンバレ!もうすぐだよ!」と声を掛けてあげたくなってしまいます。
やっとたどりついたやなぎハウスで、ぬくぬくとあたたまる虫たちを見ると、心底ほっとしてこちらも暖かい飲み物が欲しくなったりして。
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★5  知らないことがたくさん 投稿日:2009/09/03
ことままごんさん 40代・ママ・広島県  女の子10歳
ニューワイドなるほど図鑑 にたものずかん どっちがどっち!?
 ニューワイドなるほど図鑑  にたものずかん どっちがどっち!? 作: 高岡 昌江
絵: 友永 たろ

出版社: Gakken
この本には、似ているようで違う動物がたくさん出てきます。

大人になるにつれ、自分も、
「名前は知ってるけど、どっちでもいいじゃん」
って感じに段々なっていたような気がします。

だけど、今まさに好奇心旺盛な子どもには、
この違いがワクワクするようです。
そして、子どもと一緒に読むと、
それまでの無関心な態度から一変、大人も好奇心が刺激されて、
子どもと一緒に楽しむことができました。

親子双方にお勧めの絵本です。
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★5  読み手も 作り手も 楽しめそう 投稿日:2009/08/27
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県  男の子11歳
せんりゅうのえほん
せんりゅうのえほん 作: 西本 鶏介
絵: 斎藤 隆夫

出版社: 鈴木出版
 『おじいちゃんのごくらくごくらく』の西本先生と、
 『かえるをのんだととさん』の斎藤先生で
  とっても素敵な絵本です。

  短歌・俳句は堅苦しく教科書の中で学んだ記憶がありますが、
  川柳は、さ〜〜〜〜〜っと流されたようで(笑)、
  あまり記憶にありません。

  でも、今になると、制約がないぶん、
  川柳は読み手も、作り手も楽しめそうです。
  奥様川柳とかサラリーマン川柳とか。
 
  江戸中期に発生した庶民文化だそうですが、
  こどもたちもこの絵本を通し、
  かまえることなく、
  すばらしい文化と出会い、学べると思います。
  
  息子にうけたのは、
  あつそうに あしを ちぢめる やきするめ
  でした。

  私は、
  うまそうに なにやら にえる あまやどり
  絵が、ぴったりでした。
 
  しばらく、五七五会話でふざけていました。
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★5  12の月の物語 投稿日:2009/08/31
それいゆ・ぬーぼーさん 40代・ママ・長野県  女の子10歳
アンナと冬のすみれ
アンナと冬のすみれ 再話: ネッティ・ローウェンスタイン
絵: エリザベス・ハーバー
訳: 中川 千尋

出版社: 徳間書店
これって、マルシャークの「12の月のものがたり」だと言えば、どなたでもすぐわかるのではないでしょうか。
内容はまったく同じなのですが、主人公の少女の名前は、マルシャーク版でも“アンナ”だったかしら…?

このように誰でもよく知っているお話に、『あざみ姫』のエリザベス・ハーバーさんがとても美しい絵をつけています。
意地悪な継母と姉が、12の月たちに懲らしめられるシーンなどはかなり厳しい様子をさらっと描いていて、なんだか小気味いい。

冬の厳しさ、春のあたたかさが静かに感じられるとてもステキなお話です。
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★5  斬新な家出の冒険 投稿日:2009/09/03
ことままごんさん 40代・ママ・広島県  女の子10歳
岩波少年文庫 クローディアの秘密
岩波少年文庫 クローディアの秘密 作: E.L.カニグズバーグ
訳: 松永 ふみ子

出版社: 岩波書店
わりと親子仲が良いと自認する我が家の娘ですらも、
家出しようと思い、カバンに荷物を詰めようとしたことが
あるそうです。(笑)

家族の中での自分の位置付けを考え、
「家出してやる!」と思う子は多いでしょうね。

でも、その家出先に美術館を選ぶなんて!
その発想にまず脱帽です。

だけど、この本の本当の主題は、家出そのものではなく、
「ひとつ大人になるということはどういうことか?」
ということではないかと思います。

子どものうちは、美術館への家出という冒険譚に
ワクワクするのでしょうが、もう少し大きくなって、
例えば中学生くらいで読み直すと
新しい発見があるのではないでしょうか。

子どもにとっての良いタイミングの時、いつでも手に取れるように、
家庭の本棚に置いておくと良い本だなと思いました。
参考になりました。 2人

★5  5年生の読み聞かせ 投稿日:2009/09/01
くみこママさん 30代・ママ・千葉県  女の子12歳、女の子10歳、男の子5歳
かえるをのんだととさん
かえるをのんだととさん 作: 日野 十成
絵: 斉藤 隆夫

出版社: 福音館書店
5年生の読み聞かせに読みました。ありえないものを飲み込んでいく様子に子供たちの興味はくぎ付けです。「かかさんやぁ」「おしょうさまにききなされ」のやり取りでは、一緒に声を出して読んでいる子もいました。
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★5  秋に ぴったりだと 思います 投稿日:2009/08/27
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県  男の子11歳
つきのよるのものがたり
つきのよるのものがたり 作: かさい まり
絵: 黒井 健

出版社: ひさかたチャイルド
 月を見上げるねずみくんたちが可愛らしく、手に取りました。
 森の美術館にかけられている一枚の絵。
 その絵の中から、ぼそぼそと話し声が。
 『つきの よる』という絵の中のいつもお月様ばっかりみているねずみたちが、おひさまを見てみたいと言い出して、絵から飛び出し…。
 
 なんともロマンティックなお話です。
 美術館のほかの絵に目をやると、お月様の絵ばかり。
 きっと、この美術館は、お月様を題材とした作品を集めた美術館なのでしょうね。
 おひさまの昇っている世界で、初めて過ごしたねずみくんたちが、おひさまの魅力に惹かれ、うっとりしている様子も可愛らしい。
 出会ったくまさんも、おひさまが昇り沈む美しさを愛していることがわかります。
 お月様もおひさまもどちらも素敵に描かれています。

 絵が優しく可愛らしくあったかい気持ちにしてくれます。
 息子は、最後から2ページ目の絵がお好みだそうです。

 秋にぴったりだと思います。
 1・2年生のお話し会で、いかがでしょうか。
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★4  スモールさんの作者です! 投稿日:2009/08/31
それいゆ・ぬーぼーさん 40代・ママ・長野県  女の子10歳
ふゆがすき
ふゆがすき 作・絵: ロイス・レンスキー
訳: さくま ゆみこ

出版社: あすなろ書房
この本が書かれたのは1950年。今から59年前。
なのに描かれている子どもたちは、冬の遊びの定番、ソリで遊んだり、雪ダルマをつくったり、クリスマスツリーを飾ってプレゼントが届くのをわくわくしながら待つなど、ちっとも古さを感じさせません。
今では寒い冬は家の中でTVゲームなどをして遊ぶ子どもも多いけど、すごく冷たいし寒いのに真っ白な雪はなぜか子どもたちの心をウキウキさせずにはいられないんですね。

この絵本の中では、天然の氷でスケートを滑っていますが、実際、うちのコドモもそんなところでスケートをやっています。
…しかもスピードスケートだし…
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★5  気にかけて過ごす一週間 投稿日:2009/08/26
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県  男の子11歳
のら犬ウィリー
のら犬ウィリー 作・絵: マーク・シーモント
訳: みはら いずみ

出版社: あすなろ書房
 『木はいいなあ』の絵を担当した、フランス生まれスペイン育ち後アメリカを生活の基盤にしている、マーク・シーモントさんが、友人から聞いた実話を、15年以上も構想を練り続けて完成した本だそうです。

 アメリカ?のごく普通の家庭、今日は大きな公園へピクニック。
 そこで、出会ったのら犬くん。ちょっと仲良くなって、名前まで付けちゃって、家に連れて帰りたいけれど…。

 連れて帰れなかった犬のことを、家族それぞれが気にかけて過ごす一週間のページが好きです。

 犬のピンチに、思わずついた こどもたちの必死な嘘にグッと来てしまいました。なんていったって、ここの姉弟の絵が素敵です。

 息子は、鼻声で、「風呂、デカッ!」。
 「そこじゃないでしょ。」って、涙を拭いながら次の言葉を言おうとしたら、「はは、犬には弱いもんねえ〜。」って、鼻水啜りながら言っていました。心の中で『君もだろ!』って、つぶやいた母でした。

 最後のページで、ウィリーに声をかけたくなりました。
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★5  いちごに宇宙を感じた! 投稿日:2009/08/30
ラブリーバードさん 40代・ママ・大阪府  女の子11歳、男の子10歳
いちご
いちご 作・絵: 新宮 晋
出版社: 文化出版局
いちごの成長を美しい比喩とグラフィックの鮮やかさで表現した絵本。
いちごを「子ども」に、太陽を「金の雨」に、子房を「小さなみどりの星」になぞらえたり、比喩によって物の見え方が一変することを体験できる。
最初のページでは、いちごの姿はないが残り香を感じるところから始まり、だんだん大きくなるいちごに宇宙を感じた後、今度はいちごの内部に視点が移る。ページを進めるごとに、視点の変化を楽しめるのが面白い。
言葉はミニマムでとても詩的。
比喩とそのグラフィックの斬新さに、子どもも大人も驚きました。
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★3  ほっこり 投稿日:2009/08/31
それいゆ・ぬーぼーさん 40代・ママ・長野県  女の子10歳
どうぶつおんせん
どうぶつおんせん 作: いちかわえいいち
絵: みやざき ひろかず

出版社: 新風舎
さるくんが見つけた露天風呂。
次々と動物たちがやってきては、露天風呂でほっこりしていきます。
犬のドッくんはいぬかきをし、猫のキャトさんはお風呂でエステ、鹿のディアさんは湯治に…。そして最後に人間のユウタくんもほっこり。

まあ、なんてことないんですけど、どうぶつ達のほっこりした表情がとてもあたたかくていいですね。

ただ動物たちの名前、例えば「きつねのフォッくん」のページでは、「きつねはえいごでフォックスなんだ」といちいち書いてあるのがちょっと…という気がしたのはわたくしだけ!?

(それなら人間のユウタくんは“キッくん”子どもはキッドだから、にしてほしかったなぁ!)
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★4  力強い夏 投稿日:2009/08/31
それいゆ・ぬーぼーさん 40代・ママ・長野県  女の子10歳
なつの おうさま
なつの おうさま 作: 薫 くみこ
絵: ささめや ゆき

出版社: ポプラ社
ツトムとひなこの夏の物語。

ぼくとお母さん、ひなことひなこのお母さんは、ぼくのいる田舎で2日間を過ごした。ぼくとひなこは同い年。でも同い年だからって気が合うとは限らない。
ところが一緒に山に登り、まるで鳥のような大きな大きなオニヤンマをみつけて、二人は興奮する。
まるでぼくたちと遊んでくれたようなオニヤンマ…。
ひなことの別れ際、お互いの胸の中に灯るこの気持ちは何だろう。

夏・友達・思い出…子どもが成長していく上で出会う素晴らしいものが力強く描かれていて素晴らしい。
人と人とのふれあいの場が「夏の田舎」というシチュエーションはありがちで「またかよ」と思ってしまったが、田舎じゃなくても、夏じゃなくても人との出会い・別れ・思い出は心に沁みる。
読んでいくといつの間にか人との出会いと別れを通して成長したツトムの顔がはっきり見えたようで、力強い印象を受けた。
参考になりました。 1人

★5  空の高い所から覗いた気分♪ 投稿日:2009/08/30
ラブリーバードさん 40代・ママ・大阪府  女の子11歳、男の子10歳
小さな池
小さな池 作・絵: 新宮 晋
出版社: 福音館書店
視点が面白い!
どのページも空の高いところから、ある池の水面の一点だけを見ている。水面に映るのは・・・?と、ズームしていくと、空に浮かぶ雲だったり、水面のキラメキだったり、風に流される落ち葉だったり、雨粒だったり。ものだけでなく、吹き渡る風や季節の移ろいも映し出している。
いろんなものを映し出す鏡のような池。
私の好きなページは、夕焼けが映ったところ。
直接見るよりも、池に縁取られると、視点が一点に集中するからより綺麗に見えます。
あの池は、今日もどこかで何かを映してるんだろな〜。
どこにあるんだろ?

どんな場面かを想像する束の間が楽しい絵本です。
文字無しで、絵で物語るから、中学年以上の子どもと大人に向くと思います。
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