理に適った説得に大うけ
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投稿日:2009/07/12 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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イギリスの絵本作家さんです。
表紙もさることながら扉絵に、一笑いして、期待しながら読みました。
せっかく海に来たのに、「太っておしりが大きくなり、水着がちいちゃくなって、泳ぎに行かない。」って、すねてるお姉ちゃんをなぐさめ説得している妹の語りで始まります。
おしりも個性。その個性を「大事にしなきゃ」って、色々な人を引き合いに出し語ります。
女王陛下、エスケープマジシャン、アメリカ西部開拓時代のガンマンまで話に出てきて、イギリスの歴史教育はすごいなと思いました。
さらに、シンデレラ、白雪姫まで引っ張り出してきて、理に適った説得に大うけです。
最後のおちがなかなかです。
女子小学生ばかりではなく、男子にも楽しんでもらえる絵本だと思います。
息子は、「ハハハハハ〜〜〜〜〜」と満点大笑いでした。
いつか、お話し会で読んでみたいと思います。
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すごい!
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投稿日:2009/07/15 |
ことままごんさん 40代・ママ・広島県 女の子10歳
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「すごい!」
この本を手になさった方なら必ずおっしゃる言葉だと思います。
身近にいて当たり前の生き物だけど、
その生態はよく知らない代表格の生き物ではないでしょうか。
写真が大きくリアルなので、苦手な方は辛いかもしれませんが、
小さなお子さんにはまだ苦手意識がないと思うので、
小さいうちにご覧になるといいかもしれませんね。
うちの娘はいまだにミミズも素手で触わるような子なので、
本当に興味を持ってこの本を読んでいました。
「ミミズの寿命ってどれくらい?」とか、
さらに疑問を投げかけられ、困りましたが、
この本を契機に自然への興味がさらに湧くというのは、
頼もしく、素晴らしいことだなと思いました。
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思春期の始まりに
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投稿日:2009/07/15 |
ことままごんさん 40代・ママ・広島県 女の子10歳
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小学校も高学年になってくると、
特に女の子はいろんな思いを持ち始めるようです。
何かはっきりしないモヤモヤした気持ちが生まれ始めるみたいで、
なんでもないことに癇癪を起こしたり、
友達とのささいなことが不安の種になったり。
思春期に入り始めたのかもしれないと思いました。
そんな時に、この本を読みました。
このモヤモヤした気持ちは自分だけのものではないこと、
モヤモヤした時にどんな風にしたらいいのか、
子供心に感じたようです。
この本を読むことで全て解決する訳ではないですが、
問題解決のヒントは得られるのではないかと思います。
お子さんが思春期に入りかける頃に読まれると
とても良いのではないでしょうか。
少し大きなお子さんにお勧めしたいと思います。
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心に根付く“自信”と“充実感”
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投稿日:2009/07/11 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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魔法には、「嫌なまほう」をかけられて、『とけてよかった〜』というものと、「素敵なまほう」をかけられて、『とけてちょっと残念』っていうものがあると思います。
このお話は、後者かなと思うんですが、でも、ちょっと『残念さ』が違うような気がします。残念だけれども、心の奥にしっかりと根付く新しい体験による“自信”と“充実感”。そして、一生忘れない大切な思い出。
ヒートアイランドのど真ん中に住む都会っ子兄弟ケイとユイ。
共働きの両親に、留守を任され、暑くだるくメリハリのない生活。
そんなとき、海山の自然に恵まれた田舎のおじさんからの、「おいで」のはがき。そして、二人は「さらば、東京」……。
何よりも絵が素晴らしい。
東京での兄弟二人だけの暑い日々は、ほんとうにつまらなさそうです。なかでも、二人でプールの後の水着を干すシーンは、ジーンとしてしまいました。
東京から田舎へのページはスピード感が伝わります。
田舎の町並みや空の色は、私でも郷愁を感じてしまいます。
特に圧巻だったのは、”せみしぐれ”ならぬ“せみ豪雨”。
『あ〜、こういう瞬間、私も経験したことがあるな〜』と思ったら、胸にこみ上げてくるものがありました。
我が家は、今年も夏はがんばります。
近場にたくさん見つけられそうです。まほうの夏。
息子は、「こんな夏いいよね〜。今年、ばあちゃんちに一人でいってみるかな。」ですって。
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美術へのファーストステップ
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投稿日:2009/07/10 |
ことままごんさん 40代・ママ・広島県 女の子10歳
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有名な美術品を写真で掲載する画集のような構成ではなく、
子どもの好奇心もくすぐりながら紹介しているところが
とても良いと思います。
子どもに課題も提案して引きつけ、
他の子どもはその課題をどう描いたのか、
子どもの作品も紹介してあります。
美術に触れるきっかけとして、ぜひお勧めの絵本です。
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楽しんで読める
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投稿日:2009/07/10 |
ことままごんさん 40代・ママ・広島県 女の子10歳
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奇抜なテーマの本ですが、素朴な疑問に答えていると思います。
トイレって、昔はどうだったの?
外国ではどうなの?
日常生活での当たり前のことすぎて、
子どもに尋ねられても答えることができません。
子どもっぽい下ネタ感覚も満足させながら、
知識を広めてくれる良い本だと思います。
小学生くらいのお子さんにはお勧めです。
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ピカソの『ゲルニカ』を連想
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投稿日:2009/07/05 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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寂しさも悲しみも忘れた涙を知らない孤独な泥棒。
二つの国の間の小高い丘に住んでいた。
小屋の両サイドには窓が、両方の国のお城を眺められて、どちらも自分のものに思えて、ご満悦。
ある日、仕事(泥棒)に失敗し、とりあえず小さな箱を一個だけ盗って逃げ帰った。
箱の中身は、………。
命を育てる喜びを知り、泥棒が変わっていくところが感動的です。
どんな人間にも、必ず「愛する感情」が備わっていることを信じさせてくれます。
ストーリーも、反戦を静かに、しかし、深く訴えかける内容で思わず読み手を引き込みます。
絵が、泥棒のキャラクターにマッチしていて、もの悲しい孤独感、うらぶれ開き直り淡々と生活する様子が良く伝わってきます。
特に、戦争勃発で、家へ戻る町中のシーンは、とっさにピカソの『ゲルニカ』を連想してしまいました。
最後のページで救われた気分になり、表紙絵を閉じてこの絵の意味がわかるようにできているのが、なんとも、素晴らしい作りだなと思いました。
皆さんにお薦めしたい良書です。
10歳の息子も読んで、ため息を漏らし、「命は強いな。」と、鼻をチーンとかんでいました。
お話し会(中高学年)で、読んでみたいと思います。
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ローマ・カトリック教会の世界観への挑戦
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投稿日:2009/07/02 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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聖書の天地創造説話にもとづいて天動説をとっていたローマカトリック教会の世界観への挑戦は、コペルニクスに始まり、ガリレイ、ニュートンへと受け継がれてきました。
ガリレイの亡くなった、17世紀のヨーロッパは「科学革命の時代」とよばれるほど、近代的合理主義の思想や学問が本格的に確立されて、自然界の研究が進歩した時代です。
その礎あるいは、人柱となったのがガリレイといえるでしょう。
自ら発明した倍率30の望遠鏡で、天体を観測して地動説に有利な事実を多数発見しましたが、1615年ローマ教会は、地動説を禁止しました。彼はその後も、観測を続け、1632年『天文対話』を刊行、地動説を擁護した廉で宗教裁判にかけられ、地動説の放棄を誓約させられ、配所で亡くなっています。
この絵本を手にし、すぐ、中世フランスの王族ベリー公ジャン1世の装飾写本『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』を思い浮かべました。
さっそく、書棚から関連資料を出してきて見比べてみました。
まさしく、同じ空気を感じました。
今の時代に、このような本を描く人がいるのかと驚きとため息でした。
なんと、精緻なことか、独特の絵本の世界観があります。
各ページ、一切の妥協が見られません。というよりも、許さないプロフェッショナルの厳しさが伝わってきます。
息子も見比べて、「同じ人が描いたのかと思った。」と言っていました。ガリレイについては、少々聞きかじっていた彼も、静かに1時間ほど、縦にしたり横にしたりこの絵本と向き合っていました。
中高生や大人も十分に学び楽しめる感動の一冊になると思います。
“それでも地球は動く”は、宗教裁判で地動説放棄を誓約させられ、退廷させられた時に、振り向いて言った一言だったとか…。
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時間とともに明けていく様子が美しい
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投稿日:2009/06/29 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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私の年代の方々はご記憶もあろうかと思いますが、かつて目覚まし時計は、バネのねじを巻いてセットしていましたよね。
さて、タイトルにもなっているメアリー・スミス(ロンドンに実在)さんが主人公。彼女の仕事は、ノッカー・アップ(目覚まし屋)。
目覚まし時計がまだ普及していなかった、1920年代?のお話です。
彼女の起こし方は、細いチューブに、しわしわでかちかちの豆を詰め、頼まれたお客の家の窓に吹き付け当てます。
起こされた人は、起きた合図に必ず窓から顔を出さなければなりません。
星がまだ残る暗い時間に家を出て、一軒一軒足早に起こしにまわる。
豊かではない時代の労働者たちのたくましさが、太い輪郭の絵から伝わってきます。
メアリーが次のお客の家へ、次のお客の家へと移動するごと各ページの背景が時間とともに明けていく様子が美しく描かれています。
タイトルの文字にも、メアリーの仕事が、まさしく時間をあらそう忙しいものであることを伝えていて、オシャレだなと思いました。
メアリーさんは、毎日毎日、一日の一番素敵な美しい時間を眺めていたんでしょうね。
息子は、“朝早く起きなければならない仕事”に就いている人がいることに、あらためて気づいたようです。
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今とは異なった“こどもを大切にする形”
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投稿日:2009/06/28 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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4歳からという紹介でしたが、小学校高学年でも楽しめ、学べると思います。
主人公のペレが、自分で飼っている子羊の毛をかりとり、一着の服を新調するまでの工程を描いたものです。
かりとった毛を梳くところからペレは、自分の労働力を提供しお願いします。次に、糸を紡いでくれるおばあちゃんのところへ…、染め粉を求めて…、…、…。
一着の洋服が完成するまでのプロセスを学べ、かつ、労働無くして得るものは無いことも優しく教えてくれていると思います。
絵がまさしく牧歌的で、温かい気持ちにさせてくれます。
大人たちの働いている様子も、ペレの動きも生き生きとしています。
時間がゆっくりと流れている中、“働くこと”をを教える一方、こどもからたのまれたものでも、丁寧な仕事を真摯な姿勢でおこなっているところが、心温まります。
今の時代とは異なった、“こどもを大切にする形”ではないでしょうか。
スウエーデン生まれの作者も、訳者も、今はいらっしゃいませんが、名著故のロングセラーであることを納得しました。
10歳の息子は、何人の手によって一着の服ができあがったか数えていました。
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ぼくには できないな
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投稿日:2009/06/27 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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扉絵に“あじさい”が描かれていたのを思い出し、学校図書館で借りてきました。息子も久々に読んで、なんて言うのか楽しみで。
“人の痛みを理解できる人間”としての器は、こんな年頃からできているんですね。
何がきっかけで、友だちになったり疎遠になったりするか大人でも解りません。
この年頃のこどもたちの友だちを思う気持ちは、純粋で真っ直ぐです。
どこでこういうものを落として大人になってしまうのだろうと、考えさせられてしまいます。
さて、3年ぶりに読んだ息子は、「とっさにこんな事、ぼくにはできないな。頭の回転の早い、優しい子だね。『しっこさん』っていう呼び名はだめだよね。」 といっていました。
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世界一周がしたくなる?
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投稿日:2009/06/23 |
さいきちさん 40代・ママ・青森県 女の子14歳、女の子10歳、女の子8歳
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今年は丑年なので、なにか牛にちなんだ本を購入しようと思い本屋さんへ行き、この本を見つけました。
本当に動物たちのなき声って、こうも違うの?
ちなみに犬は、えいごで「バウワウ」、スペインごで「グァウグァウ」、フランスごで「ワウワウ」、にほんごで「ワンワン」。
けど、うしはどこでも「モ〜」・・ほんまかいな。
と、本のなかではかえる、あひる、にわとりのなき声を紹介しています。
4年生の学年に読み語りをしましたら、本当にこうも違うのかと何やら騒々しい・・・半信半疑で聞いています。でも、うしはどこでも「モー!」ってなくねん。と読むと大爆笑!つぼにはまったかのように大爆笑・・。
大きくなったら是非とも世界一周をして、聞き比べてほしいな〜。
こういう面からでも、世界に興味をもってもらったら、一石二鳥かな?
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博物館みたい
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投稿日:2009/06/23 |
ことままごんさん 40代・ママ・広島県 女の子10歳
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この本は、いわゆる物語絵本ではなく、
パリにある「デロール」というお店を写真で紹介しています。
でも、このお店、まるで博物館の様なのです。
好奇心旺盛な子どもなら夢中で店内を駆け回ることでしょう。
生き物大好き!、博物館大好き!、の我が娘も
この本をとても楽しそうに読んでいました。
こんなお店が近くにあったらいいなぁと思うような素敵な本です。
ぜひ大人もお子さんと一緒にご覧になってみてください。
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なんとなく惜しい
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投稿日:2009/06/22 |
ことままごんさん 40代・ママ・広島県 女の子10歳
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物語は、有名なアンデルセンの「火打ち箱」なのですが、
このお話、本当はちょっと怖いグロテスクなお話だと思うのです。
なのに、高野文子さんのペーハークラフトが可愛すぎるような
感じがします。
ペーパークラフト自体はとっても素敵なのです。
こんな作り方をしているのか!と驚きます。
それはもう、アートだと思います。
だけど、お話にそぐわないような雰囲気なのが
なんとも惜しい感じがしました。
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複雑な構成の物語
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投稿日:2009/06/22 |
ことままごんさん 40代・ママ・広島県 女の子10歳
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同じ作者の「3ひきのこぶたのほんとうのはなし」を読み、
おもしろかったのでこの本も読んでみたのですが、
ちょっと行き過ぎの感のある絵本でした。
パロディのオチがちょっと笑えないというのもありますし、
(日本人には向かないのでしょうか?)
子どもが絵本として読むには構成が高度すぎるような気もします。
読んだ子どもも、今ひとつ、と言っていましたし、
大人の感想としては、ちょっとアングラで
凝った構成の舞台劇を見ているような感じでした。
子どもよりも、ちょっと変わったものを読みたいという
大人のための絵本だと思います。
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絵を通して接した異文化にのめり込み…
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投稿日:2009/06/22 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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『雨、あめ』のピーター・スピアーさんの作品です。
3〜4年生にという紹介を見ましたが、中を開いて驚きです。
これは、5年生いえいえ、中学生でも十分に楽しめる、いえ学べます。
“世界“とか“グローバリズム”とか、近年、ヒューマニズムの観点から美しい言葉として、良く用いられていますが、大人でも自分の場所に立って、漠然としたイメージで使っているような気がします。
頭でイメージし、理解しているような錯覚はそれこそ危険きわまりないと思います。
見返しは“宇宙の中の地球”、扉は“アダム&イヴを想起させる楽園”と装幀から、力が入っている本だなとおもいました。
約60億のひとびとの、“ひとりひとりのちがい”を体型から始まり、人種.民族.語族.生活.宗教.風習.経済.多面的階級分化.差別.闘争等と様々な面に視点を置き、描いています。
みんな同じなのは、生まれた時小さいことと、さいごにはだれもが死ぬこと。
この絵本が、ただの教材テキストと違う点は、利口な人もいるがそうでない人もいる。いい人もいるが悪い人も少しはいる。個々人の趣味嗜好もちがうこと。一生懸命働いている人。怠けている人。働きたいのに仕事のない人がいることなども文字にしているところです。
さらに、様々な年齢層で構成され、患っている人。ふしあわせな人。不親切な人。強い人。弱い人。が、存在していることも文字にしています。
“きれい事ではなく、この現実が地球である。地球はこのすべての[ちがう人たち]をしっかりと抱えている。 そして、みなこの星に住むことを許されているということ。”を伝えていると思いました。
我が家の10歳の息子はのめり込み、絵を通して接した異文化に興味を持ったようで、私の書籍類はあらされ、コンピュータまで占領されてしまいました。
良い時期に、出会えた良書です。
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絶対おもしろい!
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投稿日:2009/06/22 |
ことままごんさん 40代・ママ・広島県 女の子10歳
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これは、いろいろな動物の骨格写真などが載っている絵本です。
動物の形は知っていても、その骨格となると知らない人が
多いのではないでしょうか。
また、知らなかった骨の秘密もわかります。
これは、目からウロコと言っていい絵本だと思います。
生物好きのお子さんにはぜひともお勧めしたい本ですが、
親子で一緒に読んで会話が弾む本だと思います。
最後には骨についての雑学もたくさん書いてあります。
ぜひ親子での読書タイムにお勧めします。
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ブタくんたちのまるまるぶりに吹き出して
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投稿日:2009/06/20 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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こんな日が来るのではないかと,立ち読みを6年ほど前にした絵本と、図書館で再会しました。
表紙のブタくんたちの、まるまるぶりに吹き出して、中を開いてまた吹き出して。
片づける事の苦手な主人公ウエンデル君。
ママに「自分の部屋をかたづけなさい。あれじゃあ、まるでブタ小屋だわ」と言われて、自分の部屋にいってみると、おおきなブタがベッドに
……。
開き直って、ウエンデル君はブタくんたちと同居を決め込むのですが…。
とにかく笑えます。ブタくんが増えていき、ウエンデル君の部屋が息苦しくなって行くのが伝わってきます。
自分の部屋を与えたお子さんに、いかがでしょうか?
さて我が家は、10歳の息子は自分の部屋はきれいにキープし、家族でくつろぐゾーンを見事に“ブタくんおいで”の状態にしています。
最後に言った言葉がにくらしい。「豚って清潔好きな動物なんだよ。知らないの?」ですって。
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小学生にもOK!
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投稿日:2009/06/18 |
ねーねーさん 30代・ママ・山口県 女の子14歳、女の子13歳
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自分が「へ〜」っと感心しながら読んでしまった絵本
これは小学生の理科とかのお勉強に役立つかも・・・と思い
4年生の教室で読み聞かせ
ヤゴとか出てくるので女子はどうかな?と様子を伺いつつ読み進める
絵が可愛らしいこともあってじっと聞き入る子どもたち
中には「しっちょる〜。見たことある〜」など発言も(男子のみ)
幼児用の絵本なのでそれは分かりやすく書いてあるし、弱肉強食の
自然界のおきてもソフトに描かれているので、理解できたよう。
低学年でも使ってみよう!
ちなみにうちの中学生の娘ふたりに
「やごってしっちょる?」ときくと
「聞いた事ある。なんか虫よね?」とがっくりな答え
読んで聞かせてやりました。
私と同じく「へ〜」(−。−;)
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アメリカだな〜
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投稿日:2009/06/16 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子10歳
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アメリカだな〜っておもいました。
夏、ロングヴァケーションで、近所中がいなくなる時期、トミーの家はパパが仕事でどこにも出かけられません。
でも、トミーは良いことを思いつきました。
ご近所中のあずかりものが、トミーの手によって運ばれ、端正に手入れされ成長していく様子はとても圧巻です。
休暇が終わり、あずかりものを引き取りに来た人たちへトミーが渡したおまけが、またグッドアイデアです。
幼いけれど、しっかりと責任を持って、仕事を全うするトミーはすばらしい。
緑色をベースに、青と黄を使った絵は植物の生命力が感じられて美しいです。トミーをはじめ登場人物も、素朴で可愛らしい表情をしています。
息子は、「トミーは徹底してるね。すごい。将来は、植物学者か大企業家かもね。」といって楽しんでいました。
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