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10歳

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★4  史実を伝えるということ、事実を感じるとい 投稿日:2009/02/05
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
ここが家だ
ここが家だ 作: アーサー・ビナード
絵: ベン・シャーン

出版社: 集英社
息子と、夢の島の第五福竜丸を見学した。
展示された船のまわりには、広島に落とされた原爆の1千倍という水爆の恐ろしさ、放射能の怖さを示す様々な展示があった。
犠牲者の家族、特に漁労長のまだ幼い子どもの記録に胸を打たれた。
そして、多くの小中学校生が見学に来ていること、様々な言葉を残していることに驚いた。
過去の史実に触れるということ。
これは、とても重要なことだと思うが、過度の恐ろしさを子どもに植えつけ過ぎても、よくないのではないかと思う。
与えるだけではなく、消化させるためのケアが必要である。
博物館にいくつかの絵本と紙芝居があった。
この本は、息子が迷いつつ選んだ絵本である。
モノトーンの絵が、言葉少なに強く語りかける。
時折、絵はカラーになり、見るものを悲しみの奥深くに引きずりいれる。
絵は、写真よりも生々しくもなり、重くもなり、見る者に語りかける。
文は重くて、読み聞かせるのにも力がいる。
息子は、どの様に感じ、どの様に消化していくのだろうか。
自分が過去から引き継いできた史実を伝えるということ。
これも親として重要なことだと思う。
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★5  分かりやすい命のつながり 投稿日:2009/02/04
ねーねーさん 30代・ママ・山口県  女の子13歳、女の子12歳
おじいちゃんは106さい
おじいちゃんは106さい 作: 松田 もとこ
絵: 菅野 由貴子

出版社: ポプラ社
ひいひいじいちゃんというのが子供の興味を引いたみたい
106歳というのも・・・

ひいひい孫とひいひいじいちゃん、多くの人はなかなか同じ時間を過ごすことは出来ない間柄だと思う。
実際、私はすごくうらやましい。
子供たちも、頭では、じいちゃんのお父さんのお父さんって理解してる感じだったけど、やっぱり実感はないと思うなぁ〜

お別れのシーンは子供たちも静かに聞き入っていた。お葬式に集まった家族の様子に、「じいちゃん、みんなに好かれていたんだなぁ」と思ったらしい。

家族との別れは寂しいけれど、命のつながりを感じてくれたならいいなと思う。
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★4  意外性の勝利 投稿日:2009/02/02
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
ウサギとカメ
ウサギとカメ 作: 朴世鎬
絵: 田島 伸二

出版社: 汐文社
この絵本は、小学校のクラスで読み聞かせをするきっかけになった、最初の絵本です。
小学5年生のクラス。「ウサギとカメ」と聞いて、馬鹿にしたような顔をしていた子どもたちの表情が変わるのに、それほど時間はかかりませんでした…。

実は、私が読んだ「ウサギとカメ」は韓国民話。海の国の王様の病気には、ウサギの肝が効くという話で、カメがウサギの肝を取りに行くと言うお話。竜宮城やら、ウサギとカメとのだましあいがあって、奇想天外なストーリーと、どこか聞いたことのあるような話が混在しています。

民話の伝承には不思議なところがあって、国が違うと話が変わっていく。これはその大きな例かと思います。
読み終えて、子ども達に感想を聞くと、大半は「浦島太郎みたい」との回答。
家で読んだとき、奥さんは「サルの肝」だと言いました。
昔話の伝承について一くさり話すと、子ども達は「ナルホド…」という顔をしていました。

それにしても、この本はタイトルで損をしていると思います。「ウサギとカメ」と聞いて、興味を示す人は少ないかもしれません。
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★5  素敵なことばにであえる 投稿日:2009/01/26
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳
ワシとミソサザイ
ワシとミソサザイ 作: ジェーン・グドール
絵: アレキサンダー・ライヒシュタイン
訳: 百々佑利子

出版社: さ・え・ら書房
 ワシの背中からミソサザイが現れた瞬間は、十二支の始まりのねずみを思いだしました。しかし、ミソサザイは違いました。自分一人ではかなえられない大きな夢を実現するために、ワシの力と知恵を使いました。しかし、ワシの力強さを讃え、感謝する心を忘れていません。 
 また、とぶ競争に早く脱落した鳥にかけるダチョウのことばやワシとミソサザイを褒め称えるフクロウのことばも心に残ります。
 高学年にも対応できる素晴らしい絵本だと思います!
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★4  我が子を信じて見守る 投稿日:2009/02/02
なによぉ!さん 40代・ママ・広島県  女の子13歳、女の子10歳
いとしのリトルブルー
いとしのリトルブルー 作: 松園直美
絵: 伊藤 正道

出版社: 主婦の友社
自分に自信が持てない我が子の為に…と手にした本ですが、あなたはあなたのままでいい…と優しく励まし、慰め、深い愛情で見守るお母さんの姿に親の私の方がジーンときました。
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★5  おもしろ〜い!! 投稿日:2009/01/26
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳
ウエズレーの国
ウエズレーの国 作: ポール・フライシュマン
絵: ケビン・ホークス
訳: 千葉 茂樹

出版社: あすなろ書房
 夏休みに自分だけの文明を作り出す男の子ウエズレー、現実では不可能なんだけどあこがれて止まない壮大な物語です。
 長期の夏休みをこれ以上素晴らしく過ごした子なんているわけない!羨まし〜い!!と大人の私が思ってしまいました。10歳の息子も一言
「えーなー。」
 読み聞かせるなら低学年でも楽しめると思います。高学年にもばっちりな絵本だと思います。できれば夏休み前がぴったりかも…。
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★4  生き方を学べる絵本 投稿日:2009/01/26
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳
星の使者−ガリレオ・ガリレイ−
星の使者−ガリレオ・ガリレイ− 作・絵: ピーター・シス
訳: 原田 勝

出版社: 徳間書店
 歴史に名を残す人物の生涯の中から「生き方」を学べる高学年向けのよい絵本だと思います。
「自分の目でたしかめ、科学的に導かれた結論を認めないということ  は、人間の知覚や知性を否定することになります。」
 厳しく罰されることを知りながらも信念を貫く心の強さにも心を動かされます。
 私も「天動説の絵本」を思い出したので、この本とあわせてもう一度読んでやりたいと思いました。
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★5  寒い時期に心があたたかくなる本 投稿日:2009/01/20
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳
トチノキ村の雑貨屋さん
トチノキ村の雑貨屋さん 作: 茂市 久美子
絵: 二俣 英五郎

出版社: あすなろ書房
 子どもの頃に遊びに行った母の実家の近くに、ぽつんと一件だけある雑貨屋さんを思い出しました。
 動物や不思議な生き物たちが心優しいさくらさんのお店にやってきます。とても心のあたたかくなる優しいお話です。寒い時期に読みたい気がします。
 中学年くらいで手頃に読める本だと思います。
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★5  胸が熱くなりうれし涙がこぼれました 投稿日:2009/01/20
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳
魔法使いのチョコレート・ケーキ
魔法使いのチョコレート・ケーキ 作: マーガレット・マーヒー
画: シャーリー・ヒューズ
訳: 石井 桃子

出版社: 福音館書店
 8編の童話と2編の詩が入っています。
 中でも「魔法使いのチョコレートケーキ」のお話は胸がじ〜んと熱くなる素敵なお話でした。不器用なために魔法が上手くいかず、「悪い魔法使い」にされてしまった魔法使いが、長い年月を経て今度は「良い魔法使い」にされるお話。
 はじめは、魔法は苦手だけどチョコレートケーキを焼くのが得意な魔法使いが、寂しさを紛らわすためにしていたりんごの木とのお茶会でした。りんごの木が寂しくないようにと友だちの木をどんどん植えていくうちに…。長い時を経て気持ちが通じ、幸せそうな魔法使いの姿にうれし涙がこみ上げてきました。
 高学年におすすめです。
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★4  自分が小さい頃に読んだので 投稿日:2009/01/27
マンゴーが好き☆さん 30代・ママ・兵庫県  男の子2歳
新・名作の愛蔵版 チョコレート戦争
新・名作の愛蔵版 チョコレート戦争 作: 大石 真
絵: 北田卓史

出版社: 理論社
自分が小学生の時に読んで内容は忘れましたがおもしろかった記憶があったので4年生に読みきかせをしました。
毎日少しずつです。
文字もさほど大きくないのでもちろん自分でも読むことはできると思います。
子どもたちはタイトルからチョコレート?戦争??と最初は頭に?がいっぱいでしたが毎日読み進めるうちに次を自分なりに予想するようになって来ました。
子どもたちの大人への訴えは届くのだろうか
今読んでも面白い本です。次世代へ残したい本だと思います。
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★5  虔十の姿と賢治が重なる 投稿日:2009/01/20
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳
虔十公園林
虔十公園林 作: 宮沢 賢治
絵: 伊藤 亘

出版社: 偕成社
「ミンナニデクノボートヨバレ
 ホメラレモセズ
 クニモサレズ
 サウイウモノニ
 ワタシハナリタイ」
 1歳と6歳の娘が見ていたNHKの「にほんごであそぼ」からこのフレーズが聞こえてきて、お話を思い出しました。虔十の姿と重なります。
 以前5年生に読み聞かせたことがありますが、長いお話にも関わらず食い入るように聞いていたのが印象的です。子どもが自分から手に取りにくい作品かもしれませんが、読みきかせる価値ありの素晴らしい作品だと思います。
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★4  地元だけに読みたい絵本 投稿日:2009/01/20
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳
1000の風1000のチェロ
1000の風1000のチェロ 作・絵: いせひでこ
出版社: 偕成社
 地元だけに1月17日は特別な日です。子どもたちも震災にからんだイベントや避難訓練、心の学習を続けています。我が家も震災で全壊しているので、家庭でも当時のことを話す機会はあります。
 震災後にうまれたからこそこのようなお話を通して、当時の人々の心に寄り添って、震災での教訓を風化させることなく大人になって欲しいと思います。
 震災を体験していない人にとっても一つのお話として心に響く良いお話だと思います。高学年にむいているように思います。
参考になりました。 1人

★4  昔話のオンパレード 投稿日:2009/01/20
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳
やまんばあさんのむかしむかし
やまんばあさんのむかしむかし 作: 富安 陽子
絵: 大島 妙子

出版社: 理論社
 「やまんばあさんのむかしむかし その一、その二」と「きつねじいさんのむかしむかし」の三話です。
 その一は桃太郎のパロディ栗太郎、その二は「わらしべ長者」「浦島太郎」に「さるかに合戦」「くらげの骨なし」と昔話のオンパレード。まぜこぜで、はちゃめちゃだけど、結には「ほう」と納得です。昔話を色々と知っている小学生には面白いお話だと思います。どれもやまんばあさんのすさまじい山姥パワーが圧巻です。
 子どもが学校の図書館から借りてきている本を私が読んで楽しみました。
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★4  う〜ん カスタム! 投稿日:2009/01/23
流音さん 40代・その他の方・北海道  
とのさまサンタ
とのさまサンタ 作: 本田 カヨ子
絵: 長野 ヒデ子

出版社: リブリオ出版
 町内の小さな小学校で読み聞かせをしてきました。全学年です。
 おっちょこちょいで、子供っぽいおとのさま。「お城を飾れ〜!」「煙突を100本つけろ〜!」と、サンタさんを迎えるために家来達にめちゃくちゃな命令ばかり。そのたびに「ははぁ」「へへぇ」とくたくたになりながら走り回る家来達。しまいには、泥棒をサンタさんと間違えて捕まえてしまいます。

 30人ほどの前で読んだのでちょっと絵が小さいかと思いましたが、お城が金ピカになったり煙突だらけになったりする様子に子どもたちはクスクス笑っていました。ある男の子は「おぉ!お城がカスタムされていく!」って。
 大体中学年を目安に本を選んでいますが、意外と高学年の方がウケたようです。最後にこっそりサンタさんからのプレゼントがとのさまの絵本だったことにも気づき、最後までどの子も集中して楽しむことが出来たようです。

 わがままでも憎めないとのさまが、捕っても可愛かったです。
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★4  ローワンがんばれ! 投稿日:2009/01/21
とらのさん 40代・その他の方・埼玉県  
リンの谷のローワン(1) ローワンと魔法の地図
リンの谷のローワン(1) ローワンと魔法の地図 作: エミリー・ロッダ
訳: さくま ゆみこ
絵: 佐竹 美保

出版社: あすなろ書房
弱虫のローワンが、魔法使いの予言から、いきたくもない冒険の旅に出ることになる。周りのみんなに支えられるのと同時に、自分の飼っている家畜に水を飲ませてあげたいという思いに支えられながら、弱虫のローワンが少しずつ勇気を身につけていき、最後に竜をも助けるという成長物語。男の子にも、女の子にもお勧めです。
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★5  ピカピカの一年生☆ 投稿日:2009/01/21
さやかさん 40代・ママ・広島県  女の子10歳、女の子8歳
ランドセルがやってきた
ランドセルがやってきた 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 徳間書店
小4と小2の娘に読みきかせをしました。

二人が大好きな中川&村上ペアの絵本なので、ワクワクした

顔で聞いていました。

そしてランドセルを買った時のことを思い出しました。

わが家は、おじいちゃんおばあちゃんにお祝いをもらって

自分たちで買いに行ったので、絵本のようなシチュエーションでは

なかったのですが、それでもランドセルがわが家にやってきた

時の気持ちは同じだったようです。

まずは背負ってみて「ちょっとまだ大きいね」と言われたこと、

お礼の電話をしたこと、おじぎをしてランドセルの中身がでて

きてしまったハプニングなど、「うんうん、あった!あった!」と

いえることばかりでした。

入学前の新一年生の気持ちがよく伝わってくる一冊です。

そして、裏表紙の作者お二人の写真も見逃せません。お楽しみに!
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★5  読み聞かせで 投稿日:2009/01/21
マンゴーが好き☆さん 30代・ママ・兵庫県  男の子2歳
うんぴ・うんにょ・うんち・うんご
うんぴ・うんにょ・うんち・うんご 作: 村上 八千世
絵: せべ まさゆき

出版社: ほるぷ出版
小学校で読み聞かせで読みました。
ウンチのお話というだけで子どもたちは興味津々。
読み進めると「おれこんなんちがう」「わたしこれや」などと自分のウンチはどれか分類していました。
今日のウンチはどんなウンチ??中学年でも楽しめたのでもう少し下の学年ならもっと歓声がおこるかもしれません。
うんちは健康のバロメーターですから恥ずかしがることなく学校でも明るいイメージとしてとらえられたらいいなと思いました。
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★5  私の人生で一番好きな本 投稿日:2009/01/21
@443さん 30代・ママ・京都府  男の子11歳、男の子1歳
岩波少年文庫 長くつ下のピッピ
岩波少年文庫 長くつ下のピッピ 作: アストリッド・リンドグレーン
訳: 大塚 勇三

出版社: 岩波書店
小学生の頃の私の宝物。
今でも大切に保管してあります。

子供なのに一人暮らし(正確には馬と猿の3人暮らし)のピッピは
髪はモジャモジャで真っ赤な三つ編み
大きなブカブカの靴を履いて
靴下の色も左右違う

とにかくやること全てが型破り!
そして
超力持ちで、勇気と思いやりを持った女の子。

「怒られないの?」
「恥ずかしくないの?」
「怖くないの?」

私の問いかけにも
ピッピはそばかすだらけの顔でニカっと笑うだけ。

私がやってみたいこと全部ピッピがやってくれました。
学校の先生を言い負かし
大人の言いつけなんか聞く耳持たないピッピ。
当時の大人からは「まぁけしからん!」と評価されたようで。
でも、子供はそんな話が大好き。

「常識」だの「協調性」だの「世間体」だの
大人の世界にうんざりした時
今でもピッピに会いたくなります。
参考になりました。 1人

★5  ジーンときました 投稿日:2009/01/16
なちまるさん 30代・ママ・大阪府  男の子10歳、男の子6歳
てんごくのおとうちゃん
てんごくのおとうちゃん 作・絵: 長谷川 義史
出版社: 講談社
ぼくが小さいときに死んでしまったおとうちゃん。
みんなはぼくに「かわいそうに。こんな小さいのに、お父さん死んでしもて」と言うけれど
ぼくは本当にかわいそうなのは、おとうちゃんだと思う。

そーだよね。確かにそうかもしれない。
もっと生きたかった、子供たちともっと一緒にすごしたかったのに、死んでしまったおとうちゃん。
そーかもしれないけれど、そう言えてしまうぼくはとてもすばらしいです。

悲しい悲しいを前面に出さずに、でもぼくはがんばるよと書かれているから、余計切ない物語。

いいお話でした。
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★4  なんかちゃうで 投稿日:2009/01/14
とむままさん 40代・ママ・三重県  男の子13歳、女の子11歳
だれでも知っているあの有名な ももたろう
だれでも知っているあの有名な ももたろう 作・絵: 五味 太郎
出版社: 絵本館
誰でも知ってるあの有名な『ももたろう』というタイトルが決めてです。

これで・・100%『知ってる!!』と答えてくれます。

でも・・
でも・・・

こんなことは誰も知りませんでした。

うそ!
めちゃくちゃな話やん!

等、読んでいる時に声がいっぱいかかるおもしろいお話です。

五味太郎さんの絵にぴったりしたなんともユニークなほのぼのしたお話でまねをしていろんな昔話を作りたくなりました。
参考になりました。 0人

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