芸術とみるか科学教材とみるか
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投稿日:2011/06/08 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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ウォルター・ウィックといえば『ミッケ』ですが、私は『視覚ミステリー』でパズル感覚と、緻密なカメラアイを感じるカメラマン。
そのウィックが水の見せる様々な現象を見事に写し取った作品です。
しかし、この素晴らしい写真は理科の教材としても優れていると思います。
『ミッケ』の流れで見ると面白みは少ないかもしれませんが、ウィックだからできた本かもしれません。
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可愛いですねぇ♪
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投稿日:2011/06/08 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子12歳、男の子10歳
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ねずみの兄弟、可愛いですねぇ♪
お母さんが、毛糸玉を2つ持って、出ていくシーン
とっても素敵でした★
ずっと、微笑んで読める本でした。
読み聞かせのお友達は大型絵本を1年生で読みました。
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涙の海岸線
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投稿日:2011/06/06 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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鎌倉から藤沢まで。
湘南の海岸と鎌倉の史跡、民家の間を走る江ノ電は様々なドラマを作ってくれる路線です。
そんな江ノ電だからとも君はあこがれたのでしょうか。
新幹線でもなく、夜行列車でもなく、リゾート列車でもなく…、江ノ電。
悲しい話だけに、ここに登場する江ノ電がとても意味深く感じられます。
心臓の悪い母親から生まれたとも君
お母さんはとも君の成長を見続けることなく、とも君が9歳の時に亡くなります。
そして、とも君も同じ病気で苦しむことになります。
腎臓も悪かったので手術もできなかったとも君。
とも君のことを考えて、お父さんはとも君を施設に預けることにしました。
家族って何だろう?
一緒に生活できない苦しみ、妻がいない寂しさ、私はこのお父さんのことも考えてしまいました。
施設の生活から入院生活へ。
とも君が生きている間に、とも君の夢を叶えようとボランティア、病院、理解をしてくれた江ノ電の会社の間で、とも君を江ノ電の一日運転手にするプロジェクトが作られます。
待望の江ノ電を運転して、間もなくとも君は息を引き取ります。
感動のノンフィクション絵本です。
とも君は、自分の生まれてきたことの意味をお父さんに問いかけます。
実にとても重い問いかけです。
この世の中に否定できる命などあるはずがありません。
だけど、悲しみ苦しみを共有することが幸せだということでもありません。
答のない事実がここにあります。
答ではないけれど、すべてを抱擁してくれるのが「愛」でしょうか。
思わず感傷的になってしまいましたが、16歳で命を終えた新田朋宏君のためにも、今を生きている子どもたちに夢と命と愛を省みて欲しいと思います。
ついでながら、江ノ電を愛して欲しいとも思います。
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猫、かわいす!
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投稿日:2011/06/05 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子16歳、女の子11歳
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作者のトミー・デ・パオラ氏は猫が大好きらしいです。(作者紹介などから)
ウチの子どもたちも猫は大好き!いろいろ事情で飼うことはできませんが、その分、余計好きなのかも。
この絵本に登場する猫たちもみんなとても可愛かったです。
上の子は、アメリカン・ショートヘアーとアビシニアンが特に好みの猫だといってました。
この作品のすごいところは、猫の種類を紹介するだけでなく、さり気なく猫と人間の歴史に触れ、その時代その時代を猫たちと人間たちとの距離をとてもさりげなく伝えてくれているところです。
なかなか面白いので、興味のある人、猫好きの人はぜひ読んでみてください。
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しろいはな
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投稿日:2011/06/04 |
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県 男の子、男の子
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表紙に描かれた白いはなは、ゆり・・・?んんんちょっと違うかな・・・
見子ちゃんは素敵に出来上がった箱を、お誕生日のお母さんにプレゼントしようと大事に家に持って帰ろうとします。ところが・・・
くもねこ、くもいぬ、くもんこに対してのみこちゃんの行動は、ちょうど子どもが共感出来るくらいですね
なんとなくみこちゃんのまわりを一周するっておもしろいおまじない?
おかあさんは涙ぐむほど喜んでくれました・・・
母はああでなくっちゃね
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愛は平和のために
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投稿日:2011/06/04 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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人間たちの戦争で家族を失い一人ぼっちのネズミのジャスパー。
同じく戦争で追い立てられ、食べるものにも困ってやつれたネコのレオラ。
ジャスパーはレオラの瞳に恋心を持ちます。
なけなしの食料を差し出したジャスパー。
レオラは自分が食べようとしたジャスパーに助けられ恋心を持ちます。
ネコとネズミが愛で結ばれ結婚しました。
若いネズミのジャスパーと、8匹の子持ちの母親ネコのレオラ。
愛がすべてに勝るということでしょうか。
ネコたちとネズミたちが戦争を始めようとしたとき、ジャスパーとレオラは平和の大切さを素朴な形で説いて回ります。
そして二人で築き上げた平和。
ネコたちとネズミたちの共存が実現します。
ネコとネズミにできることが、どうして人間たちにはできないのだろう。
この絵本はそう言っているように思えます。
マイケル・フォアマンの、戦争や平和や愛に満ちた世界がこの絵本の中でも展開されます。
フォアマンの本をまた見つけ出したことに満足。
この絵本には二つの漢字だけが使われています。
「目」と「愛」。
瞳と心の二つを強調したかったのだと思いますし、フォアマンの絵はまさしくそれに成功しています。
でも…、二つの漢字のほかに漢字を一つ見つけましたよ、いわくらさん。
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へ〜へ〜へ〜
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投稿日:2011/06/02 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子12歳、男の子10歳
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図書館で読んでみて、
「へ〜へ〜へ〜」と感心発見驚きした本でした。
6年生4年生で読み聞かせで読みました。
読んでいくと、たくさんの子が自分の手の握ったり開いたり
親指を折ったり伸ばしたりしていて、「わかるかわるその気持ち!」
と思いました。
生きているパンダの手は、握れない・・・
という、ごく当たり前のことも、考えたことがなかったので
この本で知りました。世の中には、そういう色々な知らないことが
あふれているんだよなあ・・・としみじみ感じました。
4年生は
「国立科学博物館にいったことがある!」
「7本目の指のこと知っていたよ」
「わたしパンダに興味ない!」
と、色々な感想を教えてくれました。これも学びでした。
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世界のふつうのくらし
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投稿日:2011/06/02 |
おるがんさん 40代・ママ・高知県 女の子、男の子
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息子が社会の教科書に載っていたと教えてくれました。
30カ国のその国の平均的な一家の荷物を全部並べて写真に撮っているのです。
その国の人々の価値観が想像できる写真です。
召使がいて、高級車を何台も持っている家庭もその国では平均なのです。
第一夫人、第二夫人とその子どもたちと仲良く暮らしている国。
古い家具を大切に使っている国。
見ていて新しい発見だらけです。
トイレばかりを紹介してあるページもあります。
紹介している国のデータも載っています。
親子で色々な話ができる本だと思います。
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親として読む
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投稿日:2011/06/02 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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この本を初めて読んだのは30年以上昔。
当然自分は親ではなく、主人公の秀一に自分を重ね、自己主張と親を批判の目で見る世代でした。
父母がいるから自分たちがいる。
だけど、好きで生まれてきたわけじゃない。
自分たちって何なのだろう。
親の言うことって自分たちの都合に過ぎないんじゃないか。
結構、生意気で扱いにくい息子だったような…。
この本は、子どもたちの自立、家族の不安定さを真正面から描いています。
崩壊しかけた家庭の中で、親に対する憐みさえ感じさせながら、社会見る目を育てていく話です。
今、自分自身が親の立場として、子どもたちからそんな目で見られる立場になってしまいました。
自分たちは壊れていないか?
家庭としてほころびはないか?
…。
しかし、家族が成長するためには、ほころびや傷は必要かも知れない。
などと感じ入って読み終えました。
大人として読んでしまいましたが、あえて成長期の子どもたちに自分たちの目線から読んでほしい本です。
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あ〜、こういう名前のお花だったのかぁ〜
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投稿日:2011/06/01 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子12歳
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じっちょりんの小ささに驚き笑い、そしてその活躍に「そうか〜、じっちょりんが頑張って種を運んでいるのか〜」と妙に納得してしまいました。
カズコ・G・ストーンさんの「きんいろあらし」(福音館書店)などでお馴染みの“やなぎむらのおはなし”シリーズと通ずるものを感じます。
こちらの作品は、人間もしっかり登場し、じっちょりんのサイズが良く伝わってきますし、春の季節に道端に咲く花の描写もリアルで美しい。
あ〜、こういう名前のお花だったのかぁ〜、と親子でしみじみ眺めました。
名も無い花など無いですよね。
皆名前を持っているんですね。
これから散歩で目にする道端の花に屈んで挨拶してしまいそう。
そして、じっちょりんを捜してみようかなぁ〜。
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山田洋次の世界
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投稿日:2011/06/01 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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山田洋次さんというと人情味と独特の語り口調。
山田洋次さんは落語も書いているのですね。
絵本の中にも枕があって、台詞が多い。
まさに落語の世界でござんす。
寅さんの口調で通せば楽しいのでござんしょうが、こちとらちいとばかり玄人さんの切れはない。
切れは名刀魚切丸にまかせて、面白さは絵本に任せて、しっかりと味わいさしていただきやしょう。
商売がどうにもうまくいかない古道具屋の甚兵衛さん。
成田山に祈願に出かけた帰りのとある百姓屋敷。
物干し竿がわりに大根をつるしたなぎなた一つ。
身重のおかみさんとうだつの上がらぬ亭主を相手に、巡り合った名刀魚切丸を手に入れようと悪戦苦闘。
この語りの多さは、ちょっと年少向けにはなれないかもしれませんが、寅さんの語り口調を思い出しながら楽しんでください。
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幻想的な絵本です
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投稿日:2011/06/01 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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水仙月とはいつだろう。
水仙が咲くころのイメージとは裏腹に、展開されるのは冬の大吹雪の世界。
そうすると2月なのでしょうか。
お話に登場するのは水仙ではなくて、一人雪の中を行く少年と、それを襲う猛吹雪。
雪狼、雪童子と恐ろしい雪婆んご。
少年を凍死させようとする雪婆んごと、少年を助けようとする雪童子。
少年を巡って激しい嵐の世界が展開されます。
その風景が、伊勢さんの絵でとても幻想的な絵で見事にまとめられています。
宮沢賢治の話も幻想的で詩的で多くを語りません。
登場者と「水仙月」という言葉に代弁させているようです。
昔ながらの言葉、言い回しが新鮮です。
このお話、詩的な話なだけに、描く作家によってかなり異なる世界になると思います。
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とっても読みやすかった
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投稿日:2011/06/01 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子12歳
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これから夏に向けて、星座観察の宿題が出る学年のお子さんもいるかと思います。
こちらは、星占いでおなじみの12星座の物語。
ギリシア神話からのお話です。
自分の星座の物語を楽しんでから、最初に戻り読みました。
コラージュとは信じがたい素晴らしい魅力的な絵です。
作品にピッタリだと思います。
各星座、一見開きでお話が完結しているので、とっても読みやすかった。
息子は、ギリシア神話についての興味が再燃したようで、また私の書棚を荒らされそうです。
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みんな生き生きしていた
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投稿日:2011/06/02 |
ゆかまおさん 50代・その他の方・福井県
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欲のないおじいさんがいぬとねこのためにご飯をあげていた恩を忘れず、うろこ球を取り換えに行くところがダイナミックに描かれていておもしろかった。大阪のネズミがお尾高弁をしゃべっているようなセリフに思わずクスッと笑ってしまうし、皆それぞれ生き生きとしていた。
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メルヘンか、哲学か?
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投稿日:2011/05/30 |
えるるうちゃさん 40代・ママ・千葉県 女の子9歳、男の子1歳
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メルヘンでもありながら、哲学がこめられています。お話自体は難しくないので(でも分厚いので引いてしまうかも)、子供が出合う初めての哲学書という感じ。人は見かけでは判断してはいけないということや、何よりも時間について深く考えさせてくれます。有意義な時間ってどういう時間なのか、この一分、一秒をどうすごしていくべきか、とか。大人になってからも時々無性に読みたくなる本です。
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一番最後のページの仕掛けがGoot!
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投稿日:2011/05/28 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子16歳、女の子11歳
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これはいい絵本ですよ!素直に面白かったです。
あまりかわいいお話だったので、側で勉強していた上の子に、思わず読んでしまいました。(子どもも目を細めていました)
この手の内容のものは幾つかありますが、作者の個性をとても感じたので、何となく作者紹介の所を読んで、びっくり!
この“いまいあやの”さん。最近、いろいろな学校の読み聞かせボランティアさんが注目している「くつやのねこ」を描かれた作者じゃないですか!!
読んでる時は全然気づきませんでした。
つまり、それだけ「くつやのねこ」とは絵のタッチとか、物語の雰囲気とが、とってもいい意味で違いました。
もうとにかく、登場する羊たちが可愛いのなんの!特に108匹目のヒツジ!!飼いたいくらいです。
そして、なんといってもお薦めが最後の仕掛け!
意外に見つかりませんが、私は頑張りました。
(↑この言葉の意味は、読んだ人ならすぐわかります)
ぜひ、みなさんも読んで楽しんでください。全体的にあわい色で仕上げてありますが、字も大きくっ無駄のない線で描かれているので、遠目はきくと思います。
4,5歳くらいから小学校中学年くらいの読み聞かせにもお薦めします。
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可愛い。
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投稿日:2011/05/28 |
スウィートさん 10代以下・その他の方・埼玉県
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荒井さんの絵が本当に可愛くて可愛くて・・見るとすごく落ち着きます。1日の終わりに1ページ声に出しながら読んでみたら心があたたかくなりました。
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伏し目がちなよしこさん
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投稿日:2011/05/27 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子12歳、男の子10歳
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串かつにはなじみのない息子たちは
興味津々で見ていました。
2度づけの意味もよくわからないようなので
説明しました。
いつか一緒に串かつやさんに行ってみたいと思います。
行く前にもう一度、この本を読もうかな。
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戦争と国民性
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投稿日:2011/05/25 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子14歳
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少女が大切にしていた金髪の人形。
少女にとってはとても大切なものだったのですが、戦争中に大人たちはその人形を疎ましく思ったのです。
金髪だというだけで、敵国の人形だと思ってしまった人々。
実はドイツ人形だったのですが、日本人には同盟国と敵国の区別もなく、自分たち以外は敵国だと思っていたに違いありません。
そして、残念ながら島国という日本の特性なのか、いまだに日本人、外国人の差別化の構造が深く根付いていると思います。
なにか、日本の国民性の悲しさを感じさせるお話です。
人形は赤い靴を履いていました。
横浜港の異人さんにつれられていった人形とは別の話でした。
モノクロの挿絵の中のただ一枚。
人形が焼かれるシーンの赤は印象的。
人形が焼かれていく時の表情は苦悩していて、人間と変わりありません。
山中さんの体験に基づいているのでしょうか。
モデルがいるのでしょうか。
現実味をもった話しとして受け取りました。
山中恒さんの作品を読んできて、自分の知っていた山中さんと再会した感じになったお話です。
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なんで?関西弁?のフライパン
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投稿日:2011/05/26 |
あすぱらこーんさん 30代・ママ・北海道 男の子12歳、男の子10歳
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いかりのフライパンは関西弁。
なぜだろう?
でもぴったり。
北海道の子には生の関西弁は珍しいのか
フライパンのセリフになると、目を大きくして
聴いているような気がしました。
読み終えて、すっきりウキウキしました。
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