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モンポケおふろえほん ピカチュウとあそぼ

モンポケおふろえほん ピカチュウとあそぼ(小学館集英社プロダクション)

ピカチュウといっしょに、おふろであそぼ! ポケモン公式ベビーブランド「モンポケ」から、はじめてのおふろ絵本が登場!

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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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12歳〜

6639件見つかりました

★5  うみが… 投稿日:2010/07/28
たっちん★さん 10代以下・その他の方・愛知県  
うみ
うみ 作・絵: G・ブライアン・カラス
訳: くどう なおこ

出版社: フレーベル館
 この絵本は、海が私たちに話しかけている本です。
この絵本は海から私達へのお願い・今まで海たちが見てきておもしろいと思ったことや、見たことなどを話してくれます。
絵が、とってもきれいです♪私は、この本がお気に入りです。
夏にとってもぴったりの本なので一度読んでみてください。
参考になりました。 0人

★5  おばけがタコに!? 投稿日:2010/07/26
たっちん★さん 10代以下・その他の方・愛知県  
10ぴきのおばけのかいすいよく
10ぴきのおばけのかいすいよく 作・絵: にしかわ おさむ
出版社: ひかりのくに
 この絵本は、一人のおじいさんと10ぴきのおばけが海水浴に行くという本です。
おばけたちは、タコの兄弟やクジラの赤ちゃんに出会います。
そのクジラの赤ちゃんは、網にひっかっかっていました。クジラの赤ちゃんは…!?
そして最後には、ええっ!っというような事が起こります。
とってもかわいい絵本です。ほかにもシリーズがあるので、ぜひ読んでみてください。
参考になりました。 0人

★5  伝える、続ける、あきらめない 投稿日:2010/07/25
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
その手に1本の苗木をーマータイさんのものがたりー
その手に1本の苗木をーマータイさんのものがたりー 作・絵: クレア・A・ニヴォラ
訳: 柳田邦男

出版社: 評論社
「モッタイナイ」のマータイさんがどうしてノーベル平和賞を受賞したのか、この絵本を見てよ〜く判りました。
アフリカの環境破壊。
それは、先進国の身勝手さに振り回された悲劇に他ならないのですが、緑が失われていく早さと、人間が変わって行く様をマータイさんが見て、行ったことが素晴らしい。
自足の生活から消費者に変った人々に、自然の大切さと、緑の大切さを伝え、なによりも行動することの重要さを伝えて、復興への第一歩を踏み出すのですが、それは一本の苗木からでした。

荒れ地になった赤土から緑を復活させるための努力は大変なことに違いありませんが、この絵本は決して暗くはなく、マータイさんの続ける努力とあきらめないことを美しく描いています。
環境への思いを深めるとともに、マータイさんの行いには甘受すべきことが満ち溢れています。

本当ならば環境に対する受賞であるべきかと思うのですが、環境の保全こそすなわち平和への取り組みに違いありません。(アメリカ副大統領だったゴアさんも受賞しましたし。)

この絵本はアフリカの話であることと、マータイさんがアフリカ人女性であることが大きなポイントだとは思うのですが、子どもたちには、マータイさんから学ぶとともに、先進国に住む人間として、自分たちのエゴで環境が破壊されていく国があることも理解してもらいたいと思います。
参考になりました。 6人

★5  自然に向ける眼、社会に向ける眼 投稿日:2010/07/23
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
ピーターの浜べ
ピーターの浜べ 作: サリー・グリンドレー
絵: マイケル・フォアマン
訳: 川島亜紗

出版社: 評論社
海鳥とアザラシが人と共存しているピーターの浜辺。
その浜辺が座礁したタンカーから流出した石油で汚染されてしまいます。
その様子を淡々と描いた作品です。
最後には、海鳥にもアザラシにも以前のような生活が戻りました。
しかし、座礁したタンカーの残骸はそのままです。
決して環境破壊を訴えるような叫びはありません。
この絵本を見て、実際にタンカーの座礁、油田火災、さまざまな事件や災害で汚染されていく海を思い起こしました。
ラストは作者の願いでしょう。
サリー・グリンドレーの自然に対する思いやり、マイケル・フォアマンの社会に対する問題意識が結実した作品です。
参考になりました。 0人

★5  「ほくろスイッチオーン!」 投稿日:2010/07/26
たっちん★さん 10代以下・その他の方・愛知県  
なっちゃんのほくろスイッチ
なっちゃんのほくろスイッチ 作: 平田 昌広
絵: 平田 景

出版社: 講談社
 この絵本は、主人公のなっちゃんという女の子が身の回りのいろんな人のほくろを押すと…!? という本です。
そのスイッチは、人それぞれ効果が違うところがおもしろいです。
私は、次はどんなことが起きるのか考えながら読むのが楽しいです。
とても面白い本なので、皆さんも読んでみてください。
参考になりました。 0人

★5  江戸っ子な言葉と絵が、くせになります。 投稿日:2010/07/22
もでらあとさん 30代・ママ・兵庫県  男の子13歳、女の子5歳
落語絵本12 ときそば
落語絵本12 ときそば 作・絵: 川端 誠
出版社: クレヨンハウス
5歳の娘のために、と思ったのが、中学1年の長男のほうが気に入っていました。

落語自体はあまり知らなくても、この「ときそば」は、ちらりと聞いたことがある、というほど有名なお話ではないでしょうか。

冬のある晩、男が、ちょっとした悪知恵をもって「そば」の勘定を支払いをごまかす場面を目撃!自分もやってやろう!と、翌晩、早速そば屋を探します。ここも”つっこみどころ”です。そんなワルい事、まねしちゃだめでしょ(笑)。
ところが、タイトルにもある「とき:時刻」が昨日とは違う。さてさて、この男はうまくごまかすことができるのでしょうか・・。

語り口調がとても楽しい!落語にあまりなじみのないもので、江戸っ子弁がとても新鮮です。また、描かれている夜の暗闇の雰囲気のせいか、なんだか、いわくありげな事が始まるのではないか、という、ワクワクはらはらな、なんともこそばゆいような感覚が起こってきます。そして、オチがやっぱり面白い!
話の展開にあわせて、男の江戸っ子な表情が少しずつ変化して行くのが、なんとも味わいが深く、オチはしってるのに、何回も読みたくなってしまいます。
5歳の娘には、語り口調は楽しかったようです(てやんでえ、みたく読んであげましたから)。長男は他の落語シリーズも読みたがってます。

日本の文化継承にも、一冊であれこれと有意義な絵本ですよ!
参考になりました。 0人

★4  直輸入されている中国の昔ばなし絵本 投稿日:2010/07/22
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子15歳、女の子10歳
ひよこのかたきうち
ひよこのかたきうち 出版社: らくだ出版
日本では1990年に出版されている絵本ですが、忠告から直接輸入した絵本らしく、日本や諸外国の絵本とはかなり作りが違いました。

これのもとはミャオ族の昔話らしいのです。
作者の名前も書いてありますが、私のパソコンでは出ない字だったので、無記入で。
イラストはギャグ漫画みたいでした。
話はさるかに合戦と、とてもよく似た昔話です。
こんな話もあるんだと、驚きました。3歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんなら楽しめるかもしれません。
参考になりました。 0人

★5  おばけ話じゃないけど、お薦めは夏に読む! 投稿日:2010/07/22
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子15歳、女の子10歳
ロンポポ
ロンポポ 作・絵: エド・ヤング
訳: 藤本 朝巳

出版社: 古今社
私と上の子で、とてもウケました。
他のナビの方も書いていますが、中国版「おおかみと七ひきのこやぎ」といってもいいのですが、
中国の他の地域や韓国のむかし話では、
このロンポポ(オオカミ)が虎である場合が多く、
「金のつなのつるべ」とか「お日さまお月さま」というタイトルで、知られています。

うちの子たちは、この韓国版の絵本を前に読んであげているので、オオカミ・ロンポポが結構愛嬌があって、可愛かったようです。
逆に「ロンポポ」に登場する三人娘の顔が怖いです。
一般的に見慣れている絵本に比べると、恐怖マンガのような絵柄でした。

上の子が気に入ったシーンは、
何度落とされても食べたことのない「銀杏のみ」とやらを食べてみたい「ロンポポ」が舌なめずりして籠に乗っているところだそうです。

内容的には子どもたちと、肉食動物との頭脳バトルなので、聞いている子どもたちはドキドキハラハラするでしょうね。
おばけとかの話ではありませんが、どちらかというと、夏の暑い夜に読んであげると、より迫力が出て、盛り上がりそうです。
やや長い話なので、お話を聞きなれている幼稚園以上のお子さんか、小学校以上のお子さんにお薦めします。
参考になりました。 2人

★4  子どもウケはするけど、住みたくはない! 投稿日:2010/07/22
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子15歳、女の子10歳
いいな いいな この おうち
いいな いいな この おうち 作: 軽部武宏
出版社: 小学館
うちの子は「面白かった」と、絶賛していましたが、私はここに登場する家にはタダでも住みたくないので、評価は低く、間を取って「まぁまぁ」のところにしておきました。

どれもこれも、動くものか、さもなきゃ食べ物に関係していたり、住み心地が悪そうなものばかりでした。
たいていどの家にも、お風呂に入っている人や、トイレに入っている人が出てくるので、子どもウケはいいものかもしれません。
絵本として、子どもたちに読んであげたいか?と聞かれると、特別読みたくも、紹介したくもありません。
参考になりました。 0人

★5  おじいちゃんとおじいさんの違い 投稿日:2010/07/20
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
おじいさんのハーモニカ
おじいさんのハーモニカ 作: ヘレン・V・グリフィス
絵: ジェームズ・スティーブンソン
訳: 今村 葦子

出版社: あすなろ書房
絵本ナビのレビューが気になってさがしてしまった絵本です。
『おじいちゃんの家』の続編。
おじいさんの家を訪れたまごの女の子はすっかりおじいさんと仲良くなってしまいます。
一緒におじいさんの家を訪れたおかあさんが先に返り、ひと夏を一緒に過ごします。
そこでならったのはハーモニカ。
それが二人をつなぐ絆になります。

体調を崩し、田舎のジョージア州から女の子の住むボルチモアにやってきたおじいさん。
おじいさんは病気ですっかり元気をなくしてしまいました。
女の子はおじいさんから教わったハーモニカがとても大切な役割を果たしてくれました。

とても温かいお話です。
スティーヴンソンの絵もぴったりだと思います。
でも気になることがいくつか。
同じ訳者なのに、前作の「おじいちゃん」から「おじいさん」に変った訳って何?
前作できになったスズメバチとマルハナバチって別のハチ?
ものまね鳥ってどんな鳥?
前作で訳者の違いで気になったことが、今度は同じ役者の訳に少し気になった私。
訳の雰囲気が少し違います。
参考になりました。 0人

★5  平和を願う激しい思い 投稿日:2010/07/20
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
てっぽうをもったキジムナー
てっぽうをもったキジムナー 作・絵: 田島 征彦
出版社: 童心社
以前に『おきなわ島のこえ』を読んだときに紹介された絵本です。
あちらは原爆の悲惨さを伝えることに使命感を持たれた丸木俊さんたちの作品でしたが、この絵本は田島征彦さんの激しい思いが絵と文章に炸裂しています。
どちらも正直言って読むのに勇気がいる作品ですが、子どもたちにはしっかりと伝わると思います。

戦争に巻き込まれた沖縄。
家族が疎開したのに、おばあさんとカリエスで自由のきかないさっちゃんは村に残ります。
その後の悲惨は、文にも絵にもおそろしいほど描かれています。
多くの死人の中で生き残ったのはさっちゃん。
さっちゃんを助けてくれたのは「キジムナー」。

戦争が終わったこととも知らず、二人は隠れ続けますが、弱りきったさっちゃんのために、キジムナーは鉄砲を持って昼間のアメリカ軍の基地にでかけます…。
終戦を知らずフィリピンに隠れ続けた日本兵のことを思い起こします。

この絵本は、戦後の沖縄についても語っています。
日本ら土地を切り離されて占領され続けたこと。
土地を奪われて米軍基地となったこと。
そして、戦争が終わったのに沖縄に残る戦争の危険性。
とても主張の強い本ですが、事実として受け止めなければいけない。
今日も基地の移転問題として、日本が問題を抱えているのですから、沖縄のこともわからなければいけない。

おばあさんになったさっちゃんが平和博物館をつくりました。
田島さんの平和に対する思いが最後までみごとです。
参考になりました。 1人

★5  犬に名前のつくことの意味 投稿日:2010/07/20
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
ラッキーボーイ
ラッキーボーイ 作・絵: スーザン・ボウズ
訳: 柳田邦男

出版社: 評論社
犬にまだ名前がないときは、ガスティン家では全く存在感のない犬でした。
どうして連れてこられたんだろう、どうして相手にしてもらえないんだろう。
それでも犬は従順、自分の境遇を受け入れていました。

犬に名前が与えられたとき、犬は家族になりました。
奥さんを亡くして寂しかったおじいさんの良き友となりました。
塀一つを隔てた二つの家の違い。
犬の境遇とともに二つの家族の姿をくっきりと浮かび上がらせました。

ガスティン家は寂しい家族です。
いつも追い立てられるように行動して、回りが良く見えないかわいそうな家族に思えてしまいます。
自分の家にいた犬がいなくなったことも、その犬がそばにいることもわからないのですから。

しっくりとしたお話にぴったりのモノトーンの線画。
柳田邦夫さんがこの本を選んだ意味が伝わってきます。
参考になりました。 1人

★5  『あのころはフリードリヒがいた』の総集編 投稿日:2010/07/19
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
岩波少年文庫 若い兵士のとき (改版)
岩波少年文庫 若い兵士のとき (改版) 作: リヒター
訳: 上田 真而子

出版社: 岩波書店
『あのころはフリードリヒがいた』の三作目です。
続編でフリードリヒと反対側にいた自分、積極的なヒトラー崇拝者であった僕が志願して戦争に出ます。
三作目にして、痛烈な戦争批判。
この作品を最後に、筆を折ったというリヒターの心からのうめきを感じます。
戦争に出た自分が目にしたのは、英雄としての兵士ではなく、戦争に翻弄される弱い人間だちでした。
三作目にして、ストーリー性は失われました。
本の中に羅列されるのが、志願して戦争に出た自分。
負傷して帰還できると思ったら、負傷兵のまま進級。
若い兵士でありながら、兵士たちを指揮する立場になっていきます。
本文を貫くのは、兵士としての自分のエピソード。
ストーリー性がなく、戦争の断片が生々しく戦争の地獄を訴え続けます。
脈絡があまりないから、かえって読者の心を刺すのです。
多分、これはリヒターの自分史でしょう。
そして、この作品を書き終えて、4作目はありません。
本当ならば、今の自分につながる作品を書いて欲しかったのですが、この作品で自分の過去をはきだしつくしたのでしょうか?
成長した自分を理解してもらうためには、三つの作品の中で一番伝えにくい作品かもしれません。
参考になりました。 0人

★5  『あのころはフリードリヒがいた』の続編 投稿日:2010/07/19
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
岩波少年文庫 567 ぼくたちもそこにいた
岩波少年文庫 567 ぼくたちもそこにいた 作: ハンス・ペーター・リヒター
訳: 上田 真而子

出版社: 岩波書店
『あのころはフリードリヒがいた』の続編です。
リヒターの自伝的作品ということ、リヒターもこの作品に出てくる3人の少年たちのように熱心なヒットラー・ユーゲント(14歳から18歳の少年で構成されるナチの少年組織)だったということを聞くと、前作に書かれたフリードリヒに対する懺悔の気持ち、自分のしてきたことに対する苦しみから書かずにいられなかったのではないかと思います。
フリードリヒもちょっと顔を出しますが、この作品はドイツ人側からみた作品。
父親が共産党を支持する家族に育ち素直にヒトラーの思想に従えないギュンター、積極的に活動に参加していくハインツ、そして僕が登場人物。
前作ではフリードリヒに対する友情の気持ちを持ちながら、時代に飲み込まれていく様を感じましたが。
あの戦争に関わって行く自分を書きつらねています。
ナチ政権という狂気の時代に振り回された若者たち。
とても痛烈な作品です。
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★5  「たそがれ堂」に行きたいぞ! 投稿日:2010/07/17
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子15歳、女の子10歳
ポプラ文庫ピュアフル コンビニたそがれ堂(3) 星に願いを
ポプラ文庫ピュアフル コンビニたそがれ堂(3) 星に願いを 作: 村山早紀
絵: 早川 司寿乃

出版社: ポプラ社
もう、本当に、よかった!!上の子共々、すっかりこの本の魅力にハマってしまいました。
村山早紀さん。と言えは、「シェーラ姫・シリーズ」で、児童文学界では有名です。
(私も題名だけは知っていましたが、まだこのシリーズを読んだことはありません)

この本は、ネット検索しているときに出てきて、その題名に惹かれて、手にしました。なぜって、私自身がコンビニ店員○年なので、いったいどんなコンビニの話かな〜と、興味をそそられたんです。

先に読み切って、「いい話だったよ〜。感動だ〜」と、いいだしたのは子どもの方でした。続いて私も読んで…。「号泣」みたいな涙ではないのですが、うっかりすると、目頭が熱くなってしまう物語ばかりが載っていました。

「コンビニたそかれ堂」は、表題作のほかに5編の短編が載っていて、それぞれのお話が、この不思議な「コンビニ」で、主人公たちはここでしか手に入らない、その人の本当に大事なものを見つけて手に入れるお話でした。

元々子ども向けのシリーズから刊行された作品ですが、私が手にして読んだのはポプラ社ポケット文庫の方です。こちらはあえて大人向けに書き直されていて、作者の後書きいわく、漢字が増えているそうです。
ありそうであり得ない(?)、でも、こんなことが本当に起きてくれたら!という素敵な物語がたくさん載っています。
中学生くらいのお子さんから、大人まで大声でお薦めしたい1冊です。
ちなみに「たそがれコンビニ堂」はシリーズになっていて、
ポケット文庫からは『コンビニたそがれ堂』『奇跡の招待状』『星に願いを』の3冊が、刊行されています。児童書バージョンではもう何冊かシリーズがあるみたいです。

児童書の方なら、小学校高学年くらいから楽しく読めると思います。
参考になりました。 0人

★5  将来の夢 投稿日:2010/07/16
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
続・しごとば
続・しごとば 作・絵: 鈴木 のりたけ
出版社: ブロンズ新社
1巻目を読んで続編を入手。
味わい深く眺めています。
絵がとても細部にわたって克明に描かれています。
どんな仕事をしているかあっさりと教えてくれます。
でも、なんで野球選手から始まって宇宙飛行士に終わるのだろう。
考えていたら、鈴木さんの職業選択は子どもたちの夢とつながっているのだと判りました。
将来なりたい職業。
子どもたちが夢に描いている将来が、直接関係ないものまで描かれている職場の中で、どのように膨らんでいるのかはよく分からないのですが、なんとなく楽しい。
そう考えると、どんな仕事をしているか、あっさりと教えてくれる絵本はありがたいと思います。
自分の職種が何巻目に登場するのだろうと思うとさらに楽しいのですが、3巻目は出るのでしょうか?
参考になりました。 0人

★4  確かにくさい 投稿日:2010/07/16
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
くさいくさい!
くさいくさい! 作: 和田登
絵: 和田春奈

出版社: 星の環会
なんともスゴイ本である。
絵からにおいが漂ってくる。
何という色調だろうか。

私は肥溜め、汚穢をさほど知らずに育った世代。
子どもたちには少し悪臭が強すぎるように思いました。

今でも畑地帯に行けば、鶏糞、牛糞、馬糞が立派に農家の役に立っていますし、家庭菜園をたしなむ家庭ではホームセンターで糞を買ってくるのです。
そういう話を導入に考えると、これは立派に社会のお勉強。
昔は人の汚穢が農家を支えていたのです。
そして、糞尿の入手を必要とする人たちと、糞尿を処理して欲しい人たちがいたのです。
これは立派に社会構造であり、経済をなしていたのです。

商売っ気を出して、売り物にしようとしたところから、とんでもないことになってしまいました。
とっても良いお話ですが、町中では現在でもお金を払って、汚水処理をしてもらっているわけですから、とても意味のあるお話なしです。
参考になりました。 1人

★5  大人になっても、心が動いてしまう本です。 投稿日:2010/07/19
もでらあとさん 30代・ママ・兵庫県  男の子13歳、女の子5歳
The Giving Tree(おおきな木)
The Giving Tree(おおきな木) 作・絵: シェル・シルヴァスタイン
出版社: HarperCollins Publishers
小さな男の子と、「りんごの木」のお話です。
男の子とりんごの木は、大の仲良し。いつも一緒に遊びます。
男の子は、りんごの木がほんとに大好きで、根元に「あいあい傘(英語バージョン?)」まで彫ってしまうほど。

やがて男の子は成長し、その愛情は他の女の子へと移ります。
りんごの木は、一人ぼっちの時間が多くなります。

その成長とともに、男の子は、りんごの木へ様々なお願いをしに、戻ってきます。りんごの木は男の子に喜んでもらいたくて、一生懸命協力するのです。

そして、成人から老人へと、歳をとっていきます。

この本を初めて読んだのは、20歳くらいだったと思いますが、りんごの木がかわいそうで涙してしまった記憶があります(りんごの枝がまるで、人間の手のように描かれているので、りんごの喜怒哀楽がとてもよくわかります)。

そして、今二人の子持ちになり、また上の子はそろそろ親離れの時期に入ってきたため、何をせがんでくるのやら?と今はりんごの木の気持ちがちょっとわかります。”無償の愛”です。与えてしまうものなんですね。

そして、自分が死ぬまで、子供は何歳になっても(老人になっても)「自分の子供は、いつまでも子供」なんですね・・・。この本を読むと
つくづくその思いをかみしめてしまいます。

ただ、この本の男の子には、ちょっとお願いしたいですね。もうちょっと親孝行しなくちゃっていう、気持ちだけでももってもらえると、りんごの木は報われるよ・・・。

それにしても、とても、ためになる本です。子供とケンカしたり、いう事を聞かないときも、この本を読むと「まあ、いいか」と思えてくる気がします。
参考になりました。 0人

★5  ハラハラドキドキ、お薦めの1冊! 投稿日:2010/07/17
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子15歳、女の子10歳
ねずみ石
ねずみ石 出版社: 光文社
中3の上の子の朝読用に図書館で見つくろってきました。
実は、最近親子でハマっている「大崎梢」さんの作品です。
大崎梢さんは、「配達赤ずきん」という本屋の店員が主人公の推理小説でデビュー。このシリーズも何冊か出ていて、最高に面白いのですが、まずは、こちら「ねずみ石」から紹介したいです。
小学校高学年以上、中高生〜大人まで、ぐいぐい引き込まれる面白さがあります。それでいて、ちゃんと目線は主人公の中学1年の男の子なんです。

中学生ならではの、大人っぽい考え方になっていく感じや、どこかすると子どもっぽい感性や行動が、同年代の子どもたちの共感を呼びそうな気がします。
小さな村の祭りに起きた殺人事件にまつわるミステリーなので、ミステリー好きには特にお薦めしたいですね。

この作品で特にすごいな。と感じるのは、小さな村の歴史や人間関係。脇役に至るまで1人1人の立場や性格が、無理なくしっかりと描かれているところでした。
まるで、パズルがハマるように解決へと向かって動いていく物語だな〜と、思いました。
すごくお薦めです。
参考になりました。 0人

★5  原文重視? 投稿日:2010/07/15
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子13歳
おじいちゃんのところ
おじいちゃんのところ 作: ヘレン・V・グリフィス
絵: ジェームズ・スティーブンソン
訳: 秋野 翔一郎

出版社: 童話館出版
同じ作者、同じ絵で、訳者が違う。
こんなかたちで絵本を読んだことがないのですが。
作家も絵かきも同じであれば、残りは訳者しだいだと感じました。
「家」が「ところ」に変わり、「流星号」が「星のきらめき」に変わり、その他にもネーミングの上で、作者らしさを出しているように思いました。
絵もストーリーも同じ人物なだけに、訳者勝負だと思います。
ところで『おじいさんの家』では、スズメバチだったのがただのハチとなっています。
この違いは大きいように思うのですが。
ちなみに『おじいさんのはモニカ』では、マルハナバチとなっているようです。
参考になりました。 2人

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