テンポよく読める
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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シリーズ4冊目。「頭脳集団」に一歩近づく。
テンポよく、展開にもあまり無理がない。
巻内でしっくりまとまっていて、勢いを持ち直した印象。
巻末のおまけマンガが楽しい。
ミステリパートも良くできていて、読んでいてドキドキした。
妖精の謎が自分には解けなかったが、ヒントは示されていたのかな?
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考えさてられる一冊
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投稿日:2010/06/19 |
本はいいっさん 10代以下・その他の方・沖縄県
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この本を初めて読んだのは
小学生の頃でした
今でも大好きな本です
将来子供が出来たら
絶対読んであげます。
いじめは人の人生を変えてしまう、、
初めて読んだときそう思いました
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集団疎開って?
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投稿日:2010/06/17 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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大阪から島根県に17時間かけての集団疎開。
戦時中の子どもたちの姿が、健気であり、痛々しくもあり、等身大で描かれていて、胸を打ちます。
集団疎開とはこんな生活だったんですね。
父親が戦地で亡くなり、家族は大空襲で亡くなりました。
集団生活の中での様々な出来事、家族への哀愁、戦争が終わったとき、僕は一人ぼっちで帰るところもない。
子どもたちにも、親にも重いテーマですが、淡々と描かれています。
タイトルの『お母ちゃんお母ちゃーんむかえにきて』とともに、モノトーンの絵がこの絵本をとても意味深いものにしていると思いました。
子どもたちに伝えたい絵本ですが、少し努力がいるかもしれません。
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ストーリーは面白いのだけれど…
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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シリーズ3巻。「頭脳集団」登場。
ストーリーはマンネリ気味なれど、着実に進んでおり読める。
が、本筋と関係ないところであちこち引っかかる点があり、読後感が悪い。
特に大きいのは以下の2点。
1.「おごる」シーンの多用
主人公の1人・内人が、中学生にも関わらずやたらと人に物をおごる。
缶ジュース1本や、好きな女の子にいいところを見せようとハンバーガーをおごる、というのはまだ理解できる。
しかし、クラスメイト30人に差し入れとして、どんなに少なく見積もっても数千円分になるハンバーガーをおごる。
クラスメイトたちも当然のように受け取っており、ほとんどは礼も言わない、というのには嫌悪感を感じる。
中学生にとって数千円は大金ではないだろうか。
物語上で必要性があった訳でもなく、「クーポンでちょうど30人分もらえた」という流れでも構わなかったと思う。
2.学校でのゲーム
「どこの学校でもやっているゲーム」として、屋上から1階まで階段を使って一気にバスケットボールを転がす「3Dボーリング」が登場する。
登場人物はみなゲームを楽しそうに見守り、読んでいると是非やってみたくなる。
しかし、そのボールの勢いは強く、頭にあたった人が転倒するほどの威力である。
せめて、当たり前のゲームとはしない、危ないと怒られるシーンを入れるなどして欲しかった。
(併せて、雨どい伝いに校舎の壁を4階まで登るシーンも簡単・自分でもできそうに書かれており恐ろしい。)
どちらもストーリー上で重要な訳でなく、そんな部分で全体の面白さが下がってしまうのをもったいなく感じる。
子ども向けに出版するものなのだから、もう少し配慮が欲しい。
…と考えるのは、現実の子どもたちを見くびりすぎているのだろうか…。
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得体のしれない古本屋ムジナさん
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投稿日:2010/06/02 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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自分が読んでみたかったので、上の子の朝読用に図書館で借りてきました。
そしたら、上の子は小学校時代に教室の本の棚にあったので、読んだことがあるそうです。
「ムジナさん」と呼ばれるこの話の主人公は、元の古本屋のおやじさんが亡くなって、どこからか戻ってきたらしい息子ですが、どことなく得体のしれないところがあります。
その古本屋によく出入りしている小学生の源太が、物語の案内役、かな?
ムジナさんは古本屋の傍ら、自分の興味のある事件を依頼されると探偵になります。
この話には短編読み切りが3編載っています。
字も大きく、行間もやや間隔が広いので、小学校中学年くらいから読めると思います。
なにせ、タイトルに「ムジナ」と付くくらいですから、少々不思議な依頼が舞い込みます。
ムジナさんのサポート役の源太も、いかにも小学生らしい好奇心で物語を盛り上げてくれます。
これからどうなっていくのか、ちょっと楽しみ〜。
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順調な2巻
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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創也と内人が栗井栄太を追い詰める巻。
ストーリー展開は相変わらず面白く、ゲーム好きの子におすすめ。
実はそれなりに厚い本なのだが、ページ数を感じさせない。
サバイバル知識などの現実的部分と、罠やキャラクターの設定などのフィクション的部分とのバランスが難しいシリーズ。
この巻はマンガ的描写が多く冗長で、1巻に比べ勢いが落ちたように感じる。
次の巻に期待。
しかし、物語内で披露されるサバイバル知識やゲームは結構危ないものが多い。
過って使うと怪我をしそうなものはイラストをつけて説明に代えているようだが、中途半端に真似されないか少々不安である。
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懐かしい
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投稿日:2010/06/17 |
なびころさん 30代・ママ・愛知県 女の子3歳
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懐かしいタイトルに惹かれたのでこの絵本を選びました。北風と太陽の性格の違いがとてもありありと描かれているのが良かったです。主人公の表情も北風の時と太陽の時では全く正反対なのが上手に描かれていて良かったです。人の心理の奥深さに共感できました。人の心をどうやったら動かせるのかを学べる絵本でした。小さい頃にも読んだ絵本だったのでとても懐かしく思いました。
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ゲーム好きの男の子に
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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YA向けシリーズの第1巻。
かる〜く読めるので、読書慣れしていない子にもおすすめ。
特に男の子に良いか。
中学生の主人公・内人と創也の2人が一緒に行動するようになるきっかけを含め、3つの冒険が描かれる。
創也は知的・金持ち・美形、内人は普通の中学生かと思いきやサバイバルの達人である。
かなり現実ばなれした中学生なので初めは鼻についたが、途中からは全く気にならなくなった。
作中のキャラクターに自己投影するのではなく、「こんな友達がいたら…」と憧れの主人公たちの活躍を、自分が3人目の仲間となったつもりで読む作品。
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リアル思春期
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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中学生2年生・麻丘菫の一年間の記録を記した物語。
クラスの雰囲気についていけない自分への葛藤、中学デビュー、仲間外れとイジメ…。
年を重ねた後振り返ると「うわぁ〜〜」と身悶えしたくなる、思春期まっただなかの女子の感情をくっきりと描き出した良作。
YA世代の女の子におすすめ。
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きっと
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投稿日:2010/06/15 |
桃果さん 10代以下・その他の方・三重県
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私は、学校の学級文庫で読みました。 絵本なんて…って思っていたけどあらためていじめなんて絶対したらいけないと思わせてくれました。
あんなに笑ってふざけてはじゃいでたのに全く口を開かなくなってしまった。なんにも悪い事なんてしてないのにどうして??
自分は楽しかったかもしれないけど、いじめられている人は楽しくなんかないんだ! どうして人を傷つけなければいけないの!?!? どうして?どうして? なんにも悪いことなんてしてないのに!!
きっと どんなにがんばっていじめはダメだって言っても聞かない人は聞かないんだろうな… でもこういう絵本があると少しはいじめが減るんでしょうね
いじめが戦争を招く…それだけはやめてほしいですね
もちろんいじめなんてなくなってくれればもっといいんですけどそれはできないから戦争だけはやめてほしいです
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絵本文学
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投稿日:2010/06/13 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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この絵本を読んで、これは文学だと思った。
文学作品が絵本になったのではなく、童話でもなく、絵本と融合するための文学。
物語然としていないところが、妙に心に残った。
両親のいない孫を育ててくれた祖父。
孫に音楽の道を歩ませることで、自らは生計としていたリンゴ農家の畑まで売ってしまう。
これが子育てなのだろうか。
といいながら、説教くさくなく、心のひだを掌編文学の中ににじませている。
この作家は文学の道を選ぶのだろうか、絵本小説の道を選ぶのだろうか。
次作が期待される絵本文学である。
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わたり鳥の調査研究の絵本
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投稿日:2010/06/13 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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コハクチョウ、マナヅル、ハチクマ。
自分の知らないわたり鳥もいたのですが、わたり鳥がどのようにして旅をしているのか、研究家の樋口さんが鳥に発信器をつけて調査した研究。
それが、鳥の目から見た鳥瞰図で、あるいは生息する他の動物から、鳥が羽を休める自然から、光景として紹介されています。
地球は丸いんだな、そして宇宙から見下ろすと陸地はこんな風に見えるんだな、私も少々驚きました。
わたり鳥について知識と親しみを深めるためにとても良い絵本、説明は少し専門的ですが絵をみていると何となく頭に残りました。
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このおおらかさ素晴らしい
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投稿日:2010/06/11 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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貧乏な農家に住み込んだ貧乏神。
本当は疫病神なのに貧乏夫婦はこの貧乏神に同情してしまう。
あろうことかいつまでも住んで下さいと情けをはらい、福の神が訪れるというと貧乏神と一緒に福の神を追い出してしまう。
自分さえよければよいという風潮の中で、意外とこの献身精神はとても重要である。
福の神が落としていった打ち出の小槌で、めでたしめでたしの物語である。
安野さんの軽快な語り口と、飯田さんの何ともいえない絵でとても楽しめる。
最後に描かれた太った貧乏神だけはちょっといただけなかったけれど。
とてもおおらかなお話だった。
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三平の強さとやさしさ
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投稿日:2010/06/11 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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斎藤隆介と滝平二郎のコンビで作られた物語は迫力満点のくせをして安心して見ていられる。
物語の展開が期待を裏切らないからである。
この物語は一人で山に岩魚釣りに出かけて道に迷った三平が猫ババの屋敷にたどりつくところから展開する。
そこで家からいなくなった猫のニャンコと出会い、屋敷の仕組みと危険を教えられる。
おそろしい屋敷から逃げ出したものの、猫ババと子猫たちに追いつかれて逆に猫ババを退治する展開はミゴト。
この物語の根底に三平の猫たちに対する思いやり愛情と猫ババに向かっていく強さを感じる。
そう考えると、子どもたちにとって決して怖い話ではない。
滝平二郎も物語を見事に描ききっていて無駄がない。
まさに切り絵の世界である。
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滝平さんの神髄
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投稿日:2010/06/11 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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5歳になっても、夜ひとりでトイレにいけないおくびょうな豆太とおじいちゃんの二人暮らし。
渋いお話だけど、滝平さんの切り絵の見事さがとても感動的な絵本に仕上げています。
豆太がなづけた「モチモチの木」が、豆太にとっておいしいモチを授けてくれる木であったり、お化けのような怖い木であったり。豆太の心にとても大きな存在です。
冬の夜モチモチの木に灯りがともるという言い伝え。
豆太は怖くて出られないけれど、おじいさんがおなかを傷めて医者を呼ばなければといったときには、無我夢中でよるの山道を駆け下ります。
優しさは人を強くするという言葉がびったり。
豆太は灯りがともったモチモチの木を見ることができました。
おじいさんの具合が良くなったら、また臆病な豆太に戻ってしまったけれど、きっとこの体験は豆太を育ててくれるでしょう。
お話のことを書くと素晴らしさが充分に伝わらないのですが、おじいさんと豆太、そしてモチモチの木とお医者さん。登場するものが少ないので、滝平さんはそれぞれをとても象徴的に描いています。
お話とともに絵が心に残りました。
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グローバル感覚の楽しい挨拶絵本。
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投稿日:2010/05/16 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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これ、いいですね〜。私も、子どもたちも気に入りました。
中でも、世界史から、世界の民族に興味を持っている中学の娘が一番喜んでました。
そこで、その娘からの指摘が!
なんと、ドイツ君の靴下が国旗がらになっているのですが、
ところどころドイツの国旗ではなく、ベルギー色の順になっているそうです!!
娘にいわれてよく見ると、P1,2,4、7,9,10の靴下はドイツ国旗柄でしたが、その他のページは赤と黄色の順が間違ってました!
出版社さん!!重版をかけるときはぜひ!直してほしい。と、娘がいってました。(よろしくです)
さて、この絵本の上がっている12人の子どもたちはどういう風にリストアップされたか分かりませんが、キャラクター1人1人にお国柄がよく出ていて、すごく好感が持てます。
そして、基本的な11のあいさつを各国の言葉で伝えてくれているので、グローバル感覚の楽しい絵本になっています。
出来たら、この絵本を地域の子ども達のお話会に使いたいですが…。
やっぱり、発音は正確にやってあげた方がいいですよね〜?
親子で読む時は別にかまわないと思うのですが、
大勢の子ども達の前で読む時に、カタカナ読みはまずいかな〜?
そこのところを上手く出来る方法があったら、ぜひ!いろんな子どもたちに見せてあげたいです。
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感動しました
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投稿日:2010/06/11 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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宛先不明の手紙。
いたずらかと思ったら、亡くしたお母さんが住んでいるという場所に手紙を送ろうとする少年の思いだったのです。
絵本の短い物語の中にこのディテールを見事に盛り込んでいる絵本。
少年の姿、郵便局の局員さん局長さんの表情まで見事に浮かんできます。
そして、局長さんは少年の家を訪ねた後の展開のみごとさ。
思わずじーんとしてしまい、聞いている子どもよりも自分の涙腺を刺激してしまいました。
久々の感動絵本です。
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ことばの変化球
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投稿日:2010/06/09 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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谷川さんの言葉遊びの世界。
一作目はストレートの速球だったのに対し、二作目は丹念にコーナーをついてくる直球、変化球が多い。
リズムの取り方に少しくせがある。
一作目では詩の意味を気にする間もない言葉の連打だったのに対して、少し意味深な展開の詩が多い。
少し戸惑ってしまったが、一作目が低学年向けであるならば、二作目は少し上級生を意識しても良い感じの本である。
読み上げる詩のリズムに意味がついてくるような感じがした。
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サウンド・オブ・ミュージック
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投稿日:2010/06/09 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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サウンド・オブ・ミュージックはよく知っているし、子どもに安心して薦められる映画である。劇中の歌もよく覚えている。
しかし、あの話が実話であったことは知らなかった。
この絵本は題材になったトラップ一家の物語。絵本版サウンド・オブ・ミュージックである。
修道院からトラップ一家のお手伝いとして訪れたマリア。
トラップ大佐が父親一人で育てている7人の子どもたち。
子どもたちの心を開いたのはマリアが得意としていた歌だった。
この家族は第2次世界大戦の中、ドイツ軍のオーストリア侵攻によって翻弄される。
その家族を支えたのは歌。
映画のようにドラマチックではないけれど、映画に描かれていない事も多く見つけることができて、サウンド・オブ・ミュージックに感動した人間ならば、感動できる絵本だと思う。
この絵本の中には、多くの歌と譜面が掲載されている。
お話だけではなく、歌で楽しめたら子どもたちにとってうってつけの本だと思った。
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深い!!
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投稿日:2010/06/09 |
きのぴいさん 30代・ママ・栃木県 女の子4歳、男の子1歳
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この絵本は中学生に読みました。
中身はぷっと笑える内容盛りだくさん。
犬とぼくのなかよしの方法が書いてあるのですが、これ、実は人間同士にもあてはまるものばかり。
はっと考えさせられます。
あまりの感動に、道徳の授業で使ってみました。
説教くさい読み物より、すんなりと子供たちの心の中に入っていったようです。
ユーモアたっぷりに、でも実は真剣に描かれた友人との約束事。
こんなことを大切にすれば、人間関係ってうまくいくんだな〜と納得の一冊でした。
この本に出会って以来、みなさんにおすすめしています。周りの人の評判もよいです。大切なことってこういうふうに伝えればいいんだと考えるきっかけともなりました。
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