見ている方が恥ずかしくなるような青春
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投稿日:2010/03/06 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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はたで見ているとばかばかしいような、見ている方が恥ずかしくなるようなお話です。
いくつもの偶然があって君と僕がいる。
いや〜、青春。
それでも本人は真剣。
自分にも思い出すこともいくつかあります。
でも、勝手にして下さい。
幸せならばいいじゃないですか。
正反対の「もしも」だってあるのですから。
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高学年向け
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投稿日:2010/02/26 |
ビッキービッキーさん 30代・ママ・佐賀県 男の子10歳、男の子8歳
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卒業を控えた6年生に向けて読みました。 どんな形であろうと、自分は自分。 今ある姿を大切に過ごして欲しいという願いを込めて。 この本は私が高校二年の時に担任が紹介してくれた本で、絵本というには簡素な絵ですが、その分、文章が心に入ってくると思います。 いろんな物事に悩む時期に読んでもらいたい本です。
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小学6年生にいいのでは
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投稿日:2010/02/17 |
腹の上のポニョさん 40代・ママ・神奈川県 男の子13歳、女の子11歳、女の子3歳
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この本は息子が通っていた幼稚園で購読していた こどものとも で配られた本です。当時5歳の子どもも海の絵とお話で冒険心がくすぐられた様でとても気に入っていました。(内容の深い部分は理解してないと思いますが・・・)
このお話は 小さくて何のすべも知らずに不安でビクビクしていた魚が、大きなやさしい魚に出会い、色々な経験を積み、楽しさを知り、やがて悲しい別れ・・・いつの間にか、大きくやさしい魚に成長し、今度は自分が出会った小さな魚にやさしく自分の知恵を伝えていくという内容です。
誰だって初めての場所や世界は不安でいっぱいになると思いますが、やさしい先輩や成長を見守ってくれる大切な人と出会い、困難を乗り越え成長し、やがては自分が後輩に教える立場へと・・・。
最上級生の小学6年生も自分が小学校に入り成長した事を思い返すとともに ちいさなあおいさかな の気持ちや内容も理解しやすいのではないでしょうか。 そして、中学という未知の世界へ期待と不安が入り混じっていることと思いますが、不安が少しでも癒されるのではと思います。
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リカリオンのお話
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投稿日:2010/03/04 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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吉田さんのこのシリーズは、アフリカ動物のことを知らない自分にとって、いろいろなことを知ることができるありがたい絵本です。
ライオン、ハイエナは別として、リカリオン、トムソンガゼル、バブーンと言われると何のことかわからないのですが、その習性や行動も合わせて照会してくれます。
この絵本では、ライオン、ハイエナ、リカリオンの狩りの姿を描いています。
空腹のライオンがハイエナのしとめた獲物を横取りします。「横取り」なんてと思いますが、背に腹はかえられない。
獲物をとられたハイエナは次の獲物を探します。
一方リカリオンは…。この絵本はリカリオンの狩りの姿が順番に説明されています。
頭脳的プレイとも思いますが、経験から得られた習性なのでしょうか。
獲物を捕ったものの、必要以上の獲物は現れたハイエナに譲ります。保管ということを知らないんですね?必要なものだけ得られれば、それ以上の欲はもたないのですね。
そして、リカリオンは獲物を食べながら、子どもたちに「おみやげ」を持ち帰ります。
鳥の「おみやげ」は知っていましが、リカリオンも同じことをするんだと驚き。
主役はリカリオンかとも思いますが、ライオン、ハイエナ、リカリオンそれぞれに存在感のある絵本でした。
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裏表紙もしゃれてます。
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投稿日:2010/03/04 |
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県 女の子19歳、女の子16歳、女の子15歳
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お久しぶりでしたが、まさに This is Olivia!!
「サンタが えらんでくれたものにも すききらいは ある」
の一文がわたしのどツボにはまりました。
子供たちから同じような事を言われた経験があるので…
また、この両親にしてオリビアありです。
イアンはいつかオリビアに勝てることがあるでしょうか。
応援しています。
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ライオンの子育て
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投稿日:2010/03/03 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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少し地味な仕上がりですが、学ぶところの多い絵本です。
若いライオンの狩りのけいこ。
今度はお母さんライオンと一緒です。
イボイノシシだとか毒ヘビだとか様々な動物と出会いながら、経験を通していろんなことを学んでいきます。
そして、いかにライオンといえども万能ではないということも。
動物の母親は身を挺して子どもを守る。その強さはとても計り知れないことも。
数々の危険をおかして狩りを覚えていくのですね。
ゾウと違ってライオンは家族で行動するのでした。そして、母親の役割、父親の家長としての役割。
人間に照らしてはいけないけれど、家父長制度のような構図。
野生の厳しさも感じました。
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アンネの日記の背景
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投稿日:2010/03/03 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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『アンネの日記』は、本でも読んだし、映画でも何度も見た作品です。あの、ミリー・パーキンスの清純さと澄んだ瞳。『アンネの日記』は、ヒトラーのユダヤ人虐待に由来する第2次世界大戦の中の悲劇でありますが、その中で成長していくアンネの青春でした。
収容所に送られてからの離別。生き残ったのが父親だけ、ミープさんに保管されていたアンネの日記が書籍になった経緯、おそらく『アンネの日記』に感動した人ならば知っている話かもしれません。『アンネの日記』は平和への道しるべです。
しかし、この絵本は期待して見たからか、『アンネの日記』を伝えたいという気持ちが強かったからか、少々期待の域から外れてしまいました。
虐げられた生活だったけれど、アンネはその中で自分を育てていったのです。そのアンネの輝きがこの絵本ではくすんでしまいました。
時代の暗さと、アンネの明るさの対比が、『アンネの日記』の素晴らしいところ。『アンネの日記』がのびのびとしているから、その重さに感動するのです。
この絵本は、『アンネの日記』を読んだことのある人向けかも知れませんが、なんとなく違和感を覚えるのは私だけではないような気がします。
この絵本を見て『アンネの日記』を読みたくなれば良いのだけれど、ちょっと難しいような気がしました。
絵が重すぎるのかも知れないですが。
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水も空気も…
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投稿日:2010/03/04 |
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県 女の子19歳、女の子16歳、女の子15歳
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まず本文1ページ。
このストレートな題名とそれを際立たせる黒い表紙からは連想される
事はないであろう極彩色の東南アジアと思しきのどかな田園風景が
目に飛び込んできます。
ただしそこにのっている文章は挿絵とはうらはらに戦争がしのび
寄ってくる影がみえ、不気味さが這い上がってくるようです。
戦争の悲惨な映像をしっかりと目に焼き付けている子供たちには、
わかりやすいかもしれませんが、文章にしろ、挿絵にしろ比喩的な
表現が多いので、少し難解かもしれません。
我が家の中学生の娘ですら、コラージュで使われている金属の塊が
何を意味するのかわらなかったようです。
色々な戦争の本を読んで、さらに子供たちにはしっかり読んで欲しい一冊です。
でも、一番読んで欲しいのは、戦争で商売をしている大人たちです。
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自分の親じゃない大人を観察できた?
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投稿日:2010/02/24 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子10歳
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中学生の娘の朝読用に購入しました。
香月日輪さんといえば、代表作は「妖怪アパートの幽雅な日常」「地獄堂霊界通信」があり、娘には「妖怪アパート」の方を薦めて、あっという間に夢中で読んでいたので(全10巻完結)、これは絶対にいける!と踏んでました。
とても面白かったそうです。
主人公は小学校6年生の男の子でしたが、小学生より、むしろ中学生・高校生のお子さんにお薦めしたいです。
親が考えている「常識」「正しい道」というものが、
自分の実の子どもであっても、必ずしも子どもと同じものではない。
このお話の主人公竜神(たつみ)は、家族のことは大好きだけど、どうも、他の家族と自分がしっくりいっていないことに、モヤモヤし始めます。
思春期を迎えた子ども達なら、竜神の気持ちが痛いほどわかるのではないでしょうか?
(なんて、他人事で書いていて、うちの娘もそんな風に思っているかも〜?)
香月さんは、たいてい子どもサイドの目線で物語を紡いでいきます。それも、しっかり足に地がついた、大人顔負けの自分を持っている子どもたちを。
なので、登場する大人が少々幼稚であったり、何やら頼りなかったりするのですが、子どもたちにとっては、この本を読むことで、自分の親以外の大人を観察できた気持ちになれるかもしれません。
しいていうなら、私は母として、普通もう少し子どもの気持ちを理解しているんじゃないかな〜?香月さんの描く親は子ども理解しなさすぎだな〜と、思ってしまうのですが…。まぁ、それは物語ですからね。
この話は@となっていますが、3巻まで出る予定だそうです。次回は竜神の高校編だそうで、それも楽しみです。
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歯ごたえのある本です
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投稿日:2010/03/02 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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219ページにわたる絵本の大作。息子相手に読み聞かせ40分。とても気力のいる絵本です。
しかし、読み終えてみると、このボリュームは梅田さん夫妻にとって必要な厚さだったことがわかります。それほどこの219ページには梅田さんたちの思いが満ち溢れているのです。
話はいじめの話です。小学6年生のクラスのいじめがテーマ。
写生のときにヤラガセたちにいじめられていたドンチャン。そのことを言い出せない僕。日常のクラス、万引き、劇の発表会、卒業式。主人公が過ごした小学校6年の一年。人間関係、心の動き、行動を梅田さんたちは白黒のざらついた絵で表現しています。話は濃厚なのに、文章は凝縮されていて飾りがない。あえてシンプルな絵を押し通しているところに、いじめに真正面から取り組もうとする姿勢がにじみ出てきます。
息子は、自分に照らして見ていたのでしょうか。長い読み聞かせに付き合ってくれました。他人事ではなく、身近な小学校でも中学校でも、いじめやら、しかとやら、子ども同士の人間関係、親との関係、きれいごとでは済まなくなってきている状況を感じます。
絵本を読むことだけで、きれいごとで終わらせてはいけない。かといって、絵本で説教してはいけない。
絵本を読むことだけで思いを伝えること。これが重要かと思いました。
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原田泰治さんの絵本
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投稿日:2010/03/01 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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原田泰治さんの絵本と知って手にとりました。原田さんの体験をもとに書かれたという絵本。原田さんが日本各地を歩いて、土の匂いのするやさしい絵を描き続けてきた原点を感じました。
戦争直後に町から村に引っ越してきた一家。体験したことのない農作業を開墾から始めます。
畑を作り、陸稲を作り、成功したり、失敗したり、大自然を前に挑み続けるお父さん。原田さんの優しい絵に対して骨太の内容です。
題名ともなっている「とうちゃんのトンネル」。お父さんは、農作物に欠かせない水を得るために山にトンネルを掘り始めます。掘り進んで大きな石にぶつかって考え込むお父さん。それを思いやるたいすけの木琴の音色。木琴もお父さんに作ってもらったものでした。
お父さんは大きな石をよけて再び掘り始めます。お父さんは人生をあきらめるなと語ります。
掘り始めて2年目、とうとう水が出ました。水が出ても、田圃づくりも一から始めます。
気の長い、根気のいる、壮大なドラマ。
あきらめるな、あきらめるなと繰り返しているようです。
このドラマの中で、小児麻痺で足の不自由だったたいすけが歩けるようになったエピソードも語られます。原田さんの原点があるのでしょう。
あとがきに、カンテラ、木琴と絵本に出てくる品の写真があります。原田さんの思い出の品。宝物です。
お父さんへの思いを強く感じます。そっと自分のことを考えていました。
人生、家族、自分、etc. 子どもたちにとって、とても貴重なことを教えてくれる本です。
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この作品でさらに有川さんにハマりました
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投稿日:2010/02/23 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子10歳
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これは、電気工学科大学・機械制御研究部という架空の大学の部活(もしくはサークルなのかな?)で過ごした男の子たちの青春物語です。
やはり中学生の娘に薦めました。
大学生の話なので、中学生にはまだ少し早いかな?とも思ったのですが、ところどころに遊び心満載の漫画などついていて、
そのすべてが気に入って、楽しく読めたそうです。
特にラストシーン!サイコーです。
この感想を見て読んでみたいな。または、子どもに薦めてみようかな?という方。
ラストの黒板のシーンは必見!!そして後書きまでしっかり読んでください。面白さが倍増します。
主人公たちは、電気工学の機械オタクたちなので、どちらかというと、男の子、もしくは機械いじりが好きな子にお薦めです。
中学生くらいから、大学生、大人まで楽しめるストーリーだと、私は思っています。
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映像以上の臨場感
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投稿日:2010/02/26 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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ゾウのシリーズを読み終えてから、ライオンのかぞくシリーズに入りました。
ゾウの性格とライオンの性格の違いでしょうか? 素朴でありながら緊張感に満ちています。
若いライオンが3頭で初めての狩りに出かけます。そこで目にするのは、アフリカの動物たち。
3頭の緊張感が伝わってきます。出会う動物たちの動きが映像以上に臨場感を持って伝わってきます。
この絵本の中では事件は起きませんでしたが、これから何が起こるんだろうと期待させるライオンシリーズのオープニングでした。
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お兄ちゃんがサイコー!
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投稿日:2010/02/23 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子9歳
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有川さんの作品は最近よく見るので、気になっていましたが、知り合いの司書の娘さん(うちの子は年が近い)が好きで読んでいるというので、間違いないかなと、
私が先に読んで、中学生の娘に薦めました。
20代半ばから後半で、大学を卒業してもまだ夢で食っていけると思っているような人たちが主人公でした。
主人公たちの年齢が少々高い気もしますが、
年齢の幅が利くような、理解しやすくポンポンと読めるテンポの文章で書かれているので、中学生高校生が読んでも十分楽しめると思います。
特にお薦めしたい子どもたち(もしくは大人たちは)、
「進行形で演劇をやっている人たち」
「かつて、演劇の世界に足を突っ込んでいた人たち」!!
私自身そのはしくれだったので、ここに登場したキャラクターたちの気持ちが、ずんずん胸に響きました。
中高生の子どもたちには、まだこれから起こりうるかもしれない、未来の青春物語として楽しめるだろうし、
大人たちにはほろ苦くも楽しい思い出として、楽しむことができます。
中高生のお子さんをお持ちの方は一緒に読んで、
親子で熱く語り合うってのも、いいじゃないですか〜。
ところでうちの娘は、この作品に登場するゴキブリが嫌いなお兄ちゃんがすごく気に入っていました。
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さらっと読み聞かせたいお話(紙芝居)
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投稿日:2010/02/26 |
ホクボスさん 40代・ママ・山口県 男の子12歳、女の子11歳
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学校の読み聞かせに使いました。
戦争のお話なので、迷っていたのですが、
紙芝居ということで、私にも読み聞かせられるのではないかと思いチャレンジしました。
ちいさな国境をまもる、老人兵と青年兵。
敵同士でありながら、穏やかな自然、咲き乱れるのばらにつつまれて
本当にやさしい時間を過ごします。
しかし、突然起こる戦争が、二人を巻き込み・・・。
国と国との争いは、人と人の争いではないのではないか
なぜ戦争をするのか
いろいろ考えさせてくれるお話だと思いました。
読み終え、あえてこの物語には何も触れずに終えたのですが、
子どもたちの心にこのお話が、少しでも残ってくれることを
期待したいと思いました。
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結末よりも、そこに至る過程が大切では。
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投稿日:2010/02/21 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子14歳、女の子9歳
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小学校に入ると(大概の)国語の教科書で子どもたちが出会う、
「ふたりはともだち」の作者の絵本です。
ひげモジャで、ぷっくりとした体形の魔法使いがチャーミングでした。
色の世界の面白さがとても出ていると思いました。
「最後のオチがすぐ分かっちゃった」と、うちの上の子はいっていましたが、どういう結末になるかってことよりも、それまでの過程が、面白いし大切な作品じゃないかと思います。
絵もとっても素敵ですが、文章がリズミカルでとても読みやすかったです。
お話会などで読むのでしたら、小学校2年生くらいから中学生くらいにお薦めです。
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銀河鉄道ファンシー版
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投稿日:2010/02/24 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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清川あさみ版の「銀河鉄道の夜」を読んだ後で手にすると、自分はかなり違和感を覚えました。
先ずは文字。清川あさみ版が見慣れたフォントだったのに対して、肉厚のポップ調。ページいっぱいに文字が並んでいて少し雑に扱われているような気にもなりました。耳慣れない言葉については下部に注をつけているので、けっして童話そのものを軽く見ているのではないことはわかるのですが。
あまり文章としては読み慣れない文字のせいか、文章が入ってこない。子どもにとっては良さげではありましたが、抵抗感が先に立ってしまいました。
絵はというとメルヘン調。自分のイメージとは別世界でした。
下部の文字を集めていくと文になるという遊び心を持った絵本。
同じ童話なのに読後感は全く違ってしまいました。
教訓:絵本は自分のイメージにあったものを選びましょう。
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藤城さんの世界
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投稿日:2010/02/24 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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宮沢賢治の文章が横書きになった。横書きになったとたん、絵本の主役は藤城さんになったと思います。
さらに内容が少し違うなと思ったら、この絵本は宮沢賢治原作で、藤城清治文となっています。文章からして藤城さんの世界でした。(読む人はここを勘違いしないように気をつけて下さい)。
そして、絵は自分には懐かしい影絵の世界。
藤城ワールドです。
童話だけでは確かに文章は長いのですが、影絵の劇場、視聴覚教材として楽しみました。(映像版もあるようですね)。
藤城さんの解釈も入っているのですが、原作のポイントは崩さないでわかりやすくなっていると思いました。
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アートな童話
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投稿日:2010/02/24 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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宮沢賢治の童話は、様々な絵で絵本化されているが「銀河鉄道の夜」もその一つであり、図書館で調べると種類の多さと、利用の多さに驚いてしまった。
自分は、絵のない童話で文字だけの世界で読んだ記憶があるのだが、ことに「銀河鉄道の夜」はイメージの童話だと思った。それだけに多くの作家が自分のイメージを具体化したくなるのだと思う。
日本の童話だから、翻訳による違いはない。そうすると文字と、絵の世界がそれぞれの特性かと思う。
この本の第一の特色は、童話の文章も様々に表示が工夫されているところである。文章に絵が付いているのではなく、絵の表現に合わせて文章の配置が右ページであったり左ページだったり、ページに記載する量が考慮されていたり絵の中に文章を溶け込ませたり、文章だけの見開きには文章背景の色を変化させたり…。童話そのものが素材として扱われている。
第二の特徴は絵。絵というよりもアートの世界なのである。多分清川さんはこの本を絵本としてではなく、芸術表現として捉えているのではないか。ジョバンニの心象風景、宇宙のイメージ、どれもこれも描いたというよりもイメージ表現である。それだけに読んでいて、自分にもイメージが拡がる。
「銀河鉄道の夜」は読んだことがあるという人にもお薦めの本である。
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母と娘の共有空間ファンタジー
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投稿日:2010/02/22 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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不思議な物語です。
御陵といえば神のまつられた聖域。子どもたちが「まじょもり」と名付けた森のハナから招待状を受けたつばきちゃん。
先祖代々神官の家という神秘性と、食べ物として扱われるお供物の御神饌。設定からしてとてもミステリアスです。
生クリームを取りに帰ると、今度はお母さんの「ふたば」ちゃんが拗ねてしまうのですが、お母さんにも招待状が届きます。
その後がまた不思議。
つばきちゃんと同じ子どもにかえったお母さん。ハナちゃんとも知り合い見たいです。
また、つばきちゃんとふたばちゃんの一心同体ぶり。
女性には不思議のない物語なのかな〜。
自分には不思議不思議がいっぱい残りましたが、心に残る作品です。
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