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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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どんなにきみがすきだかあててごらん

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12歳〜

6633件見つかりました

★4  ナンセンスなようで・・・ 投稿日:2009/04/28
ぶらいすさん 40代・ママ・北海道  女の子13歳
365まいにちペンギン
365まいにちペンギン 作: ジャン・リュック・フロマンタル
絵: ジョエル・ジョリヴェ
訳: 石津 ちひろ

出版社: ブロンズ新社
子どもってナンセンスなお話が好きですよね?!
「えっ?」「まさか!!」「どうなるの?」
こういう展開で進む前半・・・
子どもはわくわくして楽しみます。
出てくる出てくるペンギンがた〜くさん。
はっきりした絵で読み聞かせにも
見やすいかなとおもいます。

後半は・・・「なるほど!」こういう方向の
お話だったのか!!
と、大人も思ってしまいました。
環境というか温暖化のお話でした。
最後のオチも面白いです。
大事な環境問題もこんな風に切り出すのも
子どもには有効だと思います。
うちの子もちょっとエコに関心が持てたようです。
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★5  あきらめるな、腐るな。 投稿日:2009/04/24
ちゅら。さん 40代・ママ・千葉県  男の子12歳
穴 作: ルイス・サッカー
訳: 幸田敦子

出版社: 講談社
最高峰の児童書でしょう!

読み応えあり。
伏線が生き生きとして、ページを捲るほどに面白かった。

しっかり読み聞かせしてきた子なら、中学生から読めると思います。
もちろん、大人も十分に楽しめます。

不条理なこと出会っても、腐らず心を折らずにいれば、きっと何かができるはず。
救いのない話から、そんな希望が湧いてくる。

思いがけず、大好きなロバが出てきて嬉しかったり^^
やっぱり、「ヒーホーー」って鳴くんだなぁ。

読んで良かった、と思える本です。
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★5  すてきなおじいちゃん 投稿日:2009/04/25
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
おじいちゃんの ごくらくごくらく
おじいちゃんの ごくらくごくらく 作: 西本 鶏介
絵: 長谷川 義史

出版社: 鈴木出版
長谷川さんの描くおじいちゃんは、とてもすてきです。話はちがうけど「いいから、いいから」も、とてもすてき。
この絵本の「ごくらく、ごくらく」というおじいちゃんのくちぐせ。このやさしさがきっと子どもにはたまらないのだろうな。
私は、長谷川義史さんの作品の味わい、やさしさがとても好きですが、この作品は今までに読みあさった中で最高です。
長谷川さんは、さりげない言葉をくりかえすことで、絵本の中にやさしさのリズムを盛り込んでいます。これが、気がついていると子ども達もくちぐせにしていたりして…。
話は、おじいちゃんが死んでしまう話。悲しい話だけど、いつかはおじいちゃんって先に死んでいくんだよね。
でも、この子の心におじいちゃんは生き続けると思います。園バスに乗るのを見送ってくれた思い出、一緒にお風呂に入った思い出、おもちゃを作ってくれた思い出。みんな「ごくらく、ごくらく」というおじいちゃんのくちぐせと一緒に思い出すんだろうな。
私も心の中に生き残れるおじいちゃんになりたいな?
アッ、頑張って長生きしないと、おじいちゃんになれないか。
息子にはやさしくなれないお父さんでした。
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★5  子どもたちに伝えたい…、でも、せつない話 投稿日:2009/04/24
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
ちいちゃんのかげおくり
ちいちゃんのかげおくり 作: あまん きみこ
絵: 上野 紀子

出版社: あかね書房
からだの弱い人までも招集される、太平洋戦争終末期の悲惨さ。
誰もが悲壮感を感じながら、思想統制で作られた使命感で自分を納得させようとしていた時代。
こんなに悲しいお話が、絵本で見事に表現されています。
読みながら、胸の中にこみ上げてくるものがありました。
戦争の中で、家族が死んでいく。最後にちいちゃんも死んでいく。
救いようのない話なのに、とてもソフトに描かれているのが、この本のやさしさであり、奥深さでもあると思います。
息子は「悲しい話だね」と一言。
あまんきみこの抑えた語りが素晴らしく、上野紀子の絵が幻想的で素晴らしく、両者の調和がさらに素晴らしいです。
自分の心も空の上に放り上げられたような気がしました。
余計な解説はせずとも、息子の心に響いてくれたと思います。
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★5  技師もおばあさんも好き 投稿日:2009/04/23
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
天とくっついた島
天とくっついた島 作: 立松 和平
絵: スズキ コージ

出版社: 河出書房新社
沖縄の孤島の大自然と、環境。開発による経済効果と環境破壊。それに加えて、戦争の悲惨さの体験。
言葉にすると堅苦しい内容が、絵本の中にぎゅうぎゅうにつまっていますが、とてもファンタジックな絵本です。
開発のために島を訪れた技師と島に住むおばあさんの会話で話が展開します。
「海がお母さんだ」なんて、おばあさんもすごい。おばあさんの語りはすごく説得力があります。私も技師の立場で感動してしまいました。
技師の思いもとてもよくわかります。技師は、この島を良くしようとしているだけなのです。
それが、日本が進んできた道だし、自分も島にリゾートを求めてまったく違和感がありません。
しかし、経済のためにはこの本のような「技師」が必要なのです。そして、環境保護のためには「おばあさん」が必要なのです。
立松さんは、自身の代表作「遠雷」を、絵本で表現してみたのでしょうか。(高度成長の中で崩されていく人間の心…、立松ワールドのテーマです)。
スズキコージさんの絵も、この物語にこめられた思いを見事に表現していると思います。
高学年にお薦めの本です。
子どもの視点から出る答えが、これからの日本の道を作っていくのだと思いました。
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★5  きっと、だれかの役に立っている。 投稿日:2009/04/21
ちゅら。さん 40代・ママ・千葉県  男の子12歳
こいぬのうんち
こいぬのうんち 作: クオン・ジョンセン
絵: チョン・スンガク
訳: ピョン・キジャ

出版社: 平凡社
みんなは何かの役に立っているのに、ボクは汚いだけの「こいぬのうんち」。
誰の役にも立たず、だれからも好かれない。
そう思って悲しむ「こいぬのうんち」に語りかけるのは、たんぽぽ。
私がお花を咲かせるのには、あなたが必要なの、と。
私の根のまわりで栄養になって!と。

「こいぬのうんち」はとても喜び、優しくたんぽぽの根を抱きしめて、栄養を与え、きれいなたんぽぽの花が咲きます。

うんちは地面に溶けて形を無くし、たんぽぽの栄養になって吸収されてしまうので、「自己犠牲」を感じさせてしまいそうなのですが、この絵本では、ちゃんとたんぽぽのお花の中に「こいぬのうんち」がいる、という実感を与えてくれていると思います。

タイトルは「うんち」で、ちょっと笑いなのですが、しみじみと優しく、じっくり聞くことができるお話しです。

自分にできること、自分にしかできないこと。
「汚い」といじめられていたうんちが、実はきれいなお花になくてはならないものだったということ。

読後、春のようにあたたかい気持ちが残ります。
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★4  想像してごらん 投稿日:2009/04/20
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
終わらない夜
終わらない夜 作: セーラ・L・トムソン
絵: ロブ・ゴンサルヴェス
訳: 金原 瑞人

出版社: ほるぷ出版
タイトルがとても良い。邦文タイトルも、原書名「Imagine a night」も。
「想像してごらん」。
表紙の絵とタイトルで選んだ絵本です。
夕食後、読み聞かせというのではなく、息子と絵を楽しみました。
ロブ・ゴンサルヴェスの幻想的な不思議絵。
ページを開く毎に夢が膨らんでいきます。
正に夜の絵本。そのまま夢の中で主人公になれそうです。
自分が、絵毎に語りをつけるとしたら、物語になってしまいそうです。絵に添えられた詩。
言葉少なで、後は読者に委ねるようなところもいいのかも知れません。
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★5  海の代弁者となる、絵本。 投稿日:2009/04/21
ちゅら。さん 40代・ママ・千葉県  男の子12歳
うみ
うみ 作・絵: G・ブライアン・カラス
訳: くどう なおこ

出版社: フレーベル館
「ぼくは、うみだよ」 で始まるこの絵本。

海自身が語りかけてくれる絵本です。
人間が生まれるずーっと前から、海は海だった。
それなのに、とても若々しくて純粋なことに感動します。

くどうなおこさんの、素直で穏やかな訳が、海の人柄(?)にぴったりです。
こんなに優しい海の気持ち、裏切りたくないなぁ。

とても気持ちの良い絵本。

海のささやきがききたくて、すぐにでも海に行きたくなります。
やはり人間のふるさとは、海なのでしょうか。
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★4  他力本願って、どうよ。 投稿日:2009/04/18
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子13歳、女の子9歳
子どもとよむ日本の昔ばなし25 かにじょうまんの星
子どもとよむ日本の昔ばなし25 かにじょうまんの星 絵: げんか ひでみ
再話: おざわ としお つはこ よねこ

出版社: くもん出版
沖縄の昔話だそうです。絵を見ると家のつくりや周囲の風景でそこが沖縄であることがよく伝わってきます。
昔話なので、物語はとてもしっかりまとまっています。
再話も、私が個人的にとても好みの文章をお書きになる小澤俊夫さんも入ってらっしゃるし、文章的には何らいうことはありません。

が、しかし!です。
内容的に、こういう生き方って、どうよ。と思ってしみました。他力本願的なのはどうも…。
「幸運」を借りただけで、「かにじょうまん」に意地悪したとか、殺したとかいうわけではないのですが、このおじいさんとおばあさんに、言いたい「自分の人生、それでいいのかー!?」

子どもたちに読むと、自分のそういう気持ちが出てしまって、面白く聞こえなさそうなので、他人様には読めなかな〜。
あまり、奇想天外で笑える話というわけでもないので、小さなお子さんには向かないかもしれません。
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★5  楽しいだましあい 投稿日:2009/04/17
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
ずいとん先生と化けの玉
ずいとん先生と化けの玉 作: 那須 正幹
絵: 長谷川 義史

出版社: 童心社
少し長めの話なので、短時間の読み聞かせには不向きかもしれません。
しかし、ずるくて欲張りなお医者さんと、人をだますのが得意なキツネの駆け引き。
だましたりだまされたり、最後までどうなるのかわからない面白さで、子どもたちがドキドキしながら話を聞いていることと思います。
キツネをだましたつもりが、キツネにだまされて…。そこはどっこいずいとん先生もただでは終わらない…。
あとは、だまされたと思って読んでみると、間違いなく子供受けする絵本です。
長谷川義史さんの絵も、子どもたちを引きつけるホンワリ感があって、子ども達のドキドキ感をとぎれさせない包容力があると思いました。
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★5  今日もがんばるぞ!と思える本です 投稿日:2009/04/18
ぴろりあんさん 40代・ママ・埼玉県  女の子12歳、女の子9歳
あさの絵本
あさの絵本 作: 谷川 俊太郎
写真: 吉村 和敏

出版社: アリス館
高学年の読み聞かせ用に選んだ本です

まず、写真の美しさに心を揺さぶられ
次にその写真一枚一枚に
ぴったりの短い言葉に感動しました

だんだんと明るくなっていく「うまれたての朝」の風景を
見ていると実際には写っていない、鳥や昆虫や動物たちが
動くさまが見えてくるようです

最後のさわやかな一枚に
『今日もがんばるぞ!』と力が湧いてきます

生命力を感じる、素晴らしい写真の数々は
写真集としても楽しめます

子どもたちも読後、元気になれるのではないかと
思いました

朝の読み聞かせにもぴったりです
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★5  戦争をどう伝えるか 投稿日:2009/04/17
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
オットー 戦火をくぐったテディベア
オットー 戦火をくぐったテディベア 作・絵: トミー・ウンゲラー
訳: 鏡哲生

出版社: 評論社
読み終わって、私と奥さんは感動したのですが、息子の反応は今ひとつ。
戦争の中で、振り回されたテディ・ベア。第2次大戦での、ドイツのユダヤ人迫害。アメリカの人種差別。骨董品店でのデビットとの再会と、オットーとの再会。
時代に振りまわされながら、とても大切なものを伝えていると思いました。
ただ、この絵本の中にある「時代」を伝えることに難しさを感じます。ありきたりに戦争の悲惨さを伝えるだけでは充分ではないと感じたからです。
「ユダヤ人」というキーワード、オバマ大統領就任までのアメリカの人種差別と黒人の貧困、ウンゲラーは「時代」を鋭い視点で絵本に取り込んでいます。
どのレベルで子どもに伝えるか? 戦争を知らない親であり、オイルショックを知らない親であり、あまり日常に危機感を感じなくなった大人たち。
ウンゲラーの絵本は、風刺が効いていて辛口です。
数奇な運命を経て、再会したオットーとデビッドとオスカー。この絵本には感動があります。深みもあるだけに何度も読み返したいと思います。
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★4  ドキドキハラハラです 投稿日:2009/04/18
せいてんさん 10代以下・その他の方・茨城県  
岩波少年文庫 クローディアの秘密
岩波少年文庫 クローディアの秘密 作: E.L.カニグズバーグ
訳: 松永 ふみ子

出版社: 岩波書店
『家出』をします。もちろん、子供たちだけで。
ドキドキ・ワクワク・ハラハラの
物語です。

私は、去年読書の時間に、休み時間に
(学校)
読みました。
朝きたらすぐ読んででいました。
そのくらいズルズルと引き込まれて
いきました。

『もしも自分が家出をしたら?』
と考えて、クローディアを
自分に置き換えると、
自分の物語が出来上がってしますのです。
とっても楽しかったです。

冒険してみたいと思いました。
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★4  日本人の心 投稿日:2009/04/17
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
おへんろさん
おへんろさん 作: 宮脇紀雄
絵: 井口文秀

出版社: 小峰書店
息子が図書館で見つけた絵本です。
少し古風な感じもしましたが、今は失われてしまった日本人の心といったものを感じ、自分ではとても良い本だと思っています。
母親を亡くした幼子の家に、若い女のおへんろさんが宿を借ります。女の人は、家族を土砂崩れで喪いそのために巡礼して回っているのでした。
子どもがおへんろさんに感じた母親。旅人に宿を貸す家族の素朴なやさしさ。
ストーリの素朴さに、いつの間にか日本人が失ってしまった「心」を感じました。
「旅」、「旅立ち」は「旅行」と違い、自己発見の行動です。
自分が少し古いのかも知れませんが、自分の少年時代、青年時代を思い出しました。
この本、入手は難しいようです。このような絵本は古いと言われるのでしょうか。
昭和の時代。まだ、日本が牧歌的であった時代を残すような絵本は貴重だと思います。
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★5  ひどいね、かわいそうだね 投稿日:2009/04/11
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ
ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ 作・絵: クリス・ウォーメル
訳: 吉上 恭太

出版社: 徳間書店
孤独な「かいぶつ」のお話です。
読んでいる側から、奥さんは「ひどいね〜」「差別だ!」と繰り返します。
自分も読みながら、そう思いました。
この「かいぶつ」、悪いことは何もしていないのに、友達が欲しいのに、動物は逃げるし、木は枯れるし、岩はくだけるし…。この「かいぶつ」、本当は優しいのです。
子ども達にはどのように伝わるのでしょうか?
外見で人を判断したりはしないでしょうか? 
弱い者いじめのときに、人をばい菌のように思って平気にはなりはしないでしょうか?
かいぶつが死んだ後、荒れ地には緑が戻り、動物たちが帰ってきます。友達だった石のウサギは埋もれて誰も気づきません。
おそろしい最後だと思いました。
かいぶつが死んで良かったとは思われないでしょうか?

私は、逆説的な意味でこの絵本をお薦めします。
作者には、私が気にかけたような意図は全くないのです。
子どもに読む前に下読みして、どのように伝えるかを考えたい大人のためのお薦め本です。
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★4  人情味を感じる絵本です 投稿日:2009/04/08
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
さらば、ゆきひめ
さらば、ゆきひめ 作・絵: 宮本 忠夫
出版社: 童心社
転校生。しかも地方巡業を続ける旅一座の女形で、つい女言葉を出してしまう。隣の席はいじめっ子。お母さんはいない。
登場人物だけを考えると、なんとなく重量感を感じるのだが、この絵本は実に軽快である。
いじめっ子のニカぞうを芝居の中に引っ張り込んでしまったり、父子家庭の家に女装姿でいっしょに食事をしたり…。
ストーリー、展開がじつに楽しいのである。
友だちって何? 
理屈はぬきにして、こんな絵本を読んで聞かせる方が、説教っぽい絵本より子どもに伝わるのかもしれない。
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★4  おばあちゃんの思いがひろがりました 投稿日:2009/04/05
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
けやきの木の下で
けやきの木の下で 作: 三輪裕子
絵: 鈴木 まもる

出版社: PHP研究所
おじいちゃんがなくなって、一人暮らしになったおばちゃん。
おばあちゃんの思い出とけやきに対する思いがひしひしと伝わってくる絵本です。
引越しと共に切ることになったけやき。
「だれかこのけやきをもらってください。」
このメッセージに集まってくる人達、むすめ家族。これだけけやきは愛されていたのですね。
けやきが順番に切られていくところはかわいそうでしたが、それをもらい受けていった人達からの手紙。
切られたけやきが形を変え、いろんなところで生きているというすばらしさ。
最後のページの絵がとても印象的でした。
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★5  短い文にとても大切なことが… 投稿日:2009/04/02
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子13歳、女の子9歳
ボクは、なんにもならない
ボクは、なんにもならない 作: 里見喜久夫
絵: 進藤恵子
訳: 岩木貴子

出版社: 美術出版社
表紙に惹かれて、なんとなく図書館で借りてきた絵本ですが、奥が深かったです。素晴らしい絵本だと思いました。
中一の娘は「へぇ〜」と、興味深げに読みました。
文章は単純で、いわゆる自然界の食物連鎖のようなことを描いていますが、この絵本を読むと、「人間って、ほんと、自然(地球)に何にもお返しができない生き物だな」と、悲しくなります。

ちょっと、一部を抜粋しますね。

『太陽は、草になる。
 草は、牛になる。
 牛は、牛乳になる。
 牛乳は、ボクになる。
 ボクは、なんにもならない。』
 
子どもから、大人まで、たくさんの人に、ぜひ、興味を持って、読んでもらいたい1冊です。
文章名短くて、大変読みやすいですが、作者の意図したことが伝わるのは小学校高学年くらいかもしれません。
参考になりました。 0人

★5  高学年以上におすすめ 投稿日:2009/03/29
MYRYさん 30代・その他の方・東京都  男の子14歳、男の子11歳
シンデレラ
シンデレラ 作・絵: マシュー・ラインハート
出版社: 大日本絵画
中学生の女の子にプレゼントしました。
とても驚き、喜んでもらえましたよ。

他のシリーズ同様、さすが!の造りです。
キラキラ輝く馬車のページは、飾っておきたいほど。
その場にいた大人の女性達からも歓声が上がりました。

とても繊細な造りですので、幼児には向きません。
価格もそれなりに高価ですし、ストーリーも丁寧に書かれているので、
ティーン〜大人へのプレゼントに良いと思います。
参考になりました。 3人

★5  犬の心をとおして 投稿日:2009/03/28
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子12歳
黄色いボール
黄色いボール 作: 立松 和平
絵: 長 新太

出版社: 河出書房新社
読み終わったら、息子が「ひどいお父さんだね」と言った。
奥さんは、「あんたも、お父さんに捨てられちゃうかもしれないよ」と加えた。
つい、自分は「お父さんにも事情があるんだ」と言いたかったが、読み終わってすぐにリアクションのある絵本は好きである。

引っ越し先では動物を飼えないからと、河原でボール遊びをしているところで、気がついたら捨て犬になっていたタロウ。
川に向かって投げられた黄色いボールをお父さんに届けなければ。さまよい歩くタロウの姿はなんとも切ない
かつて捨て犬だった我が家の老犬を見ながら、犬ってけなげで主人思いだと思った。
さまよい歩いて最後に拾われたタロウ。新しい犬小屋の中に黄色いボールが大切にしまわれている。
ポチになったタロウはこれから幸せに暮らすのだろうか。
我が家の犬となって15年過ぎた老犬も、遠い昔の事を覚えているのだろうか。

小学校の読み聞かせに使おうと思う。
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