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クジラが死んだらどうなる?ーー深海という厳しい世界に生きるユニークな生きものたちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本
深海はえさが少なく、生きものが少ない場所です。ところが、ごくまれに巨大な食べ物のかたまりが降ってくる。それが命を終えたクジラです。
クジラの体は、長ければ100年にもわたってさまざまな生物の命を支え続けます。
はじめはサメ、コンゴウアナゴなどが肉を食べ、タカアシガニやグソクムシなど小さな生物が続きます。骨だけになると、こんどはホネクイハナムシという骨を食べる生物があらわれ、その後も長期間にわたりクジラは分解されていきます。
このクジラの死骸を中心に形成される特殊な生態系は「鯨骨生物群集」と呼ばれ、近年の研究でその実態が明らかになってきました。
50〜100年というのは、とほうもなく長い時間ですが、必ずどこかで終わりは来ます。
鯨骨に生きる生き物たちは、やがて別のすみかと食べ物を探さなくてはいけない。こんなに広い海で、そうつごうよく、沈んだ大きなクジラに出会えるものでしょうか?
しかし、まっくらな宇宙にも星があるように、深い海の底からあてどない旅に出かける生物たちにも、どこかに必ず明かりがあるのです。でなかったら、クジラに集う生きものたちがずっと子孫を残し、命をつなぎ続けることはできなかったはずです。
これは深海という厳しい世界に生きる生物たちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本です。
監修は国立研究開発法人海洋研究開発機構の藤原義弘氏。
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<著者直筆サイン本。その特別な一冊。>
絵本ナビでは、絵本の著者さん、出版社さんのご協力をいただき、著者サイン本の販売を行っています。
その「サイン本」について、少しご紹介させてください。
通常、ある絵本が1万冊販売されるなかで、著者がサインを入れるのは、ほんの百冊程度といわれます。
一冊一冊、著者が直筆サインを書いていくのは、実は想像以上に大変に手がかかることなのです。
ではなぜ、そんな手のかかることをするのでしょうか。
それは、ファンサービスです。
その著者の作品が好きな読者にとって、著者が直々にサインしてくれた本は宝物になります。
その読者の心に想いを届けることができる。
読者の喜んでくれる姿が嬉しくて、著者は制作の合間を縫ってサインを書いてくれます。
もうひとつは、宣伝です。
著者が書店に出向いてサイン会を開催して、サインを書く。
この特別な行為に書店の担当者は動かされますし、イベントを訪れた方は、もともとその本を知らなかったとしても、読んでみようかという気になります。
このようなサイン会は、都市部の大書店ではイベントとして定期的に開催されていますが、実際にイベントに行ける方はほんのわずかです。
遠かったり、時間があわなかったりするでしょうし、子連れでイベントに参加するのは労力もかかります。
絵本ナビでは、作品の魅力をご紹介する記事と併せて、著者サイン本を全国のお客様にご購入いただけるようにしています。
このような企画を通じて、作品に興味を持っていただければとても嬉しく思います。
想いを込めたサインが書かれた特別な一冊は、もちろん数量限定です。
著者のファンの方に限らず、そんな貴重なサイン本であれば手に入れたい、という方も、よろしければご利用ください。
※サイン本は人気商品のため、購入いただける作品は随時変化します。
今ご購入いただける作品は、以下の「【数量限定】著者サイン本」コーナーでご覧ください。