人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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絵本紹介
2022.10.20
皆さんはどんな絵本のシリーズが好きですか? 「のらねこぐんだん」? 「ほげちゃん」? 「パンどろぼう」? シリーズが続いている作品はそれだけファンの多い作品の証拠です。もし、絵本選びに悩んだら、シリーズが続いている作品を選ぶのもおすすめです。
今回は出版社さんイチオシの人気シリーズ絵本を集めました。ここで紹介されている作品が気に入ったら、ぜひシリーズ全部読んでみてくださいね。
みどころ
パンツをなくして困っていたしろくまさんのお話『しろくまのパンツ』の発売から10年。今度は相棒だったねずみさんがパンツをなくしちゃったみたい!?
……ということで、ひとまわり小さなサイズになって『ねずみさんのパンツ』の登場です! 今回も、パンツ型スリーブケースをぬがしてから絵本を読んでくださいね。すると、ねずみさんがパンツをなくして困っているところから、お話がはじまりますよ。
「どうしたの?」
心配してやってきてくれたのは、しろくまさん。なくしたパンツを見つけるために、ふたりは一緒に探しに行きます。最初に見つけたのは、どんぐりマークのチェックのパンツ。
「これ ねずみさんのパンツ?」
「ううん ちがう」
パンツの形をした型抜きページをめくると、あっと驚くパンツの持ち主があらわれます。そうかそうか、確かにお似合いです。次はおほしさまのパンツ、レースのパンツ、ちょっとぬれたパンツ(!)……次々にパンツとその持ち主が登場します。でも、ねずみさんのパンツはいったいどこ?
活動20周年を迎え、ますます大活躍のtupera tuperaさんの最新作は、かわらぬ細部へのこだわりと遊びごごろにあふれた型抜きしかけ絵本。持っているだけでも嬉しくなる装丁ですが、もちろん読めば子どもたちはあっという間に夢中になってしまうはず。シリーズ2冊、合わせて楽しんでくださいね!
この書籍を作った人
亀山達矢(1976年三重県生まれ)と中川敦子(1978年京都府生まれ)によるユニット。 絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、空間デザイン、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。著書に「かおノート」(コクヨ)「やさいさん」(学研教育出版)「いろいろバス」(大日本図書)「うんこしりとり」(白泉社)など多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。絵本「しろくまのパンツ」(ブロンズ新社)で第18回日本絵本賞読者賞、Prix Du Livre Jeunesse Marseille 2014 (マルセイユ 子どもの本大賞 2014 )グランプリ、「パンダ銭湯」(絵本館)で第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ、第24回けんぶち絵本の里大賞 大賞、「わくせいキャベジ動物図鑑」(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年にやなせたかしさんの遺志を継いで創設された、第1回やなせたかし文化賞の大賞を受賞。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻 客員教授、大阪樟蔭女子大学 客員教授。
出版社からの内容紹介
ボケとツッコミをテンポよく繰り返す人気のユーモア絵本「なんでやねん」シリーズ第4弾。
突然映らなくなったテレビにお母さんが困っていると、それを直そうと次々にやってくる、3人の魔法使いたち。怪しげな呪文をかけると起こる、予想もできない展開に「なんでやねん!」。親子で一緒にかけあい漫才のように読める爆笑コミュニケーション絵本です。
この書籍を作った人
保育士としての経験を活かした「あそびうた」や「絵本読み聞かせ」を、年間150ヶ所以上の幼稚園や保育園で実施する人気のあそび歌作家。NHK BS プレミアム「おとうさんといっしょ」への遊びや歌の提供などでも活躍。
この書籍を作った人
愛知県豊橋市生まれ。絵本に『パパとぼく』『夏平くん』(ともに絵本館)、『ハルコネコ』(教育画劇)、『からあげ』(アリス館)、『シバ犬のチャイ』(BL出版)など多数。絵本のほか、装丁、挿画、広告など幅広く活躍。大川亭ひろ絵の高座名で出前寄席の活動も。
みどころ
森の外れの丘の上にある、小さな休憩所。ある日、きれいずきのうさぎさんが掃除をしにやってくると、伝言板に何か書いてあるのが見えます。伝言板の文字は半分消えていましたが、最後に「あいたい」と書かれています。「誰が書いたんだろう?」「誰にあいたいのかな?」とくまくんとこりすくんと話していると、いろんなどうぶつたちがあまやどりをしにやってきました。
やってきたどうぶつたちには、みんな「あいたい人」がいるようです。かあさんがえるは麓の池にいる子どもたちに、いたちはとなり山の友だちに、迷子の小鹿ははぐれてしまったおかあさん。でもみんな、「ここからはだいぶとおいね」とあきらめムード。しかしそこへ「でもぼく、ぜったいにあいたいんです!」というものが現れて……。
『いちばん しあわせな おくりもの』『きみに ありがとうの おくりもの』に続く、宮野聡子さんの「おくりもの」シリーズの3作目。大切な人にあいたいという気持ちに、優しく寄り添ってくれる作品です。宮野さんの温かみのある柔らかなイラストは、子どもから大人まで、みんなの心を癒してくれるでしょう。読みながら、誰かの顔が思い浮かんでくるかもしれません。あなたが会いたいと思う大切な人へ、この本をプレゼントするというのも素敵ですね。
この書籍を作った人
1976年、東京都生まれ。女子美術短期大学情報デザイン科卒業後、グラフィックデザイン会社、子どもの本専門店の勤務を経て、絵本作家となる。おもな絵本に、『いちばん しあわせな おくりもの』『パンツちゃんとはけたかな』『おひるねちゃんとできるかな』(以上、教育画劇)、『ともだちのひっこし』(PHP研究所)、『えんそく おにぎり』(講談社)、『あいちゃんのワンピース』(こみやゆう作/講談社)などがある。
出版社からの内容紹介
そのまま読むと「おやゆび姫」のお話が楽しめて、しかけを開いて読むと、ひとまわり小さい「こゆび姫」があらわれて、二人のお姫様が元気いっぱい活躍する新しいストーリーが楽しめる♪くすっと笑える2WAYえほん!
好評『3びきのこぶたと4ひきめのこぶた』『おおきなかぶとちいさなかぶ』『うさぎとかめとあり』
『きんのおのとぎんのおのとたくさんのおの』『おおかみと7ひきのこやぎとおにいさんおおかみ』
『きたかぜとたいようとふたりのたびびと』『3つのねがいと1つのおねがい』につづくシリーズ8作目です。
姉妹のように思い合うお姫様二人の、
優しく勇敢な新ストーリーをお楽しみに!!
出版社からの内容紹介
よるの せかいへ しゅっぱつだ!
ポケットモンスター公式ベビーブランド「モンポケ」の大人気絵本シリーズ第2弾です。
今回の舞台は、暗くてドキドキの「まっくらやま」。満月の夜にはおばけが出るみたい。でも、みんなと一緒なら大丈夫! 発見と驚きに満ちた夜の世界を、ピカチュウたちと探検しましょう!
cPokemon cNintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
ポケットモンスター、ポケモン、Pokemonは、任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
【編集担当からのおすすめ情報】
第2弾の舞台は夜の「まっくらやま」。ページをめくるたびに、わっと驚くような仕掛けが詰まっています。また、ピカチュウやデデンネ、イーブイたちだけでなく、夜に出会えるポケモンたちもたくさん登場するので、ぜひ親子で一緒に探してみてください。
また、第1弾で好評だった声優の読み聞かせ音声など、特設サイトではスペシャルコンテンツを配信しています!こちらもぜひご覧ください。
この書籍を作った人
1989年大分県生まれ。東京都育ち。女子美術大学版画コース卒業。見る人の気持ちをあたたかくする絵を描く。喜怒哀楽の表情が豊かな動物が特長。作品に『あめのひえんそく』(岩崎書店)、『おふろだいすき! しろくまきょうだい』(教育画劇)、『いっしょにあそぼう いない いない ばあ!』『ねんねのじかん ねてるこ だあれ?』(共に永岡書店)がある。
出版社からの内容紹介
わたしたちが毎日出している大量のごみ。収集車が回収したあとはどう処理されているのでしょう。どうして、海や宇宙にまでごみがあるのでしょう? ごみとは何か、埋め立て・堆肥化・リサイクルなどの処理方法から、世界で起きている問題、環境への影響、問題解決のアイデアまで、豊富なイラストでわかりやすく紹介します。
『気温が1度上がると、どうなるの?』『もし、水がなくなるとどうなるの?』に続く、好評シリーズ〈地球の未来を考える〉第3弾。
ーー「世界が抱えるごみ問題にあらゆる視点から迫る好著だ。」監修者解説より
この書籍を作った人
1975年ドイツのベルリン生まれ。フリーのイラストレーター兼作家。ブルク・ギービチェンシュタイン芸術大学ハレ校とライプツィヒ視覚芸術アカデミーでアートを学ぶ。子ども向けの作品を多数手がけている。
この書籍を作った人
1960年東京生まれ。猫好きサイエンス作家。YES International School校長。主な著書に『99.9%は仮説』(光文社)、『宇宙のかけら』(青土社)など、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ダイヤモンド社)などがある。地球環境問題や犬猫の殺処分問題などでも積極的に発言している。趣味は野鳥撮影、カポエイラ、ルービックキューブ。妻子と猫たちと裏横浜に在住。
この書籍を作った人
猫とコーヒーと散歩が好きな小説家。1995年よりドイツのベルリンに住む。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店・産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞)などYA向きの本を多数執筆。地球環境のことも気になって、『未来からの伝言 SDGsガイドブック』(講談社)などを手がけ、翻訳も絵本『こわい、こわい、こわい?』(西村書店)などたくさんある。和光大学、共立女子短期大学で非常勤講師もつとめる。
出版社からの内容紹介
累計300万部突破! 「香川元太郎の迷路絵本シリーズ」第19弾は新展開! 「もっとむずかしい迷路がやりたい!」という読者の声に答えて、難易度の高い「超むずかしい」迷路ができました。複雑な道をたどっていくと、その先に待ち受けているのは……ゴール⁉ それとも行き止まり⁉ ベストセラー迷路絵本作家からの挑戦状です!
この本の迷路世界は難攻不落! クリアはとてもむずかしい。じっくり、とりくんでくれたまえ。さっそく進んでいくと……。
各場面には「ちょっとむずかしい迷路」「すごくむずかしい迷路」「かくしえ」「住人からのクイズ」の4種類の設問があります。低年齢にも人気の「かくしえ」から、迷路の達人レベルがチャレンジしてみたい「すごくむずかしい迷路」まで難易度もさまざま。絵本を囲んで、幅広い世代で一緒に楽しめます。
何通りもの遊び方ができ、集中力や忍耐力も鍛えられる1冊。大人の脳トレにもオススメです!
この書籍を作った人
1959年、愛媛県生まれ。歴史考証イラストの専門家。歴史雑誌や教科書などに多数の歴史考証イラストを描く。著書に「透視&断面イラスト日本の城」(世界文化社)など。切手や絵入り官製はがきでも多くの原画が採用されている。かくし絵・迷路制作でも定評があり、著書の迷路絵本(『時の迷路』ほか5冊・PHP研究所)は、シリーズ100万部超のベストセラー。他の作品に『かずの冒険 野山編』(小学館)がある。