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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  秋の夜長のおはなし絵本(2022年10月の新刊&おすすめ絵本)

連載

2022年10月 新刊&おすすめ絵本

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「秋の日は釣瓶落とし」そんなことわざが浮かんでくるほど、早くなった日の入り。暗くなったらお家に帰ってくる子どもたち。その後は、ゲーム? 動画? アニメ? いろんな楽しみ方がありますが、長くなった夜、30分だけでも読書時間に充ててみませんか?

秋の夜長のちょっと寂しい気分に寄り添ってくれる絵本を集めました。

夜をテーマにした絵本から、言葉のリズムを楽しむ絵本まで、今日の気持ちに合わせて選んでみてください。

「まぶしくて、にぎやかで、おいしいよる」を知るために、黒猫ヨルの一夜の大冒険 『ヨルとよる』

  • ヨルとよる

    出版社からの内容紹介

    外に出たことのない黒猫のヨルと、家で暮らしたことがない町のネズミ。
    ヨルはネズミに誘われて、生まれて初めて、まぶしくてにぎやかな夜の町へ。
    ところが、ホットドッグを買うとき、つい顔をあげてしまい、「ぱふん!」と変装の帽子が落ちてしまい……。
    子猫とネズミの、ファンタジックで特別な夜のお話です。

この書籍を作った人

あさの ますみ

あさの ますみ (あさのますみ)

1977年秋田県生まれ。2007年、『おひさま』(小学館)主催第13回おひさま大賞の童話部門最優秀賞を受賞。『ぼくんちに、マツイヒデキ!?』(学研)が初の絵本作品。児童書の作品に『ウルは空色魔女@ はじめての魔女クッキー』(角川書店)がある。また、浅野真澄の名前で声優としても活躍、多数の出演作をもつ。

落語の面白さをもっと子どもたちへ!「桂文我のまぬけなどろぼう」シリーズ第2弾はめがね屋へ忍び込む泥棒の話 『めがねどろぼう』

  • めがねどろぼう

    出版社からの内容紹介

    どろぼうが二人、夜の道を歩いています。さて、どこの家に入ろうか。
    うろうろしながら、ようやくたどりついためがね屋の前で、しのびこむ計画を立てるどろぼうたち。
    その声を、お店の中で聞いていたでっちさんは……。
    まぬけで楽しい!笑えるどろぼうの落語絵本です。

「桂文我のまぬけなどろぼう」シリーズ

この書籍を作った人

桂 文我

桂 文我 (かつらぶんが)

1960年、三重県松阪市生まれ。二代目枝雀入門し、1995年、四代目桂文我を襲名。定番の名作落語に加え、古い落語資料から、収拾した数多くの古いネタも得意とする、人気上方落語家。子どもを対象とした「おやこ寄席」では、古典落語を表情豊かに演じ、全国の子どもたちに落語の楽しさを伝えている。主な絵本作品に「えほん寄席」シリーズ(小学館)、『ちゃっくりがきぃふ らくご絵本』(福音館書店)、『りゅうぐうじょうでさがしもの』(童心社)、『落語絵本 しまめぐり』(ブロンズ新社)他多数。

田中六大さんのユーモラスな野菜たちが『よるのやおやさん』で大はしゃぎ!

  • よるのやおやさん

    出版社からの内容紹介

    いつもの八百屋さんは、美味しくて新鮮な野菜がたくさん並んでいます。
    夜になって、その八百屋さんが閉まると、なんと、野菜達が楽しく学校ごっこを始めます!!

この書籍を作った人

穂高 順也

穂高 順也 (ほたかじゅんや)

愛知県生まれ。作品に『さるのせんせいとへびのかんごふさん』(ビリケン出版)、『どどのろう』(岩崎書店)、『どろぼうだっそうだいさくせん』(偕成社)、『とうさんとうさんいかがなものか?』(あかね書房)、『なきんぼあかちゃん』(大日本図書)、『よるのさかなやさん』【文溪堂)など。日本児童文芸家協会理事。

この書籍を作った人

田中 六大

田中 六大 (たなかろくだい)

1980年、東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了。漫画家・イラストレーター。 挿画に『ひらけ!なんきんまめ』(小峰書店)、『日曜日』シリーズ(講談社)など。絵を担当した絵本に『だいくのたこ8さん』(くもん出版)、『まよいみちこさん』(小峰書房)、『ふしぎなかばんやさん』(鈴木出版)、『おすしですし!』(あかね書房)など。作絵の絵本に『おしっこもらスター』(あかね書房)、『ふしぎなえき』(交通新聞社)など。漫画に『クッキー缶の街めぐり』(青林工藝舎)などがある。

分かりあえるって素晴らしい! 言葉があるってすてき! 詩人 ジョン・エガードと絵本作家 きたむらさとしの出会いで生まれた物語『ことばとふたり』

  • ことばとふたり

    出版社からの内容紹介

    ことばを知らない生きものがいた。喜びも悲しみもぜんぶ感じていたけれど、それをなんというのか知らなかった。苦しくてつらいとき、ことばを知っている生きものと出会った。気もちを表すことばを、はじめて知った――。だれかとわかりあえるって、なんてすてきなんだろう! 高名な詩人と人気絵本作家が贈る出会いの絵本。

この書籍を作った人

きたむら さとし

きたむら さとし (きたむらさとし)

1956年 東京生まれ。1982年にイギリスで絵本作家としてデビューし、以来、イギリスを拠点に世界的に活躍を続ける。約10年前に帰国し、現在は神戸市に在住。絵本作家、イラストレーターとして活躍。デビュー作「ぼくはおこった」(評論社)でイギリスの新人絵本画家に与えられるマザーグース賞を受賞。「ぼく ネコになる」、「おんちのイゴール」などの著書の他、「ふつうに学校にいくふつうの日」(小峰書店)では絵本日本賞翻訳絵本賞を受賞。その他「ぞうのエルマー」シリーズの翻訳者としてもおなじみ。

秋の夜には詩の絵本が似合う。1冊ぜんぶ「きりん」の詩『きりんきりん』で、きりんの魅力を再発見

  • きりん きりん

    出版社からの内容紹介

    「きりんは ゆらゆら よってくる うえから そっと よってくる かおだけ ぼくに よってくる からだは むこうに おいといて」など、15編の「きりん」をうたった「詩のえほん」です。1冊全部が「きりん」の詩で、1冊全部が「きりん」の絵です。「きりん」をいろいろな角度からうたった凛として、しかも穏やかでやさしい詩と、鮮明な色、斬新な絵の「きりん」の世界をお楽しみください。

この書籍を作った人

武鹿 悦子

武鹿 悦子 (ぶしかえつこ)

1928年東京生まれ。詩人、児童文学作家。『詩集ねこぜんまい』(かど創房)で産経児童出版文化賞、『星』(岩崎書店)で日本児童文学者協会賞受賞。主な絵本作品に、「くすのきだんち」シリーズ( 絵:末崎 茂樹 ひかりのくに)、『どんぐりとんぽろりん』( 絵:柿本 幸造 ひさかたチャイルド)、『おかあさんのいのり』(岩崎書店)などがある。童謡「きらきらぼし」の作詞家としても知られる。

この書籍を作った人

高畠 純

高畠 純 (たかばたけじゅん)

1948年愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学美術科卒業。「だれのじてんしゃ」(フレーベル館刊)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。 他に「ペンギンたんけんたい」「オレ・ダレ」「オー・スッパ」(以上講談社刊)、「だじゃれすいぞくかん」「おとうさんのえほん」(絵本館刊)などの作品がある。

韓国で注目の絵本作家キム・ミヌさんデビュー作が日本に上陸! お兄ちゃんに置いてかれた「ぼく」が『かたつむり』から感じたことは……

  • かたつむり

    みどころ

    「ついてくるな」
    ペダルの無い幼児用自転車を必死に動かして、一生懸命お兄ちゃんの自転車に追いつこうとする弟。でも同じスピードで走れるはずもなく、男の子は石につまづいて土手を転がり落ちてしまいます。「みんなだいきらいだ!」と嫌な気持ちでいっぱいになった男の子が見つけたのは、ゆっくりと木に登って行くかたつむりでした。

    シンプルなモノクロの線で形作られた空と大地の中で、まるで浮かび上がるように描かれた、赤い男の子の自転車用ヘルメットとカタツムリの殻。ぼくとカタツムリーー進むスピードも見える景色も違うかたつむりに導かれたぼくは、はっとする光景を目にして……。

    シンプルで繊細、そして新鮮な構図や色遣いやぐっと引き込まれる作品を作ったのは、韓国の絵本作家キム・ミヌさん。2022年3月に、児童文学界のノーベル賞と呼ばれている「アンデルセン賞」を受賞しており、この作品がデビュー作です。韓国ではさらに2冊の絵本を発表していて、その繊細な筆致で、今後の活躍が注目されている作家のひとりです。

おばあちゃんが花火を嫌いな理由とは……。77年経っても癒えない戦争体験を優しい語り口で描いた絵本 『ふうちゃんのそら』

  • ふうちゃんのそら

    出版社からの内容紹介

    夏の花火大会の日、「花火が苦手だ」というおばあちゃんに、どうして?と不思議に思うみいちゃん。おばあちゃんは子供のころの話を語ってくれました。

【動画公開中】深まる秋を楽しむ絵本20選

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