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2022年12月 新刊&おすすめ絵本

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絵本紹介

2022.12.26

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お正月遊びの絵本(2022年12月 新刊&おすすめ絵本)

クリスマスが終われば、お正月はもうすぐそこ。大掃除におせちの準備、年賀状の手配など、怒涛の師走が押し寄せてきます。年末年始は子どもたちにとっても特別なとき。大みそかに夜更かしができたり、年始に親せきが集まって、普段会えないいとこたちと遊んだり、お年玉をたくさんもらったり……。日本独自の年の瀬と新年を今年も楽しみたいですね。

お正月に読むと、さらにめでたい気持ちになる絵本、カルタや羽根つき、コマ回しなどお正月遊びを取り上げた作品を集めました。

絵のインパクトNo.1! 内田麟太郎さんと山本孝さんの手にかかると『十二支のおはなし』がここまで盛り上がる!

  • 十二支のおはなし

    出版社からの内容紹介

    お正月に神様のところへあいさつに行くことになった動物たち。ちゃっかりもののねずみは牛の背にのり、門の前で一足先にゴールイン。一番最初はねずみ年になった…。

[関連記事]お正月に読みたい絵本!干支と十二支の由来のお話10選!

「えほんのマーチ・行事絵本」シリーズ

この書籍を作った人

内田 麟太郎

内田 麟太郎 (うちだりんたろう)

1941年福岡県大牟田市生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『うそつきのつき』(文渓堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごと がたごと』(童心社)で日本絵本賞を受賞。絵本の他にも、読み物、詩集など作品多数。 他の主な作品に「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)、『かあさんのこころ』(佼成出版社)、『とってもいいこと』(クレヨンハウス)、『ぽんぽん』(鈴木出版)などがある。

この書籍を作った人

山本 孝

山本 孝 (やまもとたかし)

1972年、愛媛県松山市に生まれる。大阪デザイナー専門学校編集デザインコース絵本科卒。「あとさき塾」「メリーゴーランド絵本塾」で絵本を学ぶ。作品に『アブナイかえりみち』『アブナイおふろやさん』『祗園精舎』(ほるぷ出版)『ちゃんがら町』『十二支のおはなし』『がっこういこうぜ!』『おばけのきもだめし』(岩崎書店)『雪窓』『本所ななふしぎ』『学校ななふしぎ』(偕成社)『むしプロ』 『カイジュウゴッコ』(教育画劇)『ぬ〜くぬく』(農文協)『にんじゃつばめ丸』(ブロンズ新社) 『えかきのチャーリーひみつのかべ』(イースト・プレス)『いっすんぼうし』(あかね書房)『はのはのはなし』(アリス館)などがある。

毎年姿を変えてやってくる『おしょうがつのかみさま』。今年の姿はとっても美味しそう! のんびりゆったりなお正月気分を満喫できる縁起物絵本

  • おしょうがつのかみさま

    みどころ

    「まだかな、はやくこないかな〜」

    家じゅうをきれいに掃除して、しめ飾りや門松を準備して、心待ちにしているのは誰でしょう。

    「あけまして おめでとう」

    年が明けて、新しい一年のはじまり。ぞろぞろとみんながやってきて、おうちはあっという間に賑やかです。最後にやってきたトラは、背中に鏡もちを乗せています。その時。

    「ちょいと おまち!
    わたしが おしょうがつの かみさまなのよ」

    えっ、この美味しそうな方が神様!?
    ……そうなのです。どうやら神様は、毎年毎年姿を変えてやってくるそうで。
    今年はまたとびっきり可愛らしいお姿で読者もびっくり。

    そうとわかれば、神様を中心にして、楽しいお正月のはじまりです!
    おもちをついて、お雑煮食べて、たこあげをして、花札をして、テレビを見て。
    ああ、なんて楽しいお正月。おせちもあるよね。

    お正月が大好きという作者おくはらゆめさんが描いたこの作品の場面は、全てがの〜んびり、ゆったり、いい気分。確かにこれは楽しそう。神様に会えたみんなの表情はとっても嬉しそう。なんだか小さい頃親戚一同で集まったあの頃の「お正月」を思い出します。

    特筆すべきは、この作品が絵本ナビオリジナルトートバッグ『EHONTOTE』から誕生したということ!「絵本みたいなトートバッグをつくりたい」とおくはらゆめさんが描きおろしてくださったデザインのテーマは「Everyday Shogatsukibun」(Everyday 正月気分)。まるで今にもキャラクターたちが動き出しそうなそのバッグから、本当にお話が誕生してしまったのです。嬉しいお話なのです。

    読めばいつでも「お正月気分」になれるというこの絵本、トートバッグも合わせて、まるごと「おくはらゆめの世界」を親子一緒に満喫してくださいね。

この書籍を作った人

おくはら ゆめ

おくはら ゆめ (おくはらゆめ)

1977年、兵庫県生まれ。辻学園日本調理師専門学校卒業。2005年、MOE絵本・イラスト大賞 年間グランプリ佳作、2006年、第12回おひさま大賞最優秀賞、2007年、第8回ピンポイント絵本コンペ入選。『ワニばあちゃん』(理論社)でデビュー、同作で、第1回MOE絵本屋さん大賞新人賞入賞。『くさをはむ』(講談社)が第41回講談社出版文化賞絵本賞受賞。その他主な作品に、『チュンタのあしあと』(あかね書房)、『まんまるがかり』(理論社)『やきいもするぞ』(ゴブリン書房)など多数。

子どもの遊びを観察し続けた絵本作家・かこさとしさんによる、今でも色あせない『かこさとしあそびの本(1) かわいいみんなのあそび』 お正月は童心に返って子ども遊びを楽しみませんか?

  • かこさとしあそびの本(1) かわいいみんなのあそび

    出版社からの内容紹介

    『だるまちゃんとてんぐちゃん』『からすのパンやさん』などの著作で、子どもたちに大人気!
    かこさとしが贈る、楽しくなつかしい“子どもの遊び集”復刊!!

    絵本作家として、人気の高いかこさとし。子どもの遊びを観察し続け、常に子どもの気持ちになって作品を作り続けている著者が、数々の遊びをジャンル別に絵と文で紹介。誰でも知っている遊びから、世界各国の遊びまでを網羅した、楽しいシリーズ絵本です。どの巻にも、かこさとしの優しく明るい「子どもたちへのメッセージ」が込められています。
    そして全5巻を揃えると、ちょっとした楽しい仕掛けが。かこさとしのユーモアあふれる<あそびの本>をお楽しみに!

    ▼内容
    せっせっせ/ハンカチあそび/花のわ花かざり/むしのわらべうた/おふろあそび/まちがいさがし/あかちゃんあそび/だるまさんあそび/おとぎのくに/絵さがし/わがやの室内オリンピック ほか

    ※本書は、1970年・童心社刊『かわいいみんなのあそび』を底本に復刊するものです。
    ※上記カバーデザインはオリジナル刊行時のものであり、今回の復刊版とは異なります。

<エディターズブログ>年末年始に楽しみたい遊びの絵本 (復刊ドットコム)

「かこさとし あそびの本」シリーズ

かこさとしさんの60年に渡る資料と情熱がぎゅっと詰まった、全12冊の中のトップバッター『かこさとし こどもの行事 しぜんと生活 1月のまき』お正月らしい華やかな行事と、各地のお雑煮のページがイチオシ!

「かこさとし こどもの行事 しぜんと生活」シリーズ

この書籍を作った人

かこ さとし

かこ さとし (かこさとし)

加古里子1926(大正15)年福井県武生町(現・越前市)生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年から出版活動にかかわり、1973年に勤務先を退社後、作家活動とともに、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめた。また、パキスタン、ラオス、ベトナム、オマーン、中国などで識字活動、障がい児教育、科学教育の実践指導などを行い、アメリカ、カナダ、台湾の現地補習校、幼稚園、日本人会で幼児教育、児童指導について講演実践を行った。『だるまちゃんとてんぐちゃん』『かわ』(福音館書店)、『からすのパンやさん』(偕成社)、『富士山大ばくはつ』(小峰書店)など、500冊以上の児童書の他、『伝承遊び考』(全4巻・小峰書店)など著書多数。土木学会著作賞、日本科学読物賞、児童福祉文化特別賞、菊池寛賞、日本化学会特別功労賞、神奈川文化賞、川崎市文化賞、日本児童文学学会特別賞、日本保育学会文献賞、越前市文化功労賞、東燃ゼネラル児童文化賞などを受賞。

正月太り解消に必携! ひょっとこと一緒に、変顔&変ポーズで体をいっぱい動かそう 『おいらひょっとこ』

  • おいらひょっとこ

    みどころ

    ひゃ〜ひゃりほ〜♪ 笛の音とともにやってきて、こちらに背を向けて立っているのは一体だれ? 頭に頭巾をかぶり、なんだか不思議な服を着て、ゆっくり振り返る。

    「ねえねえ、そこのきみ……。
     こんなかお、できる〜?」

    わわ、なんて顔! 口はすぼめてひん曲がり、目の大きさも全然違って、鼻の穴は大開き。その迫力に圧倒されていると彼は言うのです。

    「おいら、ひょっとこ。
     おいらの真似、できたかな? どんどんいくよー!」

    ひょっとこ? 驚いているヒマはありません。ニカッと笑ったかと思えば、舌をべろーんと出して、ほっぺを膨らませたり、歯をむき出してみたり。ま、まって、こんなの真似できるわけが……あ、隣の子は真似してる。じゃ、じゃあ私もちょっとだけ鼻の穴を広げてみたりして。

    「こんなこと、できる?」

    ひょっとこからの絡みは止まりません。今度はすっごく変なポーズを見せてきます。仕方ない、隣の子と一緒に組んで、よっ!

    いつもとびっきり明るい絵本を届けてくれるザ・キャビンカンパニーさんの最新作の主人公は、なんと「ひょっとこ」。絵が強いです。顔が強いです。画面から押し寄せてくるパワーに大人は負けてしまいそうです。だけどもしかしたら、子どもたちにはこのくらいがちょうどいい! とまどったり、笑ったり、恥ずかしがったり、ノリノリだったりするうちに、一緒に汗をかいて終わってみればちょっと心が晴れている。これが笑いの神様か…。お祭りで実際にひょっとこに出会ったことがある人も、初めて見るよという人も、実はちょっと怖いと思っていた人も。絵本を読んでいるうちに、彼らの存在の意味を実感してしまうのです。

    さあ、読むときは。大人も子どもも気合いを入れてくださいね!

この書籍を作った人

ザ・キャビンカンパニー

ザ・キャビンカンパニー (ざきゃびんかんぱにー)

阿部健太朗と吉岡紗希による二人組の絵本作家。ともに1989 年大分県生まれ。由布市の廃校となった小学校をアトリエに改装し、制作拠点としている。第7回日本童画大賞準優秀賞受賞。デビュー作『だいおういかのいかたろう』(鈴木出版)で第20 回日本絵本賞読者賞受賞。作品に『よるです』『ハテナはかせのへんてこいきものずかん』(偕成社)『ほこほこのがっこう』『にょっ!』『ゆびさしちゃん』(小学館)『はみがきあわこちゃん』『ケチャップれっしゃ』『くつしたしろくん』(鈴木出版)『ひげらっぱ』(ひさかたチャイルド)『しんごうきピコリ』(あかね書房)『ねむれないおうさま』(B・エルキン原作 小宮由訳/瑞雲舎)『おかしな?ハロウィン』(ほるぷ出版)

まるちゃんのお家のように、家族みんなで『ちびまる子ちゃんのことわざかるた』で遊ぼう!

この書籍を作った人

さくら ももこ

さくら ももこ (さくらももこ)

静岡県出身の漫画家。代表作に『ちびまる子ちゃん』『コジコジ』『神のちからっ子新聞』セルフパロディ漫画『ちびしかくちゃん』他。エッセイ「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」(以上、集英社)は、3年連続ミリオンセラーを記録。エッセイや作詞楽曲など作品は多岐にわたる

読み上げモジュール付きで少人数でも楽しめる! 『小学生のうちに覚えておくといいことカルタ』で遊べるジャンルは全部で17。さらに英語再生も可能!

  • 小学生のうちに覚えておくといいことカルタ

    出版社からの内容紹介

    いずれは学校で必ず覚えなければならないことから、大人になってからも何かと役に立つ一般教養的雑学までを、楽しみながら習得できる読み上げモジュール付きカルタゲーム。
    〈いろはかるた〉〈都道府県〉〈世界の国〉〈地図記号〉〈歴史年号〉〈旧国名〉〈ことわざ〉〈世界一、日本一〉〈戦国武将〉〈名作と作家〉〈名画と画家〉〈名曲と音楽家〉〈楽器〉〈九九〉〈元素〉〈寿司と魚〉〈名物みやげ〉の17ジャンル、全624項目を収録しています。
    日本語はもちろん、英語でも再生できるバイリンガル仕様だから、英語学習にもチャレンジできます。

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