箱のなかにはいっているのは?!
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1月24日〜30日は、学校給食の意義や役割について関心を深める「全国学校給食週間」。
日本で学校給食が始まったのは、明治22年のこと。徐々に各地に学校給食が広まっていきましたが、戦争がはじまると給食は中断。しかし戦後、食糧難による子どもたちの栄養状態の悪化等で再開を望む声が多く、昭和22年1月から学校給食が再び始まったそうです。
皆さんは、給食がお好きでしたか?
私は当時好き嫌いが多い子どもだったので、いい思い出ばかりではありませんでしたが、1年に何度かある「お楽しみ給食」(うろ覚えのネーミングですが・・・)は楽しみでした。その日は、ちょっとしたお菓子がおまけについていたり、パンもいつもと違う甘いパンだったりして、うれしかった思い出があります。
さて、お店で買ったり給食で食べたりするパンはどんな過程を経て、私たちに届くのでしょうか。
そんなパンやさんの一日にせまった絵本が『うさぎのパンやさんのいちにち』です。
パン工場の朝。
工場では、粉を運ぶ人、パンをこねる人や、成形をする人、出来上がったパンを運ぶ人など、たくさんの人たちが働いています。でき上ったパンはお店に並んだり、トラックで運ばれたりして私たちのもとへ。
夜になると、工場で働く人は、パン作りに使った道具を片付け、一日がおわります。
この絵本はかこ先生が実際に取材を重ねて描いた絵本。読むだけで社会科見学に行ったような気分になります。そして・・・自分でもパン作りをしてみたくなる、そんな絵本です。
みどころ