人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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絵本紹介
2023.04.06
子どもが読んでいるからと、あまり意識することなく手に取ってみた本が、思ったよりもずっと面白くてハマってしまった……。そんな経験のある方は意外と多いのではないでしょうか。「子どもの本」は、子どもが楽しめるジャンルの本というだけでなく、難しいことを子どもにも分かるような文章、ビジュアルで描かれています。特に大人にとっても難しい、科学や社会、お金の話などは、科学絵本や子ども向け実用書を読む方がずっと分かりやすいです。子どもはもちろん、大人が手に取っても楽しめる新しい知識がいっぱいの絵本・児童書・子ども向け実用書を集めました。
出版社からの内容紹介
子どもの共感ポイント満載で小学校司書絶賛!
育て方のコツが楽しくわかる、「今までになかった」あさがおの写真絵本。
はるくんが初めてあさがおを育てる過程を、しゃしん絵本作家のキッチンミノル氏が撮影。
タネを植えるところから、芽が出て、ツルが伸び、たくさんの葉っぱがしげり、きれいな花が咲く……そして、また、タネができるまでを、はるくんのリアルな「気づき」と共に美しい写真で紹介しています。
思わず声が出てしまった発芽の喜びや、開花したあさがおに触れた時の静かな感動……。
はるくんの生き生きとした表情や言葉は、あさがおの成長を臨場感たっぷりに伝えてくれます。
学習の一助にもなる、監修・星野敦先生によるワンポイントアドバイス付き!
出版社からの内容紹介
オノマトペとは、擬音語・擬態語のこと。感じたことや雰囲気を、豊かに表現するのに役立ちます。ほかの国の言葉にくらべて、日本語にはたくさんのオノマトペがあります。家族みんなで楽しく学んでいきましょう。
この書籍を作った人
東京都生まれ。著作に『和の行事えほん(春と夏の巻)』『和の行事えほん(秋と冬の巻)』『着物のえほん』(以上あすなろ書房)、『やまからのてがみ』『はるのあしおと』『あおぞらとのはらのいえ』『ひとつぶのもりのたね』(以上「みのりのえほん」シリーズ 千世繭子・作 フレーベル館)など多数。現在、都内で絵画教室「小さな水彩塾」を主宰。
出版社からの内容紹介
「いきものたちはどこへいくのか、バッグがからっぽだとわかったとき、いきるおどろきとよろこびのはながひらいた」
――谷川俊太郎(詩人)
「いろんな報道で「数」としてしか扱われなかった移民・難民の人々が色あざやかな動物に姿を借りて、圧倒的な絶望(黒)のなか、
ささやかな希望を追って歩きだした。こんなにファンタスティックな世界に、こんなに切ないリアリティが感じさせる絵と絵と絵。
ワニやゾウやフラミンゴやウサギの間に身を置くと、世界が裏返ってみえるかもしれない。」
――金原瑞人(翻訳家)
「ページの奥から、まっすぐ語りかけてくる声が聞こえる。言葉がないのに。言葉がないからこそ。」
――岸本佐知子(翻訳家)
仏ソルシエール賞 2021年フィクション部門受賞
カタルーニャ本屋大賞 2021年絵本部門受賞
国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ 2020」選定
全米児童図書評議会「OUTSTANDING INTERNATIONAL BOOKS LIST 2021」選定
木の葉がなくなってしまった黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち。さまざまな脅威に直面しながら国境を越える彼らの旅には、常に死の影がつきまとう――。
世界的な問題となっている「移民」「難民」の現実を、擬人化した動物たちの姿に寄せてイラストのみで描き出したサイレント絵本。
みどころ
9歳のネートは探偵です。
今日もネートの元に1本の電話が入りました。
仲良しの女の子アニーから、なくなった絵を探してほしいとの依頼です。
すぐにアニーのところへ駆けつけるネート。
まず、アニーの話をじっくり聞き、部屋の中をくまなく調べます。
次に、その絵を見た他の人たちー仲良しのロザモンド、弟のハリー、犬のファングについて丁寧に調査していきます。
はたしてネートは、アニーのなくなった絵を発見することができたのでしょうか。
一見、すぐに解けそうと思わせておきながら、意外になかなか解けないナゾの面白さと、ネートのツボを押さえた探偵ぶりに子どもも(大人も!)たちまち心を掴まれてしまいます。
また9歳という年齢でありながら、どんなナゾが来ても常に落ち着き、周りから頼りにされているネート。子どもたちは、自分と同じぐらいの年齢の子の活躍とカッコよさにたちまち憧れてしまうのではないでしょうか。一方でパンケーキが大好物で、気が付けばいつもパンケーキを食べているところには親しみを感じてしまいますね。
こちらは、1982年の発売以来、たくさんの子どもたちに愛され、読み継がれてきた「ぼくはめいたんてい」シリーズの第1巻目。マージョリー・W・シャーマットさんによる全17巻となるこちらのシリーズは、5歳ぐらいから小学校低学年の子どもたちにちょうど良いハラハラさで、子どもたちがはじめて物語の楽しさに出会えるシリーズでもあります。つぎつぎにネートに降りかかるナゾ解きの面白さはもちろんのこと、巻ごとに増えていく個性的な登場人物、ネートからママへの置き手紙の内容など、読めば読むほど多くの楽しみをも発見できるでしょう。
すべての漢字にふりがながついているので、はじめての読み物としてもぴったり。ひとり読みに移る前に、まずは読んであげながら親子で一緒にナゾ解きを楽しんでみるのもいいですね。シーモントさんの温かくユーモアたっぷりの挿絵と、訳者の小宮由さんの柔らかな語り口も、子どもたちの読書をやさしく応援してくれます。お話の最後には「めいたんていのこころえ」もついていて、もし周りでなにかナゾが起きた時の役に立つかも!? さあ、ネートとどんどんナゾを解いて、一緒に名探偵になろう!
この書籍を作った人
〈1928年-〉アメリカ・メイン州ポートランド生まれ。1967年に絵本『レックス』で作家デビュー。子ども時代からの作家になる夢をはたす。以後、幼年向けからヤングアダルト向けまで幅広い作品を発表し、著作は100冊を超える。
この書籍を作った人
〈1915-2013年〉フランス・パリでスペイン人の両親のもとに生まれる。1935年に渡米し、1939年にエマ・G・スターン作の児童文学の挿絵でデビュー。以来、多くの作品で高い評価を得る。2013年7月、惜しまれながら97歳で亡くなる。
出版社からの内容紹介
戦争は嫌いです。戦争は生活を壊します。戦争は幸せを無くします。
「きょうせんそうがはじまると」は戦争が始まると人は生活は世の中はどうなるかを表現した絵本です。
私は今まで『いのりの石 ヒロシマ・平和へのいのり』(フレーベル館) 『せんそう・1945 年 3 月 10 日 東京大空襲のこと』(東京書籍)
『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(朝日新聞出版) 『焼けあとのちかい』(大月書店)と戦争の絵本を描いてきました。
どうぞ戦争絵本「きょうせんそうがはじまると」を読んでください。
この書籍を作った人
東京都出身。 主な絵本に『とんかつの ぼうけん』『このすしなあに』『とうめいにんげんのしょくじ』 (以上、ポプラ社)、『おでんしゃ』(集英社)、『いきものとこや』(アリス館)、『42本のローソク』『ありがとうございます』(以上、冨山房インターナショナル)、『つちのこをさがせ!』(新日本出版社)、『じごくわらしがくるぞ!』(マイクロマガジン社)、『にじゅうおくこうねんのこどく:二十億光年の孤独』(谷川俊太郎・詩/小学館)、『そのこ』(谷川俊太郎・詩/晶文社)、『焼けあとのちかい』(半藤一利・文/大月書店)など多数。『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞、『やきざかなの のろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・第9回ようちえん絵本大賞、『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(自由と平和のための京大有志の会・文/朝日新聞出版) で第7回ようちえん絵本大賞など、受賞多数。 日本全国の図書館やイベント会場、書店等で読み聞かせやライブぺインティングを行っている。
出版社からの内容紹介
◎10年後のキミが変わる!幸せをつくりだす「4つの心」を伝授!
未来のために、いま小学生に知っておいてほしい大事な考え方を身につける学習読み物です。教科書では学べない、これから生きていくために大切な力が身につきます。
ウェルビーイングとは「幸せに生きている状態」のこと。ウェルビーイングでいるためには、「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままに」という4つの心が大切です。幸せを自分でつくりだす方法がわかります。
◎「4つの心」を身につける冒険の旅へ!
4人の子どもたちが冒険の旅に出て修行をし、「自分で幸せをつくりだす方法」を学んでいきます。「4つの心」を身につけてウェルビーイングを目指すための具体的な方法は、明日からすぐに使えるので、自分だけでなく、まわりの人も幸せをつくりだせるようになります。
《監修者について》
慶應義塾大学大学院教授。同学ウェルビーイングリサーチセンター長。
人が幸せに生きるとはどういうことかを科学的に検証する「幸福学」の第一人者。企業や学校での講演やワークなどで、「幸せの4つの因子」を広めている。
出版社からの内容紹介
『ウサギとカメ』、『北風と太陽』など、2500年以上前に誕生して世界中で親しまれている寓話の数々。その作者イソップが、古代ギリシアに生きた奴隷だったことを知っていますか? 物語の力で権力に立ち向かい、自由を手に入れたイソップの生涯と、13の物語を、美しいイラストで綴ります。
出版社からの内容紹介
累計発行部数470万部突破!
人気と信頼の集英社版 学習まんが『世界の伝記』『世界の伝記NEXT』に待望の人物が仲間入り。
命あるものをいきいきとあざやかにえがいた、江戸時代の天才絵師、伊藤若冲。
代表作『動植綵絵』三十幅が2021年に国宝に指定されるなど、近年再評価されている人気の画家、伊藤若冲のはじめての伝記まんがが登場です。
江戸時代中期、京都の青物問屋に生まれた若冲は、幼いころから絵を描くことが好きでした。20代はじめに父が亡くなり、長男だった若冲は父のあとを継ぎ、青物問屋の主人として働きます。しかし絵を描くことをあきらめられない若冲は40歳で弟に家業をゆずり、画家に専念します。
若冲は、鳥や虫、魚から野菜や植物までを丁寧な筆づかいで描いていきます。目の前の、生きているものの命を生き生きとえがきたいと考え、独自の技法と表現をおいもとめ、亡くなるまで画業に身をささげました。
そんな伊藤若冲の生涯を、まんがで楽しく読むことができる1冊です。「裏彩色」「筋目描き」「マス目描き」など、若冲が使った絵の技法も、まんがの中やイラストでわかりやすく解説。これを読めばきっと絵が描きたくなります。
【本書の特徴】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●解説や年表など、理解が深まる記事ページも充実!
【もくじより】
裕福な商家の息子
四代目桝屋源左衛門として
画家デビュー
青物市場を守れ!
石仏でテーマパークをつくる!
9つの質問でわかる!伊藤若冲ってこんな人