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2023年9月 新刊&おすすめ絵本

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絵本紹介

2023.09.14

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ねこ好きさんへ おすすめ絵本(2023年9月 新刊&おすすめ絵本)

目次

自由気ままで、ちょっと不思議。だけど気がつくと人間のそばにいて、わたしたちを魅了してやまない動物、ねこ。想像力豊かに描かれる絵本というジャンルは、ねこの魅力を何倍にも輝かせてくれる存在だと思います。 ねこを愛し、ねこを飼っていると、自然と「ねこ絵本」が集まってくるというのも、ねこ好きあるあるではないでしょうか。ここではねこ好きさんのコレクションにぜひ加えていただきたい、おすすめのねこ絵本をピックアップ。

ふわふわの愛くるしいねこと暮らす幸せを余すところなく表現した『ぼくのサビンカ』や、子ねこの危なっかしさとかわいさを描いた名作『こねこのピッチ』、奇想天外なねこ代表『ねこのオーランドーの動物園』に、敵役でも存在感バッチリ『ねずみ3きょうだい おつかいロボだいさくせん』。

正統派から変化球に富んだ個性派まで、どれもねこの尊さといとおしさに包まれる絵本。ご自宅で読むのはもちろん、愛猫家への贈り物にもおすすめです。

自由で気ままなねこの姿をいきいきと描き、“ねこ飼いあるある”と愛があふれる絵本。何分後も何年後も、一緒にいようね『ねこの5ふんご』

  • ねこの5ふんご

    みどころ

    たいていの猫は、静かで素早い。あっちのソファで寝ていると思ったら、いつの間にか足元に来ていたり。ちょっと目を離したすきに、まったく違った状況になっていることが本当によくあります。

    そんな猫たちの変わりっぷりを、ぞんぶんに味わえるのが『ねこの5ふんご』です。猫を飼ったことがある人なら、「わかるわかる!」だし、猫を飼ったことがない人も「わかる気がする!」と思うのではないでしょうか。

    最初は変わりっぷりを楽しんで、次はどこが変わったか間違い探しのように見比べてみるのもおすすめです。きっと、同じ猫が何度も登場していることに気づくはず。なぜなら、実は3軒のおうちが舞台になっているからなのです。どの猫とどの猫が一緒に暮らしているかわかるでしょうか?

    5分後だけではなく、もっと長いものも描かれています。さすがに年単位ともなると猫たちの成長が感じられて、なんだかしみじみ。そして、10年と言う長い時間の中で大きく変わってしまったものも、あるようです。

    猫のいる生活は、穏やかさと賑やかさでいっぱい。寝ている時ですら目が離せない猫たちの一瞬一瞬を、これからも大切にしていきたいなと思う一冊です。

「MOEのえほん」シリーズ

奇想天外で予測不能な『ねこのオーランドーの動物園』。手違いでやってきた世界中の動物たちを、近くの動物園と総とりかえ!?

  • ねこのオーランドーの動物園

    出版社からの内容紹介

    好学社のねこのオーランドーシリーズ6冊め。
    ジャングル暮らしにつかれた、トラのリリィ叔母さんから、しばらく泊めてほしいと手紙がきました。
    しぶしぶ返事をしましたが、ちょっとした行き違いで、世界中からいろいろな動物たちがオーランドーの
    元へ来てしまうことに…。そこでオーランドーは、ちかくの動物園の動物たちとの総とりかえ作戦を実行します!!
    本作も奇想天外!何が起こるか予測不能!オーランドー一家のたのしいお話をどうぞお楽しみに。

ねこのオーランドー

この書籍を作った人

小宮 由

小宮 由 (こみやゆう)

〈1974年-〉東京都生まれ。学生時代を熊本で過ごし、卒業後、児童書版元に入社。その後、留学などを経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、故・北御門二郎。

いとしいさびねこ、『ぼくのサビンカ』。ふわふわの毛むくじゃらと過ごす少年の幸せな一日を描いたチェコの絵本は、愛猫家に贈りたい

  • ぼくのサビンカ

    みどころ

    猫のサビンカと暮らす少年の日常。
    その中で、読者に投げかけられるたくさんの質問。
    「きみの あさごはんは なに?」
    「きみは きょう なにができた?」
    子どもに尋ねたり、時には大人が答えてみたり。ゆっくりと対話の時間を楽しみながら読んでみてくださいね。
    猫がいるおうちなら、サビンカと比べてうちの猫はどうかな、なんて話すのも良さそうです。
    そして、人間が知らない猫だけの世界もちょっとのぞいてみたり……?

    絵と訳を担当されたのは、チェコ在住の出久根育さん。出久根さんは2匹の猫を飼っており、そのうちの1匹はその名もサビンカ。絵本に登場するサビンカの絵のモデルです。
    出久根さんのイラストは、おとぎ話の世界にいるような優しいタッチですが、一方で、実録!ねことの暮らし!などと言いたくなるくらい、リアリティのある日常の様子を細やかに描いています。
    サビンカのちょっとした表情の違いも、本当に絶妙です。思わず触れてしまいたくなるくらい。
    そんな魅力的な猫が、サビンカ以外にもたくさん登場します。コノウルやゾフィンカなど、日本では聞かないような名前の猫たち。みんな上手に隠れていて、すぐにはわからないかも。
    全部の猫が見つかるか、探してみてくださいね。

この書籍を作った人

ラデック・マリー

ラデック・マリー (らでっくまりー)

1977年、チェコ・オロモウツ生まれ。詩人、児童文学作家。チェコで最も重要な文学賞であるマグネシア・リテア文学賞など数々の賞を受賞している。

この書籍を作った人

出久根 育

出久根 育 (でくねいく)

1969年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。『あめふらし』(パロル舎)で2003年BIB(ブラティスラヴァ世界絵本原画展)のグランプリ、『マーシャと白い鳥』(偕成社)で2006年日本絵本賞大賞を受賞。その他、絵本に『十二の月たち』『おふとんのくにのこびとたち』(以上偕成社)『おふろ』(学習研究社)『山のタンタラばあさん』(小学館)『ペンキや』『ワニ』(理論社)『はるさんがきた』『アントリ・ベリーのながいたび』(鈴木出版)『もりのおとぶくろ』(のら書店)、読み物の挿絵に『わたしたちのぼうし』『ルチアさん』(以上フレーベル館)「グリム童話集 上・下」(岩波書店)など多数の作品がある。チェコ・プラハ在住。

子ねこ絵本の名作。好奇心旺盛で危なっかしいぴっちのハラハラドキドキ大冒険を、動物たちと優しく見守る『こねこのぴっち』

  • こねこのぴっち

    出版社からの内容紹介

    長いあいだ小型版で親しまれてきた,人気者のかわいい子ねこのぴっちが,迫力ある美しい大型絵本にうまれかわりました.読みきかせにもぴったりの大きい画面で,動物たちの表情をお楽しみください.

この書籍を作った人

ハンス・フィッシャー

ハンス・フィッシャー (はんすふぃっしゃー)

1909−1958。スイスの国民的な画家。ベルンのギムナジウムを卒業後、ジュネーブの美術学校で装飾画を、チューリッヒの芸術学校で版画を学んだ。主な作品に『こねこのぴっち』(岩波書店)、『ブレーメンのおんがくたい』『たんじょうび』『長ぐつをはいたねこ』(以上、福音館書店)などがある。1947年から1957年にかけて、壁画の制作にも精力的に取り組み、チューリッヒやベルンの小学校、官庁、空港などに、多くの作品を残した。自身の3人の子どものために絵本を創作した。

この書籍を作った人

石井 桃子

石井 桃子 (いしいももこ)

1907年埼玉県生まれ。1951年に『ノンちゃん雲に乗る』で文部大臣賞受賞。1953年児童文学に貢献したことにより菊池寛賞受賞。童話に『三月ひなのつき』『山のトムさん』、絵本に『くいしんぼうのはなこさん』『ありこのおつかい』(以上福音館書店)、翻訳に『クマのプーさん』『たのしい川べ』(以上岩波書店)など多数。

友だちと過ごす幸せな誕生日を描いた、幻の絵本の復刻版『黒ネコジェニーの おたんじょうび』。ねこ好きの友人へ贈るギフトにも

  • 黒ネコジェニーの おたんじょうび

    出版社からの内容紹介

    きょうははずかしがりやの小さな黒ネコジェニーのお誕生日。ともだちのねこたちといっしょに公園で楽しいバースデイ・ピクニックをします。幼年童話「黒ネコジェニーのおはなし」シリーズのスピンオフ。絶版になっていた幻の絵本を、訳も新たに出版いたします。本作はよみものではなく絵がメイン文章少なめの絵本です。プレゼントにもぴったりの華やかな表紙、中身にはかわいいねこがいっぱいの心あたたまる絵本です。

この書籍を作った人

石津 ちひろ

石津 ちひろ (いしづちひろ)

1953年愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。訳書に『リサとガスパール』シリーズ(ブロンズ新社)他多数。

どれ買おう? 森のマルシェへ出かけたロウソクのロウソくんとねこくん。お買い物のワクワクが詰まった『ロウソくんのおかいもの』

  •  ロウソくんのおかいもの

    出版社からの内容紹介

    いろいろあって、まよっちゃう!
    ロウソくんは、もりにオープンした、お店がたくさん並ぶマルシェに、ねこくんとおでかけ。
    いったい、どんなステキなものにであえるかな?
    お買い物にでかけたくなる絵本です!

工作好きの長男、プログラミングが得意な次男、食いしん坊の末っ子ネズミの兄弟。ねこ対策ロボットの試行錯誤と作戦が面白い『ねずみ3きょうだい おつかいロボだいさくせん』

  • ねずみ3きょうだい おつかいロボだいさくせん

    出版社からの内容紹介

    ものづくりが得意な長男のティムと、ゲーム好きでプログラミングが得意な次男のビットが、くいしん坊の末っ子マックスを喜ばせようと、力を合わせて大奮闘!
    おつかいロボは、天敵ブッチーたちに負けないで、ちゃんとお買い物できるでしょうか?!

    工作好き、プログラミング好き、おやつ好きのお子さま、必見!
    試行錯誤の面白さが一緒に楽しめる、おすすめユーモア絵本です。

この書籍を作った人

こすぎ さなえ

こすぎ さなえ (こすぎさなえ)

絵本の文章作家、童話作家。ゆうゆう絵本講座1期生。東京都在住。おもに幼稚園向け月刊誌にお話を書いている。

この書籍を作った人

出口 かずみ

出口 かずみ (でぐちかずみ)

画家、イラストレーター。小人の豆本を作ったり猫のイラストを描いたりしながら、幼稚園の絵画教室の講師をしている。主な作品に、『おべんとういっしゅうかん』(学研)、『ポテトむらのコロッケまつり』(文/竹下 文子・教育画劇)、『たくはいびーん』(作/林 木林・小峰書店)などがある。

ねこがたくさん! しかも喋ってる! 飼いねこの“にゃお”を追ってたどり着いた『ねこねこがっこう』ってどんなところ……?

  • ねこねこがっこう

    出版社からの内容紹介

    なかよしのとし君とけんかしてしまったゆう君。飼い猫のにゃおを見つけたので遊ぼうと追いかけたら、たどり着いたのは学校? しかも、そこにはたくさんの猫が集まっていて、おまけに喋れないはずのにゃおが「ここはねこねこ学校」言ってきて…。「ねこねこ学校」ってなに?

この書籍を作った人

苅田 澄子

苅田 澄子 (かんだすみこ)

埼玉県生まれ。出版社勤務の後、フリーで編集をしながら小沢正氏に師事。絵本に『いかりのギョーザ』(佼成出版社)、『ゆでたまごひめ』(教育画劇)、『えだまめきょうだい』(アリス館)、『かさじおやぶん いっけんらくちゃく』(小学館)、「どろろんびょういん」シリーズ(金の星社)などがある。

この書籍を作った人

つちだ のぶこ

つちだ のぶこ (つちだのぶこ)

1970年、東京都生まれ。主な作品に『でこちゃん』(PHP研究所)、『ぼくんちカレーライス』(佼成出版社)、『ポッケのワンピース』(学研)、『ぜったいくだものっこ』(フレーベル館)、『おっと合点承知之助』(作:齋藤 孝 ほるぷ出版)、『ハキちゃんの「はっぴょうします」』(作:薫 くみこ 佼成出版社)、『かさじおやぶんいっけんらくちゃく!』(作:苅田 澄子 小学館)などがある。

【動画】もっと知りたい!好奇心を育む 絵本・児童書22選

文:栗田奈緒子 編集:木村春子

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