人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
- かわいい
- ギフト
- ためしよみ
絵本紹介
2023.09.22
秋の夜長といわれるように、過ごしやすくなって夜がちょっと楽しみな季節。去りゆく夏を振り返りながら月を眺めたり虫の音に耳を澄ませたり、秋にしか味わえないひとときがあります。
小さい子どもたちにとって夜はどんなものなのでしょうか。暗い? こわい? それともふかふか、あったか、お布団やお風呂のイメージを持つ子もいるかもしれませんね。
『くらやみヤミー』はまさに夜の暗闇が主人公。夜が更けるとお散歩に出かけるなんて、おやすみ前の絵本タイムに読めば気になって目が覚めちゃいそうですが、ご安心を。地元・韓国ではおやすみ絵本として人気なのだそうです。
眠れない夜がテーマのおはなしも。『しんちゃんのひつじ』はひつじを数えると眠れるというアドバイスをもらったのに、肝心のひつじがどんな動物かわからない、想像するほどに眠れない……なんともおかしくてかわいい絵本です。
秋の夜にぴったりのおはなし絵本がいろいろ。ママやパパもぜひお子さんと一緒に空想の世界をお楽しみくださいね。
出版社からの内容紹介
よいこが ねむりにつくじかん、くらやみヤミーは ベッドのしたから ぬけだし、おさんぽへ でかけます。
みんなに ごあいさつして、いっしょに おどって、あそびつかれて ひとやすみ。
そのとき、ヤミーをのせたまま、トラックが ブィーンと はしりだしちゃった!
夜になってもまだまだ遊び足りない子どもたちへ、「明日また楽しむために、夜はゆっくり休もうね」というメッセージが込められた絵本。
「夜(暗闇)を怖がらなくなった」「寝る前に電気を消すのがスムーズになった」など、韓国では、おやすみ絵本としても人気の作品です。
出版社からの内容紹介
人気絵本作家なかやみわさんが母親の視点で描いた大人気のくうぴいシリーズ!
お子様と一緒に絵本を読みながら可愛らしい絵とストーリーを通して防犯の意味・大切さを知ることができます。
お子様が迷子になってしまったら…
通園・通学途中で知らない人に連れて行かれたら…
などママはとっても心配ですよね。
でも「知らない人について行っちゃだめ!」 とお子様に教えるのはなかなか大変。。。
防犯について、くうぴいをお手本にして楽しく教えてあげてくださいね。
この書籍を作った人
埼玉県生まれ。女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン教室卒業。企業のデザイナーを経て、絵本作家になる。 主な絵本に「そらまめくん」シリーズ(福音館書店・小学館)、「ばすくん」シリーズ(小学館)、「くれよんのくろくん」シリーズ(童心社)、「どんぐりむら」シリーズ(学研)、「こぐまのくうぴい」シリーズ(ミキハウス)、「やさいのがっこう」シリーズ(白泉社)など多数ある。愛くるしく魅力的な登場人物を描いた絵本作品は、子どもたちに絶大な支持を受けている。
出版社からの内容紹介
おてがみきたよ、だれからかな?
お手紙が大好きなはなちゃん。毎日ポストの前でお手紙を待っています。ポストに届いたお手紙は、いったい誰からかな? ページ毎に手紙の差出人を想像しながらめくって楽しむあてっこ遊び絵本です。
お手紙が大好きなはなちゃんは、毎日ポストの前でお手紙を待っています。
ポストに届いたお手紙、いったいだれからかな?
ページをめくるごとに、こどもたちが大好きなお手紙と動物たちがたくさんでてきます。それぞれに特徴のある手紙の差出人をあてっこしながら楽しむ幼児向け絵本。
この書籍を作った人
絵本作家。1978年 福岡生まれ。静岡県三島市在住。 熊本大学教育学部卒業。主な作品として、『あめふりさんぽ』『さんさんさんぽ』『あきぞらさんぽ』『ゆきみちさんぽ』『はるかぜさんぽ』(講談社 / 全国学校図書館協議会選定図書)、『なきごえバス』(白泉社 / 第9回MOE絵本屋さん大賞2016「パパママ賞」第1位 )『なきごえたくはいびん』、『いろいろおてがみ』(小学館 / 全国学校図書館協議会選定図書)『いろいろおしたく』、『あのね あのね』(あかね書房)、『あなたのことがだいすき』(KADOKAWA)など。『はこちゃん』(文・かんのゆうこ / 講談社)、『せんそうしない』(文・谷川俊太郎 / 講談社)、『おかあさんのいのり』(文・武鹿悦子 / 岩崎書店)、『まだかなまだかな』(文・竹下文子 / ポプラ社)の絵を担当。また、雑誌や教科書などの挿絵も手がけている。現在、静岡県三島市にある絵本専門店「えほんやさん」代表も務めている。
出版社からの内容紹介
「かえるさん かえるさん なに まってるの?」
かえるさんに問いかけると、「あめが ふるの まってるの」
次は、りすさん「りすさん りすさん なにまってるの?」
「あめが あがるの まってるの」
たんぽぽ、ちょうちょ、ふくろう、ことり、みんなが まっているものは なにかな?
この書籍を作った人
ふくだとしお(toto) 1971年大阪生まれ。ふくだあきこ(acco) 1978年宝塚生まれ。accototoのユニットで絵本、絵画、壁画など様々な作品を手掛けている。また、動物をモチーフとしたタオルや陶器など子ども向けの雑貨も展開している。絵本の作品に、「うしろにいるのだあれ」シリーズ(幻冬舎)、『とんでいったりんご』『ピネくんとさかなのおうち』(学習研究社)、『ぴっちゃんぽっちゃん』『きょうのそらはどんなそら』(大日本図書)、『ほら、そっくり』(教育画劇)など多数がある。
出版社からの内容紹介
おとうさんが出張でいない夜、風がビュービューふいて、しんちゃんはこわくてねむれません。
おかあさんは、「ねむれないときは、ひつじの数を数えるといいのよ。
ひつじは、毛のながい動物。その毛でセーターを作るの」
とおしえてくれました。
しんちゃんは、ひつじを見たことがありません。
毛のながい動物? セーターを作る? それって、どんな動物なの?
こんどは、おにいちゃんにきいてみました。
すると、おにいちゃんは、
「ひつじは、犬よりもずっと大きくて、つのがあるのもいるんだ」
と教えてくれます。
しんちゃんの頭のなかでは、毛がものすごーく長くて、
ぶきみな動物のすがたがうかんできて…?
しんちゃんが想像する、ちょっとぶきみな「ひつじ」の姿に笑いがとまらない、
楽しい絵本です。
この書籍を作った人
東京都国立市生まれ。東京女子大学短期大学部卒業後、セツ・モードセミナー、武蔵野美術大学通信教育部で学ぶ。ターナー株式会社主催の若手イラストコンクールTURNER AWARD’92で最優秀賞を受賞。イラストレーターとして、雑誌や絵本で活動中。主な絵本に『こうえんのかみさま』(徳間書店)『ひみつのたね』『しんちゃんのひつじ』(文化出版局)など。
文:竹原雅子 編集:木村春子