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絵本紹介
2023.11.22
きらびやかな装丁に楽しいポップアップ、開けた瞬間から心踊る「しかけ絵本」は、冬のギフトにぴったり!カウントダウンを楽しむアドベント絵本や、クリスマスのメロディーに包まれる音と光の絵本、プレゼント交換のワクワク感がつまった絵本など、クリスマスらしいしかけが祝祭ムードを高めてくれます。
また、道具付きですぐ実践できるマジック絵本や、おうち遊びにぴったりのマグネットパズルに、本格的な教養カルタと、冬のおうち時間を豊かに過ごせるギミック付きの絵本も勢ぞろい。
新鮮な驚きを何度も味わえるので、意外と長く愛読できるのが「しかけ絵本」の魅力です。お子さんも家族も笑顔にしてくれる特別な絵本を、今年のギフトに選んでみてはいかが?
みどころ
森の模様のラッピングに包まれた、プレゼントのような表紙。
メッセージカードには、カワイイ文字で「プレゼント、あけてみて!」
まるで、この絵本自体が、誰かからのプレゼントのよう!
表紙を開くのがこんなにもワクワクする絵本が、あったでしょうか。
ハリネズミくんのお家に、一通の手紙が届きます。
そこには、「プレゼントこうかんを しませんか?」という文字が書かれていました。
約束の日、お庭のアリさんへプレゼントを用意したハリネズミくん。
オレンジ色のラッピングを開けると、中にはどんな思いものでも運べるミニカーが!
ハリネズミくんからプレゼントをもらったアリさんは、
今度はモグラさんにプレゼントを贈ります。
モグラさんはカメさんにプレゼントを贈り、
カメさんはヤドカリさんにプレゼント。
プレゼント交換は順調に進んでいきます。
ハリネズミくんは、誰からプレゼントをもらえるのかな……?
ページのいたるところに、めくるしかけがあるのが、
この絵本のもうひとつのワクワクポイント。
プレゼントをもらった動物たちと同じ気持ちになって、プレゼントの包みをめくったり、
水の中や森の中、雲の中に隠れているものはしかけをめくって、
何が隠れているか見つけてみたり、楽しみがいくつも隠されています。
絵本を読み終わる頃には、誰かにプレゼントを贈りたくなることでしょう。
もちろん、この絵本も贈り物にぴったりです。
この書籍を作った人
1986年生まれ。2009年京都精華大学カートゥーンコース卒業後、イラストレーターとして書籍や雑誌、絵本の挿絵を描くほか、文房具や雑貨のイラストとデザイン、ぬいぐるみの販売など幅広い分野で活動中。著書に『すてきなおかし作り』他「はじめて絵本」シリーズ、『シロクマくつや』などがある。
みどころ
「クリスマスまであと12日」
それぞれ学校や仕事があるねこさん家族は、ずっと大忙し。けれど、明日からクリスマス休み。さあ、特別な準備がはじまります。
「クリスマスまであと11日」
最初のお仕事は、おうちをかざること。ツリーやリースの準備やトーナメントづくりに夢中です。
「クリスマスまであと10日」
いよいよクリスマスケーキをつくるため……。
アドベントカレンダーが、そのまま絵本に! クリスマスまで、ねこさん家族と一緒にカウントダウンをしながら、クリスマスの準備を進めていきます。キッチンや街の中、畑、暖炉のある居間など、次々と変わっていく舞台の中で、オーナメントやツリー、プレゼントなどがたくさん登場します。どのページの中にも隠れている144のフラップを開けると、中には新たな絵が登場。探す楽しみと、クリスマスに近づいていくワクワクする気持ちがぎゅっとつまった一冊。
イギリスの暮らしや伝統を感じる絵とストーリーですが、大きなツリーが描かれ金の箔押しが施されている表紙はとっても華やか。石津ちひろさんによる軽快な語り口も魅力的。クリスマスの贈りものにぴったりですね。
この書籍を作った人
1953年愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。訳書に『リサとガスパール』シリーズ(ブロンズ新社)他多数。
みどころ
クリスマスの飾りつけを見たくて、マーケットにやってきたのはクマのパディントン。パディントンはロンドンのウィンザー・ガーデンズ32番地のブラウン一家と暮らしています。けれど、お金が足りなくて特別なものを買うことができません。そこで、ともだちのグルーバーさんに相談します。
「大切なのは、気持ちなのだよ」
それを聞くと、パディントンはいいことを思いつきます。それからクリスマスまで、パディントンはカードをつくったり、クリスマスの準備をお手伝いしたり、サンタさんに手紙を書いたり、とにかく大忙し。さらに当日になると……?
60年以上も前から世界中の子どもたちに愛されている、くまのパディントンが迎えるクリスマスまでの日々を描いたこの絵本。大切な家族に特別な贈りものをするために奮闘するパディントンの健気な姿が愛らしいのですが、もう一つの注目点はなんといっても、絵本の中にリアルな封筒のページがあること! 5つの封筒をあけると、そこにはルーシーおばさんから送られてきたアドベントカレンダーが入っていたり、マーマレードのしみがついたパディントンお手製のクリスマスカードが入っていたり。最高にワクワクしますよね。
「いつも、ぼくのまわりでは何かが起きる。ぼくは、そんなくまさ」
さあ、パディントンと一緒に特別なクリスマスを過ごしましょう。
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みどころ
真夜中のバス停に、妖怪たちが並んでいます。そこに、たこにゅうどうのバスがやってきました。「にょろにょろにょろにょろ ごじょうしゃください」あれあれあれ?!窓の部分に穴が開いています。ページをめくると、バス停に並んでいた一つ目小僧がバスに乗り込んで見えるというしかけになっているのです。これは楽しい!思わずパタパタとめくり返したくなります。
次にやってきたのはちょうちんおばけのタクシー。タクシーの窓も穴が開いています。ということは、また別の妖怪がそこから顔をのぞくはず。次から次にやってくる不思議な乗り物から、次はどの妖怪がどんなふうに顔を出すか予想しながら読み進んでいきます。
この楽しいしかけ絵本の作者は、イラストレーターとして活躍後、40歳から絵本作家となった古内ヨシさん。『きつねうどんたぬきうどん』(大日本図書)や『ウシくんにのって』(絵本塾出版)など、ユーモラスなお話をたくさん描いている作家さんです。古内さんの描く妖怪たちは、愛嬌たっぷりで全く怖くありません。むしろかわいいくらいです。そんな愉快な妖怪たちと、夜のドライブに出かけてみてくださいね。
この書籍を作った人
1952年愛知県生まれ。絵本作家。子どものころから絵を描きつづける。色が重なってどろどろになっても描きつづける。10歳で油絵をはじめ、15歳で洋画家・白浜禎吉氏に師事。イラストレーターをへて、40代で絵本の世界へ。主な絵本の作品に、『おばけのムニムニ』(あかね書房)、『ともがき』『子ぐものいのり』(文・久留島武彦/幻冬舎ルネッサンス)、『ながーいでんしゃ』(至光社)、『すごいサーカス』『オナラせんせい』(絵本館)、『つきよのニャロベエ』(論創社)、『ウシくんにのって』(絵本塾出版)など多数。
この書籍を作った人
埼玉県生まれ。詩人、絵本作家。詩集に『ひつじがいっぴき』(フレーベル館)、『五つのエラーをさがせ!』(大日本図書)。創作絵本に『しきしきむら』シリーズ(岩波書店)、『おはようきょうりゅう』(教育画劇)、『ちょろちょろかぞく』シリーズ(理論社)、『はたらくんジャー』(フレーベル館)、『からだのなかでドゥンドゥンドゥン』(福音館書店)、『なになになあに?』(フレーベル館)。絵本の翻訳もてがけ、クリス・ホートン作『どうする ジョージ!』で第62回産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞。『クマのパディントン』(理論社)、翻訳絵本に『ヨゼフのだいじなコート』(フレーベル館)、『ともだちからともだちへ』(理論社)、『ピッツァぼうや』(セーラー出版)、『ぜったい食べないからね』他多数。
出版社からの内容紹介
クリスマスを心待ちにしている子どもたちへギフトに最適なしかけ絵本!
クリスマスの前の夜。サンタさんと子犬のクンクンは、世界中の動物たちにプレゼントを届けに旅立ちました。でもね、クンクンは「ぼくにサンタさんのお手伝いができるかな」と、不安そう。だいじょうぶかな?クンクン。
一生懸命がんばって、プレゼントを配り終えたサンタさんとクンクン。今度は、クンクンへのクリスマスプレゼント!
多彩なしかけと心温まるお話がクリスマスの気分を盛り上げます。
担当編集者:子どもの頃、クリスマスの朝に発見するプレゼントのうれしかったこと!あのプレゼントは、サンタさんたちがこんなに頑張って届けてくれていたのですね。今年もステキなプレゼントが子どもたちに届きますように!
文:池田菜穂子 編集:木村春子