のりもの好きな子大集合!
絵本紹介
2024.02.08
2月に発売される新刊絵本は、私たちの暮らしにそっと寄り添って、くすっと笑えて、心がほんのり温かくなる作品ばかりです。
朝寒くてなかなか起きられないときは『めざましくん』に起こしてもらいましょう。掃除が億劫になってしまうときは『そうじきの なかの ボンボン』のボンボンとボンボンパパを思い出すと、片付けるのが楽しくなりますよ。寒い外にずっといて、風邪をひいてしまったときは『キツネザルのあったかいセーター』が欲しくなることでしょう。実は連休が多いのも2月の特徴。連休の旅行を計画しているお家は『おすしが あるひ たびにでた』を参考にすると、面白い旅ができるかも。お出かけのお供にはぜひ『アンパンマンはじめてずかん のりもの』と『いない いない ぶー』を。いろいろな乗り物を見て楽しめば、長い移動時間もあっという間に過ぎていきます。世界に目を向けてみたいなら、イランから生まれた平和の絵本『きみはぼうけんか』がおすすめです。
1年で1番寒い2月は、春の足音をどこよりも早く感じる月でもあります。『たんぽぽになりたくて』は出会いと別れ、命の巡りを感じるのにピッタリな絵本。まだまだ寒い日は続くけれど、必ず訪れる暖かい季節を『わらって!』待ちたいですね。
出版社からの内容紹介
めざましどけいのめざましくん。
春の朝、目をさますと
「さあ、みんなを おこさなくちゃ」。
台所へ行って「ジリジリジリジリ」、
おなべやポットたちが目をさまします。
森にでかけて「ジリジリジリジリ」、
森の木たちも目をさまし、起き上がりました。
さて、めざましくんは、北のくににすむ男の人に
出会いました。北のくにでは、まだ、春が目を
さまさないのだといいます。
春をおこしにきて、とたのまれ、めざましくんは
北のくにへ行くことにしました。
北のくにの谷の底でねむっていた春に
「おきてください、ジリジリジリジリ」
すると…?
『あしにょきにょき』などが人気の
深見春夫の幻の名作『めざましくん』が
待望の復刊!
この書籍を作った人
1937年、東京生まれ。絵本、挿絵を中心に活躍中。主な作品に『せかいいちのぼうし』『劇団どうぶつ座旗揚げ公演 パンダのぱんや』『劇団どうぶつ座 第二回公演 王様はどなた?』『じぶんでおしりをふけるかな』『にがいおくするのめるかな』(共に岩崎書店)、『そらとぶパン』『くもきちせんせい』『しりとりのくに』(共にPHP研究所)、『チョコレートのまち』『へんてこマンション』(共に佼成出版)などがある。
出版社からの内容紹介
古い掃除機の中で暮らす、ボンボンとボンボンパパ。掃除機が吸い込んだ「おもしろいもの」を使っておうちを作ります。ところがついに掃除機が壊れてしまいます。どこかへ運ばれるボンボンたち。突然、光が差しこんできたその先には…。
世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきがいっぱい! スペインで絵本作家デビューした著者による、日本初作品。
この書籍を作った人
静岡県生まれ。多摩美術大学絵画学科版画専攻卒業、銅版画を学ぶ。ゲーム会社で3Dデザイナーとして勤務後、フリーのデザイナーとなり、イラスト、銅版画作品、アニメーション等を多数制作。「そうじきのなかのボンボン」で第10回武井武雄記念 日本童画大賞 絵本部門 審査員特別賞受賞。絵本の作品に『そうじきのなかのボンボン』(フレーベル館)、スペイン語の絵本に『EL CASTILLO SIN SOL』( 文・Jose Sanabria / Thule Ediciones刊)、『El puente del rey』(文・Jose Sanabria /Editorial El Ateneo刊)がある。
出版社からの内容紹介
北国にくらすオオヤマネコのリーサとクマのニルスのところに、南の島からワオキツネザルのオットーがやってきました。
オットーは、さっそく外に出てオーロラの絵をかきはじめましたが、寒くてかぜをひいてしまいました。
そこで、しんぱいしたリーサとニルスは、オットーがあたたかく過ごせる方法を考えて…?
気鋭の北欧の絵本作家による、ほっこりするゆかいな絵本。
出版社からの内容紹介
マグロのおすしが山へ、海へ、砂漠へ、旅に出ます!
めざす目的地はおすシティ!
身近なものを見立ててつくられた砂浜や雪山、砂漠の遺跡を、マグロのおすしが大冒険。
大人気のみたて写真絵本「おすしが ふくを かいにきた」第2弾!
2024年2月刊
この書籍を作った人
ミニチュア写真家・見立て作家。日常にあるものを別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を、2011年からInstagramで毎日発表し続ける。展覧会を国内外で開催。主な著書に『MINIATURE LIFE』、『MINIARURET TRIP IN JAPAN』、『MINIATURE at HOME』、絵本『くみたて』(福音館書店)、『おすしが ふくを かいにきた』(白泉社)など。Instagramのフォロワーは360万人を超える。
出版社からの内容紹介
たんぽぽのわたげは わらいながらとんでいく… また たんぽぽに なれるから
たんぽぽになれば、友達に、うさぎに、ちょうちょに、また会うことができます。風に身をまかせて飛んでいく綿毛は、自分で行き先を決めることができません。それでもなお、綿毛が笑いながら飛んでいくのは、新たな出会いへの希望に胸を膨らませ、再び野原いっぱいに花を咲かせたいと願っているから。画面からあふれんばかりに描かれたたんぽぽからは、巡る命の輝きと生きるよろこびが伝わってきます。旅立ちの季節、出会いの春に読みたい絵本です。
この書籍を作った人
1941年福岡県大牟田市生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『うそつきのつき』(文渓堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごと がたごと』(童心社)で日本絵本賞を受賞。絵本の他にも、読み物、詩集など作品多数。他の主な作品に「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)、『かあさんのこころ』(佼成出版社)、『とってもいいこと』(クレヨンハウス)、『ぽんぽん』(鈴木出版)などがある。
この書籍を作った人
出版社からの内容紹介
はじめて言葉を覚えていく子どもたちに向けて、アンパンマンと一緒に楽しむ写真の図鑑です。 第2弾は『のりもの』。子どもたちが大好きな乗り物がいっぱい! 乗り物の音や動きも知らせ、子どもたちの社会の扉を開きます。
この書籍を作った人
1958年群馬県生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。社員カメラマンを経て1990年からフリー。自動車、飛行機、船など乗り物を中心に、図鑑や雑誌などの撮影執筆で活躍。『小学館の図鑑NEO 乗りもの』(小学館)、『はっけんずかん のりもの』(学研)、『のりもの だいすき!』(ひかりのくに)、「のりもの」シリーズ(JTBパブリッシング )など作品多数。JRPS日本鉄道写真作家協会会員。
この書籍を作った人
1919年高知県生まれ。東京高等工芸学校図案科卒業。高知新聞記者、三越宣伝部のグラフィックデザイナーなどを経て独立。漫画家として活動する。1973年最初の絵本『アンパンマン』(フレーベル館)を刊行。『アンパンマン』は人気が高まりアニメ化され現在も子ども達に大人気キャラクターとして広く知られている。また同時期に雑誌「詩とメルヘン」(サンリオ)を創刊し、30年間編集長を務めた。主な作品に絵本『やさしいライオン』『チリンのすず』(フレーベル館)、作詞に『手のひらを太陽に』『それいけ!アンパンマン』など。90年、勲四等瑞宝章受賞。95年、日本漫画家協会文部大臣賞受賞。日本漫画家協会理事長。
出版社からの内容紹介
のりもので「いないいない遊び」しましょ! バスが…、救急車が…、ごみ収集車が…、最後はたくさんののりものが…。乗り物に興味を持ち始めたお子さんとのやりとりが楽しい絵本。繰り返し読みたくなるシンプルさと、細部へのこだわりのご注目ください!
赤ちゃんが喜ぶものとは何か、と考えた時に国や時代を越えて伝わる「いないいないばぁ」遊びにたどりつきました。そんな「いないいないばぁ」の乗り物版が本作です。動物の「いないいないばぁ」絵本は様々ありますが、乗り物のものは見当たりません。1歳を過ぎた頃から乗り物に興味を持ち出す赤ちゃんのための絵本。赤ちゃんあるあるで大人気、GIF動画も制作する著者が、絵本ならではのめくる前と後の変化の面白さを追求しています。
この書籍を作った人
香川出身のイラスト、キャラクター、GIF作品等を制作する若きクリエーター。一児の父。イラストレーター として幅広い媒体で活動しながらGIF作品では映画、漫画作品や様々な企業とのコラボ作品も多数。2019年にGIFゲーム「赤ちゃんにおむつをはかせるゲーム」、2020年に「1いいねにつき1日成長する赤ちゃん」がTwitterで話題に。
出版社からの内容紹介
わたしとおにいちゃんは、戦火をのがれて「ぼうけん」の旅にでた。「本にはね、どんな風や雨のなかでも、ぼうけんかはあるきつづけます、ってかいてあるよ」ぼうしと1冊の本を手に、おさない兄妹は破壊された家から、「ぼうけんかのまち」をめざし旅立ちます。おにいちゃんの言葉にささえられ、たどりついたのは・・・。2021年ブラチスラバ世界絵本原画展金牌受賞。苦しい道を「希望」という物語に書きかえる、イラン発・平和を考える絵本。
この書籍を作った人
東京外国語大学大学院修士課程修了後、10か月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともにサラーム・サラームというユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『フルーツちゃん!』『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ともにブルース・インターアクションズ)など、再話に『ノホディとかいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)がある。
出版社からの内容紹介
「うさぎとくま」のLINEスタンプが大人気、イラストレーターわかるさんの初の幼児向け絵本です。ニコニコ顔のイラストが特徴のわかるさんらしい、「登場人物だけでなく読み聞かせされている赤ちゃんや読んでいる人たち全員がニコニコしちゃう」そんな絵本ができました。くまさん、うさぎさん、パンダさん、ライオンさん、そして・・・? 登場するどうぶつたちの動きを赤ちゃんと一緒に真似してみてください。最後はみんなで笑顔になっちゃうはずです!
海外でも評価の高いのわかるさん、グッズも完売することもあるほどの人気です。この絵本も出産祝いやプレゼントとして、グッズ需要にもピッタリな一冊になっています。読み聞かせは0歳から。