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出版社エディターズブログ
2024.05.09
アニメも絶賛放送中! 大人気シリーズの最新刊で、ついに神×英雄×ドラゴンが激突!!
アニメにまでなっている、子どもたちに人気の図鑑シリーズがあるという。その名も「最強王図鑑」。「『最強王』ってなに? 図鑑がアニメ化ってどういうこと?」と非常に興味をひかれていたところ、最新刊の『異種最強王図鑑 天界頂上決戦編』を入手することができた。
表紙には、ドラゴンや、神話のキャラクターが描かれているが、内容は果たして……?
「最強王図鑑」シリーズは「『動物界や恐竜界など、各種属の猛者たちをトーナメント方式で戦わせ、最強を決めてしまおう』というコンセプトで作られた、シミュレーションバトル図鑑!」だという。
たとえば「動物」であったら、ライオンやアフリカゾウなどの強そうな動物たちをトーナメントに出場させ、頂点に立つ「最強」を決める本のようだ。
シリーズを見ると、動物や昆虫などの現実の生き物から、ドラゴンや神話など架空の存在まで様々な種属がラインアップされている。そして「異種最強王図鑑」では、種属を超えたトーナメントが行われるということらしい。
新刊である『異種最強王図鑑 天界頂上決戦編』では、『ドラゴン最強王図鑑』、『英雄最強王図鑑』、『神話最強王図鑑』に登場したドラゴン、英雄、神が戦い、天界における「最強」を決めるという。
さらに、既存のキャラクターに加え、新たに「原初の神々」である巨神族も登場する。
さっそく中を見ていこう。
第1回戦−1では、ギリシア神話の英雄であるヘラクレスと、北欧神話の神、トールがバトル!
パラメーターやプロフィールを読み、自分なりの予想をしてみる。
「この武器を使えば……」「いや、でもパラメーターではこっちの方が上だから……」などと考えるのはとても楽しい。子どもの頃に「カブトムシとクワガタが戦ったらどっちが強いんだろう?」なんて考えたときのことを思い出した。
よく考えたら、大人になった今でも、「ピッチャー大谷翔平とバッター大谷翔平が対決したら、どっちが勝つか」という妄想をすることがある。
子どもも大人も、考えることは大して変わらない、ということかもしれない。
次のページをめくるとバトル内容と結果が見開きでわかるようになっている。
予想と少々異なっていたが「なるほど……!」という結果であった。
ほかのバトルについても「このドラゴンはこんな戦い方をするのか!」「こっちのほうが強いと思ったのに……!」と次々読み進めてしまった。
筆者はひとりで読んだが、友だちと一緒に予想し合ってページをめくってもきっと楽しいだろう。親子での予想対決もいいかもしれない。「どっちが勝つ?」を予想し、ときに議論を戦わせるのは、大人子ども問わず盛り上がるものだ。
トーナメント戦の合間には、「コラム」や「エキシビション」などがあり、こちらも充実した内容となっている。
「コラム」では様々な神話の古の神や、ギリシア神話・北欧神話についてなどのトピックがあり、イラストとともに説明されている。映画などで聞いたことはある名前でも詳しくは知らないものが多く、ついつい読みふけってしまう。
「エキシビション」はトーナメント戦には参加していない選手が登場。ページをまたがず、見開きで選手のデータと勝敗がわかるようになっている。短くまとまってはいるが、しっかりとしたバトル内容と迫力あるイラストを併せて楽しめる。
1冊読み終えての感想は「とにかく面白かった!」である。実況を聞いている感覚で文章を読み、イラストを追っていくと、実際にこんなバトルがあったのではないかとさえ思えた。
「図鑑」という名前ではあるが、楽しむことをまず第一に作られており、抵抗なく読み進めることができる。子どもたちにとっても、バトルを楽しんで読みながら、知識を身につけられるから一石二鳥だろう。
春休みに入るこの時期、遊びのアイテムのひとつとして『異種最強王図鑑 天界頂上決戦編』はいかがだろうか。