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絵本紹介
2024.08.15
夏休みも後半。そろそろ新学期の準備もはじめておきたいけど、もう少し夏休みの特別感を味わいたい。それなら、長いお休み中にぴったりの、シリーズ作品を読破するのはいかがでしょう?
「ハリーポッター」シリーズや「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」などのロングセラーシリーズに挑戦するのも良いですが、まだ小さいお子さんと一緒なら、2、3冊の短いシリーズからチャレンジしてみるのも楽しいと思います。
王道は小さい子に大人気「アンパンマン」シリーズ。その中でも原作者・やなせたかしさんの絵と世界観で味わう「アンパンマンメルヘン」シリーズは、発売当時のやなせさんのメッセージも載っているので、一読の価値ありです。重機に目がないお子さんには、細かいところまで書き込まれた迫力満点の重機とプロフェッショナルなもぐらのギャップが面白い「もぐらけんせつ」シリーズを。新刊『もぐらけんせつ ぽんぽこでらのおまつり』では橋づくりの工程も知ることができます。
小さな動物が好きなお子さんには、「〜〜してくださる?」という言い方がとってもキュートな「りすのエメラルド」シリーズを。エメラルドの丁寧で優しい暮らしは、大人の女性のハートもきっとキュンとさせることでしょう。
しかけ絵本が好きなお子さんには、芸術の秋を先取りできる『ねこさんかぞくのミュージアム』。はじめて絵本に触れる小さな赤ちゃんには「リングカード」シリーズ。新しい世界に触れたいなら「みることば さわれることば 手話えほん」シリーズなど、お子さんの年齢や興味を持っていることなどをきっかけに、どのシリーズ絵本を手にするか選んでみてくださいね。
出版社からの内容紹介
『みることば さわれることば 手話えほん』全3巻シリーズの第1弾。
「あいうえお」は、読む・書く・声に出すだけじゃありません。口の形や指文字でも表現できます。日本点字の表記とローマ字も記載、わかりやすいイラストと解説で、ともだちや家族と楽しく学べる手話絵本シリーズ。二次元バーコードで手話動画も視聴できます!
この書籍を作った人
静岡県生まれ。東京学芸大学初等科美術卒業。『ペンギンの本』(講談社)で講談社出版文化賞受賞。主な作品に『K・スギャーマ博士の動物図鑑』『K・スギャーマ博士の植物図鑑』(共に絵本館)、『ゾウの本』『ネコの本』『てがみはすてきなおくりもの』『山に木を植えました』(以上、講談社)、『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』『やっぱり犬がほしい』(以上、アリス館)、『てんとうむしさんちのただいま』『わくわくへんしんハウス』(共に教育画劇)、『あかちゃんがうまれたらなるなるなんになる?』(ポプラ社)、『ほんちゃん』(偕成社)、『うんこいってきます!』『きょうふのわすれものチェック!』(佼成出版社)、『おまかせ!ヨーチェンジャー』(小学館)など多数。
出版社からの内容紹介
2004年の誕生以来、幅広い支持を集める、
戸田デザイン研究室の『リングカード・シリーズ』。
シリーズ9作目として登場するのは『のりもの』です!
空・海・陸、さまざまなシーンで活躍する47の乗り物を、
リアルな迫力と美しさで描きました。
機能や役割を含めたデザインの面白さが伝わります。
さらに乗り物の背景は存在する場所を表現しながら情緒に溢れ、まるで映画のひとコマのよう。
裏には乗り物の英語表記と楽しい説明を総ルビで掲載しています。
子どもたちに根強い人気を誇る乗り物。
戸田デザイン研究室『リングカード・シリーズ』ならではの魅力が満載です。
この書籍を作った人
(戸田靖 1962年−)東京都武蔵野市生まれ。有限会社戸田デザイン研究室 代表取締役。とだこうしろうの次男。雑誌編集、広告制作などの仕事を経て現在の仕事へ。書籍の編集・デザイン、木工品などの制作はもちろん、展示会などの空間デザインからフェアパネル・POPまで、戸田デザイン研究室の制作物すべてを手がける。クールな装丁と大胆な編集が話題を呼んだ『完全版・国旗のえほん』、美しさにこだわり木工職人と作った『あいうえおつみき』、新しいコンセプトの『Baby book』など、子どもや出版のジャンルを超えたユニークなモノ作りを行なっている。
出版社からの内容紹介
アンパンマンが出会った雲の子モグと犬のモクは、ながれぐも号で空をきれいにする仕事をしています。しかし、ばいきんまんがながれぐも号をうばって嵐をおこし、大暴れ!アンパンマンとモグは力を合わせて立ち向かいます。
この書籍を作った人
1919年高知県生まれ。東京高等工芸学校図案科卒業。高知新聞記者、三越宣伝部のグラフィックデザイナーなどを経て独立。漫画家として活動する。1973年最初の絵本『アンパンマン』(フレーベル館)を刊行。『アンパンマン』は人気が高まりアニメ化され現在も子ども達に大人気キャラクターとして広く知られている。また同時期に雑誌「詩とメルヘン」(サンリオ)を創刊し、30年間編集長を務めた。主な作品に絵本『やさしいライオン』『チリンのすず』(フレーベル館)、作詞に『手のひらを太陽に』『それいけ!アンパンマン』など。90年、勲四等瑞宝章受賞。95年、日本漫画家協会文部大臣賞受賞。日本漫画家協会理事長。
出版社からの内容紹介
ちいさなりすのエメラルドは、友達のくるみちゃんと一緒に、ひつじのおばさまのお買い物について行くことになりました。大きな町の大きなデパートに、エメラルドたちはびっくりしますが、それ以上に大きなバスに乗りたくて、ソワソワ…。
この書籍を作った人
昭和女子大学にて住居建築を学んだ跡、東洋美術学校グラフィック・デザイン科を卒業。
2007年、ボローニャ国際絵本原画展入選。
主な作品に『Service de nuit』(フランス・Liraabelle社)、『いじわるアイザック』(ディスカヴァー21)など。
出版社からの内容紹介
もうすぐ、ぽんぽこ寺のお祭りです。町の工事の会社、もぐらけんせつでも、祭りのじゅんびに大いそがし。
そこへ、ぽんぽこ寺の和尚さんが泣きながらやってきました。
「お寺の橋がこわれてしまったんです。これではみんなにお祭りにきてもらえません」
そこでもぐらけんせつのみんなは、大いそぎで橋の建設にとりかかりました。ところが、川の中に柱を立てなければならないし、橋の工事は大変です。そこでおやかたは、ビーバー材木店のとうりょうにたすけをもとめました。「おやかたのたのみじゃあ、ことわれんな」ビーバー材木店ともぐらけんせつが力を合わせて、橋はどんどんできていって……。
ショベルカーやクレーン車をはじめ、ポンプ車、フォワーダー、パイルドライバーなど、かっこいい重機が大かつやく! 橋ができていく様子や、盛大なお祭りを絵で楽しめるおはなし絵本です。
出版社からの内容紹介
フラップブック第2弾。ねこさんかぞくといっしょに、ミュージアムでたのしい一日をすごそう!
週末をねこさんかぞくとすごす、ばあばとじいじは、こねこたちをつれてミュージアムへとむかいます。ゆうめいな絵をながめたり、月からもちかえった石にかんどうしたり、きょうりゅうたちをかんさつしたり―。
ちりばめられたフラップをあける楽しみと、世界中のめずらしいものにであえるミュージアムのわくわくがつまっています。
★本書の特徴
・めくって楽しい144フラップ!
・表紙が豪華な箔押しでプレゼントにもぴったり!
・フラップの中のねずみさんたちを探してみよう!
・ロンドンの有名ミュージアムがぎゅっとひとつにまとまって、見どころ満載!
・13言語に翻訳され、世界中で大人気!
・『ねこさんかぞくのクリスマス』と見くらべると、楽しい発見があるよ!
この書籍を作った人
1953年愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。訳書に『リサとガスパール』シリーズ(ブロンズ新社)他多数。