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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  読書の秋に読みたい幼年童話・児童書(2024年10月 新刊&おすすめ絵本)

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2024年10月 新刊&おすすめ絵本

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読書の秋…。そのフレーズを耳にすると「今年こそ本棚にしまいっぱなしの積読本を読んでみせる!」と決意を新たにしたり、「ちょっと難しい文学作品にチャレンジしてみようかな」と背伸びしてみたり……。でも結局、達成できず、積読本はまた本棚の定位置に、新しく買った文学作品が次の積読本になったりすること、多いですよね。

大きな目標をクリアするためには、まずは小さな一歩からはじめるのが良いというのは世の常ですが、読書の秋に関しては、大人なら一晩で読破することもできる児童文学を手にしてみるのはいかがでしょう?

「児童文学って、子どものための読み物でしょう」。

いえいえ、100ページ前後の中で、登場人物のキャラクターから物語の世界観、起承転結のストーリー展開に至るまで練りこまれ、短い中にもしっかりと感動する物語が描かれているのが児童文学。そして、子どもたちが大人になる上で学び、感じてほしいメッセージがしっかりと組み込まれているのが児童文学なんです。

大人が読書に熱中している姿を見せていると、子どもも自然とその本が気になり、手に取って読んでみたくなるものです。わが子の読書体験を促す第一歩としても有効な、大人が手に取る、ハマる児童文学をご紹介します。

優しく切ない物語の名手・安房直子の物語が、現代の絵本作家の絵でよみがえる「安房直子 絵ぶんこ」シリーズ4作目は『遠い野ばらの村』

  • 安房直子 絵ぶんこ(4) 遠い野ばらの村

    出版社からの内容紹介

    谷間の小さな村で雑貨屋をひらいているおばあさんは、遠い村で働いているという息子の話をよくしていました。でも村の人たちはみんな知っていたのです。おばあさんに息子はいなくて、昔からのひとりぐらしだったことを。ところがある日、「孫娘の千枝ちゃん」がひょっこりやってきて…。心がぽっとあたたかくなる、安房直子絵ぶんこシリーズ第4弾。

「安房直子 絵ぶんこ」シリーズ

この書籍を作った人

安房 直子

安房 直子 (あわなおこ)

1943年、東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっこ』第3回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第19回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第22回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第20回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第3回新見南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞、受賞作多数。1993年永眠。

この書籍を作った人

高橋 和枝

高橋 和枝 (たかはしかずえ)

1971年神奈川県生まれ。教育学部の美術科で日本画を学び、文具デザインの仕事を経て、書籍の挿画や絵本創作に携わる。著書に『くまくまちゃん』(ポプラ社)、『りすでんわ』(白泉社)、『くまのこのとしこし』『トコトコバス』(講談社)、『あめのひのくまちゃん』(アリス館)、『あら、そんなの!』(偕成社)など。絵を手がけた本に『あ、あ!』(ねこしおり・文/偕成社)、『月夜とめがね』(小川未明・作/あすなろ書房)などがある。

宮沢賢治の名作をカラフルな絵と共に味わう『宮沢賢治の絵本 セロ弾きのゴーシュ』。芸術の秋、音楽の秋、読書の秋を堪能したいあなたへ

  • 宮沢賢治の絵本 セロ弾きのゴーシュ

    みどころ

    子どもの頃に読んだ宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」でずっと頭に残っていたのは、
    「印度の虎狩」という曲とかっこうが窓ガラスにぶつかり続けて外へ出ようとする場面。
    要するにそれだけインパクトが強かったということ。

    大人になって「あれ、どんな物語だったっけ?」と読み返してみると、
    ゴーシュの自分の音楽に対する絶望感と動物たちの的を得た指摘が見えてくる。

    更にまた読み返してみると、今度は動物たちの訪問を嫌がりながらも音楽に対する情熱を
    徐々に取り戻していくゴーシュの様子や、そのゴーシュを見守る周りの優しい目線も見えてくる。

    本当に懐の深い物語だな…と改めて感じてしまうのです。

    ゴーシュと動物たちの、ちょっと刺激的ながらも音楽というものを体感し合う至福の時間、
    この大切な場面を、さとうあやさんは情熱的に、ユーモラスに、そして温かな目線で描いてくれています。
    色々な画家が表現する「セロ弾きのゴーシュ」。
    演奏を終えた夜、ゴーシュが家の窓から夜空を仰ぎ、かっこうに対してつぶやく最後の場面は、
    少し切なくてとても美しい。
    この名場面もまた、子どもたちの心に長く残っていく作品になっていくのではないでしょうか。

「宮沢賢治の絵本」シリーズ

この書籍を作った人

宮沢 賢治

宮沢 賢治 (みやざわけんじ)

1896年岩手県花巻市に生まれる。盛岡高等農林学校農芸化学科卒業。十代の頃から短歌を書き始め、その後、農業研究家、農村指導者として活動しつつ文芸の道を志ざし、詩・童話へとその領域を広げながら創作を続けた。生前に刊行された詩集に『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』がある。彼の作品の殆どは没後に高く評価され多数の作品が刊行された。また、何度も全集が刊行された。1933年に37歳で病没。主な作品に『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『ポラーノの広場』『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』『よだかの星』『雪渡り』『やまなし』『セロひきのゴーシュ』他多数。

待ってました! 読めばおはなしを作りたくなる。ユーモアあふれる3人組のほのぼのシリーズ第3弾『みずうみのおはなし3にんぐみ』。今回、3人組がチャレンジするのは「こわい話」?

  • みずうみのおはなし3にんぐみ

    みどころ

    小さい子をおいかえすには、やっぱりこわい話がいちばん……!?

    ローリー、スパイダー、サムは、いつも仲良し3人組! 今日はいっしょに宿題を片付けています。でも、今回はひとり多いみたい?
    3人のそばであそんでいるのは、スパイダーの弟ウィリー。ローリーもサムも、ウィリーがさわぐせいで、ぜんぜん集中できません。そこでローリーは、小さい子が走って逃げ出したくなるようなこわーいおはなしをして、ウィリーを家に追い返そうと思いつきます。

    かくしてお話づくりが得意なローリーが、とびきりのこわい話を披露します。ところがウィリーはまるきりへっちゃら。ちっともこわがってくれません。
    そこで今度は、サムとスパイダーが知恵をしぼって、順番にこわいお話を聞かせるのですが──?

    いつも仲良しの3人組が、それぞれに自分でつくったお話を披露していく「おはなし3にんぐみ」シリーズの第3弾。

    今回のお話は、ぜんぶこわい話! ……のつもりだけど、ウィリーがこわがらないのも、仕方ないかもしれません。3人が話すこわい話は、どれもこれもどこかお茶目で、ユーモラスだからです。
    風邪を引いた奥さんから「外で何か食べてきて」と言われて獲物を探しに出るイジワルオオカミのお話なんて、なんだか人間くさすぎる。
    わるい魔女に魔法をかけられて変身してしまうのは、なぜかジャガイモ。そうしてマッシュポテトを飼い猫とたのしむ魔女は、やっぱりなんだか憎めない。

    それに、前の人がしたお話をひきついで無理やり自分のお話につなげるものだから、もうしっちゃかめっちゃか! オオカミから逃げるために主人公はロケット付きの三輪車で爆走し、やっぱり魔法なんか効いていなかった主人公が逃げ出せば、魔女は怒りのあまりに大爆発してこっぱみじん。こわいどころか、その発想の自由さに笑っちゃう!

    けっきょくウィリーをこわがらせることができなかった3人。言い出しっぺのローリーはさじを投げて、元も子もないことを言い出します。

    「じゃあ、こんどは あなたの ばんよ!」

    えっ? 当のウィリーがこわい話をしちゃうの?

    自分だったらどんなお話にするだろうと想像して、物語を広げるのもたのしそう! 読み口も軽くイラストも多いので、絵本から読み物への移行にもぴったりです。

わらいのとびら(低学年向け)

「おはなし3にんぐみ」シリーズ

この書籍を作った人

小宮 由

小宮 由 (こみやゆう)

〈1974年-〉東京都生まれ。学生時代を熊本で過ごし、卒業後、児童書版元に入社。その後、留学などを経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、故・北御門二郎。

犬を飼っている人あるあるのエピソードが盛りだくさん『犬を飼ったら、大さわぎ!(1) トイプードルのプリンセス?』

  • 犬を飼ったら、大さわぎ!(1) トイプードルのプリンセス?

    出版社からの内容紹介

    10歳のロージーは、きれい好きで、
    かわいいものが大好きな女の子。
    いつも、おしとやかでかわいい犬を
    飼いたいと思っていました。
    新学期、飼いたい犬種をめぐって
    四人の兄と勝負をして勝ち、
    夢にまで見たトイプードルを
    飼えることになりました。
    ところが、家にやってきた子犬は、
    どろ遊びが大好きな子犬!
    こんなはずじゃなかったのに…? 

    にぎやかな家族が子犬を受け入れていくようすを
    描いた、楽しくて心温まる物語。

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