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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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連載

2021年8月の新刊&おすすめ絵本

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絵本ナビには、夏になるとなぜか自然と集まってしまうものがあります。
それは、おばけや妖怪の絵本。

7月の新刊&おすすめ絵本でも「おばけの絵本」を紹介しましたが、8月に集まったおばけや妖怪たちのおはなしは、どれもかわいくて楽しいものばかり。小さな子でも安心して読むことができます。

最後に紹介している『鬼完全図鑑』は、いろんな時代のおはなしに登場する「鬼」を集めた、一風変わったコンセプトの本。中国にも「鬼(き)」と呼ばれる存在がありますが、そちらは「幽霊」に近く、日本の「鬼」のように人を食べる妖怪ではありません。昨年大ヒットしたアニメ『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』にも「鬼」が出てきましたが、日本特有の妖怪である「鬼」を通じて、日本人の精神性に触れてみるよい機会かもしれませんね。小学校中学年から高学年のお子さんの、自由研究のテーマにもおすすめです。

赤ちゃんのおばけデビュー絵本にぴったりのかわいさとおもしろさ『おばけのまんまる』

  • おばけのまんまる

    出版社からの内容紹介

    ある、しずかな夜、はなちゃんがねていると、
    コトコト コトコト 
    おしれからものおとが聞こえてきました。

    そこにいたのは、まいごのおばけ、まんまる。

    はなちゃんは、
    かわいいおばけのまんまるの
    ママがむかえにくるまで、
    おしいれでいっしょにまってあげることにしました……

    二人の心温まるやりとりに、思わずほっこり。

    かわいい絵、たのしいお話、ほっこりするラストシーン。

    ちいさいお子さんと安心してよめる、
    はじめてのおばけのお話です。

NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で人気の歌が絵本になった『ようかいしりとり』

  • ようかいしりとり

    出版社からの内容紹介

    妖怪のことならなんでも知っている「ようかいはかせ」のところに、妖怪の名前でしりとり対決をしようと、「ろくろっくび」と「ざしきわらし」がやってきて……。
    NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で、絵本作家のおくはらゆめさんが歌詞とアニメーション原画を担当した人気の歌が、たのしい絵本になりました!

この書籍を作った人

おくはら ゆめ

おくはら ゆめ (おくはらゆめ)

1977年、兵庫県生まれ。辻学園日本調理師専門学校卒業。2005年、MOE絵本・イラスト大賞 年間グランプリ佳作、2006年、第12回おひさま大賞最優秀賞、2007年、第8回ピンポイント絵本コンペ入選。『ワニばあちゃん』(理論社)でデビュー、同作で、第1回MOE絵本屋さん大賞新人賞入賞。『くさをはむ』(講談社)が第41回講談社出版文化賞絵本賞受賞。その他主な作品に、『チュンタのあしあと』(あかね書房)、『まんまるがかり』(理論社)『やきいもするぞ』(ゴブリン書房)など多数。

おばけだって子どものときは怖がりさん!?『おばけのきもだめし』

  • おばけのきもだめし

    みどころ

    「おばけのきもだめし」・・・あれ? なんかおかしい。
    そう、この絵本。「おばけのこども」たちが森できもだめし大会をするお話なのです。
    なんだか始まる前からみんな不安気な顔をしています。
    ろくろくび、のっぺらぼう、ひとつめにかさおばけ。
    みんなだって結構こわい顔をしているのにね。

    さて、えんまさまの一声できもだめしはスタートです。
    「さっさと、いけー」

    そろ、そろ、そろり。
    ちょび、ちょび、ちょびっと。
    みんなはくっついて、だんごになって歩きます。その時・・・
    「でたーっ」
    出ました、出ました。これはこわい!
    おおダヌキにガマガエル。なにしろみんな大きくて迫力満点なのです。
    おやおや、ひのたまはぶるぶる震えていますよ。
    そんな時、一番こわいあのおばけが・・・!?

    内田麟太郎さんと山本孝さんのコンビが描くおばけの絵本。
    迫力あって、それでいてユーモラス。
    こわいけど、楽しい。
    子どもたちが大好きな内容です。

この書籍を作った人

内田 麟太郎

内田 麟太郎 (うちだりんたろう)

1941年福岡県大牟田市生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『うそつきのつき』(文渓堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごと がたごと』(童心社)で日本絵本賞を受賞。絵本の他にも、読み物、詩集など作品多数。 他の主な作品に「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)、『かあさんのこころ』(佼成出版社)、『とってもいいこと』(クレヨンハウス)、『ぽんぽん』(鈴木出版)などがある。

この書籍を作った人

山本 孝

山本 孝 (やまもとたかし)

1972年、愛媛県松山市に生まれる。大阪デザイナー専門学校編集デザインコース絵本科卒。「あとさき塾」「メリーゴーランド絵本塾」で絵本を学ぶ。作品に『アブナイかえりみち』『アブナイおふろやさん』『祗園精舎』(ほるぷ出版)『ちゃんがら町』『十二支のおはなし』『がっこういこうぜ!』『おばけのきもだめし』(岩崎書店)『雪窓』『本所ななふしぎ』『学校ななふしぎ』(偕成社)『むしプロ』 『カイジュウゴッコ』(教育画劇)『ぬ〜くぬく』(農文協)『にんじゃつばめ丸』(ブロンズ新社) 『えかきのチャーリーひみつのかべ』(イースト・プレス)『いっすんぼうし』(あかね書房)『はのはのはなし』(アリス館)などがある。

大人気「ようかいむら」シリーズ11冊目は魔界のトビラを開く音楽会のおはなし『ようかいむらのずんちゃかおんがくかい』

  • ようかいむらのずんちゃかおんがくかい

    出版社からの内容紹介

    ようかいむらの音楽会では、すてきな音楽をかなでると、魔界のトビラが開いて、すばらしいお宝が出てくるという言い伝えがあります。みんないっしょうけんめいに、心をひとつにして練習し、ついに本番をむかえるのですが…。

この書籍を作った人

たかい よしかず

たかい よしかず (たかいよしかず)

大阪府堺市生まれ。魚座。大阪芸術大学デザイン学科卒業。(株)京田クリエーション入社。2001年、2003年、2006年、2011年ボローニャ国際絵本原画展入選。明治「マーブル チョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、兵庫県西宮市観光キャラクター「みやたん」など、多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍している。その他の主な作品に、『怪談レストラン』シリーズ(童心社)の装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズ(ともにくもん出版)、エッセイ集『キャラクターデザインの仕事』(大日本図書)『うごくくるまえほん 』(ミキハウス)など。見た人を元気にする作品づくりがモットー。

遂にシリーズ最終巻!『妖怪一家九十九さん(10)妖怪一家九十九さん 妖怪一家の時間旅行』九十九さん一家が迎えた結末は!?

  • 妖怪一家九十九さん(10) 妖怪一家の時間旅行

    出版社からの内容紹介

    ある新月の夜、妖怪一家の七人はピクニックに出かけます。
    お弁当のおむすびが転がり、それを追ったやまんばおばあちゃんは穴の中にスッテンコロリンと落ち、消えてしまいます。
    後を追った六人もいっしょになんと江戸時代の化野原に来てしまったのです。

    編集者コメント
    妖怪一家九十九さんシリーズの最終巻になります。
    妖怪たちが団地住まいをはじめるずっとずっと昔の200年前、実は未来を決めるある出来事が起きていたのです。
    ご縁とは面白いものです。

この書籍を作った人

富安 陽子

富安 陽子 (とみやすようこ)

1959年東京都に生まれる。児童文学作家。『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会賞新人賞、小学館文学賞受賞、『小さなスズナ姫』シリーズで新美南吉児童文学賞を受賞、『空へつづく神話』でサンケイ児童出版文化賞受賞、『やまんば山のモッコたち』でIBBYオナーリスト2002文学賞に、『盆まねき』で野間児童文芸賞を受賞。「ムジナ探偵局」シリーズ(童心社)、「シノダ!」シリーズ(偕成社)、「内科・オバケ科 ホオズキ医院」シリーズ(ポプラ社)、「やまんばあさん」シリーズ「妖怪一家 九十九さん」シリーズ(理論社)、YA作品に『ふたつの月の物語』など、著作は多い。

この書籍を作った人

山村 浩二

山村 浩二 (やまむらこうじ)

1964年、愛知県生まれ。東京造形大学絵画科卒業。短編アニメーションを多彩な技法で制作。作品に『パクシ』『年をとった鰐』など。『頭山』がアカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート、6つのグランプリ、『カフカ 田舎医者』が7つのグランプリなど、国際的な受賞は60を超える。絵本に『くだもの だもの』『おやおや、おやさい』(福音館書店)『あいうえおとaiueoがあいうえお』(小学館)など。東京都在住。

日本固有の妖怪「鬼」を集めた異色の図鑑『鬼完全図鑑』

  • 鬼完全図鑑

    出版社からの内容紹介

    大人気の「鬼」をテーマにまとめた、
    いままでにない児童向けの鬼図鑑です。
    美麗なイラストで総勢77匹の鬼を徹底解説!
    どんな鬼がいるの?という紹介から、
    通信簿や分布図まで網羅し、鬼について学べます。
    さらに圧巻のバトルシーンも盛りだくさんで、
    楽しみながら読める1冊です。

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