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ブランニュープラチナブックとは……?
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
「ブランニュープラチナブック」は、1900万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。そんな2021年8月のニューフェイスを、読者の声と共に紹介します。
出版社からの内容紹介
行事の「なぜ?」にこたえる「行事の由来えほん」シリーズ。
侍の旗のぼりをヒントに、町人のために縁起のいい鯉のぼりは作られたのです。
知らなかったなあ
自分が何気なく行ってきた様々な行事にも、由来はあるわけですよね。「そういう行事がある」のが当たり前で、特に考えもせずに大人になってしまったのですが、こうして絵本を読んでみると、知らなかった
ことにたくさん出逢うことができて興味深いです。
少し前に娘に読んであげた同じシリーズの『ひなまつりにおひなさまをかざるわけ』は、なんとなく想像はできていたのですが、こちらの、こいのぼりについては全く想像できませんでした。元々は女性の節句だったなんて!
鯉という魚もいかにも日本的なイメージだったのですが、中国の故事から考えられたものだったのですね。そうして江戸時代、武士がたてていた「はたのぼり」のかわりに町民がたてた「こいのぼり」だったとは。もしかしたら娘よりも大人である私の方が衝撃だったかもしれません。娘は「なんにもない状態」で由来を聴くわけですから、普通に、さらさらと入っていったと思うのです。他の由来えほんも読んでみたいと思います。
(ぽこさんママさん 40代・ママ)
鯉のぼりってそういうことかあ
うちはマンションなので、鯉のぼりを飾っていませんが、息子たちが通っている幼稚園には立派な鯉のぼりが泳いでいます。
いつから鯉のぼりがあったのか、どうして鯉のぼりをあげるようになったのか、その由来がよく分かりました。みんなで作った鯉のぼりは大きすぎてたくさん泳いでいる河原へ。絵本に出てくるような河原へ見に行ったことがあったので、「一緒だねえ」と話していました。ぜひ男のお子さんと読んでみてください。
(ゆきちゃんパパさん 40代・パパ)
子どもに鯉のぼりについて伝える時に
生まれてから毎年、鯉のぼりをあげてもらっている息子ですが、今年になってやっと、鯉のぼりに喜ぶようになりました。これを機に「どうしてこいのぼりをあげるようになったのかを、わかりやすく伝えられるといいなぁ〜」と思っていたときに出会ったのが この絵本です。
鯉のぼりの由来をただ書き並べてあるだけでなく、物語として描かれているので、息子も興味をもって絵本を見ています。
(おこりんぼ〜さん 30代・ママ)
この書籍を作った人
1950年岡山生まれのかに座。『がたたんたん』(ひさかたチャイルド)で絵本にっぽん賞受賞。絵本に、『おならばんざい』(ポプラ社)、『ぼくだけのおにいちゃん』(文研出版)、『いただきまーす!』(フレーベル館)、『花さかじい』(くもん出版)、『いっぴきおおかみのそろり』(教育画劇)などがあり、挿絵には、『ジュン先生がやってきた!』(新日本出版社)、『吹きぬけの青い空』(学研教育出版)、『ひみつの空のにわ』(大日本図書)、『リタイア犬ポリーの明日』(佼成出版社)などがある。