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- ためしよみ
絵本紹介
2021.11.23
みどころ
家よりも大きくて、びっくりするほど赤い犬、クリフォード!
どんなに素敵な犬か、飼い主の女の子、エミリー・エリザベスが話します。
「いぬを かっているこは ほかにも いますよね。
おおきな いぬも、あかい いぬも、かっている こは いるでしょう。
でも、いちばん おおきくて あかいのは わたしの いぬ、クリフォードです」
クリフォードは賢くて、投げた棒を持ってきたり(ときどき間違えるけど)
かくれんぼも、キャンプごっこも(テントになるし!?)、芸もできる。
困ったところもあるけど……。
(動くものを追いかけたり、花を掘り返したり、靴をかんだり)
でも、やっぱりクリフォードは、最高!
アメリカで1963年の初版以来、ロングセラーとなっている絵本。
作者ノーマン・ブリッドウェルのデビュー作であり、実は、飼い主のエミリー・エリザベスは、作者の愛娘の名前!
当時テレビなどで映像化もされたそうですが、2021秋には、実写映画『Clifford the Big Red Dog(原題)』がアメリカで公開予定です。
クリフォードのゆかいな表情が楽しく、エミリー・エリザベスとクリフォードの仲良しぶりが素敵。
ほのぼのしたチャーミングな雰囲気は、読者を和ませてくれます。
このたび、クリフォードが小さな子犬だった頃を描いた『クリフォード ちいさな ちいさな あかい いぬ』も同時翻訳出版。
ぜひあわせて手にとってみてくださいね。
この書籍を作った人
この書籍を作った人
訳書に、アントワネット・ポーティス作『まって』(日本絵本賞翻訳絵本賞:あすなろ書房)など。
クリフォードの大きさ、勝手に主人公くらいかなと思っていたのですが、開いてみてびっくり。まさか本当に表紙と同じようにこんなに大きいとは。
自分の家族(犬)が一番素敵って、みんな持っている気持ちだと思うんです。でも、日本だと何となく謙遜して言えなかったり…。素敵なものを素敵と言えるこのお話が素敵だなと思いました。
(じゃすさん 30代 ママ)
大きなあかいいぬのクリフォードは、キャラクターとして知っていたのですが、お話を読むのは初めてでした。
キュートなイラストのかわいらしい絵本です。
エミリの小さかったクリフォードが、本当に大きな犬になって……。こんな犬と一緒だったら、とっても楽しいだろうなぁと思います。可愛いエピソードばかりでした。
小さかった頃のお話『ちいさなちいさなあかいいぬ』も読んでみたいです。
(クッチーナママさん 40代 ママ)
エミリーの飼っている、おおきなおおきなあかいいぬクリフォード。
その大きさといったら!なんていったって、エミリーの家より、
クリフォードの犬小屋のほうが大きいんですから。
ごはんもいっぱい食べるし、走っているものをおいかけてつかまえてきたり、くつをかみかみしたり、困ることもいっぱい。お風呂に入れてけがわもとかして連れていったコンテストでも、いっとうしょうをとれなかったんだ。
でもね、そんなことはどうだっていいの。エミリーにとって、クリフォードは、ぜったいだんとつのいっとうしょうなんだよね!クリフォードにもたれかかっているエミリーの幸せそうな顔!エミリーとクリフォードの絆の深さがひしひしと伝わってくる、愛情あふれた素敵なお話。
ちいさなちいさなあかいいぬも読んでみなくっちゃ!
(あさみーこさん 50代)
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