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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  制作日記  >  みんなでつくる!「SLえほん制作プロジェクト」第1回

2013.06.13

絵本ストーリー一般公募開始しました!応募いただく絵本テーマは・・・。

◎みんなでつくる!「SLえほん制作プロジェクト」始動!

東北でSLが復活する!そんな嬉しい情報とともに発足されたのが、みんなでつくる!「SLえほん制作プロジェクト」

釜石線そのプロジェクトがいよいよ始動です。
SLのことを子どもたちにもっと知ってもらいたい、次の世代、その次の世代の記憶に刻んでいきたい、そんな気持ちから生まれたこのプロジェクト。
えほんの総合プロデュース・制作は絵本作家石井聖岳さんです。なんといっても目玉は、えほんストーリーのアイデアを皆さんから一般公募するということ。更に夏休みには、ワークショップを開催して、皆さんに絵本の一部の作画をお願いする予定だということ。
つまり、自分のアイデアをもとに石井さんが絵本を制作をすることになるかもしれないってことなのです。
これはかなりワクワクする企画だと思いませんか?

石井聖岳さん 石井聖岳さんってどんな方?

こちらの記事も読んでみてくださいね。
石井聖岳さんが遊びに来てくださいました!>>>

まずはこのプロジェクトの全体の流れを簡単に説明します!

【1】ストーリーのアイデア募集!
「SLえほんストーリーのアイデアコンテスト」を開催します。SLをテーマに、えほんのアイデアを募集します。内容は自由です。
募集期間は2013年6月13日〜2013年7月16日です。  ※募集は締め切りました。


【2】ストーリーのアイデア決定!
石井聖岳さんはじめ、「SLえほんストーリーのアイデアコンテスト」選考委員による厳選なる審査が行われます。
ここで、ストーリーのアイデア大賞を決定します!
大賞、優秀賞、佳作に選ばれた方には素敵な賞品もご用意しています。
各賞が決定しました!詳細は第2回制作日記にて


【3】ワークショップ開催
2013年夏休み、石井聖岳さんと一緒に絵を描くワークショップを行います!
参加者は、岩手在住のお子様を対象に募集します。ワークショップで描いた絵が絵本の一部になります。
ワークショップを開催しました!詳細は第3回制作日記にて


【4】石井聖岳さんによる絵本制作
「SLえほんストーリーのアイデアコンテスト」で選ばれたストーリー、ワークショップで描かれた絵を材料に石井聖岳さんの絵本制作が始まります。
石井聖岳さんが鋭意制作中の様子をお伝えします。詳細は第4回制作日記にて



みんなでつくる!「SLえほん制作プロジェクト」の詳細はこちらをご覧ください!




◎応募いただくアイデアのテーマは…SL!

ということで今、第1段階である「SLえほんのストーリーのアイデア募集」がスタートしています。

SL(蒸気機関車)を素材としたえほんのアイデアを募集します。
お話中にSLが登場する、子どもが楽しめる絵本であれば内容は自由です。応募される方の年齢は問いません。
ファンタジー、実話、童話、ことば遊びなど、色んな発想をお待ちしています。
文字数は200〜800字。受賞された方のアイデアをもとに絵本作家の石井聖岳さん(編集:白泉社)が絵本を制作します。
【募集期間】2013年6月13日〜2013年7月16日

石井聖岳さんが絵本全体のプロデュース、そして制作を担当される。その制作段階に参加できるかもしれない。こんな贅沢で嬉しい機会、めったにないと思うのです。ちょっと面白そうだな・・・と思った方。是非ふるって参加してみてくださいね!!

「SLえほんストーリーのアイデアコンテスト」募集要項はこちらになります



◎「SLえほんストーリーのアイデアコンテスト」選考委員会打ち合わせ

石井聖岳さんと選考委員メンバーによる打ち合わせ
先日絵本ナビオフィスに石井聖岳さんがいらして、JR東日本さんと絵本ナビスタッフで結成している「SLえほんストーリーのアイデアコンテスト」選考委員メンバーと打ち合わせを行いました!

皆さんにどんなストーリーを応募していただいたらよいのか、また夏に行われるワークショップではどんな企画が皆さんに楽しんでいただけるのか、などなど具体的なアイデアを交えながらの話し合いとなりました。

JR東日本さんとのお話のなかで、当然この企画の主人公SLの話題も出てきます。その中でも盛り上がったトピックスをひとつ、おすそわけしますね!
皆さんはSLについてどの位ご存知でしょうか。
素人目の私から見ると、なかなか一目ではその違いがわからないのですが、当然ながら車両には種類があります。
例えば釜石線で運行されるのは「C58」、
有名な愛称デゴイチは「D51」・・・といった感じ。
ところで、この「C」とか「D」って何でしょう?
アルファベットは動輪数を示しているそうなのです。動輪とは、蒸気で作られた動力を受けて、列車を動かす車輪のこと。
2対がB、3対がC、4対がD、5対がEと表されています。
片側から見ると、C58は動輪が3輪、D51は動輪が4輪です。

動輪
手前がC58 239の動輪です。

C58 239
「C」タイプは動輪が3輪なのがお分かりいただけますでしょうか。

何気なく聞いていた「C」や「D」にこんな意味があったとは・・・! こんな小さなネタ一つを聞いただけでも、あっという間にSLに興味津々となってしまった選考委員メンバー。 他にも色々なことを知りたくなってしまいますよね。

そこで、絵本ナビ編集部ではSLをテーマにした絵本を集めてみました!
並べてみると、面白そうな作品が色々ありますよね。
一緒に、今度SLが走ることになる東北をテーマにした絵本もセレクトしています。
合わせてチェックしてみてくださいね。もしかしたらアイデア誕生の参考になるかもしれません・・・!




関連するテーマ

SL、機関車の絵本絵本で知る東北

次回の制作日記は、「SLえほんストーリーのアイデアコンテスト」受賞者の発表を予定しています!お楽しみに。
(絵本ナビ編集部)

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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

石井 聖岳【いしい きよたか】

  • 1976年、静岡県生まれ。
  • 絵本に『つれたつれた』(内田麟太郎 文 解放出版社)、『電信柱と妙な男』(小川未明 文 架空社)、『おばけこわくないぞ!』(石津ちひろ 文 あかね書房)、『ふってきました』(もとしたいづみ 文 講談社)、『ぷしゅー』(風木一人 文 岩崎書店)、『もうすぐここにいえがたちます』(ほるぷ出版)、『いもほりきょうだいホーリーとホーレー』(農文協)、『ぷかぷか』(ゴブリン書房)などがある。

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