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「はじめてのめいさくしかけえほん」シリーズの第13巻は「にんじん、ごぼう、だいこん」のお話です。いっしょにお風呂に入ったのに、なぜ人参は赤く、ゴボウは黒く、大根は白くなったか、ユーモラスにお話は進みます。
「どうして にんじんは赤く、ごぼうは泥だらけで、だいこんはまっしろなのか」
その由来をユーモラスにかいた絵本です。
絵柄もシンプルで親しみやすく、ほのぼのとした感じです。
この手のおはなしはいろいろありますよね。「そらまめのお腹にはどうして黒い筋が入っているか?」とか昔話で聞いたものです。
成長してから、ああいった昔話が物の名前を覚えるのにとても役に立っていたのだなと感じました。
10年ほど前、有名な女性司会者がテレビで「知り合いの子供にりんごを見せたら『これ何?』と聞かれた。りんごだと答えたらりんごは白くて櫛形のものだというので驚いた」と話してありました。
わたしの知り合いにも、野菜・果物の名前をよく知らないという人がいます。
子供の時に、物の名前を覚えておくというのは大切なことだと思います。
しかけ絵本なので楽しめますよ。 (ひよこまめさん 30代・その他の方 )
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