「きょうはだれにあえるかな」と歩き出すねずみくん。 するとねずみくんの目の前に「ドーン」と誰かが現れます。 大きな丸と2つの三角形と、洞窟みたいな穴2つ…。 え? 誰だろう…とページをめくると、「ぶたさんだ」。 ぶたさんを見上げるねずみくん。 なんとこの絵本は、ねずみくんの目線で楽しむあてっこ遊びなんです。
色んな友達と出会ったねずみくん、自分よりも大きなみんなが うらやましくてたまりません。 そんなねずみくんの前に最後に現れるのはやっぱり…。
ねずみくんの大きさになって下から見上げると、 ねずみくん絵本でおなじみの仲間も、全く違って見えるからフシギ! 身近にある物も見る角度を変えてみると、 普段と違った面が見えて新鮮に感じるんだということを教えてくれるようにも思います。 子どもたちに大人気「ねずみくんの絵本」シリーズの 新しいファーストブックシリーズの1冊です。
(木村春子 絵本ナビライター)
きょうは だれに あえるかな? ねずみくんがあるいていると、「ドーン」とだれかにぶつかってしまいます。さて、だれにぶつかっちゃったのかな?ちいさなねずみくんには、みんなのかおはこういう風にみえているんだね。当てっこしながら読んでもたのしい1冊です。
ねずみくんシリーズに、こんな絵本があるなんて、初めて知りました。
小さいねずみくんが、下から見上げると、ブタさんやライオンさんはこんなふうに見えるのかぁと実感する絵本です。
見たことがない形をしたイラストなのに、ブタやライオンの特徴を捉えていて、その動物だとわかるのが不思議です。
年齢が小さいお子さんでも楽しく読むことができる絵本です。
(ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子3歳)
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