マッティは11歳の男の子.夏休みに親友ツーロといっしょに,パパの故郷,フィンランドに行きたくて,おとなをだます計画を立てるが,それがとんでもない事態に発展して…….うそがうそを呼んで引っこみがつかなくなるドタバタ劇を,ぎくしゃくした家族の再生とともにあたたかく描いた,ペーター・ヘルトリング賞受賞作.
子どもと一緒に生きていると、時に、どきっとして
しまったり、考えてしまったりすることがあります。
「うそ」について。
大人にとっては、その場しのぎに、しつこい子どもを
やり過ごしたいがために、あまり考えもせず
ついたうそであっても、子どもにとっては「うそを
つかれていた!」とショックだったりもするのですよね。
真摯に向き合っていなきゃいけないなあって思いました。
うそにうそを重ねて・・どうなることかと思いましたが
ハッピーエンドでよかった。
フィンランド人はヨーロッパで一番シャイで人見知りだと
思われている・・携帯電話のノキアのことについて・・など
など、訳者のあとがきも興味深く、楽しかったです。
フィンランドも行ってみたいなあ。いろんな国の本を
読むと、全く知らなかったその国が身近に感じられ
行ってみたくなって楽しいなあって思います。 (ぽこさんママさん 50代・ママ 女の子9歳)
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