正直もので働きもののじいさまと、おむすびを上手につくるばあさまが、ふたりなかよく住んでいました。 今日もいい天気。ばあさまがつくったおむすびを持って、じいさまは山仕事にでかけました。おむすびを食べようと思ったじいさまの手をすり抜けて、おむすびが「ころころころりん」ところがっていってしまいました。そして、ぽっかり開いた穴の中に「すとん」と落ちてしまったのです。 穴を覗いたじいさまは、中から漏れてきた不思議な歌を聞きました。「おむすびころりんすっとんとん」、あんまり楽しそうな歌声なので、じいさまは穴にもう一つおむずびを投げ入れました。そして、最後には、覗いているだけでなく、穴の中に入っていくことにしました。穴の中では、おむすびをもらったねずみたちが、じいさまのために歌い踊り歓待し、お土産におたからまでくれました……。 おなじみの昔話で劇遊びができるように工夫された絵本です。
有名なおむすびころりんのお話。
みんなでやろうの文字がポイントですね。
劇ができるような書き方がされています。
うちのこたちはまだ劇ができる年齢ではありませんが…。
王道なおむすびころりんのお話で安心して読めました。
いいおじいさんの笑顔が素敵です。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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