ぼくはだいじなことをつたえたい。「こんなことが二度とあってはいけない」ってね。あの事故さえなければ、今ごろはぼくも、ふるさとで、モコちゃんや子どもたちとのびのびと、野山をかけまわっていただろう――原発事故のために福島を追われた猫のミャーサが語る、ふるさとの美しい自然と離れてしまった仲間だちへの思い。
この本は柳田邦男さんの本で紹介されていて読んでみました。
原発事故に関する絵本を数冊読んできましたが、
人が困るというテーマと、
そこに住む生き物が困るというテーマの
大きく分けて2つに分かれていて、
何の罪もない生き物が残されたり、
住んでいる場所から離されてしまうというのには
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
この猫たちは、花いっぱいだった庭から
引き離され、可哀そうですが、
それよりも、福島などに取り残された生き物たちの
最期を思うと、ことばになりません。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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