2014年国際アンデルセン賞受賞第一作! 待望の書き下ろし小説登場!
何者かに攫われたユナを追うヴァン。同じ頃、医術師ホッサルは移住民に広がる謎の病の治療法を探していた。ヴァンとホッサル。ふたりの男たちが愛する人々、この地に生きる人々を守るため、選んだ道は――!?
うたがわれて、にくしみがつもって起きた戦いは、
かなしいと思いました。
ヴァンは、だれにもじゃまされず、生きて行けるけものの、
孤独な生き方を、最後に選びました。
自分の、人としての意思を捨ててまで、
親しい人を助けようとしたヴァンは、すごいと思います。
これでいいのかな、と思ったけれど、
ヴァンは、わが道を行く運命を切り開くゆうかんな人だと思いました。
光に照らされない、さびしい1ぴきおおかみの生き方も、
自分らしく生きていたら、幸せになれるかもしれないと思いました。 (天使のケーキちゃんさん 10代以下・その他の方 )
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