寒い寒い冬。 温かいコタツの中でぬくぬくしていると 外出するのもちょっぴり億劫になってしまうこの季節。
でも、実は知ってました? 保存食をつくるのに一番ぴったりの季節なんですって。
凍てつく土の中では、野菜たちは甘みをグッととじこめてグンと美味しさを増すのです。 柚子、蜜柑、金柑など柑橘類も旬ですね。 冬は気温が低いので食材もくさりにくいし、じっくりと時間をかけて熟成できるので、 美味しい保存食をつくるにはもってこい!これは挑戦しない手はないですよね。
お漬物はお店で買ってしまうことが多いけれど、市販の甘酒で「べったら漬け」 もできてしまうし、ちょっと手を加えれば「いくらのしょうゆ漬け」「みそ」だって作れちゃうのです。 風邪予防のためにふだんからとっておきたいビタミンも「ゆずジャム」や「柑橘類のピール」を ちょっと余分に作っておいたらバッチリ!十分に日持ちするのでとても経済的だしちょっと洒落てます。 そして、1月、2月は日本人にとっては大切な年の始まり、もちろん大事な行事も目白押し。 行事食の代表格である「おせち料理」も手作りでちょっと挑戦してみたい!大丈夫、ご心配なく。 田作り、数の子、紅白なます、栗きんとん、黒豆。とても本格的なものが作れちゃいます。
紹介されているのはどれもこれも美味しそうな冬の保存食・行事食。 漬物ってこんなに簡単に作れるの? 本格的なおせち料理って案外、私でも作れちゃうかも? ハードルをさげてくれる丁寧な濱田美里さんのガイドと藤田美菜子さんの可愛らしいイラスト! 今回も保存食ビギナーを優しく助けてくれるのです。 この冬は、親子で万全のポカポカ対策をして、新年を美味しく迎えられそうですね!
(富田直美 絵本ナビ編集部)
カラダをあたためる冬の野菜で保存食をつくろう! おせちや恵方巻きもあるよ。
寒さの中でじっくりとうまみを増した野菜や、さわやかな柑橘類で保存食を作りませんか。 冬は漬け物やみそなど、じっくり熟成させておいしくなる保存食を作れます。 まだかなと待つ幸せな時間を感じてください。
クリスマスのシュトーレン、お正月のおせち料理5種。節分の炒り豆や恵方巻きなど。 行事の由来と行事食の作り方ものっています。
主な保存食・行事食 べったら漬け 白菜漬け ゆずジャム きんかんのシロップ煮 いくらのしょうゆ漬け 鮭フレーク 柑橘類のピール みそ シュトーレン おせち料理(田作り 数の子 紅白なます 栗きんとん 黒豆) 恵方巻き 炒り豆など
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