親しみやすく、でもちょっぴりシュールな展開が一度読んだらクセになる「にゃんこちゃん えほん」シリーズ。色鮮やかな表紙に浮かび上がる、にっこり笑ったにゃんこの顔。なんて可愛いのでしょう。 でもこのにゃんこたち、お行儀が悪かったり、いやがらせをしてみたり、いやいやばっかりだったり。なんだか、見覚えるのある困ったちゃんたちの様です。
3作目に登場するのは、いじめっこにゃんこ。 弱い子ばかりをいじめるなんて、わんぱくが過ぎます。 だけど、ぶるのおじさんは、にゃんこの味方。 いじめた子のおかあさんから叱られたって、おじさんがいるから怖くありません。 でも本当に、そんなワガママ放題していられるのかな?
君平さんによる切り絵は、わんぱくにゃんこの行動を躍動感たっぷりに描き出します。 いじわるな顔も、泣きべそも、そして反省している顔も!? 子どもたちの身近な話を楽しみながら、子どもたちは色々なことを自分で学んでいくはずですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
幼児向け教育絵本<にゃんこちゃんえほん>全4巻シリーズが、待望の復刊!
おかあさんにまとわりついてばっかりだったり、とってもおぎょうぎが悪かったり、おふろが嫌いだったり、おともだちへちょっかいばっかりかけたがったり…。まるで人間の子どものようなわんぱくこねこが、色鮮やかな切り絵で跳ねまわります。 楽しく読み進めるうちに、お子様が自分でいろいろと学んでいける、教育絵本の傑作です。
にゃんこちゃんシリーズ3冊目 にげにげ にゃんこ☆
なにからにげるのかなぁと思ったら
自分のやったことから逃げていた!!
なんと、いじめっこ!!
弱い子いじめるのはだめだよ、にげにげにゃんこ!!
悪いことをしたら、自分が責任をとること。
すべてのことは自分に返ってくる。
いいことも、悪いことも。
この本はある程度大きくなった小学生とかにも
ぴったりだとおもう。
知恵がついてくると、逃げたり、人のせいにしたり
うそついたり、人にかばってもらおうとしたりすること増えると思う。
それは大人も一緒。
なすりつけない、知らないふりしない。
娘にはちゃんといいか悪いか自分で考えられて
責任ある行動がちゃんととれる子に
育って行ってほしいなぁと思います。 (ふんわりうさぎさん 30代・ママ 女の子1歳)
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