<サプサリ>とは韓国固有の犬。ユニークで親しみのある風貌からは想像もできないほど勇敢で、主人のためには命も惜しまない忠誠心を持っているといわれています。 このお話は、真っ暗闇の国のために、このサプサリが火をもらいに行くお話です。東には太陽の火を守る<青龍>、西には月の光を守る<白虎>がいます。 サプサリは思い切って太陽にかぶりつき、月にかぶりつきますが、太陽は熱く、月は冷たく、サプサリの体はボロボロになってしまいます。 はたして、サプサリは無事に火をとってこられるのでしょうか。『こいぬのうんち』(平凡社)のチョン・スンガクが神話的世界を駆け巡るサプサリを幻想的に描き出した秀作です。
サプサリとは韓国固有の「貴紳みつける狗」のことだと知りました。
くらやみのくにの王は 「だれか 火を もってきてくれさいすれば・・・・」
その時、火のいぬが なのりでて北へと
なんと 太陽にとびかかっていったのです!
この 迫力のすごさに驚きます!
絵もすばらしい! 絵巻物を見ているようです 狗の迫力は マネのできないもののように思えます
このお話の サプサリは 闘うときには決して逃がさない勇敢さを持っていると言われています
また どんな環境にもよく耐え抜く忍耐力や いちど情けをかけてくれた主人のためには命も惜しまない忠実さを持っていると言われ 人々に愛される狗になったと言われています。(すごいな〜)
玄武・朱雀・青龍・白虎 四神が現れその迫力も見応えのあるのです(韓国の歴史も学ばないと分からないな〜と思いました)
狗は月にもかぶりつき凍り付くのですが、 不思議なひかりをはなつのです(この狗の顔がすごいのです)
王の元にたどり着くと狗のぶきみなひかりにおそれを抱きがけの下へ落とすのです(ああ〜 かわいそうに・・・・)
狗の忠信を信じてやればと思いました・・・(あとから火の狗よと叫ぶのですが・・・・あとのまつりです)
しかし とおく うみのうえに まぶしい 太陽がうかんでいたのです
「ああ、太陽だ。 あかるいくにだ!」
火の狗の目から なみだが ながれおちました
狗は ひとびとに あいされるいぬ になったのです
こう結ばれていますが
なんとも言えない気持ちになりました・・・・
狗のすごさ 忠信さに
なかなか難しいお話ですが すばらしい絵が 生き生きとしていて
すばらしい絵本でした! (にぎりすしさん 50代・その他の方 )
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