お父さんを迎えに、男の子とお母さんと一緒に夜道を歩いていきます。男の子のあとを静かについてくるのは、大きくてまんまるなお月さま。「おつきさま、ぼくんちに あそびにこない?」男の子がぐっすり眠るころ、お月さまは男の子の願いどおり、そおっと遊びにやって来ます。絵本を読んだ子どもたちは、自分のところにもお月さまが遊びにきてくれることを、楽しみに待つことでしょう。
私は余白が多いのより無い絵本が好きなので、フルイラストのこの絵本が個人的に好き。大体お月様って赤ちゃんが認識するのは難しいと思います。だって寝ているもん。寝かしつけでたまに、窓に見えたら見せる程度・・・。1,2歳でも意識して夜に見せないとおつきさまって何だろうって思っていると思う。
この本はファンタジーではなく、現実的におつきさまってこんな感じで身近にあるよって書いてある。子供の頃になんでおつきさまって後をついてくるんだろうって思っていた頃があった。
この絵本はその不思議を子供とお母さんが面白く話にしている。
構図とかも素晴らしいと思う。
(鉄人の母さん 40代・ママ 男の子3歳、 )
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