むかし、金持ちの兄さんイワンと貧乏の弟イワンがいました。腹ぺこの7人の子どもをかかえた弟イワンは、ある日兄さんに食べ物をもらいにいきましたが、せっかくの小麦粉をいじわるな風がふきとばしてしまい…。「イメージの魔術師」と呼ばれた絵本作家、エロール・ル・カインが描く、ロシア民話をベースにした昔懐かしい“物語”。1980年に出版された未邦訳作品、待望の刊行。
ロシア民話で二人の兄弟のイワン どうして兄弟なのに こんなに違うの?
金持ちと貧乏 ずるがしこい兄さんおひとよしの弟イワンには
7人も子どもがいるのに・・・・・
お話の展開がおもしろい
兄さんから借りた小麦粉が 風のとばされて・・・・子どもに食べさせられないと 怒って追いかけ 風から魔法のテーブルかけをもらいます
これで一安心と思いきや 兄さんにだまされてテーブルかけを取られる
このおひとよしのイワン またまた 子どもはひもじく・・・・ 兄さんに借りたゼリーを太陽がとかし 追いかけて もらった 金貨の出るヤギ またまた兄さんにだまされて・・・・ やっぱりおひとよし
もっと しっかりしてと言いたくなりますね
でも 風や太陽を追いかけるところは すごい迫力なんです!
三度目は 冬じいさんからもらった まほうのふくろ
このふくろの大男の言うことは 正しい
イワンに 兄さんはよくばりだ いいかげんにめをさませ!
でなけりゃ またまた だまされる!
欲張り兄さんに「弟のものは 弟のもの テーブルかけを返せ!
金貨を出すヤギを 弟のかえせ!」
大男の言葉にスッキリしました
それにしても 兄弟でこんなにいがみ合うのはダメですね
弟イワンや子どもたちは まるまる太って 幸せにくらしたということですが 幸せとは?考えさせられました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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