大海原で暮らすウミガメが、夏の夜、日本の海岸にやって来る。静岡県・御前崎を舞台に、太古から続くいのちをつなぐ不思議ないとなみと、それを見守り続ける海辺の人びとを、写真物語で伝える。
海辺にあがるウミガメの産卵とその成長を見守る静岡県御前崎市のお話です。
野生のウミガメが産卵することも多くあるかもしれませんが、人間が保護していかなければ、生態を守れなくなりつつある存在。
本で見るだけでも勉強になるかもしれませんが、実際に卵を見て、幼いウミガメを見て知ることの出来る子供達にとっては、得難い体験となっているでしょう。
地球に生きる人間が、自然環境を守り、他の生き物達と共存する努力をする。
その責任の果たし方を垣間見ることの出来る一冊となっています。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子7歳)
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