おじいさんと孫娘おはなの茶店に、りっぱなお侍がやってきましたが、何だか様子がおかしくて・・・。 鼻がツン、ひげがピン、耳がピョコン、とうとう最後はしっぽまで!岡山県の民話。
12場面です。作者の荒木慎司さんの作品は初めて読むので、調べてみたら、CGクリエイター・装画装丁家・絵本作家だそうです。
おはなしの展開がとても可愛らしいです。
1場面だけ見ると、さも怖いお侍さんがなにか悪いことをして、皆を困らせるのかと思っていたら、
このお侍さんはキツネが化けていて……。という、ユニークなストーリー展開でした。
演出で、「少しづつ線のところまで抜く」シーンがあるのですが、ここはキツネの正体がだんだんわかってくるところなので、抜きに十分気を付けて演じると、とても面白くなりそうです。一番の見せ場じゃないでしょうか。
小学校低学年くらいのお子さんたちにお薦めします。 (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子19歳)
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