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講談社青い鳥文庫 ポレポレ日記(1) いざ、流星学園へ!

講談社青い鳥文庫 ポレポレ日記(1) いざ、流星学園へ!

  • 児童書
作: 倉橋 燿子
絵: 堀泉 インコ
出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!

税込価格: ¥682

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作品情報

発行日: 2015年08月08日
ISBN: 9784062855129

出版社のおすすめ年齢:高学年〜

出版社からの紹介

ときどき、自分のことが、わからなくなる。たとえば、みんなと笑い転げながら、ふっと、作り笑いしている自分に気づいたとき。相手によって、態度がころころかわっていたり、強気でいたかと思うと、すぐに弱気になったり……。こんなわたしでいいのかな? いつか、ほんとの自分がわかるのかな?――わたし、朝比奈柚は、ダンス部と蓮先輩にあこがれて、流星学園中学校に入学したの。同じクラスの葵ちゃんは、意志が強くてカッコイイ。桃ちゃんは、笑顔がかわいくて、だれとでも仲良くできちゃうコ。自信がないのは、わたしだけ? でもね! ダンス部で、チーム・ギャラクシーに選ばれるようにがんばるよっ! 友情、恋、部活、すべてはこれから。柚の中学校生活スタート!

ベストレビュー

LINEを使った今ドキの子ども達事情が分かる!

ほんとの自分ってなんだろう?
ほんとの友だちってなんだろう?

冒頭のストレートな疑問に、一気に心がうばわれてしまった。
中学生になりたての主人公ユズちゃんの心のつぶやきが
丁寧に描かれている作品で、一気に読んでしまいました。

友だちや好きな人に対して、ユズちゃんの揺れる心や行動は、
自分の中学時代とピッタリ重なって、とても面白く懐かしい
気持ちになりました。
なにしろ、”リアル”な心情がすばらしい!!

今の仕事場での人間関係でも、あの頃のように
友だちとの関係に一喜一憂していることがわかって、
自分自身に、ものすごく参考になって感動しました。

本来、この本は姪っ子の誕生日プレゼントにと思って、買ったもの。
他の本のサイトでのクチコミを読んで、面白そうだったので、
購入しました。絵本ナビのお母様たちにも、ぜひ読んでほしいです!

というのは、今の小中学生の気持ちがよ〜〜く理解できるからです。
小中学生の娘さんがいるお母さんが読んだら、
きっと親子でいろんな話ができるようになるのではと思います。

今の時代、よくLINEでの事件を耳にしますが、
子ども達の間で、こんなふうにLINEがイジメを助長してしまう
材料になっていることもよく理解できました。
携帯電話もなかった頃の私の時代と何がちがうかと言えば、
やっていることはさほど変わっているわけではないけれど、
いつでも連絡できたり、たやすく悪口を言えてしまう手段が
あるということは、それだけ子どもたちに余計な煩わしさを
生んでしまっているのだなとも思いました。

友だちとのこと、恋のこと、どうしたらいいのかな?って、
ふと疑問に思ったことのヒントが、たくさん散りばめられているので、
ぜひ小中、高校生にも読んでほしいです。

もうすぐ40歳に近い私自身の気持ちまで、
しっかりと掴んでしまう倉橋燿子さんの本は本当にすばらしいと思う。
きっと、年齢関係なく、人として生きていく中で、
だれもが思っていることだからなのでしょうね。
この本を一人でも多くの人が読んだら、きっとイジメもなくなるし、
自分の夢を見つけられる人も大勢出てくると思いました!
(ri−coさん 30代・その他の方 )

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