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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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ぜったい くだものっこ

ぜったい くだものっこ

  • 児童書
作: たかどの ほうこ
絵: つちだ のぶこ
出版社: フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,100

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2015年10月21日
ISBN: 9784577043318

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
22×16cm 80P

この作品が含まれるテーマ

みどころ

「くだものっこ」って何? みなさんは何だかわかりますか?
それはね、果物屋さんのかたすみにある学童保育の名前。
ネコのタマが先生で、果物の子どもたち……リンゴ、バナナ、ナシ、モモ、イチゴなどの子たちがあつまる場所だったんです!

お話が3つ入った幼年童話。まずは表題作「ぜったい『くだものっこ』―のまき」から。
じつはこのお話の舞台「青田くだもの店」の近所には、野菜の子たちの学童クラブ「やおやっこクラブ」もあるらしく、ここが「ベジタブルクラブ」に名前を変更したのだとか!?
「くだものっこ」も英語にしてかっこいい名前にしたらどう?という話題でもりあがりますが……。
結局、結論は「ぜったい、く・だ・も・のっこ!」
いちばん小さなイチゴのイッちゃんのひと声で決まりです。

個性豊かな果物の子たちは、さすが物語の名手たかどのほうこさん。そしてつちだのぶこさんの描く「くだものっこ」たちの可愛らしさといったら!
わくわくしちゃう小さな出来事がにぎやかに詰まっています。
わが家で読み聞かせてみると「わたし、ナシナちゃんがいい!」「ええとねえ、イッちゃん、ううん、リンちゃんがいいー!」と大盛り上がり。
バナナのバナくん、ミカンのミカボンたち男の子も大活躍です。

ほかにお話は「おいもでわいわい―のまき」「くだものっこがっしょうだん―のまき」の全3話。
カラフルな挿絵がいっぱいの絵童話なので、1話ずつの読み聞かせにも、小学校低学年の1人読みにもぴったりです。
「くだものっこ」の世界をのぞいてみてくださいね。

(大和田佳世  絵本ナビライター)

出版社からの紹介

青田くだもの店の奥にある小さな部屋。そこは、くだものの子どもたちが放課後を過ごす学童クラブでした。りんご、バナナ、洋梨…、 色とりどりで個性豊かなくだもの元気な日常を描く愉快な物語。

ベストレビュー

いいですね。

「つんつくせんせいシリーズ」「まあちゃんシリーズ」をはじめ、たかどのほうこさん作のたくさんの絵本を読んできましたが、どれも我が子は大好きでした。
こちらの本は、一人読みができるようになった年長さんや小学校1年生にぴったりな1冊に思います。
擬人化されたくだものたちも愉快ですね。
(まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)

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