喝采を浴びるドキュメンタリー映画が小説に
わずか9人の小学校に3頭の子牛がやってきた。当時3年生だった少女が子牛の世話をしながら誓ったこと、それは「牛のお医者さん」になること。まっすぐに夢を追い、ひたむきに頑張り続ける清らかな少女の感動実録。
主人公の少女の成長に26年間密着した同名ドキュメンタリー映画は、全国各地で絶賛され、名だたる賞を総なめにしてきた感動大作です。 本書はそんな話題作を完全ノベライズ。新たに独自の取材を加えて、獣医師となった主人公が歩んできた長く険しい道のり、そして未来へと続く道を丁寧に描いていきます。 家族、友人、教師、そして四季折々の厳しくも優しい自然に育まれた少女は、いかに命と向き合いながら夢を叶え、さらなる夢を追い続けているのか。 命とは、夢とは、そして家族の絆とは? 子どもたちが生きるうえで知っておかなければならない大切なことが、この物語には全部詰まっています。
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