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
図書館の<児童読書相談コーナー>で アルバイトをしているわたしのもとには、 なぜか、不思議な話が集まってくる。
「天使の本か悪魔の本か」「美術館の少女」「アリスのうさぎ」「白い着物」の四編からなる斉藤洋の奇譚集。

この作家さんの作品は面白いものが多いので、こちらの本も読みました。
図書館でアルバイトをすることになって、児童書コーナーに配属された青年が、聞くことになった、4つのお話が載っています。
どれも、普通の生活では、経験しないような、不思議なお話ばかりです。
二つ目の、絵の上手な小学生の男の子のお話は、ロマンティックで
さみしくて、一番好きです。
表題でもある、アリスのウサギは、小動物の苦しみを感じて、悲しいものでした。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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