ひだまりの森に、春と秋、1年に2回、花を咲かせるふしぎな桜の木がありました。そこには、ヤマネのきょうだいがすんでいました。ある日、目を覚ますと、外は嵐で大変なことになっていました。ヤマネのすみかである桜の木は倒され、いかだのように流されていきます。
ふだんなら、皆から怖がられる存在であるオオカミも、ノウサギとともに流れゆく桜のいかだに飛び乗りました。リスやキツネ、アライグマたちも、次々に飛び乗りました。
嵐が過ぎ去ったあと、そこには息を引き取った桜の木が横たわっていました。桜は、枝を切ってそれを地面に植えれば、新しい木を増やすことができます。森に詳しいキツツキのじっちゃんは、そのことを生き残った動物たちに話し、みんなは枝を地面に植え始めました。桜の子どもの枝は、野原にきれいに植えられて、1本の道のようになりました。ヤマネたちが朝起きたところ、そこには……。
心があたたかくなるお話。
新刊コーナーで見っけ!
黒井さんの表紙がなんとも魅力的!!
かわい〜いヤマネと桜がきれいです
おねえちゃんとおとうとのヤマネで
仲良しのようです
桜の木のうろで、ぐっすり寝ていたらー
大変!!
自然災害が続いている今
ありえないことではないように思ってしまいます
ヤマネ姉弟は、桜の木の声で
助かります
他の動物たちの様子
特に、おおかみとうさぎの様子が
とても気になり
心配になり
でも、安心します
3・11で被害のあった
岩手県陸前高田での
はなみずきの並木道プロジェクトを
思い浮かべました
こころやさしいヤマネ達に負けないように
人間も頑張らないと!!
桜の木の声が本当に聞こえてきそうです (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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