きょうはいい天気です。くろくまくんはいもほりにやってきました。 「うんとこ こらしょ どっこい どっこい」 「うんとこ こらしょ やっとこ やっとこ」 くろくまくんのおいもはなかなか抜けません。 りすさんたちにも手伝ってもらって、「やっとこ どっこい!」 スポーンと大きな音がして、大きなおいもが抜けました。 あらら、地面にできた大きな穴に、りすのちびちゃんが落ちちゃった! みんなでさがしにいくと、そこには恐竜が住む地下の世界があって・・・。 いもほりを経験した子も、これからの子も、みんながわくわくするいもほり絵本。
いもほりに来たくろくまくん。
「うんとこ こらしょ」引っ張りますが、大きなお芋はなかなか抜けません…と、ここまでは、芋掘りの定番シーン。
ここから先のお話の展開に「お!?」「次はどうなる?」と引き込まれました。ところどころに、ユーモラスな描写がちりばめられて、笑ってしまいます。最後は、意外な結末に嬉しくなりました。
芋掘りの季節には、必ず読みたい絵本の1冊になりました。 (こはこはくさん 50代・ママ 男の子13歳)
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